#author("2021-03-23T07:32:37+09:00","","")
#author("2024-10-22T10:47:12+09:00","","")
*シールド・セイバー [#qd249f47]

|シールド・セイバー(自分のシールドがブレイクされる時、かわりにこのクリーチャーを破壊してもよい)|

[[置換効果]]の一種。

これを持つ[[クリーチャー]]は、[[ブレイク]]される[[シールド]]1枚の身代わりとなって[[破壊]]させることができる。

[[DM-30]]で登場し、そこそこの数がいる。
[[DM-30]]で登場し、そこそこの数がいる。[[光]]に多いが他の文明でも度々登場している。

|斬雪妖精バケット・バケット C 自然文明 (5)|
|クリーチャー:スノーフェアリー/サムライ 1000|
|シールド・セイバー(自分のシールドがブレイクされる時、かわりにこのクリーチャーを破壊してもよい)|
|このクリーチャーが破壊された時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。 |

要は[[シールド]]に対する[[セイバー]]のような[[能力]]。自らを犠牲にして[[シールド]]1枚の[[ブレイク]]を防ぐことができる。

基本的に守りを固めるならば[[ブロッカー]]で事足りることが多いが、[[ブロックされない]][[クリーチャー]]の[[攻撃]]を防げる点は[[ブロッカー]]よりも勝っている。また、[[ブロッカー]]が存在しない[[火]]と[[自然]]には貴重な[[能力]]と言える。

**シールド・セイバーのルール [#n719e9ae]
-[[置換効果]]なので、[[《グランドクロス・カタストロフィー》]]を[[クロス]]していたり、[[《天光の精霊ミハイル》]]が場にいても、この[[能力]]を使えば[[破壊]]される。

-[[《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》]]に関する裁定変更により、[[破壊されない]]クリーチャーにこの能力を与えても置換が実行されず、シールドを守れなくなった。
--裁定変更前は、例えばシールド・セイバー持ちのクリーチャーに[[《神の裏技ゴッド・ウォール》]]を使うことで、一切シールドをブレイクできなくさせることが可能だった。

-防げるのは[[ブレイク]]のみなので、[[《冥府の覇者ガジラビュート》]]や[[《偽りの星夜 ブラック・オブ・ライオネル》]]のような[[シールド焼却]]を防ぐ事はできない。
--同様に、[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]のような、[[ブレイク]]を介さずにシールドを手札に加えさせる能力にも無力。

-[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]や[[《天革の騎皇士 ミラクルスター》]]等の「シールドをブレイクする時、かわりに〜」と[[ブレイク置換効果]]を発生させる[[クリーチャー]]に対しても使用することができない。これは、[[置換効果]]は2つ以上適用できず、[[アクティブ・プレイヤー]]側の処理の方が優先されるからである。
-[[プレイヤー]]の指定や、「攻撃する時」などといった条件はない。[[効果]]によるブレイクや、自分のクリーチャーによるブレイクも阻止可能。

-相手の、[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]や[[《天革の騎皇士 ミラクルスター》]]等の「シールドをブレイクする時、かわりに〜」と[[ブレイク置換効果]]を発生させる[[クリーチャー]]に対しても使用することができない。これは、[[置換効果]]は2つ以上適用できず、[[ターン・プレイヤー]]側の処理の方が優先されるからである。

-[[W・ブレイカー]]の[[クリーチャー]]に[[ブレイク]]される時、相手が2つシールドを選ぶ。そのうちの1枚目をシールド・セイバーによって[[シールド]]を守った場合、もうひとつのシールドのみ[[ブレイク]]され、シールド・セイバーしたシールドはその[[攻撃]]クリーチャーでは''ブレイクできない''。
つまりシールドが1枚だけの状態でシールド・セイバーを使った場合、その攻撃ではシールドはブレイクされないことになる。&br;これはかつての[[ワールド・ブレイカー]]や[[G・ブレイカー]]のみに対応していた処理と同じ。
--かつては、[[W・ブレイカー]]の[[クリーチャー]]に[[ブレイク]]される時、[[ブレイク]]1枚目をシールド・セイバーによって[[シールド]]を守っても、[[ブレイク]]2枚目で同じ[[シールド]]を選ぶことでそのシールドを[[ブレイク]]することができた。&br;[[ワールド・ブレイカー]]や[[G・ブレイカー]]のみ、現在の処理と同じ処理をしていた。
//--以前は[[ワールド・ブレイカー]]に対して[[pig]]持ちでもない限り、[[セイバー]]するのは無駄になってしまっていた。しかし何故か[[G・ブレイカー]]だけには有効だった。

-[[シールド]]が[[ブレイク]]されるということは[[ブロック]]はしていないので、相手[[プレイヤー]]を[[攻撃]]して[[ブロック]]されなかった時に誘発する[[能力]]([[《妖魔賢者メルカプ》]]など)は普通に誘発する。

**その他 [#k4395e48]
-同弾で登場した[[城]]や、[[DM-28]]の[[シールド・フォース]]などとも[[シナジー]]を形成する。[[シールド]]の活用がテーマの1つである[[戦国編]]らしい[[能力]]である。

-[[DM-07]]と[[DM-08]]で登場した[[《光封樹》]]や[[《光器ナスターシャ》]]の能力を[[キーワード能力]]にしたもの。

-[[DM-30]]の[[シールド・セイバー]][[クリーチャー]]は、同弾に収録された専用の[[城]]を守っていることになっている。

- [[DMR-17]]でも[[革命軍]]側の[[能力]]として[[サイクル]]が登場したが、[[シールド]]が減ってこその[[能力]]である[[革命]]とはあまり噛み合っていない。対になる[[侵略者]]の[[ビートダウン]]から守るという意味で[[革命軍]]側なのだろうか。&br;その後[[DMR-19]]ではシールドを減らす能力を持ったシールド・セイバー[[クリーチャー]]が登場している。これらのカードを見るに[[革命]]2との組み合わせを意識して[[革命軍]]側にこの能力を与えられた事が伺える。[[革命]]0との相性は相変わらず悪いのだが。
- [[DMR-17]]でも[[革命軍]]側の[[能力]]として[[サイクル]]が登場したが、[[シールド]]が減ってこその[[能力]]である[[革命]]とはあまり噛み合っていない。対になる[[侵略者]]の[[ビートダウン]]から守るという意味で[[革命軍]]側なのだろうか。&br;その後[[DMR-19]]ではシールドを減らす能力を持ったシールド・セイバー[[クリーチャー]]が登場している。これらのカードを見るに[[革命]]2との組み合わせを意識して[[革命軍]]側にこの能力を与えられた事が窺える。[[革命]]0との相性は相変わらず悪いのだが。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#nfbbf1a5]
[[セイバー]]と同じく、この[[キーワード能力]]は登場しないが類似した効果で登場している。[[強制]]なのは共通しているが、発動条件はまちまち。

|斬雪妖精バケット・バケット UC 自然文明 (5)|
|クリーチャー:スノーフェアリー/サムライ 3000|
|自分の要塞化されたシールドがシールドゾーンを離れる時、かわりにこのクリーチャーを破壊する。|
|破壊された時、相手のクリーチャー1体をマナゾーンに置く。 |

|神座の伝道師バーニアン C 光文明 (3)|
|クリーチャー:バーサーカー 1000|
|ホーリー・フィールド|
|HF−バトルゾーンに出た時、カードを1枚引く。|
|自分のシールドがシールドゾーンを離れる時、かわりにこのクリーチャーを破壊する。|

最初に実装された[[DM-30]]出身の[[《斬雪妖精バケット・バケット》]]と[[《天雷王機シルバー卿》]]はブレイク以外でも守れるようになり、[[要塞化]]されたシールドのみという条件も追加されていた。

その後の[[《神座の伝道師バーニアン》]]や[[《宇宙刃 ニケ》]]ではこの条件は取り払われている。

|暗黒鎧 ヘルミッション UC 闇文明 (3)|
|クリーチャー:ダーク・ナイトメア/革命軍 1000|
|革命2:自分のシールドが2つ以下なら、 自分のシールドがブレイクされる時、かわりにこのクリーチャーを破壊する。|
|バトルゾーンを離れた時、相手のアンタップしているクリーチャー1体を破壊する。|

|H・コフーグ UC 水文明 (3)|
|クリーチャー:サイバー・ウイルス海/革命軍 2000|
|革命2:自分のシールドが2つ以下なら、 自分のシールドがブレイクされる時、かわりにこのクリーチャーを破壊する。|
|バトルゾーンを離れた時、相手のクリーチャー1体を手札に戻してもよい。|

|成長目 ギョウ C 自然文明 (4)|
|クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン/革命軍 4000|
|バトルゾーンに出た時、自分のシールド1つをマナゾーンに置く。|
|革命2:自分のシールドが2つ以下なら、 自分のシールドがブレイクされる時、かわりにこのクリーチャーを破壊する。|

後に実装された一部のカードは[[革命]]2の接頭語が加えられて登場した。
//[[《暗黒鎧 ヘルミッション》]]と[[《H・コフーグ》]]の後から[[《成長目 ギョウ》]]も登場
[[《暗黒鎧 ヘルミッション》]]に注目すると[[《夢幻大帝ネロ・ソムニス》]]と組み合わせた際「自分のシールドがシールドゾーンを離れる時」だとアンチシナジーになることを避けるためか「自分のシールドがブレイクされる時」となっている。《H・コフーグ》もTCGの同[[サイクル]]という縁でそちらと同じになったと考えられる。

いずれにも言える難点として、デュエプレの傾向に従って強制化されている点が痛い。TCGでならセイバーを使わずに手札補充や[[S・トリガー]]頼みをするような盤面でも勝手に破壊されてしまうため、相手からすれば処理は容易である。

-「革命2」によるデュエプレ版シールド・セイバーは、シールドが5つある状態の[[Q・ブレイカー]]などで革命が達成される場合、置き換えは発生しない。
//2024/03/31
なのでまずは相手のシールドが3つ残るように調整してブレイクし、そこからT・ブレイクで一気に割り切ってしまえばシールド・セイバー&その破壊に誘発した相手獣除去を使わせないようにできる。

**参考 [#ze29b7cf]
-[[用語集]]
-[[シールド]]
-[[セイバー]]
-[[《斬雪妖精バケット・バケット》]]
----
公式Q&A
>Q.[[《超越の使い 蒼転》]]のP能力の「破壊されない」を使われた状態のクリーチャーを置換効果で「かわりに破壊する」ことになった場合どうなりますか?
A.「破壊されない」は「破壊されるかわりにとどまる」と違い、そのクリーチャーに関する事実であるので、どのような置換効果によっても破壊されることはありません。ですので、たとえば''シールド・セイバー''を持つクリーチャーにこの能力を適用した場合、好きなだけシールドを守ることが可能です。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31655]]

>Q.[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン GS》]]で攻撃し、相手のシールドをブレイクする時、相手の「シールド・セイバー」のような「自分のシールドがブレイクされる時」の能力は使えますか?
A.いいえ、使えません。[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン GS》]]の能力はブレイクを置換しているため、シールドのブレイクを条件としている「シールド・セイバー」の「自分のシールドがブレイクされる時」の効果を解決できません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39513]]

&tag(用語集,能力,キーワード能力,シールド・セイバー,シールド,セイバー);
>Q.[[《超越の使い 蒼転》]]のP能力の「破壊されない」を使われた状態のクリーチャーを置換効果で「かわりに破壊する」ことはできますか?
A.いいえ、できません。「破壊されない」や「離れない」効果を与えられているクリーチャーを破壊して「シールド・セイバー」のようなかわりに破壊する置換効果を使用することはできません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40294]]

#region2(削除されたQ&A){{
>Q.''《超越の使い 蒼転》''のP能力の「破壊されない」を使われた状態のクリーチャーを置換効果で「かわりに破壊する」ことになった場合どうなりますか?
A.「破壊されない」は「破壊されるかわりにとどまる」と違い、そのクリーチャーに関する事実であるので、どのような置換効果によっても破壊されることはありません。ですので、たとえばシールド・セイバーを持つクリーチャーにこの能力を適用した場合、好きなだけシールドを守ることが可能です。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31655]](2021年9月25日削除)
}}


&tag(用語集,能力,キーワード能力,セイバー,シールド・セイバー,シールド,ブレイクされる時,ブレイク置換効果,置換効果,擬似シールド・セイバー (デュエプレ));