#author("2023-02-11T17:45:09+09:00","","")
#author("2024-06-26T20:34:37+09:00","","")
*《&ruby(だいゆうしゃ){大勇者};「&ruby(チェーン・ストーム){鎖風車};」》 [#n08b8e01]

|大勇者「鎖風車」 R 自然文明 (4)|
|進化クリーチャー:ビーストフォーク 6000|
|進化−自分のビーストフォーク1体の上に置く。|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンでタップされているカードをすべて自分の手札に戻す。|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''|

[[DM-10]]で登場した[[進化]][[ビーストフォーク]]。

大胆な[[マナ回収]][[能力]]を持つ中型[[W・ブレイカー]]。

普通に使えば自分の[[マナ]]を最低4枚は減らしてしまい、[[自殺行為>スーサイド]]となる。
丁度4[[マナ]]たまった所で出すと[[マナゾーン]]が[[リセット]]されてしまうので、純粋な[[アタッカー]]としての運用は難しい。

しかし、[[マナブースト]][[能力]]を持つ軽量[[ビーストフォーク]]達は[[進化元]]になるので抜群に相性が良く、[[《青銅の鎧》]]などで意図せず[[マナゾーン]]に落ちた[[カード]]を[[回収]]したり、終盤に余ってしまった[[マナ]]を無駄なく活用できる。
これは[[【マナソース】]]など、[[自然]]を使う[[【クリーチャーコントロール】]]では重要な戦略の一つとなっている。

[[W・ブレイカー]]も持っており、自身の打点が十分に高いのもポイント。
なお、この[[クリーチャー]]を[[ターン]]の初めに[[召喚]]した場合、その[[ターン]]だけに限れば使用可能な残り[[マナ]]数は減らないので、[[進化速攻]]で[[トドメ>ダイレクトアタック]]を刺すときは[[デメリット]]は気にならない。

やや融通が利かないが、ある種[[自然]]版の[[《ミスティック・クリエーション》]]と考えて使うと良いだろう。過剰な[[マナブースト]]を行う[[デッキ]]でこそ輝く[[カード]]である。

-[[極神編環境]]では[[【オットー&ドッコイ】]]に使われた。
**他のカード・デッキとの相性 [#gf3e9ddb]
-[[ビッグマナ]]に到達してから[[マナ回収]]する[[進化クリーチャー]]という点から、[[究極進化]]とも相性がいい。比較対象は[[山札]]から[[サーチ]]できる、同じ[[進化]][[ビーストフォーク]]の[[《大勇者「銀河の誘発」》]]あたりか。

-上述の通り非常に癖の強い[[カード]]だったが、[[カードプール]]の増加に伴い[[【緑単ループ】]][[デッキ]]での採用が増え始めた。[[《S級原始 サンマッド》]]の[[バトルゾーン]]の[[クリーチャー]]を[[マナ送り]]にする[[効果]]と、この[[クリーチャー]]の大量[[マナ回収]][[効果]]を組み合わせる事で、[[バトルゾーン]]と[[マナゾーン]]にある[[カード]]を自由自在に行き来させることを可能とする。
--ちなみに、[[進化元]]として用いられる[[カード]]は[[ビーストフォーク號]]の[[《原始 サンナップ》]]が多い。
-普通に使う分には4枚の[[回収]]でも十分すぎるくらいだが、他の[[カード]]を出した後に[[召喚]]すれば、その分だけ[[回収]]して[[手札]]を増やせる。それを利用して[[【フォーミュラエクストラウィン】]]のギミックに組み込んでみるのも面白いかもしれない。

-[[《フェアリー・ギフト》]]などの[[コスト軽減]]と組み合わせれば、[[回収]]する枚数を調節できる。
--上述の[[【緑単ループ】]]では、[[《神秘の集う遺跡 エウル=ブッカ》]]([[《遺跡類神秘目 レジル=エウル=ブッカ》]])の[[コスト軽減]]([[任意]][[効果]])を利用して、[[回収]]する[[カード]]枚数を調節するというテクニックも使われている。
-後に[[DMR-05]]で同じく4[[コスト]][[パワー]]6000の[[《諸肌の桜吹雪》]]が登場したが、前述の通りこの[[クリーチャー]]の真価は[[マナ回収]]にあるため、そちらとは全く使い道が異なる。

-元々は[[【緑単ループ】]]が原因で[[殿堂入り]]した[[《蛇手の親分ゴエモンキー!》]]の[[リペア]]策として注目された[[カード]]。一度場を展開させてしまえば、[[《ベイB ジャック》]]によって[[マナ]]は確保できてしまうので、仮に[[マナゾーン]]が空になってしまっても[[メインステップ]]の継続に窮することはなくなる、というのが当初の着眼点だった。
-- これを踏まえて、2017年7月8日より[[殿堂入り]]が決定。[[進化クリーチャー]]としても[[《S級原始 サンマッド》]]と同時で9例目の[[殿堂入り]]。クリエイターズ・レターvol.18続編では[[ループ]][[デッキ]]をテーマとした告知がなされており、その文面からは[[デュエマ]]の対戦ゲームとして性質を損なうループを規制する意味での殿堂改訂であったことが窺える。
---このカードが登場から殿堂入りまでに要した期間は13年1か月。後に[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]が14年8か月という記録を樹立するまで史上最長であった。
**環境において [#idf0cf29]
[[極神編環境]]では[[【オットー&ドッコイ】]]に使われた。

-[[ビッグマナ]]に到達してから[[マナ回収]]する[[進化クリーチャー]]という点から、[[究極進化]]とも相性がいい。比較対象は[[山札]]から[[サーチ]]できる、同じ[[進化]][[ビーストフォーク]]の[[《大勇者「銀河の誘発」》]]あたりか。
上述の通り非常に癖の強い[[カード]]だったが、[[カードプール]]の増加に伴い[[【緑単ループ】]][[デッキ]]での採用が増え始めた。[[《S級原始 サンマッド》]]の[[バトルゾーン]]の[[クリーチャー]]を[[マナ送り]]にする[[効果]]と、この[[クリーチャー]]の大量[[マナ回収]][[効果]]を組み合わせる事で、[[バトルゾーン]]と[[マナゾーン]]にある[[カード]]を自由自在に行き来させることを可能とする。
-ちなみに、[[進化元]]として用いられる[[カード]]は[[ビーストフォーク號]]の[[《原始 サンナップ》]]が多かった。次点で[[《龍覇 マリニャン》]]辺りか。

-普通に使う分には4枚の[[回収]]でも十分すぎるくらいだが、他の[[カード]]を出した後に[[召喚]]すれば、その分だけ[[回収]]して[[手札]]を増やせる。それを利用して[[【フォーミュラエクストラウィン】]]のギミックに組み込んでみるのも面白いかもしれない。
[[コスト軽減]]と組み合わせれば、[[回収]]する枚数を調節できる。[[【緑単ループ】]]では、[[《神秘の集う遺跡 エウル=ブッカ》]]([[《遺跡類神秘目 レジル=エウル=ブッカ》]])の[[コスト軽減]]([[任意]][[効果]])を利用して、[[回収]]する[[カード]]枚数を調節するというテクニックも使われている。

-後に[[DMR-05]]で同じく4[[コスト]][[パワー]]6000の[[《諸肌の桜吹雪》]]が登場したが、前述の通りこの[[クリーチャー]]の真価は[[マナ回収]]にあるため、そちらとは全く使い道が異なる。
[[回収]]とうまく付き合えば[[打点]]としても利用価値があり、[[《獣軍隊 ヤドック》]]込みでの[[ワンショット]]に使うケースも十分あった。

-集めにくい大型弾の[[レア]]という立ち位置かつ、未[[再録]]のまま長期間[[絶版]]となっており、長らく入手が困難であった。&br;のちに[[DMX-22]]で12年半越しの[[再録]]を果たした。以前よりかは入手しやすくなったが、いかんせん収録数の多い弾なのでやはり入手には結構骨が折れる。
元々は[[【緑単ループ】]]が原因で[[殿堂入り]]した[[《蛇手の親分ゴエモンキー!》]]の[[リペア]]策として注目された[[カード]]。一度場を展開させてしまえば、[[《ベイB ジャック》]]によって[[マナ]]は確保できてしまうので、仮に[[マナゾーン]]が空になってしまっても[[メインステップ]]の継続に窮することはなくなる、というのが当初の着眼点だった。

これを踏まえて、2017年7月8日より[[殿堂入り]]が決定。[[進化クリーチャー]]としても[[《S級原始 サンマッド》]]と同時で9例目の[[殿堂入り]]。クリエイターズ・レターvol.18続編では[[ループ]][[デッキ]]をテーマとした告知がなされており、その文面からは[[デュエマ]]の対戦ゲームとして性質を損なうループを規制する意味での殿堂改訂であったことが窺える。

//元々[[《ベイB ジャック》]]ありきのスペックで[[《ベイB ジャック》]]の[[プレミアム殿堂]]指定後は明らかに[[殿堂入り]][[カード]]に相応しい実力が無くなっていたが、今のところ殿堂解除されていない。今後のカード開発の障害になる、[[【緑単ループ】]]での活躍が問題視されていた、というのが主な理由であろう。
ちなみに同時に殿堂入りした[[《アラゴト・ムスビ》]][[《S級原始 サンマッド》]]に比べるといささか疑惑の殿堂入りである。「[[DMGP-4th>公認グランプリ]]」での最高成績は[[《フィーバー・ナッツ》]]型が3位に対し、《「鎖風車」》型はベスト16。また、各地の[[CS>チャンピオンシップ]]では6月時点で[[《フィーバー・ナッツ》]]型がすでに主流になっており、[[《原始 サンナップ》]]入りでも《「鎖風車」》は[[殿堂入り]]前から[[1枚積み]]で使っているプレイヤーもいた。
[[《ベイB ジャック》]]の[[プレミアム殿堂]]後はさらに過剰警戒の感が強まったが、カード開発の障害になるためなのか今のところ[[殿堂解除]]されていない。

**その他 [#k92796ef]
-[[カードイラスト]]を見る限り翼を持っており、その身体的特徴は[[フェザーノイド]]にも当てはまる。そちらが登場するまでは、巨鳥も[[ビーストフォーク]]という扱いだったことが分かるだろう。なお、同じことは[[《黄金の翼》]]にも言える。
--仮に[[種族]]が[[フェザーノイド]]であれば[[進化元]]に困ったため、[[殿堂入り]]に指定されることはおそらくなかっただろう。

-このカードが登場から殿堂入りまでに要した期間は13年1か月。後に[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]が14年8か月という記録を樹立するまで史上最長であった。

-集めにくい大型弾の[[レア]]という立ち位置かつ、未[[再録]]のまま長期間[[絶版]]となっており、長らく入手が困難であった。&br;のちに[[DMX-22]]で12年半越しの[[再録]]を果たした。以前よりかは入手しやすくなったが、いかんせん収録数の多い弾なのでやはり入手には結構骨が折れる。

**関連カード [#pd28f7fd]
-[[《マッチョ <鎖風車.Star>》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#hdbb2520]
-[[DM-10]]&br;'''大地と共に激怒する!'''
-[[DMX-22]]&br;'''[[超ブラック・ボックス・パック>DMX-22]]のウワサ:[[進化元]]が[[プレイヤー]][[自身のカード>《「我」の極 エゴイスト》]]があるらしい!?'''


**収録セット [#mf7ae1e7]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Yarunoca]]
--[[DM-10 「聖拳編(エターナル・アームズ) 第1弾」>DM-10]](32/110)
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」>DMX-22]](17a/59)

**参考 [#m626c2b8]
-[[殿堂入り]]
-[[ビーストフォーク]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[タップ]]
-[[マナ回収]]

&tag(進化クリーチャー,クリーチャー,自然文明,緑単,単色,コスト4,ビーストフォーク,パワー6000,進化,進化:ビーストフォーク,ビーストフォークサポート,W・ブレイカー,cip,マナ回収,殿堂入り,R,レア,Yarunoca);
-[[殿堂入り]]

&tag(進化クリーチャー,クリーチャー,自然文明,緑単,単色,コスト4,ビーストフォーク,パワー6000,進化,進化:ビーストフォーク,ビーストフォークサポート,W・ブレイカー,cip,マナ回収,・,殿堂入り,R,レア,Yarunoca);