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#author("2022-10-08T23:31:28+09:00","","")
#author("2023-12-20T10:27:38+09:00","","")
*《&ruby(どるげ){怒流牙}; &ruby(サルトビ・ジャイアント){佐助の超人};》 [#w66e4a4e]
|怒流牙 佐助の超人 P(UC) 水/自然文明 (4)|
|クリーチャー:ジャイアント/アースイーター/シノビ 3000|
|ニンジャ・ストライク5|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引き、その後、自分の手札を1枚捨てる。その後、カードを1枚、自分の墓地からマナゾーンに置く。|
[[DMBD-02]]で登場した[[水]]/[[自然]]の[[ジャイアント]]/[[アースイーター]]/[[シノビ]]。
[[cip]]で[[カード]]を1枚引き自分の[[手札]]を1枚捨て[[墓地]]からカードを1枚[[マナゾーン]]に置ける能力と[[ニンジャ・ストライク]]5を持つ。
単体のスペックとしてはそこそこ軽量の[[ジャイアント]]/[[アースイーター]]といったところ。2マナの[[ブースト]]から繋げることで手札を整えつつマナも伸ばせるが、それだけでは[[《フェアリー・シャワー》]]に1歩劣る。
このカードの強みは、[[ニンジャ・ストライク]]5を持っていることであり、単体では防御手段にはなりえなえないが、他のカードと組み合わせることで、強力な[[効果]]が発揮できる。
旧式[[マッドネス]]の[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]の組み合わせは有名どころ。このクリーチャーの手札を捨てる[[効果]]で、《バイケン》を[[バトルゾーン]]に繰り出すことで、相手のターン中にカウンターとして[[バウンス]]が行える。[[アンブロッカブル]]や[[攻撃先を変更できない>変更できない]]能力を持ったクリーチャーにも即座に対処できるため、その防御力はとても高い。
また、[[ニンジャ・ストライク]]全般に言えることだが、[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]などの[[ブロッカー]]を付与する[[カード]]とコンボすることで、即席の[[ブロッカー]]として役割も果たせる。このクリーチャーの場合、パワー3000なので[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]や[[《異端流し オニカマス》]]との[[バトル]]では一方的に勝てる。
[[《電脳鎧冑アナリス》]]からは2→4と繋がる上に、《アナリス》自身が墓地からマナに埋めるためのカードにもなり、結果として[[《リロード・チャージャー》]]と同様のことができる上に1打点のクリーチャーが1体残る。そのため、[[【ドギラゴン剣】]]から《リロード・チャージャー》の枚数を減らしてこちらを空いた枠に入れるプレイヤーもいる。
[[ディスカード]]した[[呪文]]を[[《龍装艦 チェンジザ》>《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]で[[唱える]]のも強力。この[[クリーチャー]]の[[素出し>手打ち]]と[[サイクロン]][[呪文]]と組み合わせればさらに強力さが増し、もし[[《龍装艦 チェンジザ》>《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]2体存在下で[[《シャドーウェーブ・サイクロン》]]を連打できればゲームエンド級の打撃が相手に加わるだろう。
**環境において [#v299c436]
登場するなりそれまで[[環境]]とは無縁となっていた[[【シノビドルゲーザ】]]を[[地雷]]の地位まで押し上げた。[[新章デュエル・マスターズ環境]]に[[【デュエランドエクストラウィン】]]が進出した要因ともなっていた。また、多色であることを活かして[[【5色ジョリー】]]や[[【5色ドギラゴン剣】]]にも投入された。
[[双極篇環境]]では[[【青黒緑シャコガイル】]]や[[【チェンジザダンテ】]]での活躍がメインであった。[[【デ・スザーク】]]対面では相手の[[《堕魔 ドゥポイズ》]]の[[選ばせ除去]]を受けてくれる人柱的な役割も果たした。
[[超天篇環境]]では[[【チェンジザダンテ】]]に引き続き[[【チェンジザドンジャングル】]]で使用された。
極端な例では[[【ジョット・ガン・ジョラゴン】]]における[[ジョラゴン・ビッグ1]]発動要員として採用されることまであった。
ところが2019年7月1日の[[殿堂レギュレーション]]改訂で[[《“轟轟轟”ブランド》]]が殿堂入りに指定されると、メタを張る相手である[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]が消滅した。さらに[[DMBD-10]]で[[《SSS級天災 デッドダムド》]]が登場すると、[[《ドンジャングルS7》]]による防御が信頼しきれなくなった。それらのことから[[【チェンジザドンジャングル】]]は環境から姿を消し、引いてはこのカードの出番も奪われるに至った。その後は[[【青赤緑ミッツァイル】>【ミッツァイル】#r9a585b1]]や[[【4色ドッカンデイヤー】>【ドッカンデイヤー】#dokkan4c]]で稀に2→4→6の動きを取るために使われるにとどまった。
[[DMBD-15]]期に[[【青黒緑シャコガイル】]]の使用率が回復すると、このカードも需要をある程度取り戻した。
**その他 [#k81be904]
-[[《電脳鎧冑アナリス》]]と共に[[青緑]]というデッキカラーを大幅にパワーアップさせたカード。長らく環境とは無縁だった多くのデッキタイプが十分なカードパワーを手に入れるに至った。
--盤面に直接触れる事のできるタイプの[[シノビ]]ではないが、やはり多くの[[殿堂入り]]カードを輩出したシステムだけあってそのカードパワーは強烈。もっとも、このカードは素出しをメインに運用される事が多いが。
---結果的に増える[[アドバンテージ]]量やどこからどの[[ゾーン]]へ置くかには違いがあれど、基本[[スペック]]は[[《天災 デドダム》]]の先駆けとも言える。
-[[【チェンジザダンテ】]]は[[【デ・スザーク】]]との対面で[[《フェアリー・シャワー》]]よりも優先してこちらを[[プレイ]]する必要がある。[[《フェアリー・シャワー》]]と異なり[[クリーチャー]]が残ることで[[《堕魔 ドゥポイズ》]]の避雷針が生まれるからである。
-名前は[[ジャイアント]]の命名ルールに則っているが、この[[カード]]の[[種族]]は[[ジャイアント]]と[[アースイーター]]の複合である。逆に、[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]は他[[DMBD-02]]に収録された[[ジャイアント]]/[[アースイーター]]と同じく「真田十勇士」を名前に含んでいるが、[[アースイーター]]は持ち合わせていない。よって、これらの2体の間に名前の誤植があった可能性がある。
--このカードと相性のよい[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]の「斬(霧)隠」と《サイゾウミスト》の「ミスト」やその元ネタ「霧隠才蔵」の「霧(斬)隠」と名前からも組み合わせて使うデザインとなることが、この説を強めている。
-イラストでは上半身が[[ジャイアント]]、下半身が[[アースイーター]]と[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]の流れを継承した外見をしている。
-名前の由来は「&ruby(さなだ){真田};&ruby(じゅうゆうし){十勇士};」に登場する架空の忍者「&ruby(さるとび){猿飛};&ruby(さすけ){佐助};」。
-デュエプレでは、漢字表記の《怒流牙 佐助の超人(サルトビ・ジャイアント)》から[[《怒流牙 サルトビ》]]になって登場した。別カードではあるが、効果はかなり《佐助の超人》に寄せられている。
**関連カード [#i252bda5]
-[[《怒流牙 サルトビ》]]
-[[《怒流牙 サルトビ》]]([[ゲームオリジナルカード]])
-[[《裏斬の取引 パルサー》]]
**[[フレーバーテキスト]] [#e52d5ddf]
-[[DMBD-02]]&br;'''[[超銀河弾>《超銀河弾 HELL》]]を前にしてさえも、世界を滅ぼす力の[[超銀河剣>《超銀河剣 THE FINAL》]]を使うことを戸惑う[[シデン・ギャラクシー>《超聖竜シデン・ギャラクシー》]]。だが[[ドルゲユキムラ>《終の怒流牙 ドルゲユキムラ》]]は世界を守ると約束し、その力を使うよう告げた。'''
-[[DMEX-12]]&br;'''我ら、怒流牙とともに戦ったあの[[ユリカマ>《忍者妖精ユリカマ》]]というシノビ……よく考えると、どの流派にも所属していないようだが……。 ー怒流牙 佐助の超人'''
**収録セット [#ef8dd3f7]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Bun Toujo]]
--[[DMBD-02 「クロニクル・レガシー・デッキ 風雲!! 怒流牙忍法帖」>DMBD-02]](8/16)
--[[DMEX-12 「最強戦略‼︎ドラリンパック」>DMEX-12]](79/110)
--[[DM23-RP3 「アビス・レボリューション 第3弾 魔覇革命」>DM23-RP3]](T7/T10)(TF7/TF10)
-illus.[[Taro Yamazaki]]
--[[DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」>DMEX-06]](50/98)
**参考 [#m653eab8]
-[[ジャイアント]]
-[[アースイーター]]
-[[シノビ]]
-[[ニンジャ・ストライク]]
-[[手札交換]]
-[[マナブースト]]
----
[[公式Q&A]]
-2つ目の能力について
>Q.カードを捨てたとき、置き換え効果などによって墓地のカードがなくなった場合、''《怒流牙 佐助の超人》''の墓地からマナゾーンにカードを置く効果はどうなりますか?
A.何も起こりません。デュエル・マスターズの原則では、やれることをすべてやるので、やれないことはやろうとは試みますが結果として失敗することになります。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31584]](2019.7.2)
>Q.自分のマナゾーンに水のカードが6枚あり、自分の[[《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]がバトルゾーンにいる状況です。相手のクリーチャーが攻撃した時、自分は''《怒流牙 佐助の超人》''を「ニンジャストライク」能力で召喚して、「出た時」の能力で手札から[[《英雄奥義 スパイラル・ハリケーン》]]を捨て、墓地から水のカードをマナゾーンに置きました。[[《龍装艦 チェンジザ》>《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]の「捨てた時」の能力で[[《英雄奥義 スパイラル・ハリケーン》]]を唱えますが、この[[《英雄奥義 スパイラル・ハリケーン》]]は「マナ武装7」能力を解決して、相手のクリーチャーすべてを手札に戻せますか?&br;類似例:[[《闘魂混成 エンペラー・アクターシャ》]]
A.はい、[[《英雄奥義 スパイラル・ハリケーン》]]の「マナ武装7」能力を解決して、すべての相手クリーチャーを手札に戻します。捨てた時点ではマナゾーンに水のカードが6枚しかなくても、解決の時点で7枚になったので「マナ武装7」能力で唱えます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39344]](2021.2.5)
#region2(類似裁定(2021.8.6)){{{
>Q.自分のマナゾーンに合計5枚のカードがあり、そのうち2枚が水のカードという状況です。&br;相手が自分を攻撃した時、自分は''《怒流牙 佐助の超人》''を「ニンジャ・ストライク」で召喚し、「出た時」の能力で[[《疾封怒闘 キューブリック》]]を捨てて、その[[《疾封怒闘 キューブリック》]]を墓地からマナゾーンに置きました。この[[《疾封怒闘 キューブリック》]]の「どこからでも墓地に置かれた時」の能力はトリガーしますか?
A.はい、トリガーします。捨てた時点ではマナゾーンに水のカードが2枚しかなかったとしても、能力はトリガーします。&br;この場合、解決の時点で[[《疾封怒闘 キューブリック》]]を含めてマナゾーンに水のカードが3枚あるので、クリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻せます。
#region2((総合ルール 603.4)){{
:603.4. |誘発型能力が条件を持つ場合、その能力の解決の時点で条件を満たしていれば、効果が解決されます。誘発した時点で条件を満たしているかどうかは問いません。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31584]]
}}}
>Q.自分の''《怒流牙 佐助の超人》''の「出た時」の能力で[[《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》]]を捨てて、その後マナゾーンに置きました。この「墓地に置かれた時」の能力は、解決できますか?
A.はい、解決できます。呪文能力にある誘発型能力も、墓地に置いた時点でトリガーし、解決します。
#region2((総合ルール 603.2)){{
:603.2. |誘発型能力は、誘発条件を満たすたび自動的に誘発します。誘発した効果は一度待機状態となり、解決を待ちます。
::603.2a |ステップの開始時に、「はじめに」誘発する能力がすべて誘発します。
::603.2b |誘発型能力は、その誘発条件を満たすたびに一度だけ誘発します。しかし、そのイベントが複数の出来事を含んでいる場合、複数回誘発することもあり得ます。&br;例: 「いずれかのクリーチャーが破壊されるたび」という誘発条件の能力を持つクリーチャーがいるときに、複数のクリーチャーが同時に破壊された場合、その能力は破壊されたクリーチャーと同じ数だけ誘発します。
::603.2c |「になる」という語を用いている誘発イベントは、その示されたイベントが発生したときにのみ誘発します。元々その状態であった場合に誘発することはなく、その状態であり続ける間は再び誘発することはありません。同様に、カードがその状態でそのゾーンに入った場合にも誘発しません。&br;例: クリーチャーが「タップ状態になった」ときに誘発する能力は、バトルゾーンにあるクリーチャーがアンタップ状態からタップ状態になった時にのみ誘発します。
::603.2d |能力は、その誘発イベントが実際に発生したときにのみ誘発します。置換されて行われなかったイベントによって誘発することはありません。&br;例: クリーチャーが墓地に置かれることによって誘発する能力は、クリーチャーを墓地に置く代わりに他のゾーンに置いた場合には誘発しません。
::603.2e |誘発型能力の中には使用宣言が必要なものがあります。「ニンジャ・ストライク」や「革命チェンジ」、「無月の門」など、非公開ゾーンで誘発する誘発型能力は、すべて使用宣言が必要な誘発型能力です。これらの能力は、墓地やマナゾーンなど、公開ゾーンから使用する場合にも、使用宣言を行う必要があります。
::603.2f |誘発型能力の使用宣言は、カードの使用宣言とは異なります。誘発型能力の使用宣言とは、その誘発型能力を持つカードの持ち主であるプレイヤーだけがその能力の誘発を確認できる状況において(手札にある場合など)、そのプレイヤーがそのカードを見せて宣言することです。宣言されてはじめてその誘発型能力が誘発します。これは 603.2 の例外です。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39410]](2021.2.19)
#region2(類似裁定(2021.8.6)){{{
>Q.自分のマナゾーンに合計5枚のカードがあり、そのうち2枚が水のカードという状況です。&br;相手が自分を攻撃した時、自分は''《怒流牙 佐助の超人》''を「ニンジャ・ストライク」で召喚し、「出た時」の能力で[[《疾封怒闘 キューブリック》]]を捨てて、その[[《疾封怒闘 キューブリック》]]を墓地からマナゾーンに置きました。この[[《疾封怒闘 キューブリック》]]の「どこからでも墓地に置かれた時」の能力はトリガーしますか?
A.はい、トリガーします。捨てた時点ではマナゾーンに水のカードが2枚しかなかったとしても、能力はトリガーします。&br;この場合、解決の時点で[[《疾封怒闘 キューブリック》]]を含めてマナゾーンに水のカードが3枚あるので、クリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻せます。
#region2((総合ルール 603.4)){{
:603.4. |誘発型能力が条件を持つ場合、その能力の解決の時点で条件を満たしていれば、効果が解決されます。誘発した時点で条件を満たしているかどうかは問いません。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40025]]
}}}
>Q.自分の[[《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]がバトルゾーンにいる状況で、自分は''《怒流牙 佐助の超人》''をバトルゾーンに出し、「出た時」の能力で[[《フェアリー・ライフ》]]を捨て、そのままその[[《フェアリー・ライフ》]]をマナゾーンに置きました。&br;[[《フェアリー・ライフ》]]がこのターン中はじめて手札から捨てたカードだったのですが、[[《龍装艦 チェンジザ》>《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]の能力で、マナゾーンに置いた[[《フェアリー・ライフ》]]を唱えられますか?&br;類似例:[[《闘魂混成 エンペラー・アクターシャ》]]
A.いいえ、唱えられません。この能力を解決する時に、捨てた呪文が墓地になければ唱えられません。&br;なお、その後、同ターン中に別のコスト5以下の呪文を捨てたとしても、[[《龍装艦 チェンジザ》>《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]の能力はトリガーしません。
#region2((総合ルール 400.8)){{
:400.8. |複数のゾーンにまたがって効果が処理される時、対象が途中で効果指定外のゾーンに移動した場合はそれ以上処理を行いません。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40031]](2021.8.6)
&tag(クリーチャー,水文明,自然文明,青緑,2色,多色,コスト4,ジャイアント,アースイーター,シノビ,パワー3000,ニンジャ・ストライク,ニンジャ・ストライク5,cip,手札交換,マナブースト,・,P,レアリティなし,UC,アンコモン,Bun Toujo,Taro Yamazaki);