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#author("2020-12-03T07:19:52+09:00","","")
#author("2024-09-01T20:20:27+09:00","","")
*《&ruby(だんえいりゅう){断影龍}; ユスティーツァ》 [#w952c889]
|断影龍 ユスティーツァ SR 光/闇文明 (8)|
|クリーチャー:メカ・デル・ソル・ドラゴン/月光王国 13500|
|T・ブレイカー|
|自分のドラゴンがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体破壊する。|
|相手のクリーチャーが破壊された時、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとしてシールドゾーンに置いてもよい。|
|''T・ブレイカー''|
|自分のドラゴンが出た時、相手のクリーチャーを1体破壊する。|
|相手のクリーチャーが破壊された時、自分の山札の上から1枚目をシールド化してもよい。|
[[DMRP-16]]で登場した[[光]]/[[闇]]の[[メカ・デル・ソル・ドラゴン]]/[[月光王国]]。
自身を含む自分の[[ドラゴン]]を[[バトルゾーン]]に出すたびに相手[[クリーチャー]]を1体[[破壊]]し、そして相手の[[クリーチャー]]が[[破壊]]されるたびに[[シールド追加]]を[[任意]]で行うという、[[シナジー]]を形成した2つの能力を持つ。
自身を含む自分の[[ドラゴン]]を[[バトルゾーン]]に出す度相手[[クリーチャー]]を1体[[破壊]]し、相手の[[クリーチャー]]が[[破壊]]されるたびに[[シールド追加]]を[[任意]]で行うという、[[シナジー]]した2つの[[能力]]を持つ。
自身を出すだけでも、1体破壊と1枚シールド追加が行えるが、これだけでは現環境の8コストに相応しくない仕事ぶりなので、ドラゴンの展開に特化したデッキに投入すべきスペックだろう。
ドラゴンの展開に特化したデッキに投入させたいスペックだろう。
真っ先に思いつくのは、[[【連ドラグナー】]]か[[【5色ジャックポット・エントリー】]]あたりか。[[【8軸ガチロボ】]]も強力なドラゴンが沢山いるため、すんなり入るだろう。
従来の[[【連ドラ】]]とも好相性。特に[[《ミステリー・キューブ》]]型においては[[防御札]]としての採用も見込める。
[[除去]]と[[シールド追加]]が行える[[ドラゴン]]としては[[《煌龍 サッヴァーク》]]の壁が厚い。
あちらと違い[[シールド追加]]が[[バトルゾーン]]に出てすぐ行える点、[[攻撃]]可能な点が長所となる。
[[《轟牙忍 ハヤブサリュウ》]]や[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]、[[《裏斬隠蒼頭龍 バジリスク》]]といった[[コスト踏み倒し]][[能力]]を自前で持つ[[ドラゴン]]と相性が良い。それらを駆使すれば生半可な数のクリーチャーによる[[1ショットキル]]を防げるだろう。そういったカードを積極利用する[[【5色フェアリー・ミラクル】]]とも[[シナジー]]があると言える。
この効果は自身も対象かつ重複するため、2体出せば、その時点から「[[ドラゴン]]が出る度2体[[確定除去]]して4枚[[シールド追加]]」という鉄壁の布陣を敷く事ができる。
**環境において [#u023d743]
発売前は[[《ヘブンズ・ゲート》]]と[[《ドラゴンズ・サイン》]]に対応していない重さが懸念されていたが、[[《襲来、鬼札王国!》]]などの別の踏み倒し手段があったこともあり、[[ドラゴン]]軸の[[ビッグマナ]]に採用された。
[[十王篇環境]]終盤には[[【5色蒼龍】]]のカウンター要員として採用されるケースもあった。
しかし、後に[[スピードアタッカー]]と[[呪文ロック]]をも備えた[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]が登場し、[[【5色蒼龍】]]や[[【5色ザーディクリカ】]]における[[差別化]]を迫られる事となる。
こちらのメリットとしては、多色クリーチャーも破壊できる点や、継続的に破壊と[[シールド追加]]ができる点が挙げられる。
[[DMRP-18]]期には、[[《地封龍 ギャイア》]]対策としてマナの伸びるあらゆるデッキタイプに《ユスティーツァ》を入れることが流行した。
[[「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力]]ではないテキストなので、相手が[[《地封龍 ギャイア》]]を出していても[[着地置換効果]]を受けないで出すことができ、さらに[[cip]]のタイミングでの単体除去に加え、任意のシールド追加も使うことができる。[[除去]]と[[シールド追加]]が行える[[ドラゴン]]である[[《煌龍 サッヴァーク》]]との差別化も、その微妙なテキストの差による対《ギャイア》性能が決め手となった。
しかし、2021年8月下旬の[[アドバンス]][[環境]]となると《ギャイア》対策としてより[[汎用性]]の高い[[《SSS級天災 デッドダムド》]]に立場を譲るようになった。
**他のカード・デッキとの相性 [#t7ec12a3]
-[[光]]の非[[進化]][[ドラゴン]]だが、「[[ブロッカー]]」を持たず、[[コスト]]も7より大きいせいで、[[《ヘブンズ・ゲート》]]でも[[《ドラゴンズ・サイン》]]でも出すことができない。
その代わりに[[闇]]を含むため、各種[[リアニメイト]]戦術とは相性が良い。[[《襲来、鬼札王国!》]],[[《戒王の封》]],[[《灰燼と天門の儀式》]]は2コスト少なくこのクリーチャーを蘇生可能で、[[S・トリガー]]も付いている。
-[[《戒王の封》]]は[[スーパー・ボーナス]]で2体分の[[破壊]]を追加で放てるため、このクリーチャーの能力も併せて敵獣を3体纏めて除去しながらシールドを大量補充するという強烈なカウンターを狙える。
-[[《灰燼と天門の儀式》]]は[[効果バトル]]による除去&2枚目のシールド追加が狙える上、次のターンが回ってくるまで《ユスティーツァ》に[[ブロッカー]]を付与し攻撃を牽制できる。パワーも13500と何気に高いので、余程の大型でもない限り返り討ちにできる。
-[[《襲来、鬼札王国!》]]は墓地に《ユスティーツァ》がいない時では除去効果を選択でき、[[腐らない>腐る]]。[[鬼タイム]]状態では[[踏み倒しメタ]]などを[[除去]]した上でリアニメイトが可能。既に《ユスティーツァ》が居る場合でも鬼タイム発動中にコスト8以下のドラゴンを蘇生することで、最大2回の除去とシールド回復が可能となる。
-[[《蒼龍の大地》]]で出してしまうのもアリ。[[白黒]]であるため効果バトルは発生しないが、確定除去とシールド回復をそれぞれ1回ずつ行えるため、他の[[火]]や[[自然]]のクリーチャーにも引けを取らない活躍ができる。
-後に[[《光の兄妹 るる&ルシファー》]]の登場で[[《ヘブンズ・ゲート》]]から間接的に踏み倒せるようになった。これによりもはや評価を下げていた理由のほとんどが解消されたといえる。[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]らと並べることで活躍できるだろう。
**[[背景ストーリー>十王篇背景ストーリー]]での活躍 [#y14be74c]
[[ジャオウガ>《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]が[[月光王国]]に送り込んだ監視役。月に擬態することで月光王国を支配している。罪を感じた者を影に変え、塵と化す「断罪の光」が武器。
罪を収集することを好んでいて、[[《月と破壊と魔王と天使》]]の持つ二つの心のうち、天使の心に罪の意識を育てるために愛を奪い、[[チーム銀河]]への侵略を完了しなければ愛を取り戻せないと脅した。[[《月と破壊と魔王と天使》]]に[[チーム銀河]]への総攻撃を決断させた黒幕である。
[[《「正義帝」》]]に助けを求める[[《月と破壊と魔王と天使》]]だったが、《ユスティーツァ》が断罪の光を放ち、それを庇った[[《「正義帝」》]]は影に変わってしまう。
しかし、[[《月と破壊と魔王と天使》]]が告げた感謝の言葉によって罪の意識を振り払った[[《「正義帝」》]]が断罪の光を跳ね返し、《ユスティーツァ》に命中。最期は[[《「正義帝」》]]の渾身の一撃で倒された。
**その他 [#jea4a611]
-初の[[メカ・デル・ソル・ドラゴン]]。
--[[背景ストーリー]]では対[[ドラゴン]]兵器であった[[メカ・デル・ソル]]が、作中時間で10万年以上の時を経てついに''[[ドラゴン]]そのもの''と化してしまった。([[メカ・デル・ソル]]と[[ドラゴン]]の複合種族としては[[《天雷龍姫エリザベス》]]が初)
--[[背景ストーリー]]では対[[ドラゴン]]兵器であった[[メカ・デル・ソル]]が、作中時間で10万年以上の時を経てついに[[ドラゴン]]そのものと化してしまった。([[メカ・デル・ソル]]と[[ドラゴン]]の複合種族としては[[《天雷龍姫エリザベス》]]が初)
--対[[ドラゴン]]兵器でありながらドラゴン化するという矛盾点は、矛盾や二面性をテーマとする[[月光王国]]にはぴったりであろう。
--《ジャオウガ》が監視のために各王国に送り込んだドラゴンたちの一体だが、メカ・デル・ソル(太陽)でありながら「月光」王国に送り込まれたというのは意味ありげである。
-ユスティーツァ(iustitia)はローマ神話に登場する女神、「ユースティティア」をドイツ風に発音したラテン語で、「正義」を意味する言葉。英語の「justice」に当たる。
-ジャオウガが監視のために各王国に送り込んだドラゴンたちの一体だが、メカ・デル・ソル(太陽)でありながら月光王国に送り込まれたのはジャオウガの皮肉だろうか。
--ジャオウガが送り込んだ3体の龍のうち唯一、[[フレーバーテキスト]]で触れられている内容とカード名に直接の関係がない。「罪にまみれた愛」は「正義」の暗喩なのだろうか。
--[[DMRP-22]]版の[[フレーバーテキスト]]は、同じく「正義」を掲げる[[光文明]]の[[ドラゴン]]である[[《煌龍 サッヴァーク》]]や実際に対峙した[[《「正義帝」》]]を踏まえたものだろう。
**[[サイクル]] [#b0867b34]
[[DMRP-16]]で登場した[[ドラゴン]]化[[サイクル]]。
-[[《地封龍 ギャイア》]]
--[[《結晶龍 プロタゴニスト》]]
--[[《聖板龍 ジークシュトルツ》]]
--''《断影龍 ユスティーツァ》''
-[[《結晶龍 プロタゴニスト》]]
-[[《聖板龍 ジークシュトルツ》]]
-''《断影龍 ユスティーツァ》''
**関連カード [#b588ef8a]
-[[《滅印連結 ヴァルハルザーク》]]
**[[フレーバーテキスト]] [#df3ed4dd]
-[[DMRP-16]]&br;'''その[[龍>ドラゴン]]が奪いしは、罪にまみれた愛。'''
-[[DMRP-22]]&br;'''その龍もまた、正義の名を持つ者。傲慢は正義の影。'''
**収録セット [#zc38d7f0]
-illus.[[Sansyu]]
--[[DMRP-16 「十王篇 第4弾 百王×邪王 鬼レヴォリューション!!!」>DMRP-16]](S6/S11)
-illus.[[tessy]]
--[[DMRP-22 「王来MAX 最終弾 切札!マスターCRYMAX」>DMRP-22]](TR8/TR10)
**参考 [#e19849c2]
-[[メカ・デル・ソル・ドラゴン]]
-[[月光王国]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[ドラゴン]]
-[[cip]]
-[[破壊]]
-[[シールド追加]]
-[[裏向き]]
&tag(クリーチャー,光文明,闇文明,多色,コスト8,メカ・デル・ソル・ドラゴン,メカ・デル・ソル,ドラゴン,月光王国,パワー13500,パワーの最後の三桁が「500」,T・ブレイカー,ドラゴンサポート,cip付与,除去,確定除去,破壊,pig付与,シールド追加,SR,スーパーレア,Sansyu);
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[[公式Q&A]]
-2つ目の能力について
>Q.相手の[[《地封龍 ギャイア》]]がバトルゾーンにいる状況です。自分の''《断影龍 ユスティーツァ》''の「自分のドラゴンが出た時」の能力は、自身が出た時や、他のドラゴンが出た時にもトリガーしますか?
A.はい、トリガーします。[[《地封龍 ギャイア》]]の置換効果を適用してマナゾーンに置くクリーチャーは「このクリーチャーが(バトルゾーンに)出た時」でテキストが始まる能力を持つクリーチャーのみです。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41443]](2022.6.24)
>Q.相手の[[《ブラキオ龍樹》]]がバトルゾーンにいる状況です。自分の''《断影龍 ユスティーツァ》''の「自分のドラゴンが出た時」の能力は、自身が出た時や、他のドラゴン・クリーチャーが出た時にもトリガーしますか?
A.いいえ、トリガーしません。[[《ブラキオ龍樹》]]は「このクリーチャーが出た時」で始まる能力だけではなく、出ることによってトリガーする能力すべてをトリガーさせないためです。&br;なお、[[《ヴィオラの黒像》]]など、クリーチャーではないドラゴンが出た際には、''《断影龍 ユスティーツァ》''の能力はトリガーします。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41444]](2022.6.24)
&tag(クリーチャー,光文明,闇文明,白黒,2色,多色,コスト8,メカ・デル・ソル・ドラゴン,メカ・デル・ソル,メカ,ドラゴン,月光王国,パワー13500,パワーの最後の三桁が「500」,T・ブレイカー,ドラゴンサポート,cip付与,除去,単体除去,確定除去,破壊,単体破壊,pig付与 (相手),シールド追加,SR,スーパーレア,Sansyu,tessy,十王篇ブロック);