#author("2020-01-29T23:40:08+09:00","","")
#author("2024-04-11T11:00:57+09:00","","")
*【青黒GRハンデス】 [#xad816aa]

[[【青黒ハンデス超次元】]]の系譜をくみ、そちらをGR召喚に寄せたデッキタイプ。[[DMRP-10]]で[[《Wave All ウェイボール》]]、[[《Wave ウェイブ》]]、[[《知識と流転と時空の決断》]]を獲得して本格的に成立した。

|Wave ウェイブ P 水文明 (5)|
|クリーチャー:トリックス/ワンダフォース 5000|
|このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、コスト4以下の呪文を1枚、自分の墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。|
|各ターン、自分が1枚目の呪文を唱えた時、GR召喚する。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する)|

|知識と流転と時空の決断 SR 水文明 (4)|
|呪文|
|自分の墓地に呪文が4枚以上あり、この呪文が自分のシールドゾーンにあれば、この呪文に「S・トリガー」を与える。|
|次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)|
|►カードを1枚引く。|
|►GR召喚する。|
|►相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。|

**主要カード [#h4deb227]
|[[《Wave All ウェイボール》]]|[[GR]]戦術の要|
|[[《Wave ウェイブ》]]|~|
|[[《知識と流転と時空の決断》]]|除去、展開、ドローをこれ1枚で行う|
|[[《無修羅デジルムカデ》]]|[[タップイン]]を強要する[[フィニッシャー]]|

**候補カード [#a984b70b]
|[[《ゴースト・Re:タッチ》]]|[[G・ストライク]]版[[《ゴースト・タッチ》]]|
|[[《ゲオルグ・バーボシュタイン/ゴースト・タッチ》]]|定番初動ハンデス。[[1ショット>1ショットキル]]で勝ちに行くため[[生物>クリーチャー]]面が付いていることは大事|
|[[《傀儡将ボルギーズ/ジェニコの知らない世界》]]|~|
|[[《マインド・リセット》]]|[[《ウェイボール》>《Wave All ウェイボール》]]全盛環境に刺さる|
|[[《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]|[[コスト]]3以下の[[呪文]]2枚を[[墓地]]から[[唱える]]/軽量[[カード]]を[[ピーピングハンデス]]|
|[[《ブレイン・タッチ》]]|[[青]]と[[黒]]を含む[[デッキ]]で定番の[[キャントリップ]]付き[[ハンデス]]|
|[[《イグゾースト・II・フォー》]]|[[墓地]]の[[呪文]]を再利用し、呪文[[詠唱>唱える]]時に[[プリン効果]]|
|[[《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]※|呪文面のロックがメイン。クリーチャー面による[[全体除去]]も相手[[GR]]に当てることが時にある|
|[[《アクア・ベララー》]]|展開力を[[山札操作]]による[[ロック]]に変換するカード|
|[[《宇宙 タコンチュ》]]|[[水]]の[[クリーチャー]]を[[コマンド]]化|
|[[《S級宇宙 アダムスキー》]]|[[ライブラリアウト]]プランにおける[[フィニッシャー]]|
|[[《デモンズ・ライト》]]|[[除去]]と[[ドロー]]を同時に行う[[汎用性]]抜群の呪文|
|[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]|[[Dスイッチ]]で踏み倒せる呪文は[[【青黒ハンデス超次元】]]より小ぶりがちだが[[置きドロー]]が優秀|
|[[《テック団の波壊Go!》]]|[[青黒]]系の定番[[全体除去]]|
|[[《魔天降臨》]]※|フィニッシャー呪文|
|[[《斬罪 シ蔑ザンド》]]|[[除去]][[オーラ]]|
|[[《零星アステル》]]|2枚[[セルフハンデス]]する[[オーラ]]|

**超GRゾーン [#q9cfad22]
|[[《マグ・カジロ》]]|[[水]]の[[マナドライブ]]4による[[AT>アタックトリガー]]で[[水]]の[[コスト]]4以下の[[呪文]]を[[踏み倒し]]|
|[[《ポクタマたま》]]|[[GR召喚]]を連打すれば直に捲れるので、[[墓地利用メタ]]としてアテにできる|
|[[《C.A.P. アアルカイト》]]|基本は条件付き2[[打点]]として。1ターンを凌げる[[超天フィーバー]]の発動はあくまで余裕がある時に|
|[[《P.R.D. クラッケンバイン》]]|緩い条件で2打点に。終盤には3打点になる|
|[[《甲殻 TS-10》]]|ほぼ無条件でブロッカーになる|
|[[《シェイク・シャーク》]]|ほぼ無条件の[[cip]]で[[プリン効果>《勝利のプリンプリン》]]|
|[[《パス・オクタン》]]|[[《ウェイボール》>《Wave All ウェイボール》]]の風除けに|
|[[《モウドク 乙-一式》]]|緩い条件で[[《堕魔 ドゥシーザ》]]相当となる|

**双・超マーク2ブロック構築用のカード [#kd0f3f5f]
|[[《牙修羅バット/真血染める闇牙》]]|[[双・超2ブロ>双・超マーク2ブロック構築環境]]には[[《異端流し オニカマス》]]が存在しないので[[アドバンテージ]]を取りやすい|
|[[《撃髄医 スパイナー》]]|[[環境]]に多い[[ウィニー]]系統に刺さる|
|[[《改造治療院》]]|[[《ブレイン・タッチ》]]の使えない2ブロックでは[[手札]]の減らない[[ハンデス]]として重宝|
|[[《天地命動 バラギアラ/輪廻暴冥》]]|双・超2ブロでは事実上全ての[[踏み倒しメタ>コスト踏み倒しメタ]]を[[除去]]しながら[[リアニ>リアニメイト]]できる札として重宝|

**このデッキの回し方 [#rf55cae2]

***《Wave All ウェイボール》軸 [#j5ace33c]
基本は最初に[[《Wave All ウェイボール》]]を召喚し、[[ハンデス]]や[[除去]]で妨害しつつ[[ドロー]]で手札を整える。

打点が揃ったら[[《マグ・カジロ》]]による[[《「本日のラッキーナンバー!」》>《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]の[[踏み倒し]]で全体除去を封じつつ1ショットキルする。[[《無修羅デジルムカデ》]]による[[タップイン]]も役に立つが、デッキの枠の都合上[[オーラ]]は精々付いて2枚程度となるので相手を詰ませるのには不十分であり、1ターン足止めしたらすぐに殴りかかることが推奨される。

***《Wave ウェイブ》軸 [#fca4f5d1]
序盤は[[ハンデス]]と除去で相手の勢いを削ぎ、4マナ域から5マナ域のあたりで[[《イグゾースト・II・フォー》]]や[[《知識と流転と時空の決断》]]、[[《Wave ウェイブ》]]で一気に展開する。その後、《Wave All ウェイボール》軸と同じように1ショットキルする。

***共通事項 [#cdd3a579]
相手の手札を枯らせたら[[《アクア・ベララー》]]の[[山札操作]]で[[ロック]]するプランも遂行される場合がある。安全な勝ち筋としては[[GRクリーチャー]]を[[《宇宙 タコンチュ》]]でコマンド化し、[[《S級宇宙 アダムスキー》]]で[[ライブラリアウト]]させるというものが存在する。

**長所 [#t980322d]
[[ダイレクトアタック]]を目指す構築において、その実態は[[中速]][[ビートダウン]]と呼ぶべきものであり、早ければ5ターン目にはフィニッシュできる。ハンデス系統の弱みであるキルターンの遅さが[[《Wave All ウェイボール》]]や中量級[[カード]]の展開力によって払拭されている。
[[ダイレクトアタック]]を目指す構築において、その実態は[[中速ビートダウン]]と呼ぶべきものであり、早ければ5ターン目にはフィニッシュできる。ハンデス系統の弱みであるキルターンの遅さが[[《Wave All ウェイボール》]]や中量級[[カード]]の展開力によって払拭されている。

[[メインデッキ]]を[[打点]]要員で空費する必要が無いため、その分[[ハンデス]]や[[除去]]を積み込むことができる。テンポ良く相手を妨害することに関しては、前身となるデッキである[[【青黒ハンデス超次元】]]に引けを取らない。

**短所 [#qd723907]
言うまでもなく[[全体除去]]には弱い。ダラダラと打点を貯めているうちに[[《テック団の波壊Go!》]]で一掃されたら詰みに近い状況となる。3コストから4コストに優秀な[[GRクリーチャー]]が集中するため、[[《機術士ディール》>《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]もこのデッキに[[刺さる]]。

構築上当然だが、[[光]]の優秀な[[コスト踏み倒しメタ]]や[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]は採用されないので、長期戦はある意味では苦手。

[[《S級宇宙 アダムスキー》]]は[[《永遠の少女 ワカメチャ》]]を絶望的な[[メタカード>メタ]]とする。1ショットキルの開始時には相手が[[《永遠の少女 ワカメチャ》]]をデッキに搭載しているかを知っておく必要があり、もし持っていることを知ったらライブラリアウトをあきらめてダイレクトアタックを目指そう。そのために[[《アクア・ベララー》]]で山札を把握するのである。

**環境において [#e42d30c5]
確立からしばらくは環境中位から下位に属していたが、[[DMRP-11]]あたりから[[GRクリーチャー]]の天敵である[[《DROROOON・バックラスター》]]や[[ハンデス]]を相殺する[[《海底鬼面城》]]が増えたため環境から姿を消した。

一方[[双・超マーク2ブロック構築環境]]では[[《海底鬼面城》]]が存在しない上に[[赤白]]の[[GR]][[ビートダウン]]が勢いを見せているため、主流デッキの地位を守り抜いている。
一方[[双・超マーク2ブロック構築環境]]では[[《海底鬼面城》]]が存在しない上に[[赤白>白赤]]の[[GR]][[ビートダウン]]が勢いを見せているため、主流デッキの地位を守り抜いている。

2020年1月1日に妨害の要である[[《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]が殿堂入り。
2024年3月11日にはプレミアム殿堂となった。

**参考 [#bc45e9d8]
-[[デッキ集(一覧)]]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[青黒]]
-[[【青黒ハンデス超次元】]]
-[[《Wave All ウェイボール》]]
-[[《Wave ウェイブ》]]
-[[《知識と流転と時空の決断》]]