#author("2021-12-30T17:36:50+09:00","","")
#author("2024-06-05T17:17:24+09:00","","")
*【ギフトメイフライ】 [#y4265683]

[[《フェアリー・ギフト》]]を唱え、最速2[[ターン]]目に[[《クラウド・メイフライ》]]を[[召喚]]する[[コンボ]]。

もしくは、それを活用する[[速攻]][[デッキ]]。

|クラウド・メイフライ 自然文明 (4)|
|クリーチャー:ジャイアント・インセクト 2000+|
|自分のマナゾーンが全て自然のカードであれば、このクリーチャーのパワーは+4000され、「W・ブレイカー」を得、パワー5000以下のクリーチャーにブロックされない。|

|フェアリー・ギフト UC 自然文明 (1)|
|呪文|
|このターン、次に召喚するクリーチャー1体のコストを最大3少なくしてもよい。ただしコストは1より少なくならない。|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''|

[[《クラウド・メイフライ》]]を2[[ターン]]目に出せれば、相手は[[《スパイラル・ゲート》]]や[[《魂と記憶の盾》]]などの限られた手段でしか対処できない。そのため、この[[コンボ]]が決まるだけで一気に優位に立てることが多い。

[[《クラウド・メイフライ》]]の[[能力]]を発揮させるために[[緑単]]で組まれる。[[転生編]]で登場して以来、長らく代表的な[[【緑単速攻】]]の一種として知られている。

(ここでは[[《フェアリー・ギフト》]]+[[《クラウド・メイフライ》]]or[[《レベリオン・クワキリ》]]の事を「2ターン[[召喚]]」、[[《幻緑の双月》]]及びその[[同型再販]]→[[《クラウド・メイフライ》]]or[[《レベリオン・クワキリ》]]のことを「3ターン[[召喚]]」と表記する。)

**主要カード [#laec0496]
|[[《クラウド・メイフライ》]]|デッキの主軸|
|[[《フェアリー・ギフト》]]※|[[コスト軽減]]|

**クリーチャーの候補 [#db7d0117]
|[[《冒険妖精ポレゴン》]]|[[シールド]]を[[ブレイク]]すると[[手札]]に戻る|
|[[《スナイプ・モスキート》]]|[[攻撃]]する時に[[マナ回収]]|
|[[《幻緑の双月》]]|2[[コスト]][[ブースト]]ウィニー|
|[[《シビレアシダケ》]]|~|
|[[《大冒犬ヤッタルワン》]]|~|
|[[《一撃奪取 ケラサス》]]|[[コスト軽減]]|
|[[《式神シシマイ》]]|相手の[[S・トリガー獣]]を封印|
|[[《成長の面 ナム=アウェイキ》]]|[[マナ武装]]3で[[マナブースト]]|
|[[《青銅の面 ナム=ダエッド》]]|~|

|[[《レベリオン・クワキリ》]]|相手の[[手札]]に反応して[[パンプアップ]]|
|[[《クリムゾン・フォルミカ》]]|パワー7000の[[W・ブレイカー]]|
|[[《ホップステップ・バッタン》]]|[[ドリームメイト]]軸なら|
|[[《寝ボケまなこのたぬ吉さん》]]|パワー7000の[[W・ブレイカー]]、[[ドリームメイト]]軸なら|

**呪文の候補 [#fb83c776]
|[[《ビースト・チャージ》]]|[[シールド]]を[[ブレイク]]した数だけ[[サーチ]]|
|[[《トレジャー・マップ》]]|軽量[[サーチ]]|
|[[《野生設計図》]]|[[山札]]を3枚めくって[[マナコスト]]が違う[[クリーチャー]]を[[手札]]に|
|[[《古龍遺跡エウル=ブッカ》]]|[[S・トリガー]]。[[マナ武装]]5で2体[[マナ送り]]|

**このデッキの戦い方 [#m8401788]
1マナの[[《冒険妖精ポレゴン》]][[《スナイプ・モスキート》]]から順当にスタート。

そして最も重要な2ターン目、選択肢は大きく分けて2つある。
+[[《フェアリー・ギフト》]]+[[《クラウド・メイフライ》]]または[[《レベリオン・クワキリ》]]
+[[《幻緑の双月》]]及びその[[同型再販]]、または[[《一撃奪取 ケラサス》]](もしくは[[《フェアリー・ライフ》]])

1が最も早いパターンで対処されにくい。
ただし、2ターン目に1[[マナ]][[クリーチャー]]で殴った時に[[S・トリガー]]を踏むと[[《クラウド・メイフライ》]]が対処されてしまうので、場合によっては2の動きを取った方がいいこともある。

-[[先攻]]ならば2ターン目の相手の対抗策が[[《スパイラル・ゲート》]]くらいなので、積極的にこのパターンを狙った方がいいだろう。
-相手が[[《腐敗電脳メルニア》]]のような軽量[[スレイヤー]]を使ってくるならば敬遠すべきだが、使用率は高くないのでそこまで警戒する必要はない。
-[[【ジェスターソード】]]のような[[光]]系統の[[ブロッカー]][[デッキ]]ならば一気に有利になるので、躊躇せずに出してもよい。

2を選んだ場合は今後の展開が安定する。
-3ターン[[召喚]]が成功した後も、続けて引いた[[《クラウド・メイフライ》]]等を投げつけることが出来、畳み掛けることが出来る。
-相手が【青黒】系統でも、追加のクリーチャーを簡単に[[召喚]]することが出来るので戦いはまだ楽になる。
-マナを増やすことで、[[《スナイプ・モスキート》]]の起動、[[《冒険妖精ポレゴン》]]の[[召喚]]コストと軽量獣も腐ることなく戦力になる。
しかし、攻撃が1ターン遅くなるので、[[光]]系統の相手にはやや厳しくなる。

同系戦を考えた場合、[[【赤単速攻】]]や[[【青単速攻】]]相手に有効なのは3ターン[[召喚]]である。
[[【赤単速攻】]]:[[《ボルカニック・アロー》]]で除去されやすいし、軽量獣での数の勝負に持ち込めば1コスト2000の多いこちらが有利。
[[【青単速攻】]]:[[《スパイラル・ゲート》]]、[[《アクア・サーファー》]]と苦手な[[バウンス]]が多く、[[ブロッカー]]も小さいので無理に2ターン目に出す必要が無い。

**長所 [#p2c982fa]
[[マナブースト]]や[[コスト軽減]]で大きめの[[クリーチャー]]を運用できる。[[《クラウド・メイフライ》]]が使用できるので、軽量[[ブロッカー]]や[[《スーパー炎獄スクラッパー》]]のような[[火力]]を無力化できる。

手札補充がそこそこあり、[[《ビースト・チャージ》]][[《野生設計図》]][[《スナイプ・モスキート》]]と、変則的であるとはいえ次々と援軍を呼ぶことが出来る。

**短所 [#w1b0e9a8]
[[《アクア・サーファー》]]や[[《デーモン・ハンド》]]などの[[S・トリガー]]を踏んでしまった場合、通常の[[速攻]]よりも苦しくなる。3ターン[[召喚]]ならばまだ後続に繋げられるので、そう考えれば一概に[[《フェアリー・ギフト》]]よりも[[《幻緑の双月》]]の方が劣っているとは言えない。

また、[[《クラウド・メイフライ》]]は[[マナコスト]]指定の[[除去]]には弱い。[[《めった切り・スクラッパー》]][[《永遠のジャック・ヴァルディ》]][[《涙の終撃オニナグリ》]]には簡単に[[除去]]される。

**その他 [#h202112f]
-現役当時、[[《呪紋の化身》]]や[[《口寄の化身》]]といった当時としては余りに強力な高コスト帯の[[ミステリー・トーテム]]、[[《母なる大地》]]のようなゲーム性を激変させる[[パワーカード]]も存在していたため、無理に[[《フェアリー・ギフト》]]に寄せず寧ろ後ろ寄せにした型も組まれることがあった。

-[[転生編]]から長きにわたり、[[緑単]]と言えばこの[[デッキタイプ]]のことを指していた。
しかし、[[ドラゴン・サーガ]]から[[【ジュラシック連鎖】]]や[[【緑単サソリス】]]など、様々な形の[[緑単]][[デッキ]]が組まれるようになってきている。それだけ[[カードプール]]が増え、[[デッキビルディング]]の幅が広がったということだろう。

-2016年9月15日付で[[《フェアリー・ギフト》]]が[[殿堂入り]]し、事実上消滅。

**参考 [#v14738dd]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/速攻]]
-[[単色速攻]]
-[[自然]]
-[[緑単]]
-[[【緑単サソリス】]]
-[[【フェアリー・ギフト】]]
-[[《クラウド・メイフライ》]]
-[[《フェアリー・ギフト》]]

&tag(デッキ集,速攻デッキ);