#author("2021-05-03T18:43:31+09:00","","") *赤緑 [#j5c15534] [[火]][[文明]]と[[自然]][[文明]]の組み合わせ。 または、その2色で組まれた[[デッキ]]の総称。 長らく赤緑は[[速攻]][[デッキ]]として組まれてきたが、[[カードプール]]の増加によって[[【シロガシラ・ジュカイ】]]や[[【メビウスシヴァ】]]のような[[コントロール]]型の[[デッキ]]を組むことも可能となった。 赤緑で組まれる[[速攻]][[デッキ]]については以下を参照。 -[[【赤緑速攻】]] [[マナブースト]]から中型〜大型[[クリーチャー]]を繰り出し、相手を[[攻撃]]し続けて勝つ、という[[デュエル・マスターズ]]における最もオーソドックスなプレイングができる。 もしくは、[[速攻]]と[[中速]]の間を取るような構成にし、[[《フェアリー・ギフト》]]を絡めて早めに殴りきってしまう[[デッキタイプ]]もある。 どちらの文明も[[ビートダウン]]を得意とするため、この構成のデッキもビート色が強いものが多い。 [[《無頼勇騎タイガ》]]、[[《斬斬人形コダマンマ》]]、[[《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》]]など、多くの優秀な[[ウィニー]]が使える。また、[[コスト軽減]]の[[《フェアリー・ギフト》]]を使用することで、[[《次元流の豪力》]]、[[《カモン・ピッピー》]]、[[《妖精のイザナイ オーロラ》]]などの[[クリーチャー]]を一歩早めに[[召喚]]できる。[[プレイング]]は問われるものの、爆発力のある攻めが可能である。 [[手札補充]]を長らく苦手としてきたが、今ではあまり気にならない。[[《野生設計図》]]、[[《養卵類 エッグザウラー》]]、[[《口寄の化身》]]など[[手札補充]]の手段はそこそこ多いのでうまく活用したい。 [[カードプール]]が非常に豊富な現在では、[[【メビウスシヴァ】]]や[[【シロガシラ・ジュカイ】]]など[[コントロール]]色の強い[[デッキ]]も十分に組むことができる。場合によっては、[[水]]の[[ドローソース]]や[[闇]]の[[ハンデス]]など、他の[[色]]を足したほうが干渉できる領域は増えるため、色々と試してみるのがいいだろう。 一方、手軽な[[ブロッカー]]に乏しく防御は苦手。[[《めった切り・スクラッパー》]]や[[《超次元ボルシャック・ホール》]]など優秀な[[除去]]が扱えるため、[[ビートダウン]]相手にはそれらで[[除去]]し続けることで対処したい。 オーソドックスながら幅広い[[デッキビルディング]]が可能な色構成である。逆にいえば、[[コンセプト]]を絞って自分の戦略に合った[[カード]]を慎重に選んでいくべきだろう。 -この[[デッキタイプ]]で最も有名なのは、なんといっても[[【ボルバルステロイド】]]。[[《無双竜機ボルバルザーク》]]デッキの初出であり、[[マナブースト]]、[[ウィニー]]、[[火力]]、[[フィニッシャー]]というステロイドの旨みを詰め込んだデッキである。 -その他では[[速攻]]としては高めのパワーを持ち味にする[[【赤緑速攻】]]なども強力。かの有名な[[【連ドラ】]]もこの色構成で組まれることが多い。 -現在、純粋なステロイドのデッキは[[手札]]が関係ない[[速攻]][[デッキ]]が中心。[[中速]]ならばもっぱら他の[[文明]]を足して[[青赤緑]]か[[黒赤緑]]にするのが主流である。 -[[《フェアリー・ギフト》]]により、4[[コスト]][[クリーチャー]]を2[[ターン]]目に、5[[コスト]][[クリーチャー]]を3[[ターン]]目に[[召喚]]できる。この点を利用し、本来出てくるであろう[[ターン]]より前に高[[コスト]][[クリーチャー]]を出し、[[ビートダウン]]していく[[【赤緑ギフト】>【ギフトカモン】]]という[[デッキタイプ]]が台頭した。現在は[[《次元流の豪力》]]の[[プレミアム殿堂]]、[[《カモン・ピッピー》]]と[[《フェアリー・ギフト》]]の[[殿堂入り]]により、沈静化している。 -[[Magic:The Gathering]]由来の別名に「ステロイド」がある。詳細は後述。また、ラヴニカ次元の2色の組み合わせからなるギルドの一つ、「[[グルール一族>http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E4%B8%80%E6%97%8F/The_Gruul_Clans]]」を語源とする「グルール・カラー」という俗称がある。いずれにせよ、色の組み合わせは俗称を使うより、色名で言った方が親切だろう。 -原作で「デュエルマスターに一番近い男」と言われた切札勝利やその息子で主人公である[[切札 勝舞]]が使用していることから人気があり、まずこの[[デッキ]]から作り始めるプレイヤーも多い。勝舞の弟で同じく主人公の[[切札 勝太]]も「ビクトリー」最初期や「VS」([[ドラゴン・サーガ]]後期及び[[革命ファイナル]]期)で、勝太の息子で新章以降の主人公である[[切札 ジョー]]も[[双極篇]]から[[王来篇]]にかけてこの色を使っているなど、何かと原作の主人公に縁の深いカラーである。 **ステロイド [#b6dce891] [[火]][[文明]]と[[自然]][[文明]]の組み合わせの俗称。 時代が進むに連れ、この言葉はどんどん使われなくなっていき、今では普通に「赤緑」と呼ばれることが多い。 -由来は他の俗語と同じく[[Magic:The Gathering]]から。ただし「[[ステロイド>http://mtgwiki.com/wiki/ステロイド]]」というカードがMTGに存在する訳ではなく、この呼び名の詳しい由来は不明。 --黎明期に使われた「アーナム・ジン」というクリーチャーが「ステロイドを使った人のようにムキムキだった」からという説がMtGプレーヤー内では有力。 **参考 [#o4115266] -[[用語集]] -[[友好色]] -[[【赤緑速攻】]] -[[赤単]] -[[緑単]] -[[ハムカツ団]] -[[チーム切札]] &tag(用語集,火文明,自然文明);