#author("2021-12-06T14:50:06+09:00","","") *《&ruby(みらいおうりゅう){未来王龍}; モモキング&ruby(ジェイオー){JO};》 [#kd328e9d] |未来王龍 モモキングJO KGM 火/自然文明[ジョーカーズ] (5)| |クリーチャー:ジョーカーズ/ヒーロー・ドラゴン/レクスターズ 7000| |''スピードアタッカー''| |''W・ブレイカー''| |このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーから進化できる、名前に《モモキング》とある進化クリーチャーを1体、自分の手札からこのクリーチャーの上に置いてもよい。| |''シンカパワー'':このクリーチャーが進化する時、このターン、このクリーチャーの攻撃の終わりに、このクリーチャーの一番上のカードを墓地に置いてもよい。そうしたら、このクリーチャーをアンタップし、カードを1枚引く。| [[DMRP-20]]で登場した[[火]]/[[自然]]の[[ジョーカーズ]]/[[ヒーロー・ドラゴン]]/[[レクスターズ]]。 攻撃時に自身から[[進化]]できる[[モモキング]]を[[手札]]から自身の上に[[コスト踏み倒し]]する[[アタックトリガー]]と、攻撃の終わりに自身の一番上の[[カード]]を[[墓地送り]]にすることで、自身を[[アンタップ]]して[[カード]]を1枚引く[[シンカパワー]]を持つ。 1回の攻撃につき1枚、手札にある[[モモキング]]に「[[侵略]]:《未来王龍 モモキングJO》」を付与させるような能力を持つ。 さらに[[シンカパワー]]で進化先をコストに使ってアンタップさせることで、その度に[[アタックトリガー]]を使用するデザインとなっている。 そのため、進化《[[モモキング]]》が手札にある限り、または[[今引き]]で進化《モモキング》を引き続ける限り無限攻撃できる。 [[モモキング]]の進化クリーチャーの中で、特にこのクリーチャーと噛み合っているのが[[《アルカディアス・モモキング》]]と[[《ボルメテウス・モモキング》]]だろう。 《アルカディアス》はブレイクした[[シールド]]の[[S・トリガー]]呪文やクリーチャーの召喚に制限を設けることができ、《ボルメテウス》は[[《熱き侵略 レッドゾーンZ》]]のように最後の[[シールド]]を[[焼却>シールド焼却]]してそのまま[[ダイレクトアタック]]に持ち込むことができる。 変わり種としては[[《禁断のモモキングダム》]]が、「攻撃する時」〜「攻撃の終わり」の期間、実質攻撃できる[[アンタッチャブル]]として運用ができる。攻撃後は一番上のカードを墓地に置けば問題ないが、[[《終末の時計 ザ・クロック》]]でタイミングを飛ばされると再起動が遅い置物となってしまう。 一番上のカードを墓地に置くのは[[任意]]のため、進化《[[モモキング]]》をそのまま場に残すこともできる。 手札の状況と相談し、相手をこのターンで仕留めきれないなら、[[《アルカディアス・モモキング》]]などの盤面に維持することに意味のある《モモキング》のまま維持するという動きも可能。 とはいえ1枚の進化クリーチャーを踏み倒すだけなら[[《王来英雄 モモキングRX》]]でも可能なことには留意しておきたい。 [[1ショットキル]]性能こそ高いものの、[[能力]]を[[モモキング]][[進化クリーチャー]]に依存しているため拡張性に欠ける。通常の[[進化クリーチャー]]や[[革命チェンジ]]を交えて強化された[[《王来英雄 モモキングRX》]]と比べるとこの点がどうしても見劣りする。 //加えて、[[王来篇]]最終弾のカードという事もあってこれ以上の[[進化]][[モモキング]]の追加も望めない。 //↑現段階でそこまで言い切るのは流石に評価を焦り過ぎかと。次のシリーズがどういうテーマで進むのか全容が判明した後で改めて判断するべき。 肝心の[[1ショットキル]]性能も1体の[[クリーチャー]]による連続[[攻撃]]であるため、[[S・トリガー]]や[[《Volzeos-Balamord》]]の登場によって大幅な強化を受けた[[G・ストライク]]に非常に弱く安定性に欠けるところがある。 5マナから[[1ショットキル]]を仕掛けられるデッキは登場時点の環境では珍しくなく、このカード独自の強みとは言いがたい。 とはいえカードパワーが低い訳ではなく、幾度の[[スター進化]]を経て身につけた爆発力はかなりのもの。 「[[王来篇]]を総括する[[モモキング]]および[[切札 ジョー]]の[[ファンデッキ]]」としてであれば十分な性能のカードとなっているだろう。 総じて、[[エキスパンション]]の最終弾にありがちな大味な性能の[[切札]]。直近でも[[《勝熱百覇 モモキングReVo》]]や[[《The ジョギラゴン・アバレガン》]]が似たようなデザインになっており、もはや冬の風物詩と言えるだろう。 -この[[シンカパワー]]は[[継続的効果]]であり、[[進化]]や[[退化]]をしても引き継ぎが行われる。効果が切れるタイミングは、攻撃の終わりではなくこのターンの終わりのため、元から[[侵略]]を持つカードとも相性が良い。 --[[《キャンベロ <レッゾ.Star>》]]など、[[侵略]][[スター進化]]を巻き込んで進化させれば、除去耐性と[[ワンショット]]性能を兼ね備えることができる。 -攻撃の終わりにトリガーし進化元を増やせる[[《燃える侵略 レッドギラゴン》]]で[[侵略]]して、一番上のカードが非進化の《モモキングJO》という状態で攻撃したら、[[シンカパワー]]の効果を使っても[[再構築]]が発生せず下にあったカードは[[状況起因処理]]で墓地に置かれる。[[再構築]]は[[進化クリーチャー]]が[[カード指定除去]]をされた場合だけ発生するため。 -「クリーチャーの一番上のカードを墓地に置く」とは、''それがクリーチャー・カードなら[[破壊]]として扱う''。そのため、[[ドラゴン]]の[[進化]][[モモキング]]1枚と[[《アクア鳥人 ロココ》]]がそろうと無限攻撃が成立する。[[ジョーカーズ]]で揃えたいなら、[[《テレビジオン》]]と[[《晴舞龍 ズンドコ・モモキング》]]の組み合わせでも成立する。 --なお、連続攻撃するだけならば、《モモキングJO》の攻撃でトリガーする墓地回収カードで充分ではある。1例として、[[《ルナー・クロロ》]]、[[《イモータル・ブレード》]]、[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]](と進化モモキング計2枚)などが挙げられる。 -相手のシールドが5つなら、1.《未来王龍 モモキングJO》、2.上に重ねる[[T・ブレイカー]][[モモキング]]or疑似3ブレイクの[[《ボルメテウス・モモキング》]]、3.上に重ねる別の[[モモキング]]or[[《龍装者 バルチュリス》]]or[[侵略]]持ちの3枚でちょうど[[ダイレクトアタック]]になる。 --ただし、[[S・トリガー]]や[[G・ストライク]]で妨害される可能性はもちろん、[[EXライフ]]でシールドが増加・回復して計算が狂うことも考えられる。 -[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]はこの[[クリーチャー]]から[[進化]]出来ないが、このクリーチャーを疑似[[リクルート]]させる手段として使うことができる。デッキ内の非進化[[レクスターズ]]をこのクリーチャーだけにすれば、確定で《モモキングダムX》の下に仕込むこととなり、あとはこの《モモキングダムX》に1度除去を当てれば、[[コスト踏み倒しメタ]]を貫通して《モモキングJO》を早期着地できる。 //--理論上は、手出し《モモキングダムX》を[[《暗黒鎧 ダースシスK》]]の0マナ召喚で破壊した、最速2ターン目で登場させられる。先攻でも手札が1枚残るので[[無限アタッカー]]の移行もできる。 //置換効果の連鎖に当たるので無理→https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31540/ -[[《熱血英雄 モモギンガ》]]は設定上[[モモキング]]の[[スター進化クリーチャー]]だが、名前に《モモキング》を持たないため能力で上に置けない。[[アタックトリガー]]と相手ターン中に発動する能力しか持たないため、そこまで相性が良くないのが不幸中の幸いか。 -ちなみにこのカードは[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]と[[《ジョット・ガン・ジョラゴン Joe》]]のように、「JO」の後に「E」が付いてない **関連カード [#q4af78c5] -''PREV'' --[[《禁断英雄 モモキングダムX》]] **収録セット [#p2c8fa0c] -illus.[[YOICHI ITO]] --[[DMRP-20 「王来篇 第4弾 終末王龍大戦」>DMRP-20]](KM1/KM5) **参考 [#j71f46d9] -[[ジョーカーズ]] -[[ヒーロー・ドラゴン]] -[[レクスターズ]] -[[スピードアタッカー]] -[[W・ブレイカー]] -[[アタックトリガー]] -[[このクリーチャーから進化できる]] -[[モモキング]] -[[進化クリーチャー]] -[[手札]] -[[コスト踏み倒し]] -[[シンカパワー]] -[[墓地送り]] -[[アンタップ]] -[[キングマスターカード]] &tag(クリーチャー,火文明,自然文明,赤緑,2色,多色,コスト5,ジョーカーズ,ヒーロー・ドラゴン,ヒーロー,ドラゴン,レクスターズ,パワー7000,スピードアタッカー,W・ブレイカー,アタックトリガー,モモキングサポート,進化クリーチャーサポート,コスト踏み倒し,重ねる,シンカパワー,攻撃終了時,自壊,アンタップ,ドロー,モモキング (名称カテゴリ),《未来王龍 モモキング》,モモキング,KGM,キングマスターカード,YOICHI ITO);