#author("2020-02-17T15:24:54+09:00","","") *《&ruby(じゅうぐんたい){獣軍隊}; ヤドック》 [#aad6a76f] |獣軍隊 ヤドック C 自然文明 (4)| |クリーチャー:ゲリラ・コマンド/侵略者 4000| |相手のマナゾーンにあるカードの枚数より大きいコストを持つ相手のクリーチャーをバトルゾーンに出す時、相手はかわりにそのクリーチャーを自身のマナゾーンに置く。| [[DMR-20]]で登場した[[ゲリラ・コマンド]]/[[侵略者]]。 [[《制御の翼 オリオティス》]]などを彷彿とさせる、強力な[[メタ]][[能力]]を持つ。 [[《制御の翼 オリオティス》]]と同じく、[[クリーチャー]]の[[コスト踏み倒し]]や[[コスト軽減]]に対して強烈に刺さる。[[侵略者]]でありながら[[侵略]]にも強い。 やや[[コスト]]が高めなのが難点だが、[[自然]]は[[マナブースト]]が得意なので、あまり気にならない。 4コストのパワー4000と、[[《ゼンメツー・スクラッパー》]]や[[《温泉 湯あたり地獄》]]による除去範囲外なのも美味しい。展開力が売りの自然系統において[[全体除去]]で頓挫しにくい[[コスト]]と[[パワー]]であるのは魅力。 相手の[[マナ]]が増えるため、そう何度も踏み倒しを防ぐことは出来ないので注意。しかし、[[サイキック・クリーチャー]]には[[マナ]]を増やすことがないのでかなり刺さる。 また、[[ソウルシフト]]が前提の[[《勝利皇帝 Guy-R》]]や[[《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》]]は出すのが非常に辛くなり、[[《伝説の正体 ギュウジン丸》]]、[[《超法無敵宇宙合金武闘鼓笛魔槍絶頂百仙閻魔神拳銃極太陽友情暴剣R・M・G チーム・エグザイル〜カツドンと仲間たち〜》>《チーム・エグザイル〜カツドンと仲間たち〜》]]に至っては''無条件で[[バトルゾーン]]に出せなくなってしまう''。 [[自然]]の[[コスト踏み倒しメタ]]の対抗馬に[[《デスマッチ・ビートル》]]がいる。それぞれ長所と短所があるので使い分けたい。 **ルール [#q91df6fa] -[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]などと同じく、[[バトルゾーン]]を介さずに[[マナゾーン]]に置かれるので、[[cip]]も[[pig]]も発動しない。 -このカードの置換効果の可否を判定する際、[[バトルゾーン]]に出ようとするクリーチャーは1枚1枚個別で[[どこでもないゾーン]]に存在するものとして処理する。まず、1体、元のゾーンからどこでもないゾーンに置かれて、置換効果の可否が判定され、それが終わってから、次の1体の処理に移る。(2016/08/17事務局確認) --例えば、相手のマナが4マナの時に[[《熱き侵略 レッドゾーンZ》]]→[[《禁断の轟速 レッドゾーンX》]]→[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]の順に侵略しようとした場合、[[《熱き侵略 レッドゾーンZ》]]と[[《禁断の轟速 レッドゾーンX》]]が1体ずつ、置換効果で[[マナ送り]]になるが、それで6マナになるので、残りの[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]はそのままバトルゾーンに出る。 -[[Jチェンジ]]は[[バトルゾーン]]の[[Jチェンジ]]持ちとマナゾーンの呼び出し先が同時にゾーン移動する裁定。よって、例えば6マナの時にNEO進化クリーチャー状態の[[《ジャンゴ・ニャーンズ》]]から[[《ジョット・ガン・ジョラゴン》]]にJチェンジする場合、その際マナゾーンは7マナと数えられるため、[[《ジョット・ガン・ジョラゴン》]]は出した側のマナゾーンにあるカードの枚数より大きいコストを持たないということで、このカードは反応しない(2019年4月3日正式回答)。 **環境において [#kdde0ed5] 登場当初の評価としてはマナが伸びれば効果が無くなることを懸念する声が目立ち、少なからずの[[プレイヤー]]が「1回止められれば御の字」と考えていた。中には、[[自然]]の[[マナ送り]]による除去との相乗効果で利敵行為になってしまうと過小評価する者もいた。 新章デュエル・マスターズにおける[[【緑単ループ】]]においては[[《デスマッチ・ビートル》]]よりも優先されて使用された。直接マナゾーンに置かれるためcipやpigによる除去を受けない点、[[フィニッシャー]]である[[《大神砕グレイトフル・ライフ》]]の進化元になる点が大きかったのだろう。 -[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]の[[ファイナル革命]]が致命的になりかねない点も要因の1つ。このクリーチャーが優先されるのは序盤の[[cip]]封殺が可能な点にある。 [[双極篇環境]]になると[[【緑単ループ】]]が[[《ベイB ジャック》]]の[[プレミアム殿堂]]指定により既に消滅しており、入るデッキが無くなった。さらに[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]系列が[[《“龍装”チュリス》]]を獲得したためそもそも間に合わない場面が多くなり、一時は環境から姿を消した。しかし[[DMRP-08]]期になると[[【黒緑ドルマゲドン】]]が流行し、そちらでまた使われるようになった。 [[超天篇環境]]では[[【青赤緑ミッツァイル】>【ミッツァイル】#r9a585b1]]において[[殿堂入り]]ではないカウンター封じ、[[素出し>手打ち]]で相手に干渉するための妨害手段として採用されるケースがある。 **その他 [#n9e19ac8] -非常に高い[[カードパワー]]を持つ1枚だが、[[レアリティ]]はまさかの[[コモン]]。その為、楽に枚数を集められる点も嬉しい。 --クリーチャーの[[着地]]を阻害する[[コスト踏み倒しメタ]]としては唯一の存在。[[コモン縛り]]では大いに考慮される。 -名前の由来はヤドクガエルだろう。 **関連カード [#le81cb28] -[[《制御の翼 オリオティス》]] -[[《絶対の畏れ 防鎧》]] -[[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]] -[[《呪紋のカルマ インカ》]] -[[《デスマッチ・ビートル》]] -[[《単騎連射 マグナム》]] -[[《矢毒の面 イロケロ》]] **[[フレーバーテキスト]] [#ff3834f4] -[[DMR-20]]&br;'''世界を塗り替える[[「禁断」>禁断クリーチャー]]と[[イニシャルズ]]こそ、真の[[侵略者]]だった、ってわけか。皮肉なものだな。 ---獣軍隊 ヤドック''' -[[DMEX-02>DMEX-02 「デュエマクエスト・パック 〜伝説の最強戦略12〜」]]&br;'''コイツで相手の大型[[クリーチャー]]のタダ出しを防ごう!その隙に自分だけタダ出ししまくれ!''' -[[DMEX-06>DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」]]&br;'''[[シールド・トリガー>S・トリガー]]による[[踏み倒し]]を併用するロージアダンテに限って言えば、一番やりにくい[[カード]]は《獣軍隊 ヤドック》に違いない。積極的に[[攻撃]]するバイクデッキでもトリガー対策を採用できる、それが[[火]][[自然]]型を選択する最大の理由となっている。 ― DMGP5th 決勝戦より''' **収録セット [#b0f70546] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[SHURIKEN]] --[[DMR-20 「革命編 第4章 正体判明のギュウジン丸!!」>DMR-20]] --[[DMEX-02 「デュエマクエスト・パック 〜伝説の最強戦略12〜」]] -illus.[[ikeda_cpt]] --[[DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」]](94/98) **参考 [#t3129bd2] -[[ゲリラ・コマンド]] -[[侵略者]] -[[置換効果]] -[[マナ送り]] -[[コスト踏み倒しメタ]] &tag(〇クリーチャーor呪文,〇文明,単色or多色or無色,コスト〇,種族,パワー〇〇,,,,);