#author("2020-01-19T15:51:07+09:00","","")
*チャージャー [#i78b1c2b]

[[呪文]]にのみ存在する[[キーワード能力]]。
これを持つ[[呪文]]は唱えた後[[マナゾーン]]に置かれ、[[マナブースト]]ができる。

|ブレイン・チャージャー C 水文明 (4)|
|呪文|
|カードを1枚引く。|
|チャージャー|

|ライフプラン・チャージャー C 自然文明 (4)|
|呪文|
|自分の山札の上から5枚を見る。その中からクリーチャーを1体選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。その後、残りのカードを好きな順序で自分の山札の一番下に戻す。|
|チャージャー|

正確には、チャージャーとは「この[[呪文]]の[[解決]]に際し、この[[呪文]]を[[墓地]]に置くかわりに自分の[[マナゾーン]]に[[アンタップ]]状態で置く」を意味する[[常在型能力]]である。
また、この[[能力]]は[[置換効果]]を生成する。

チャージャーは、[[墓地]]ではなく[[マナゾーン]]に[[アンタップ]]状態で置かれるため、[[自然]]以外の[[文明]]でも[[マナブースト]]することが出来る。現在も愛用者は多く、しばしば[[マナブースト]]目的で[[空撃ち]]される。

[[マナゾーン]]から[[マナ回収]]することで使い回すことができ、[[《宣凶師ベリックス》]]や[[《タイタンの大地ジオ・ザ・マン》]]でよく再利用される。

当初は[[[DM-07]]で・[[DM-08>DM-08 「闘魂編 第3弾 超神龍の復活(インビンシブル・レジェンド)」]]・[[DM-09>DM-09 「闘魂編 第4弾 覇道帝国の絆(インビンシブル・ブラッド)」]]の3[[エキスパンション]]で登場したのみだった。

その後は後述の[[Evoチャージャー]]があったものの、[[エピソード1]]まで純粋なチャージャーは増えなかった。[[DMD-04>DMD-04 「ストロング・メタル・デッキ 最強国技」]]の[[《ボーンおどり・チャージャー》]]、[[DMR-03>DMR-03 「エピソード1 ガイアール・ビクトリー」]]の[[《勝負だ!チャージャー》]]にて、約8年ぶりに復活を果たす。[[DMR-06>DMR-06 「エピソード2 ビクトリー・ラッシュ」]]には5種類もの[[チャージャー]][[呪文]]が収録され、それ以降は少しづつ数を増やしている。

多くは[[デッキ]][[スペース]]の節約に役立つ。必要な[[カード]]をやむを得ず[[マナ]]に置くことが減るのもその要因。

使いやすいものもいくつかあり、中盤の選択肢として[[デッキビルディング]]の際は考慮に入れておきたい[[カード]]群である。

-基本的に[[マナブースト]]の手段に乏しい[[自然]]以外の[[文明]]でこそ輝く[[能力]]のため、[[自然]]のチャージャーはよほどの[[カードパワー]]がない限りは使われない傾向にある。&br;そのような中では、素の[[効果]]が優秀な[[《ライフプラン・チャージャー》]]は登場から現在に至るまで高い採用率を誇っている。&br;[[自然]]チャージャーの特徴として、メイン[[能力]]も[[マナブースト]]ならば一気に2マナ以上増やす事ができるという点があるが、現在登場しているものはいずれも場の味方[[クリーチャー]]を対象とするため、やや回転が悪い。

-元となった[[カード]]を比定できる場合、大抵はそちらより[[コスト]]が2高い。[[S・トリガー]]が消えることも加味すると、チャージャー能力自体は2~3[[コスト]]分と考えることができる。

-[[汎用性]]の高い[[カード]]は4[[コスト]]以上に多く、3[[コスト]]は状況が限定される中での[[効果]]が多い。それでも、3[[コスト]]で[[マナブースト]]と考えれば悪くはないだろう。

-派生[[能力]]に[[Evoチャージャー]]は存在する。そちらは[[進化クリーチャー]][[の下]]に[[マナゾーン]]から別の[[クリーチャー]]を仕込むことができ、[[メテオバーン]]の補助ができる。

-[[単色]]推しである[[ドラゴン・サーガ]]期から[[自然]][[文明]]がなくとも早期に[[マナ]]を貯められるように配慮がなされ、[[自然]]を除いた各[[文明]]にチャージャーが一気に追加された。
--またその次の[[エキスパンション]]である[[革命編]]もまた[[単色]]推しである為、[[DMR-17>DMR-17 「革命編 第1章 燃えろドギラゴン!!」]]にてチャージャーが[[自然]]を除いた各[[文明]]に[[再録]]された。[[水]][[文明]]のみ新規で[[《ピーピング・チャージャー》]]が追加され、これにより各[[文明]]に[[コスト]]3のチャージャーが揃うことになった。[[自然]]はチャージャーがない代わりに[[《フェアリー・ライフ》]]が[[再録]]された。

-その後、[[多色]]推しの[[革命ファイナル]]期である[[DMR-21>DMR-21 「革命ファイナル 第1章 ハムカツ団とドギラゴン剣」]]にて初の[[多色]]のチャージャー[[呪文]]が登場した。

-マナブーストに加えて別の能力も持つ[[《フェアリー・シャワー》]]や[[《超次元の手ブラック・グリーンホール》]]はチャージャーとよく比較される。

-[[メタゲーム]]上では、[[《メビウス・チャージャー》]]が[[【ターボメビウス】]]、[[《ロスト・チャージャー》]]が[[【茄子サファイア】]]や[[【除去サファイア】]]、[[《ブレイン・チャージャー》]]が[[【エンペラー・キリコ】]]の主要パーツとして活躍した。

-[[《アクア・チャージャー》]]はこの[[能力]]とは関係無い。

-今のところ、チャージャーと[[S・トリガー]]を併せ持つ[[呪文]]は存在しない。もしあったら、ノー[[コスト]]で[[呪文]]本来の[[効果]]と[[マナブースト]]を同時に行える可能性が出てくるため、当然と言えば当然である。&br;ちなみに、チャージャーでこそないが、これに近い[[カード]]といえば[[《ピクシー・コクーン》]]や[[《ライト・ブーメラン》]]がある。

**代表的なチャージャー [#r706e061]
-[[《デ・バウラ・チャージャー》]]
-[[《ブレイン・チャージャー》]]
-[[《スペルブック・チャージャー》]]
-[[《ロスト・チャージャー》]]
-[[《リバース・チャージャー》]]
-[[《ボーンおどり・チャージャー》]]
-[[《メテオ・チャージャー》]]
-[[《ネクスト・チャージャー》]]
-[[《メビウス・チャージャー》]]
-[[《ライフプラン・チャージャー》]]

**この能力を付与するカード [#d33de223]
-[[《龍素記号Cg ダイシャリン》]]

**参考 [#v9aa15ac]
-[[用語集]]
-[[キーワード能力]]
-[[置換効果]]
-[[マナブースト]]
-[[Evoチャージャー]]
----
公式Q&A
>Q.[[《サイバー・K・ウォズレック》>《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]の能力で''チャージャー''を持つ呪文を唱えた場合どうなりますか?
A.持ち主のマナゾーンに置かれ、山札の下に置かれません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31935]]

>Q.[[《魔導管理室 カリヤドネ/ハーミット・サークル》]]のクリーチャー側の能力によって''チャージャー''を持つ呪文を唱えた時、その呪文をマナゾーンへ置くことは可能ですか?
A.はい、どちらも同じタイミングで置き換えているので、好きな方を選ぶことが可能です。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/32354]]