#author("2020-10-03T18:47:04+09:00","","")
*【&ruby(あおくろみどり){青黒緑};デッドダムド】 [#q5f210b8]
[[《SSS級天災 デッドダムド》]]による[[除去]]、[[封印]]外し、その他各種侵略を主眼に置いた[[中速]][[ビートダウン]]。[[DMBD-10>DMBD-10 「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 SSS!! 侵略デッドディザスター」]]の発売によりそちらを雛形に成立したデッキタイプ。
【[[アナカラー>デッキカラー]]デッドダムド】とも呼ばれる。

|SSS級天災 デッドダムド P 水/闇/自然文明 (8)|
|進化クリーチャー:トリニティ・コマンド/S級侵略者 11000|
|進化:自分の水、闇、または自然いずれかのクリーチャー1体の上に置く。|
|SSS級侵略[天災]:水、闇、または自然のコマンド(自分の水、闇、または自然のコマンドが攻撃する時、バトルゾーン、自分の手札、墓地、マナゾーンにあるこのカードをその上に重ねてもよい)|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーを別のクリーチャーの上に重ねた時、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の墓地かマナゾーンに置く、または手札に戻す。|

**主要カード [#oee704ea]
|[[《SSS級天災 デッドダムド》]]|核 [[除去]]や[[封印]]外し、[[侵略]]で[[ビートダウン]]。《デドダム》で墓地に置いても平気|
|[[《天災 デドダム》]]|[[ドロー]]、[[マナブースト]]、封印外し、[[侵略]]元を1体でこなす|
|[[《虹速 ザ・ヴェルデ》]]|[[MF>マッハファイター]]による[[踏み倒しメタ>コスト踏み倒しメタ]]の[[除去]]、封印外し、侵略元を担当|
|[[《禁断機関 VV-8》]]※|主要カードに不足するフィニッシュ力を[[追加ターン]]で補う|

**候補カード [#h308536d]
***クリーチャー [#j7ec7fa1]
|[[《悪魔妖精ベラドンナ》]]|初動。[[自壊]]を伴う[[モード]]で[[ハンデス]]か[[マナブースト]]を選べる。基本こちらが優先|
|[[《電脳鎧冑アナリス》]]|初動。[[自壊]]を伴う[[モード]]で[[手札補充]]か[[マナブースト]]を選べる。役割的に二番手|
|[[《リツイーギョ #桜 #満開》]]|大量[[展開]]を防ぐメタカード|
|[[《ディオーネ》]]|速攻対策。|
|[[《凶鬼09号 ギャリベータ》]]|[[置きドロー]]兼侵略元。基本ピン積み。《デドダム》で墓地に置いても平気|
|[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]|[[呪文]]の[[コスト踏み倒し]]と[[墓地回収]]を行う水の定番[[1枚積み]]枠|
|[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]※|サブフィニッシャー|
|[[《大樹王 ギガンディダノス》]]|大型[[フシギバース]]獣。主に[[《SSS級天災 デッドダムド》]]を[[種]]に|
|[[《死滅の大地ヴァイストン》]]|《ギガンディダノス》の[[種]]にもなる[[コマンド]][[S・トリガー獣]]|
|[[《ウマキン☆プロジェクト》]]|リソース補充カード。後半は打点としても活躍。|
***進化クリーチャー [#g2429f75]
|[[《不死 デッド55》]]|墓地進化ができる[[ソニック・コマンド]]|
|[[《超奇天烈 ギャブル》]]|相手の[[呪文]]を横取りしつつ[[封印]]外し|
|[[《S級宇宙 アダムスキー》]]|[[ST>S・トリガー]]などの[[トリガー]]を許さない[[山札破壊]]。サブフィニッシャー|
|[[《S級不死 デッドゾーン》]]|盤面制圧と更なる打点形成に。《デドダム》で墓地に置いても平気。サブフィニッシャー|

***呪文 [#g0ced094]
|[[《フェアリー・ライフ》]]|[[自然]]の定番初動[[マナブースト]]|
|[[《ダーク・ライフ》]]|初動要員。《ベラドンナ》があるので採用率は低い|
|[[《ドンドン吸い込むナウ》]]|定番の[[サーチ]]&[[バウンス]]|
|[[《ドンドン水撒くナウ》]]|[[マナブースト]]、[[マナ回収]]、[[除去]]を一手に担う。[[S・トリガー]]も付いている|
|[[《超次元リバイヴ・ホール》]]|墓地回収付き[[超次元呪文]]|
|[[《超次元ガロウズ・ホール》]]※|[[《ダイス》>《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]との組み合わせが強力な[[水]]の[[超次元]][[呪文]]|
|[[《テック団の波壊Go!》]]|[[ウィニー]]に強烈に刺さる防御札|

***ツインパクト [#tf3e08df]
|[[《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》]]|キーパーツがボトム送りになった際回収|
|[[《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]※|[[cip]]で[[宣言]][[コスト]]全[[バウンス]]/[[詠唱>唱える]]・[[召喚]][[ロック]]|
|[[《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]|[[MF>マッハファイター]]持ち侵略元/[[マナブースト]]兼[[墓地利用メタ]]|
|[[《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]|[[ドロー]]、[[ディスカード]]した[[呪文]]の[[踏み倒し]]/相手に[[攻撃制限]]|
|[[《残虐覇王デスカール/ロスト・ソウル》]]|相手の手札を全て削る|

***その他 [#m20c1481]
|[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]|[[置きドロー]]兼防御札|
|[[《無修羅デジルムカデ》]]|高速[[ビートダウン]]に対する生命線となる[[タップイン]][[オーラ]]|

***超次元ゾーン [#s5caff69]
|[[《シルバー・ヴォルグ》]]|[[《ダイス》>《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]でカウンター札として使うと強いブロッカー|
|[[《勝利のガイアール・カイザー》]]|疑似マッハファイターを持つ[[侵略]]元|
|[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]|疑似[[ランデス]]|
|[[《勝利のプリンプリン》]]|cipで[[足止め>プリン効果]]|
|[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]|[[除去]]サイキック|
|[[《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》]]|置きドローソース|
|[[《時空の探検家ジョン》]]|[[打点]]|
|[[《時空の英雄アンタッチャブル》]]|[[アンタッチャブル]]|

***超GRゾーン [#qeaab1e0]
|[[《イイネIV》]]|攻撃誘導|
|[[《ザーク卍ウィンガー》]]|このデッキでは事実上の4000バニラ|
|[[《シニガミ 丁-四式》]]|[[パワー]]4000が目当てで[[墓地肥やし]]はオマケ|
|[[《ポクタマたま》]]|[[墓地利用メタ]]|
|[[《スカップIII》]]|条件付き3000[[MF>マッハファイター]]|
|[[《C.A.P. カイト》]]|条件付きで[[cip]]の[[プリン効果]]が発動|
|[[《オコ・ラッタ》]]|マナドライブ5(水)で確定バウンス|
|[[《天啓 CX-20》]]|マナドライブ6(水)で3ドロー|
|[[《マリゴルドIII》]]☒|《ヴェルデ》や《デジルムカデ》をマナから踏み倒し|

**このデッキの回し方 [#yf61d6c4]
[[《天災 デドダム》]]などの[[マナブースト]]や[[ドロー]]で体勢を整え、5マナ貯まったら[[《無修羅デジルムカデ》]]を[[プレイ]]する。相手をタップインで縛ったことによる余裕を活かして[[《虹速 ザ・ヴェルデ》]]で[[コスト踏み倒しメタ]]を処理するなり[[《禁断機関 VV-8》]]を召喚するなりしてから、あらかじめ立てた[[《天災 デドダム》]]あたりで[[《SSS級天災 デッドダムド》]]に侵略し、[[《禁断機関 VV-8》]]の[[封印]]外しや盤面の処理に努める。

相手の盤面を十分に処理したら、そこから[[《禁断機関 VV-8》]]の[[禁断機動]]で制圧したり、毎ターン[[《S級宇宙 アダムスキー》]]へ侵略し安全に勝ちに行ったりする。

**弱点 [#lc5b76b0]

-速いデッキに対しては[[《無修羅デジルムカデ》]]への依存度が高くなるため、そちらを徹底的に除去されるのはまずい。そもそも[[《無修羅デジルムカデ》]]が間に合わないような、3ターンキルを目指す[[【速攻】]]が苦手。環境次第では[[《ディオーネ》]]の採用も考慮したい。
--[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]を使う[[【赤単ブランド】]]は圧倒的に不利。[[S・トリガー]]で[[《テック団の波壊Go!》]]が捲れても、[[《“罰怒”ブランド》]]の破壊を選んだ場合はバトルゾーンに大量展開された[[ウィニー]]が残り、[[ウィニー]]を[[バウンス]]しても《ドキンダムX》を禁断解放させて6枚の手札を相手に与えてしまう。そのため、2枚目の《ドキンダムX》を除去できるS・トリガーが捲れるのを祈ってバウンスを選ぶしか勝ち筋がない。

-[[【青魔導具】]]も速度も然ることながら、[[《無修羅デジルムカデ》]]による[[タップイン]]も、[[《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》]]の[[エクストラターン]]前では無意味なので、不利対面となる。

-パワー13000のクリーチャーは全く入っておらず、除去カードも「選ぶ」ものしか入っていないため、[[《シン・ガイギンガ》]]にも滅法弱い。3ターン目に[[《“龍装”チュリス》]]から革命チェンジで出せることから、[[《無修羅デジルムカデ》]]も間に合わない。

-こちらが[[《無修羅デジルムカデ》]]で[[タップイン]]を強要しても困らない[[【ロマノフシャコガイル】]]などのループ系統も苦手。

-盤面と手札を枯らしても[[今引き]]で解決できる[[【モルト NEXT】]]も絶対に有利とは言えない。[[《超奇天烈 ギャブル》]]を出してもこちら側に有用な呪文が無いに等しい(強いて言えば[[《メンデルスゾーン》]]が墓地肥しかマナブーストになる)ため、無闇に出すと無駄撃ちになりかねない。さらに、先攻最速2ターン目から[[《メンデルスゾーン》]]→[[《無双竜鬼ミツルギブースト》]]orマナ加速カードと繋げられると[[《無修羅デジルムカデ》]]が[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]の着地までに間に合わないことも普通にあり、[[《熱血龍 メッタギルス》]]が採用されている場合、[[《無修羅デジルムカデ》]]や[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]を剥がされる危険性もある。また、[[《SSS級天災 デッドダムド》]]+[[《禁断機関 VV-8》]]+他1体でジャストキルを狙う場合は[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]にも注意。デッキ内のパワー12000以上のクリーチャーが《VV-8》しか存在しないため、確実に1体止まってしまう。ここで不味いのは[[《龍の極限 ドギラゴールデン》]]を当てられてしまう事。《ドギラゴールデン》の「禁断クリーチャーを破壊する」効果に《VV-8》が引っかかってしまうため、マナ送り効果と合わせて3体除去される上、極限ファイナル革命の効果によって盤面が壊滅した状態でエクストラターンを迎えることになりかねない。他にも、無暗に[[《復讐 ブラックサイコ》]]等でハンデスを放った結果、[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]を落としてしまうと最早目も当てられない。何より最悪のケースは[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]を禁断爆発させてしまう事。こうなってしまうと場のクリーチャーにつけられた封印はおろか、《VV-8》の封印を外すこともできなくなり、勝ち筋が遠のいてしまう。

-[[名目コスト]]の大きい[[クリーチャー]]を多用するので、[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]方式の[[コスト踏み倒しメタ]]を6枚以上採用しているようなデッキもキツイ。その手のクリーチャーは[[除去]][[耐性]]がないものの、1体だけならまだしも連打されると除去し切れないこともある。

-[[山札送り]]や[[シールド送り]]による除去も苦手であり、それをされると[[《SSS級天災 デッドダムド》]]が復帰困難になる。

-侵略を扱うほとんどのデッキに該当するが、[[《卍 デ・スザーク 卍》]]の早期[[着地]]を許してしまうとタップイン効果により行動が大きく制限される。[[《お清めシャラップ》>《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]で墓地をリセットしたり、出された場合も慌てず[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]+[[《テック団の波壊Go!》]]等で対処しよう。ただし手撃ちで[[《テック団の波壊Go!》]]を使う場合、返しの[[《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]に注意。また、[[《追憶人形ラビリピト》]]の全ハンデス効果で対策札を纏めて落とされないように。ただ、予め《禁断機関 VV-8》を出しておけば、[[マナ]]の枚数と《禁断機関 VV-8》の[[封印]]残り枚数、[[プレイ]]できる[[コマンド]]の数によっては、[[禁断機動]]によってエクストラターンをもぎ取ることで[[アンタップ]][[クリーチャー]]を生成することが可能。あまり早いタイミングで着地されなければケアすることも不可能ではない。
--また、上記と同じ理由で、ミラー対面では[[《無修羅デジルムカデ》]]を先出しした側が勝負の流れを大きく引き寄せる事となる。

-[[進化クリーチャー]]を扱うので[[今引き]]の強さにはムラがあり、今引きで[[腐る]]カードも多い。

-[[《SSS級天災 デッドダムド》]]はクリーチャー以外を除去できないため、[[バトルゾーン]]に[[非クリーチャー]]((片面が非クリーチャーである[[ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード]]は考慮しない))を出すことが主体のデッキ全般に弱い。
**環境において [#k37fe099]

『[[超CSIII in 山形>超CS]]』においては決勝ラウンド進出者128人中49人が使用し、使用率1位を記録。ベスト8に4人このデッキの使用者が残った。最高成績は3位。([[ソース>https://dm.takaratomy.co.jp/coverage/dmscs03_bd]])
また、[[TOP8デッキリスト>https://dm.takaratomy.co.jp/coverage/dmscs03_decklist]]では《デッドダムド》と《VV-8》の併用率は100%であった。

このデッキに対抗するために多くのプレイヤーが[[DMBD-09>DMBD-09 「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 必勝!! 闘将ブレードオーガ」]]・[[DMBD-10>DMBD-10 「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 SSS!! 侵略デッドディザスター」]]期になって、天敵である[[【赤単ブランド】]]を使うようになり、そちらのチャンピオンシップ4位以内入賞が目立っていった。

[[DMBD-10>DMBD-10 「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 SSS!! 侵略デッドディザスター」]]発売から1ヶ月程度が経過するとあまりに[[ミラーマッチ]]が増えたため、ついに2コストマナブーストを9枚も投入した上位入賞構築まで確認された。その構築においては初動枠を増やして下がったデッキパワーが[[《超奇天烈 ギャブル》]]の3枚投入によって補われていた。また、《VV-8》をピンポイントで落とすための[[《解体人形ジェニー》]]も流行した。代わりに、[[《ドンドン水撒くナウ》]]、[[《テック団の波壊Go!》]]、[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]などの能動的な動きに関係しにくい受け札をカットするケースが増えた。[[《S級宇宙 アダムスキー》]]型も数を減らしている。

[[DMSD-13>DMSD-13 「超GRメガスタートデッキ ジョーの超ジョーカーズ旋風」]]期には[[《メヂカラ・コバルト・カイザー/アイド・ワイズ・シャッター》]]搭載型が目立った。

ところが[[DMRP-11]]期に[[【青赤緑ミッツァイル】>【ミッツァイル】#r9a585b1]]が成立すると、比較的低速でありこのデッキによる除去が刺さる環境が一変し、絶対的な立場ではなくなった。当の【青赤緑ミッツァイル】は展開力、タイムラグの無さによる除去の強さから、このデッキにとって明確な不利と言える対面であった。

『DMGP-9th』では一度クリーチャーを並べると2度とターンを渡さないデッキが多かったため[[除去]]が腐ることが多く、ベスト8進出を逃した。
むしろ《デッドダムド》の除去能力を腐らせるために、クリーチャーを並べないデッキが流行したのだろう。

『DMGP-9th』では目立っていなかったカードではあったが[[《オコ・ラッタ》]]もキツい。仮に【ミッツァイル】側がそちらを投入していた場合、頼みの綱となる遅延札である[[《無修羅デジルムカデ》]]もそちらでついでのように退かされ、後は流れで2体目以降の[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]で[[アンタップ]][[クリーチャー]]を生成され、ロクな受け札の無いこのデッキがそのまま1ショットキルされてしまうということである。

『DMGP-9th』開催後には[[《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]、[[《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]、[[《フェアリー・ギフト》]]を投入した型が流行。[[《龍装艦 チェンジザ》>《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]は主に[[《超次元リバイヴ・ホール》]]を[[捨てて>捨てる]][[《時空の探検家ジョン》]]と[[《時空の英雄アンタッチャブル》]]を展開するために使われる。ところが【青赤緑ミッツァイル】へのメタカードを増やした結果、代わりに[[《禁断機関 VV-8》]]や[[《超奇天烈 ギャブル》]]をカットすることになり、デッキパワーが落ちるという事態に陥った。

[[DMEX-07]]期には[[【青赤緑ミッツァイル】>【ミッツァイル】#r9a585b1]]対策の[[《マナ・クライシス》]]を投入した型が浸透。だがこの頃になると[[《オコ・ラッタ》]]や[[《DROROOON・バックラスター》]]などの汎用除去が流行していることもあってそこそこ見かける程度のデッキに落ち着き、[[チャンピオンシップ]]4位以内入賞もまばらになった。

[[DMBD-11]]・[[DMBD-12]]期には[[《Wave ウェイブ》]]も入るようになり、すっかり[[ランデス]]色が強まった。

2020年1月1日に[[《禁断機関 VV-8》]]と[[《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]が[[殿堂入り]]し、大幅弱体化。とはいえ、同時に[[【ミッツァイル】]]等不利な相手も消滅したのはせめてもの救い・・・と思いきや新たに登場した[[【ドッカンデイヤー】]]や[[【バーンメアジョーカーズ】]]に速さで勝つことができず、中堅クラスから抜け出せずにいた。

しかし、[[DMRP-13]]では新戦力となる[[《リツイーギョ #桜 #満開》]]と[[《大樹王 ギガンディダノス》]]が登場。《リツイーギョ #桜 #満開》はこれまで速度で負かされていたGRに対する強力なメタになり、《大樹王 ギガンディダノス》は[[オールハンデス]]とほぼすべてのクリーチャーに対する[[攻撃制限>攻撃できない]]で、[[《禁断機関 VV-8》]]の[[殿堂入り]]で[[追加ターン]]を得られにくくなった弱体部分を補えるようになった。また、《ギガンディダノス》は、[[名目コスト]]が高い上に[[マナ送り]]にされても[[SSS級侵略]]によってバトルゾーンにすぐに復帰できる《デッドダムド》と相性がいい。

[[DMEX-12]]期には[[打点]]補強手段として[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]を獲得。[[DMRP-13]]で既に登場していた[[《ウマキン☆プロジェクト》]]が5枚目以降の[[《天災 デドダム》]]のように運用できることが明らかになったことも相まって、再び[[環境]]トップレベルで戦えるデッキとなった。この頃になると場持ちにする[[《無修羅デジルムカデ》]]の装着先として[[《白皇世の意志 御嶺》]]に始まり、[[《ラフシアIII》]]、[[《イイネIV》]]を採用した型が主流化。

ところが[[【連ドラグナー】]]が成立すると、[[《爆熱剣 バトライ刃》]]を装備した[[クリーチャー]]は[[攻撃]]できず[[侵略]]の起点にできない、[[《SSS級天災 デッドダムド》]]では[[非クリーチャー]][[ドラグハート]]は除去できない、[[【連ドラグナー】]]よりもはるかに低速、これらの短所を露呈して環境からまたも失墜。

*【ハンデスデッドダムド】 [#ab038650]
[[【青黒ハンデス超次元】]]などに使われるハンデスカードを搭載したコントロール寄りの型。

[[マナブースト]]の枠を[[ハンデス]]に置き替えた構築となっており、速度は遅いが一たび相手を縛れば通常の型以上のロック力を発揮する。

|[[《ブレイン・タッチ》]]|[[ハンデス]]系統には[[色]]さえ合えば投入される定番札|
|[[《傀儡将ボルギーズ/ジェニコの知らない世界》]]|[[除去]]付き[[侵略]]元/初動ハンデス|
|[[《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]|[[墓地]]から[[コスト]]3以下の[[呪文]]2枚まで[[踏み倒し]]。[[侵略]]元にも/3コストまでが対象の2コスト[[ピーピングハンデス]]|
|[[《改造治療院》]]|[[クリーチャー]][[墓地回収]]付き[[ハンデス]]|
|[[《解罪 ジェ霊ニー》]]|[[ピーピングハンデス]]を行う[[オーラ]]|
|[[《イグゾースト・II・フォー》]]|[[呪文]]再利用、[[侵略]]元|

*【4&ruby(しょく){色};デッドダムド】 [#n6abe365]
通常の構築に[[火]]の[[グッドスタッフ]]を含んだ型。

言ってしまえば[[《襲来、鬼札王国!》]]を使いたいがために[[文明]]に火を足したということである。

**主要カード [#u87f0618]
|[[《襲来、鬼札王国!》]]|[[除去]]、[[リアニメイト]]|

**候補カード [#l1ae904c]
|[[《勝熱英雄 モモキング》]]|サブフィニッシャー|
|[[《超次元ボルシャック・ホール》]]|メタカードを除去できる超次元呪文|
|[[《超次元ムシャ・ホール》]]|~|
|[[《超次元リュウセイ・ホール》]]|[[ドロー]]、[[火力]]、[[マナブースト]]のいずれかの[[効果]]を実行しながら[[サイキック]]を[[リクルート]]できる|
|[[《“魔神轟怒”万軍投》]]|4[[マナ]]1[[ディスカード]]で3回[[GR召喚]]|
|[[《無双と竜機の伝説》]]|[[《レッドギラ》>《轟く革命 レッドギラゾーン》]]のおかげで[[EXT>エクストラターン]]を活かすための[[打点]]には困らない|
|[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]|[[《デッドダムド》>《SSS級天災 デッドダムド》]]再利用。[[コマンド]]に[[スピードアタッカー]]、[[マッハファイター]]、[[ブロックされない]][[付与]]、[[ファイナル革命]]で他[[クリーチャー]]全[[アンタップ]]|

**参考 [#z3595871]
-[[デッキ集(一覧)]]
-[[デッキ集/ビートダウン]]
-[[中速]]
-[[ビートダウン]]
-[[コントロール]]
-[[侵略]]
-[[S級侵略]]
-[[《SSS級天災 デッドダムド》]]