#author("2020-11-13T21:18:53+09:00","","") *《&ruby(とき){時};の&ruby(ほうおう){法皇}; ミラダンテ&ruby(トゥエルブ){XII};》 [#a9eb7e22] |時の法皇 ミラダンテXII LEG 光/水文明 (8)| |クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン/革命軍/ドレミ団 12000| |革命チェンジ:光または水のコスト5以上のドラゴン| |T・ブレイカー| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、光のコスト5以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分の手札から唱えてもよい。そうしなければ、カードを1枚引く。| |ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、次の相手のターンの終わりまで、相手はコスト7以下のクリーチャーを召喚できない。| |BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''| [[DMR-22]]で登場した[[光]]/[[水]]の[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]/[[革命軍]]/[[ドレミ団]]。2019年3月1日付で[[殿堂入り]]。 [[《大音卿 カラフルベル》]]と同じ[[革命チェンジ]]条件に加え、[[手札]]から[[光]]の[[コスト]]5以下の[[呪文]]をノーコストで[[唱える]]か1[[ドロー]]を選ぶ[[cip]]、次の相手のターン終了時までコスト7以下の[[クリーチャー]]の[[召喚]]を封じる[[ファイナル革命]]を備える。 [[cip]]で[[手札]]からの[[呪文]]の[[無料詠唱>コスト踏み倒し]]か1[[ドロー]]を選べる。 [[文明]]こそ縛られるが詠唱可能な[[コスト]]の範囲も5以下と広く、最悪でも[[キャントリップ]]として使えるため無駄がなくかなり心強い。 [[コスト]]5の[[光]][[呪文]]が作る動きとして、有用そうなものは -[[デザイナーズコンボ]]として登場した[[《ジャッジメント・タイム》]]からの[[《ファイナル・ストップ》]]or[[《ミラクルストップ》]](アニメでは「呪文の連鎖」と名付けられた) -[[《ドラゴンズ・サイン》]]からの[[クリーチャー]]展開 -[[《超次元シャイニー・ホール》]]及び[[《超次元ドラヴィタ・ホール》]]で状況に合わせて[[サイキック・クリーチャー]]を呼び打点増強 -[[《時の革命 ミラダンテ》]]のように、[[ロック]]と合わせて相手獣の[[フリーズ]]を狙える[[《聖歌の聖堂ゾディアック》]] -[[《スーパー・エターナル・スパーク》]]でコスト6以下を[[カード指定除去]] -[[《ジャミング・チャフ》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]で相手の[[呪文]]を[[ロック]] -万能防御札として有名な[[《調和と繁栄の罠》]] -6000[[火力]]か相手全体[[タップ]]を選べる[[《ボルメテウス・ホワイト・フレア》]] 等がある。[[デッキ]]によって、相性の良い[[呪文]]を適宜選択していきたいところ。 なお、よく勘違いされやすいが[[革命チェンジ]]で登場しても《ミラダンテXII》はまだ[[召喚酔い]]したままであり、[[《攻守の天秤》]]で自身を[[アンタップ]]して2回攻撃……という[[コンボ]]は不可能なので注意。 そして何より目につくのはメインの[[能力]]、強力な[[ロック]]性能を誇る[[ファイナル革命]]だろう。[[コスト]]7以下の[[クリーチャー]]の[[召喚]]を、次の相手の[[ターン]]の終わりまで封殺できる。 -このクリーチャーの[[ファイナル革命]]に引っかからない[[S・トリガー]]、[[S・バック]]、[[革命0トリガー]]持ちクリーチャーは以下の通り。 +[[《バイナラドア》]] +[[《熱血龍 バトクロス・バトル》]] +[[《閃光の守護者ホーリー》]] +[[《雷珠の求道者ラ・バルザ》]] +[[《罠の超人》]] +[[《激辛の超人》]] +[[《瞬撃の大地 ザンヴァッカ》]] +[[《死滅の大地ヴァイストン》]] +[[《深海の伝道師 アトランティス》]] +[[《南国別荘 クジハウス》]] +[[《唸る鉄腕 ギリガザミ》]] +[[《ジャジャーン・カイザー》]] +[[《音階の精霊龍 コルティオール》]] +[[《密室の破壊者クローズド》]] +[[《一極 マウチュ》]] +[[《二極 シヴァイーヌ》]] +[[《三極 デュエナース》]] +[[《ミスティック・ガストゥール》]] +[[《メガ・ブレード・ドラゴン》]] +[[《ジャッジ・チュリス》]] +[[《撃髄医 スパイナー》]] +[[《エイエイオー》]] +[[《ニルバーナー》]] +[[《松苔ラックス》]] +[[《天井院さま》>《天井院さま/床弾坊》]] +[[《ウツセミ童子》]] +[[《不遜の化身》]] +[[《戯具 ヴェイギュア》]] +[[《ミラクル・ミラダンテ》]] +[[《ボルシャック・ドギラゴン》]] +[[《王龍ショパン》]](条件付き) +[[《金色目 ポラリス》]](条件付き) +[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]](条件付き) +[[《タマタンゴ・パンツァー》]](条件付き) -相手の[[ニンジャ・ストライク]]を持つクリーチャーは([[《轟火シシガミグレンオー》]]と[[《バイナラドンデン》]]を除き)コストが7以下であるため、このクリーチャーの[[ファイナル革命]]でロックが可能である。 --後に[[《煌世主 サッヴァーク†》]]が登場。[[ニンジャ・ストライク]]ではないが、相手のシールドに表向きのカードが3枚あれば[[ニンジャ・ストライク]]のごとく相手のターンでもバトルゾーンに出すことが可能。しかもパワー17000もある[[ブロッカー]]であるためパワー負けしているこのクリーチャーはブロックされて返り討ちとなる可能性もあり、[[ニンジャ・ストライク]]と違いターン終了時でも山札の下へ移動しない。 ロックには[[コスト]]制限があるため、性能のみを見てしまうと[[《時の革命 ミラダンテ》]]の下位能力と言わざるを得ない。 しかし、それでも対象範囲内には前述のとおり[[S・トリガー獣]]の大半に加え、[[S・バック]]や[[ニンジャ・ストライク]]といったメジャーな反撃手段全般も含まれるほか、返しの[[ターン]]にも[[ロック]]が続くため、[[【赤黒ドギラゴン剣】]]の悪名高い攻撃の起点[[《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》]]、優秀な[[ドラグナー]]である[[《真・龍覇 ヘブンズロージア》]]や[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]、更には[[侵略]]・[[革命チェンジ]]元となることが前提の[[クリーチャー]]のほとんどが呼び出せなくなり、反撃の芽を摘むには十分な範囲を持っている。 むしろ、''革命0という崖っぷちに立たずとも、これほどの範囲の[[ロック]]を掛けられる''と見れば、十分ということがわかるだろう。 相手が動き出す前に早期の[[ファイナル革命]]が可能となれば、次の相手[[ターン]]の[[クリーチャー]]展開を大きく妨害でき、[[エクストラターン]]程ではないが大幅な[[テンポアドバンテージ]]を得ることができるだろう。 強力な[[ロック]]に加え、[[呪文]]を無料で打つか1[[ドロー]]できるというのだから、この[[クリーチャー]]の強さがより際立っている。 [[オレガ・オーラ]]をプレイする際に、新たにGR召喚を行うことを選んでもGR召喚できずオーラはバトルゾーンに出せなくなり、手札に残る。現時点ではコスト8以上の[[GRクリーチャー]]は存在しないためである。 **環境において [#bb9ba611] 登場当初からこのカードを主軸としたデッキが多く使用されており、[[革命ファイナル]]期には完全なロックをかけるために[[【ドロマー超次元】]]の[[フィニッシャー]]として出張するケースもあった。 強烈な[[ロック]]性能から多くのプレイヤーが当初より「将来の殿堂入りは確実」と見ており、[[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]が登場して以降はこのカードを軸としたデッキに見られた「[[コスト踏み倒し]]系統の[[【速攻】]]に弱い」という弱点すら払拭された。光や水のドラゴンの多くが登場するたびこのカードと組み合わせられる状況、そして環境そのものを一新したいという公式の判断からか、2019年3月1日に[[殿堂入り]]。[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]としては2例目、[[ドレミ団]]としても2例目の殿堂入り。[[レジェンドカード]]からの殿堂入りは[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]と並んで初。 殿堂入り後の[[超天篇環境]]でも[[【チェンジザドンジャングル】]]の[[フィニッシャー]]の1体として活躍を続けていた。 デッキの主役としては環境から姿を消した[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]とは対照的で、[[プレミアム殿堂]]の可能性まで取り沙汰されるようになった。1枚制限となってコントロールで使われるようになった辺りは[[《無双竜機ボルバルザーク》]]を彷彿とさせる。 ただ、[[DMBD-09>DMBD-09 「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 必勝!! 闘将ブレードオーガ」]]・[[DMBD-10>DMBD-10 「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 SSS!! 侵略デッドディザスター」]]期あたりから[[【チェンジザドンジャングル】]]は[[【青黒緑デッドダムド】]]やそれを追う[[【青魔導具】]]、[[【サンマックス】]]などの高速デッキに手を焼くようになり、このカードも環境から脱落した。 その後もこのカードは[[【チェンジザドンジャングル】]]の浮沈と運命を共にしていた。 [[DMRP-15]]期には[[ループ]]に入れない時の[[1ショットキル]]プランに利用するフィニッシャー、あるいは安全にループパーツを[[回収]]する際の時間稼ぎとして[[【ライベルモットループ】]]で使われるケースも見られるようになった。 **その他 [#qa8f2647] -デザイナーズコンボ通りに[[《ファイナル・ストップ》]]に繋げれば、結果的にキャントリップも発動させることになる。 -「[[光]]・[[水]]の[[コスト]]5以上の[[ドラゴン]]」という[[革命チェンジ]]条件を満たす非[[進化]][[クリーチャー]]は大勢いても、ここに「[[スピードアタッカー]]」という条件を持つクリーチャーは少なく、代表的な例を挙げるなら、[[火]]/[[水]]/[[自然]]の[[《ガイアール・ベイビー》]]と[[火]]/[[光]]の[[《閃光のメテオライト・リュウセイ》]]ぐらいしかいない。 --後に[[スピードアタッカー]]の[[光]]もしくは[[水]]のコスト5以上の[[ドラゴン]]である[[《ボルメテウス・蒼炎・ドラゴン》]]、[[《轟牙忍 ハヤブサリュウ》]]、[[《爆龍皇 ダイナボルト》]]、[[《雷龍 ヴァリヴァリウス》]]、[[《電龍 ヴェヴェロキラー》]]、[[《爆誕!!!ダイナボルト》]]、[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]、[[《凰翔竜機ワルキューレ・ルピア》]]、[[《最終龍覇 グレンモルト》]]、[[《姫様宣言プリンプリン》]]、[[《ボルシャック・サイバーエクス》]]、[[《聖霊龍騎サンブレード・NEX》]]が登場。 -[[火]]・[[自然]]・[[闇]]を持つ[[革命チェンジ]]持ちは[[《勝利のガイアール・カイザー》]]の[[スピードアタッカー]]の恩恵を受けやすく、戦略の根幹となっていることも多いため、[[光]]・[[水]]の[[革命チェンジ]]持ちは、このあたりの即効性のなさをリカバーする方法を模索する必要があるだろう。 --例えば[[《凰翔竜機バルキリー・ルピア》]]や[[《革命龍程式 シリンダ》]]等の[[進化]][[ドラゴン]]を使う手がある。[[革命チェンジ]]によって進化元もろとも帰ってくるので、案外使いやすい。 -[[メインデッキ]]や[[超次元ゾーン]]に[[光]]もしくは[[水]]のコスト5以上の[[ドラゴン]]がいなくても[[超GR]]に[[光]]のコスト5以上の[[ドラゴン]]である[[《煌銀河 サヴァクティス》]]があれば[[GR召喚]]してこのクリーチャーに革命チェンジさせることも狙える。 -同一シリーズ([[超天篇]])で3回(([[DMEX-06]]、[[DMRP-12]]の[[ウルトラゴールデンカード]]、[[DMEX-08]]))も[[再録]]された初の[[スーパーレア]]より上のレアリティのカードである。 --ちなみに同一シリーズで2回[[再録]]された[[スーパーレア]]より上のレアリティのカードには[[DMBD-09 「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 必勝!! 闘将ブレードオーガ」]]と[[DMEX-08]]で[[再録]]された[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]、[[DMEX-06]]と[[DMEX-08]]で再録された[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]と[[《禁断〜封印されしX〜》]]/[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]、[[DMRP-12]]の[[ウルトラゴールデンカード]]、[[DMEX-08]]で再録された[[《龍の極限 ドギラゴールデン》]]が存在する。 -同弾収録レジェンドの[[《ZEROの侵略 ブラックアウト》]]と[[《禁断機関 VV-8》]]はこのカードの天敵。《ブラックアウト》はどんなに召喚を封じようと[[侵略ZERO]]でバトルゾーンに出され、能力の影響を受けないD2フィールドの影響を受けてしまう。また《VV-8》も《ブラックアウト》と同じくサポートが「バトルゾーンに出す」カードとD2フィールドのため防ぐ事ができず、更にエクストラターンでロックが飛ばされるなど踏んだり蹴ったりである。 --この為、現実の強力さに反して、公式対戦動画、デュエマTV、アニメなどあらゆる媒体で「ファイナルタイムストップが安易に破られ敗北する」という結果になっている。 --逆に、併用すると心強い味方となる。 《ブラックアウト》はロックをすり抜けるために踏み倒されたクリーチャーに対してのカウンターとなる。 《VV-8》は[[ドレミ団]]全般と高相性であり、[[cip]]で呼び込んできつつ[[革命チェンジ]]を繰り返すことで容易に[[禁断機動]]が可能。さらに[[ファイナル革命]]及び[[cip]]で唱える[[《ジャッジメント・タイム》]]・[[《ファイナル・ストップ》]]は効果が「次の相手のターンの終わり」までなのでこれらと同時に[[禁断機動]]することで相手はほぼ無抵抗のまま[[エクストラターン]]を行えるため安全に詰めることができる。耐えたとしても返しのターンも相手は8コスト以上のクリーチャーを召喚するか[[侵略ZERO]]でもない限りほぼ動けないため、実質[[エクストラターン]]を2つ得ることになる。 **関連カード [#q2950f71] -[[《時の革命 ミラダンテ》]] -[[《ミラクル・ミラダンテ》]] -[[《時卍龍 ミラダゲンム》]] -[[《タイム1 ドレミXII》]] -[[《タイム3 シドXII》]] -[[《タイム2 ファソラXII》]] -このクリーチャーが描かれているカード --[[《ワールド・ストップ》]] --[[《ジャッジメント・タイム》]] --[[《ファイナル・ストップ》]](円形の装備のみ) **収録セット [#m4e352ae] -illus.[[NAKAMURA 8]] --[[DMR-22 「革命ファイナル 第2章 世界は0だ!! ブラックアウト!!」>DMR-22]] --[[DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」>DMEX-06]](8/98) --[[DMRP-12 「超天篇 第4弾 超超超天!覚醒ジョギラゴン vs 零龍卍誕」>DMRP-12]]([[ウルトラゴールデンカード]]) -illus.[[皆川亮二]] --[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」>DMEX-08]](191/???) -illus.[[yuukoo009]] --[[DMBD-15 「レジェンドスーパーデッキ 蒼龍革命」>DMBD-15]](SE1/SE10) **参考 [#p86f4db8] -[[多色]] -[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]] -[[革命軍]] -[[ドレミ団]] -[[革命チェンジ]] -[[T・ブレイカー]] -[[cip]] -[[コスト踏み倒し]] -[[ファイナル革命]] -[[レジェンドカード]] -[[殿堂入り]] -[[【NEXミラダンテ】]] -[[【シリンダミラダンテ】]] -[[【ロージアミラダンテ】]] --[[【チェンジザロージア】]] -[[【トリーヴァミラダンテ】]] --[[【チェンジザダンテ】]] ---[[【チェンジザドンジャングル】]] -[[【エビートミラダンテ】]] -[[【成長ミラダンテ】]] --[[【リーフミラダンテ】]] -[[【ベイビーミラダンテ】]] -[[【魔導具ミラダンテ】>【青魔導具】#madomira]] &tag(クリーチャー,光文明,水文明,多色,コスト8,エンジェル・コマンド・ドラゴン,革命軍,ドレミ団,パワー12000,革命チェンジ,cip,コスト踏み倒し,ドロー,T・ブレイカー,ファイナル革命,ロック,ドラゴン,コマンド,ミラダンテ,殿堂入り,LEGEND,NAKAMURA 8,皆川亮二,yuukoo009);