#author("2020-01-19T13:54:21+09:00","","") *《&ruby(きょうさつおう){凶殺皇}; デス・ハンズ》 [#o0256d6c] |凶殺皇 デス・ハンズ R 闇文明 (7)| |クリーチャー:ダークロード 2000| |S・トリガー| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体破壊する。| [[DMR-17>DMR-17 「革命編 第1章 燃えろドギラゴン!!」]]で登場した[[ダークロード]]。 [[cip]]で相手の[[クリーチャー]]を1体[[破壊]]する[[S・トリガー獣]]。 [[《デーモン・ハンド》]]の[[クリーチャー]]版である。 [[S・トリガー]]でめくれれば確実に相手の手数を減らせるため、接戦の時には逆転のきっかけとなってくれる。[[《アクア・サーファー》]]や[[《閃光の守護者ホーリー》]]と同様に[[クリーチャー]]として[[バトルゾーン]]に残るため、自分の[[ターン]]には殴り手として貢献してくれる。 [[ダークロード]]である[[メリット]]はそこまで大きくはないが、[[《悪魔龍王 キラー・ザ・キル》]]や[[《夢幻騎士 ダースレイン》]]などの[[文明]]指定の[[進化クリーチャー]]も増えており、それらに[[進化]]させて反撃するのでもいいだろう。 [[《デーモン・ハンド》]]と比較すると、[[アタッカー]]として使える点、[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]や[[《偽りの王 ナンバーナイン》]]や[[《闇鎧亜クイーン・アルカディアス》]]などの[[呪文]][[ロック]]にかからない点といった利点が挙げられる。 反面、[[《暴走龍 5000GT》]]や[[《呪紋のカルマ インカ》]]や[[《単騎連射 マグナム》]]や[[《龍世界 ドラゴ大王》]]や[[《悪魔神バロム・クエイク》]]といったクリーチャー[[メタ]]に引っかかる弱点も生まれており、また[[コスト]]も1大きくなっている。 他には、[[《邪眼皇ロマノフI世》]]や[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]では使いまわせなくなっている点や、逆に[[《インフェルノ・サイン》]]や[[《地獄門デス・ゲート》]]で[[リアニメイト]]できるようになっている点など、どちらにも長所と短所があるので、デッキによって使い分けたい。 シンプルで優秀な[[カード]]であり、幅広い[[デッキ]]で使用できる[[基本カード]]と言えるが[[《地獄門デス・ゲート》]]や[[《マッド・デーモン閣下/デーモン・ハンド》]]、下記にもある[[《デビル・ハンド》]]や[[《冥王の牙》]]といった対抗馬があるのでデッキに合うものを選ぶ必要がでてきた。 **環境において [#ke0fc046] 登場するなり[[革命編環境]]では[[【黒単ヘルボロフ】]]や[[【ロマノフサイン】]]で採用されるに至った。[[侵略]]など[[手札]]を消費して少数精鋭の中型[[進化クリーチャー]]を展開する[[ビートダウン]]相手には、この[[クリーチャー]]が[[シールド]]に何枚、どこに入っているかが勝敗を分けると言っても過言ではない。そういった意味では満を持して登場し、かつ[[環境]]に即した1枚といえる。 登場当時の準[[環境]]デッキであった[[【グレンモルト】]]では[[龍解剤]]として選択肢に挙がり、[[ファンデッキ]]界隈では[[【ボルメテウスコントロール】]]の防御[[S・トリガー]]兼いざという時の[[打点]]として使われた。 [[革命ファイナル環境]]では[[【赤黒レッドゾーン】>【レッドゾーン】]]で採用されたが、代わりに就職先であった[[【黒単ヘルボロフ】]]や[[【ロマノフサイン】]]は革命ファイナル環境になって姿を消している。 [[革命ファイナル]]終期の[[【ドルマゲドンX】]]に採用された事例もそこそこあったが、《冥王の牙》が登場する頃には拡張性の高さが[[S・トリガー]]に求められるようになり、採用率に陰りが見られるようになった。 さらに[[双極篇]]になって[[《マッド・デーモン閣下/デーモン・ハンド》]]が登場すると、単なる防御の後に[[シングル・ブレイカー]]が残るだけの[[汎用性]]の低さからめっきり使われなくなった。 極め付けは[[GR召喚]]される[[GRクリーチャー]]次第でこのクリーチャーのパワーを上回る[[《罪罰執行 ジョ喰ンマ》]]の登場であろう。あちらは[[無月の大罪]]3で5コストになるため手打ちも容易。一応こちらには[[メインデッキ]]に入るクリーチャーであり墓地に[[落として>落ちる]]再利用することができるという差別化点がある。 **その他 [#p307f044] -[[ダークロード]]なので[[《大邪眼バルクライ王》]]で[[リアニメイト]]できる。これまで同じようなポジションにいた[[《闘竜死爵デス・メンドーサ》]]や[[《神滅恐皇グールギヌス》]]に代わって[[ダークロードデッキ>【ダークロード】]]の[[必須カード]]になりうる。前者の2枚と違いトリガーで出た返しに[[《大邪眼バルクライ王》]]の進化元に使えるという無視できない強みがある。 -[[《狼虎サンダー・ブレード》]]など、[[《チェイン・スラッシュ》]]を内蔵したクリーチャーはそれなりの数が存在していたが、[[《デーモン・ハンド》]]を内蔵したクリーチャーは初。まさに「ありそうでなかった」クリーチャーと言えるだろう。 -「[[コスト]]6[[S・トリガー]]」→「それを内蔵した[[コスト]]7[[パワー]]2000[[S・トリガー獣]]」の流れはかつての[[《スーパーバースト・ショット》]]→[[《火焔タイガーグレンオー》]]を彷彿とさせる。ただしわずか半年で[[クリーチャー]]化したあちらと異なり、こちらは[[クリーチャー]]化まで13年以上もの非常に長い時を必要としている辺り、[[確定除去]]のバランス調整の難しさを示している。 -[[《腐食虫スワンプワーム》]]と[[マナコスト]]、[[パワー]]が一致しているが、その[[カードパワー]]の差は歴然としている。14年もの歳月の[[インフレ]]を如実に感じさせるものとなっている。 -[[《萎縮の影チッソク・マント》]]は同じく[[コスト]]7の[[S・トリガー獣]]だが、あちらは-3000の[[パワー低下]]なので[[破壊]]できる範囲が狭い。ただし、[[《光器パーフェクト・マドンナ》]]や[[《純潔の信者 パーフェクト・リリィ》]]を[[除去]]できるという[[メリット]]もあるので、完全に劣っているわけではない。 -[[クリーチャー]]のかわりに[[墓地肥やし]]が付くようになると[[《デビル・ハンド》]]に、[[スーパー・S・トリガー]]が付くと[[《冥王の牙》]]になる。[[リアニメイト]]を利用するならば前者を使うのも手だろう。後者は条件付きで墓地肥やしとリアニメイトを同時に行える。 -この[[カード]]の登場は[[DMD-22>DMD-22 「デュエマ・スタートデッキ 破滅の闇文明」]]の[[《デーモン・ハンド》]]の[[フレーバーテキスト]]によって予兆されていた。 -このカード等[[呪文]]の効果を元にした[[クリーチャー]]はいずれも[[コマンド]]を持っていない。[[侵略]]に活用されないようにするためだろう。 -元のカードが《『デーモン』・ハンド》である為、[[種族]]が[[デーモン・コマンド]]でない点に違和感があるが、[[デーモン・コマンド]]は元々[[ダークロード]]によって召喚された種族なので、[[ダークロード]]が《デーモン・ハンド》を生み出したと考えても差し支えないだろう。 --[[デーモン・コマンド]]だった場合、[[革命軍]]・[[侵略者]]両陣営に利用されかねないというのも大きく、フレーバーを活かしてうまく回避したともとれる。また[[コマンド]]でも[[ドラゴン]]でもないため[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]の[[ロック]]の対象外であるメリットもある。 -外見は[[《邪眼皇ロマノフI世》]]を彷彿とさせるデザインである。ただし、武器の魔銃は鎌に変化している。同じく外見が酷似した[[クリーチャー]]には[[《壊滅の撃墜王エスコバルドZ》]]が存在する。 --イラストを手掛けた[[NAKAMURA 8]]氏によると、角や肩のデザインは[[《暗黒の騎士ザガーン》]]をモチーフにしたとのこと。 **[[サイクル]] [#ja228c81] [[DMR-17>DMR-17 「革命編 第1章 燃えろドギラゴン!!」]]の[[レア]][[カード]]大型[[S・トリガー]][[クリーチャー]][[サイクル]]。 -[[《降臨の精霊 トリガブリエ》]] -[[《サイバー・I・チョイス》]] -''《凶殺皇 デス・ハンズ》'' -[[《破壊者 シュトルム》]] -[[《瞬撃の大地 ザンヴァッカ》]] **関連カード [#x8bb5d8a] -[[《デーモン・ハンド》]] -[[《冥王の牙》]] -[[《マッド・デーモン閣下/デーモン・ハンド》]] -[[《デビル・ハンド》]] -[[《腐食虫スワンプワーム》]] -[[《萎縮の影チッソク・マント》]] -[[《丹眼医 アオゲ》]] -[[《罪罰執行 ジョ喰ンマ》]] **[[フレーバーテキスト]] [#ubeab6dc] -[[DMR-17>DMR-17 「革命編 第1章 燃えろドギラゴン!!」]]&br;'''[[デーモンの手>《デーモン・ハンド》]]に封じられし凶殺皇がついに姿をあらわした。''' -[[DMSP-01>DMSP-01 「ステキ!カンペキ!!ジョーデッキーBOX」]]&br;'''[[トリガー>S・トリガー]]で[[プレイヤー]]を守るだけじゃなく、[[クリーチャー]]として攻撃も可能!最強クラスの[[シールド・トリガー>S・トリガー]]だ!''' **収録セット [#y01c442d] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[NAKAMURA 8]] --[[DMR-17 「革命編 第1章 燃えろドギラゴン!!」]] --[[DMSP-01 「ステキ!カンペキ!!ジョーデッキーBOX」]] **参考 [#b97fb90d] -[[クリーチャー]] -[[ダークロード]] -[[S・トリガー]] -[[cip]] -[[確定除去]] -[[デュエマゴールデンリスト]] -[[闇]] -[[レア]]