#author("2023-10-01T19:42:44+09:00","","") *《&ruby(でんせつ){伝説};の&ruby(きんだん){禁断}; ドキンダム&ruby(エックス){X}; &ruby(ジーエス){GS};》 [#mbf70fb9] |伝説の禁断 ドキンダムX GS P 火文明 (99)| |クリーチャー:禁断 99999| |''G・ストライク''(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)| |このクリーチャーの召喚コストを90少なくする。| |''T・ブレイカー''| |このクリーチャーが出た時、このターン、相手のクリーチャーすべての能力を無視する。| |コスト4以下の呪文の効果によって、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。| [[DMSP-02]]で登場し、初の[[禁断]]という種族を持つ。 [[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]のリメイククリーチャーで、ゲーム開始時から山札に含む通常クリーチャーとなった。当然[[殿堂入り]]では無いので、デッキに[[4枚積み]]が可能。 元のカードが特殊だったためか、[[DMSP-02]]のリメイクカードの中では[[スペック]]にかなり大きな変更が加えられている。 [[特殊敗北]]能力が消失しリスクを背負って使用する必要が無くなった。相手のコスト4以下呪文限定の[[アンタッチャブル]]は元のままである。 コストもそのままであるが、コスト軽減能力により9コストのクリーチャーとして召喚できる。パワー99999もそのままで、実質9コストのクリーチャーとしては破格のパワーと言える。 しかし、全体[[封印]]がただの1ターンのみの[[能力]][[無視]]へと大幅に弱体化しているのはかなり痛い。 また、ゲーム開始からバトルゾーンにいる[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]とは違って、こちらはバトルゾーンに出すという手順を踏むため普通に''[[召喚酔い]]する''。 [[cip]]能力が出たターンにしか効果がないため、ブロッカーなどを無力化して[[1ショットキル]]を狙いに行きたいところだが、既にバトルゾーンにいるクリーチャーのみにしか影響せず、[[S・トリガー獣]]などは一切ケアできない。その上このクリーチャー自身が[[召喚酔い]]してしまうため、[[1ショットキル]]性能は高くない。 さらに、[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]のようなバトルゾーンに出すと同時に効果を発揮するような能力ではなく、こちらは効果の発動に[[待機]]が必要な[[誘発型能力]]なので、[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]のようなメタ能力の誘発を防ぐこともできない。 このように、あまり効果は期待できない[[腐り>腐る]]やすい能力と言える。 また、いくらコスト軽減されたからと言っても9コストは重い方であり、踏み倒そうにも名目コスト99が足を引っ張って[[《蒼龍の大地》]]や[[《襲来、鬼札王国!》]]のようなコスト制限のある踏み倒し手段で出すことはまず不可能。コスト指定のない踏み倒し手段を使おうにも、コストを問わずに出せるのであればこのクリーチャーより優秀な[[フィニッシャー]]はいくらでもおり、帯に短し襷に長しである。 使いようがあるとすれば、巨大な名目[[コスト]]と他の追随を許さないパワーを、[[《ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ》]]や[[《偶発と弾幕の要塞》]]などそれらを参照するクリーチャーや呪文を用いて様々に応用できるのは本家の[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]には無い強み。 [[G・ストライク]]が付いているため、いっそのこと能力を無視する能力はおまけとして見て、コストかパワーの高さを必要とするデッキで[[防御札]]として使うのもありだろう。[[【ハチ公ガチンコ・ジャッジ】]]ならコストの高さを活かすことができ、元々デッキの必須枠を最小化しやすい構築であることを考えれば、単なる[[防御札]]としてしか使えないことを差し引いても採用価値があるだろう。[[出す]]ことさえも[[《爆殺!! 覇悪怒楽苦》]]の[[スーパー・S・トリガー]]を使えば十分可能である。 同じよう高コストを活かせる防御札という意味では、[[【グルメ墓地ソース】]]にも悪くない。 [[《明日の鎖 ハヤブサツイン》]]の[[アバレチェーン]]との相性も最高の一言。事実上[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]以外なら目ぼしいものが全て範囲内に収まる。 高コスト、高パワーのカードとしては他に[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]や[[《伝説の正体 ギュウジン丸》]]、[[《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》]]が挙げられる。それらとは文明が異なるほか、一応現実的に素出しも可能であり、単体で防御札として活用できるのが長所。 **ルール [#s59e22e4] -[[コスト軽減]]は強制。能力が無視されていない限りは、なんらかの方法で99マナ溜めても《伝説の禁断 ドキンダムX GS》をコスト軽減せずに召喚することはできない。 --[[禁断クリーチャー]]ではない為、[[《龍の極限 ドギラゴールデン》]]の[[破壊]]対象にはならない。 **環境において [#e7da20dc] 登場以降[[【ハチ公ガチンコ・ジャッジ】]]に[[G・ストライク]]目当てで使われる場合がある。[[【グルメ墓地ソース】]]においては採用される場合[[火]][[単色]][[マナ]]枠として1枚積みされるケースがメイン。 **メディアでの活躍 [#e669176f] -アニメ『デュエル・マスターズ キング!』に登場する、巻物に記された伝説の12枚のカードのうちの1枚。 古代エジプトの神殿と思しき場所に封印されている。 [[ヒミコ]]が[[禁断文字]]で書かれた呪文を読み上げることで封印から解放され、その直後に[[ジェンドル]]の手で[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]と合体させられ、[[《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]になった。 後に[[《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]が撃破されたことで元のカードに分離し、[[《王来英雄 モモキングRX》]]と合体して[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]となった。その時には何故かこのカードではなく[[禁断文字]]版の[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]になっていた(というか《ドキンダムX GS》というカード自体が登場していない)。 --30話以降は12枚の伝説のカードという括りが強調され始め、《ドキンダムX GS》として登場するようになった。 **その他 [#kf7d1933] -元のパワーをそのまま引き継いだために、通常のクリーチャーでありながら登場時点で全クリーチャー中2位タイという凄まじいパワーを素で持つ。[[DM22-RP1]]時点でも、未だそのパワーは4位タイという高順位。 -無条件、かつ[[デメリット]]なしで自力で[[コスト軽減]]できるカードは何気に珍しい。 [[使う]]分には素の[[コスト]]が9であるのと全く変わらない。普通はわざわざ[[コスト軽減]]など付けず素の[[コスト]]を適切に設定するだろうが、このクリーチャーは元ネタありきのため、このような[[コスト軽減]]を持たせてでもコスト99にしたかったのだろう。 -「[[禁断]]」という新種族は[[《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]のために登場させたものである。 **関連カード [#e7c19bd4] -[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]] -[[《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]] -[[《禁断のモモキングダム》]] -[[《禁断英雄 モモキングダムX》]] -[[《不敬合成王 ロマティックダム・アルキング》]] -[[《頂上混成 ガリュディアス・モモミーズ'22》]] //**[[フレーバーテキスト]] [#h8151b5c] //-[[]]&br;''' ''' **収録セット [#e7c19bd4] -illus.[[Murakami Hisashi]] --[[DMSP-02 「超獣王来烈伝」>DMSP-02]](11/12) **参考 [#tbae7b2a] -[[火]] -[[クリーチャー]] -[[禁断]] -[[コスト軽減]] -[[G・ストライク]] -[[T・ブレイカー]] -[[cip]] -[[アンタッチャブル]] -[[ドキンダム]] ---- [[公式Q&A]] -4つ目の能力について >Q.自分の''《伝説の禁断 ドキンダムX GS》''を出したターンに、相手は[[《アクア・サーファー》]]の「S・トリガー」を使えますか? A.はい、使えます。''《伝説の禁断 ドキンダムX GS》''の「出た時」の能力は、''《伝説の禁断 ドキンダムX GS》''が出た時点でバトルゾーンにいたクリーチャーのみに適用されます。&br;また、[[《アクア・サーファー》]]の「出た時」の能力も問題なく使えます。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39512]](2021.3.19) &tag(クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト99,禁断(種族),パワー99999,G・ストライク,コスト軽減,自身コスト軽減,T・ブレイカー,cip,無視,コスト4以下,アンタッチャブル,《禁断》,《伝説の禁断 ドキンダムX》,ドキンダム,ドキンダム (名称カテゴリ),P,レアリティなし,Murakami Hisashi);