#author("2023-09-14T14:00:41+09:00","","") *《&ruby(ししちょうりゅう){獅子頂龍}; ライオネル》 [#zf982838] |獅子頂龍 ライオネル VIC 光文明 (9)| |クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン 12000| |自分の手札に加える光のシールドカードはすべて「S・トリガー」を得る。| |自分のシールドが1枚もない時、このクリーチャーは「ブロッカー」を得る。| |T・ブレイカー| |このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに自分のシールドをひとつ相手に選ばせてもよい。そうした場合、そのシールドを手札に加える。(その「S・トリガー」を使ってもよい)| [[DMX-17]]で登場した[[ビクトリー]]を持つ[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]。 [[置換効果]]による[[除去]]耐性を持ち、この[[クリーチャー]]が[[バトルゾーン]]から離れる時に自分の[[シールド]]を1枚[[回収]]すれば[[バトルゾーン]]にとどまることができる。さらに、自分の[[シールド]]にある[[光]]のカードを全て[[S・トリガー]]化し、自分のシールドがなくなると[[ブロッカー]]を得るという非常に場持ちの良いクリーチャーである。 [[シールド]]さえ残っていればほとんどの[[除去]]を免れることができ、非常に粘り強い。おまけに[[手札]]に加えた[[S・トリガー]]は[[エスケープ]]と異なり使用可能であり、[[光]]のカードなら[[S・トリガー]]になるので、相手の[[除去]]を逆利用することができる。 下手を打つとこのカードがもう1体出てくるということもありうるため、相手に与えるプレッシャーは大きい。最悪何も出せなくても[[手札補充]]にはなるので、[[アドバンテージ]]を失いづらい。 ただしその分[[マナコスト]]も重く、コスト9という数字はマナ加速手段の少ない光単色デッキでは至難の業である。用いるのであれば[[自然]]を入れて[[マナブースト]]して出すなどしたいところ。 他の[[文明]]を入れると[[シールド]]から[[コスト踏み倒し]]できる確率が下がるが、少なくとも[[除去]]から守ることはできるため、そこまで気にならないだろう。 -光のドラゴンとして[[《サッヴァークDG》]]の[[踏み倒し]]対象。あちらのギミック上、デッキに光のカードも多く採用しやすいため相性が良い。 -[[《天命の精霊ワガハイ・キャット》]]や[[《雷雲の守護者ラーザ・ベガ》]]などの[[シールド化]]するカードを[[S・トリガー]]化させることで無限耐久を狙いやすい。 --[[《命翼ノ裁キ》]]はデッキ枚数という限界はあるが[[暴発]]させる度に新しいカードも追加で踏み倒せる。 -この[[クリーチャー]]を[[バトルゾーン]]から離す方法としては、[[《恐気の覚醒者ランブル・レクター》]]や[[《神羅スカル・ムーン》]]のような[[置換効果]]による除去が有効。 -また、パワーを0にすることでも確実に[[除去]]できる。パワーが0になった場合、何度でも[[破壊]]の処理が実行されるので、結果として必ず[[破壊]]を受け容れなくてはならない。[[S・トリガー]]の裁定は後述。 --比較的見かける[[パワー低下]]カードの中では[[《九番目の旧王》]]の致命圏内。 -現在では[[封印]]や[[能力]][[無視]]などで突破されることも多いので過信は禁物。 **ルール [#z63484c3] 「かわりに自分の[[シールド]]をひとつ相手に選ばせてもよい。」までが[[置換効果]]の適用範囲であり、したがってこの[[クリーチャー]]が2体同時に[[バトルゾーン]]を[[離れる]]場合、2体の[[置換効果]]処理として同じ[[シールド]]を選ぶということも可能であると2015年に事務局から回答があった。しかし、2018年に裁定変更によって、「かわりにバトルゾーンに出してもよい」効果と「そうしたら、バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい」効果は一連の能力として処理を行うようになったため、現在はこのクリーチャーが2体同時に離れる時、同じシールド選ぶことができなくなっている。1体置換効果が発生すれば、2体目の置換効果を処理する前に、シールドは手札に送られる。よって、シールドが1枚しかない時に、2体の《獅子頂龍 ライオネル》がバトルゾーンを離れる場合は、1回しか置換効果が発生しない。 -[[任意]]の[[耐性]]で[[シールドチェック]]が挟まる場合の裁定は以下の通り。(参考:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42523/) ++パワーが0以下になって破壊される時、かわりに[[任意]]で相手に選ばせた1つの[[シールド回収]]をしてバトルゾーンにとどまってもよい。(とどまるので[[S・トリガー]]付与の[[常在型能力]]は発揮している。)回収した場合、その中身を見て使用宣言があるならそれを行う。 ++上の項目で使用宣言したカードは[[待機]]され、即座にパワーが0以下になって破壊されることのチェックを行う。シールドが残っていて任意効果を引き続き使うなら、同じく1つシールド回収と使用宣言する。任意効果を使わない、あるいは置き換えるシールドがなくなったのならそこで《獅子頂龍 ライオネル》が破壊される。 ++《獅子頂龍 ライオネル》が破壊された後、シールドチェックで使用宣言したカードたちを使っていく。 **その他 [#e9de38d8] -元になった[[《「俺」の頂 ライオネル》]]の[[カードイラスト]]を手掛けたのは[[Toshiaki Takayama]]氏だが、このカードは[[lack]]氏の担当である。 -元となった[[《「俺」の頂 ライオネル》]]とは違い条件付きのブロッカーだが、[[デュエル・マスターズ公式HP]]の「ウィザーズ開発部のアメリカンライフ通信!」によると[[《「俺」の頂 ライオネル》]]をそのまま[[光文明>光]]にすると[[《ヘブンズ・ゲート》]]で[[コスト踏み倒し]]されてしまうため、それを危惧しての措置だという。 -アニメ「VS」第15話では[[ルシファー]]が使用。[[《聖龍の翼 コッコルア》]]を3体出していたので高速[[召喚]]された。続く第16話でも[[《悪魔龍王 ドルバロムD》]]の全体除去に耐え、[[チャンプブロック]]でルシファーを守り切った。 -また、ライオネルなのに、[[百獣 レオ]]が使わなかったカードである。 **[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#n63c4211] |獅子頂龍 ライオネル SR 光文明 (9)| |クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン 12000| |T・ブレイカー| |自分の手札に加える光とドラゴンのシールドカードはすべて「S・トリガー」を得る。| |自分のシールドが1つもない時、「ブロッカー」と「自分のターン終了時、アンタップする。」を得る。| |バトルゾーンを離れる時、パワーが0より大きければ、かわりに自分のランダムなシールド1つを手札に加える。(その「S・トリガー」を使ってもよい)| [[DMPP-21]]で登場。[[レアリティ]]は[[スーパーレア]]になった。 [[S・トリガー]]化の効果範囲に[[ドラゴン]]が追加され、シールド0枚時の[[ブロッカー]]化効果に[[警戒]]が付いた。 除去[[耐性]]は[[強制]]化したうえパワー低下による破壊が対象外になり、対象の[[シールド回収]]はランダム化された。 [[《ラッキー・ダーツ》]]などと同様、相手が選択するよりはランダムの方が不利益を被りにくい分、ランダム化については強化と言える。 -間接的な強化点として[[《天頂の精霊ワテライオ》]]がある。TCG版には存在しない[[ゲームオリジナルカード]]で、このクリーチャーの早期召喚を可能にする。 --反対に、[[《吸魂バキューム》]]は間接的な弱体化点と言える。TCG版から強化されたことで、このクリーチャーの除去耐性を一枚で確実に貫通できる。 -[[シールド回収]]が[[強制]]となったことで、相手が[[《絶頂神話 カツムゲン》]]を出していたら「《獅子頂龍 ライオネル》が離れるかわりに[[シールド回収]]→それに誘発してパワー13000の[[効果バトル]]→《獅子頂龍 ライオネル》がバトルに負けて離れるかわりに…」という有限ループでシールドをすべて失ってしまう。 //ただし、回収したシールドの中に除去効果のS・トリガーや除去[[cip]]持ちドラゴンが1枚も無ければの話だが。 //《カツムゲン》がターン・プレイヤーなら、《真実の王 ヴィオラ・ソナタ》とか《偽りの王 ヴィルヘルム》とか踏んでも非ターンプレイヤーだからシールド全回収は阻止できない。シールドが全部なくなり、ターン・プレイヤーの待機効果がなくなってから非ターン・プレイヤーのcipが解決できる。 -[[スタートチャージ10]]では使用禁止カードに指定されている。 -「この素晴らしい世界に祝福を!」コラボで[[プライズカード>プライズ]]が収録された。《獅子頂龍》のと似た剣を持ったダクネスが描かれており、ボイスも彼女が担当している。 ***環境において [#c6f8f5eb] //-[[ドラゴン]]も[[S・トリガー]]に出来るようになったため、[[ドラゴン]]基盤に積極的に採用する意味が生まれた。 シールドが残っていれば、カウンターの[[暴発]]も含め純粋に除去が難しい大型打点として、シールドが残っていなくてもブロッカーで1体受け止めるという、書かれていることそのままが実に強力で、[[《龍仙ロマネスク》]]や[[《真実の王 ヴィオラ・ソナタ》]]などで積極的に出していきたいドラゴンとして使われた。 単なる耐性持ちではなく、スルーしてシールドブレイクから[[ダイレクトアタック]]を狙おうにも、[[S・トリガー]]化したドラゴンがそれを阻む。 [[《真実の王 ヴィオラ・ソナタ》]]の相性の良さも目立つ。[[S・トリガー]]化した《ヴィオラ・ソナタ》を踏み倒せれば複数の[[クリーチャー]]を止められる場合もある。[[シールド化]]能力も、《獅子頂龍》の耐性に使う弾を補充できるようになる上に、《ヴィオラ》に除去の矛先が向いた際に再度踏み倒しのチャンスを作れる。 -[[New Division]]では[[【白赤緑ロマネヴィオラ】>【白赤緑ロマネヴィオラ】 (デュエプレ)]]で採用される。 **関連カード [#fe20f9b1] -[[《「俺」の頂 ライオネル》]] -[[《百獣槍 ジャベレオン》]]/[[《百獣聖堂 レオサイユ》]]/[[《頂天聖 レオザワルド》]] **[[フレーバーテキスト]] [#i3a71eea] -[[DMPP-21]]&br;'''[[ゼニス]]の生き残りである[[ライオネル]]は、獅子と龍の頂点を目指して[[ドラゴ大王>《龍世界 ドラゴ大王》]]との戦いに挑んだ。''' -[[プライズ]]&br;'''さぁ来い! どんな攻撃でも!ーーダクネス''' **収録セット [#l0cc05cb] ***[[デュエル・マスターズ]] [#se10f474] -illus.[[lack]] --[[DMX-17 「龍の祭典!ドラゴン魂フェス!!」>DMX-17]](V1/V2) ***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#gd4ed222] -CV:[[渡辺紘]] -illus.[[lack]] --[[DMPP-21 「ジ・オーバー・ロワイヤル -無法神聖紀-」>DMPP-21]] -CV:[[茅野愛衣]] -illus.[[六面堂]] --[[プライズ]] **参考 [#i7b659af] -[[クリーチャー]] -[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]] -[[手札]] -[[光]] -[[シールドカード]] -[[S・トリガー]] -[[クラッチ]] -[[ブロッカー]] -[[T・ブレイカー]] -[[バトルゾーン]] -[[離れる]] -[[置換効果]] -[[シールド回収]] -[[ビクトリー]] -[[警戒]] -[[ライオネル]] -[[【獅子頂龍 ライオネル】]] &tag(クリーチャー,光文明,白単,単色,コスト9,エンジェル・コマンド・ドラゴン,エンジェル・コマンド,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,パワー12000,S・トリガー付与,擬似革命,擬似革命0,自己ブロッカー付与,T・ブレイカー,離れる時,シールド回収,シールド回収 (暴発可),置換効果,除去置換効果,ライオネル,VIC,ビクトリー,lack,クリーチャー (デュエプレ),光文明 (デュエプレ),白単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト9 (デュエプレ),エンジェル・コマンド・ドラゴン (デュエプレ),エンジェル・コマンド (デュエプレ),コマンド・ドラゴン (デュエプレ),コマンド (デュエプレ),ドラゴン (デュエプレ),パワー12000 (デュエプレ),T・ブレイカー (デュエプレ),S・トリガー付与 (デュエプレ),ドラゴンサポート (デュエプレ),擬似革命 (デュエプレ),擬似革命0 (デュエプレ),自己ブロッカー付与 (デュエプレ),自己警戒付与 (デュエプレ),離れる時 (デュエプレ),シールド回収 (デュエプレ),シールド回収 (暴発可) (デュエプレ),ランダム (デュエプレ),置換効果 (デュエプレ),除去置換効果 (デュエプレ),ライオネル (デュエプレ),SR (デュエプレ),スーパーレア (デュエプレ),プライズ (デュエプレ),PR (デュエプレ),lack (デュエプレ),六面堂 (デュエプレ));