#author("2020-12-12T09:43:33+09:00","","") *【青黒緑シャコガイル】 [#e4b77d5d] [[双極篇環境]]最初期に確立した、[[【青黒緑コントロール】]]を[[《水上第九院 シャコガイル》]]に寄せた[[ビッグマナ]]。 [[《超次元ガロウズ・ホール》]]の[[殿堂入り]]により弱体化した[[青緑]]型の[[【デュエランドエクストラウィン】]]をベースにしたと言われる。 [[【青緑コントロール】]]のカウンター戦術をベースとしながらも[[《ロスト・ソウル》]]や[[《テック団の波壊Go!》]]、[[《キラードン》]]などのように[[闇]]の[[除去]]や[[ハンデス]]を活かした内容となっている。 |水上第九院 シャコガイル SR 水文明 (9)| |クリーチャー:ムートピア 13000| |T・ブレイカー| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の墓地にあるカードをすべて山札に加え、シャッフルする。| |相手のターンのはじめに、カードを5枚引き、その後、自分の手札を3枚捨てる。| |自分の山札の最後の1枚を引く時、ゲームに負けるかわりに勝つ。| |ロスト・ソウル UC(R) 闇文明 (7)| |呪文| |相手は自身の手札をすべて捨てる。| **主要カード [#hfe26eb6] |[[《水上第九院 シャコガイル》]]|核| |[[《テック団の波壊Go!》]]|除去の要| |[[《英雄奥義 スパイラル・ハリケーン》]]|[[マナ武装]]を満たせば[[パワー]]も[[コスト]]も関係なく根こそぎ手札へ強制送還| |[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]|定番[[マッドネス]]| |[[《ロスト・ソウル》]]|[[ハンデス]]の要| |[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]|水の[[呪文]][[コスト踏み倒し]]の手段| |[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]|1体の攻撃を原則確実に凌げるカウンター札| |[[《超次元ガロウズ・ホール》]] |手打ちしてよし、《ダイス》でカウンター化してよしという汎用札| |[[《電脳鎧冑アナリス》]]|初動[[マナブースト]]。終盤に《シャコガイル》の[[エクストラウィン]]をささやかながら補助できる| |[[《フェアリー・シャワー》]]|[[手打ち]]して2→4と動いてよし、[[S・トリガー]]で[[ニンジャ・ストライク]]の達成条件を満たしてもよしと、器用な札| |[[《怒流牙 佐助の超人》]]|4コストのシノビ。マナカーブ的にも《バイケン》とのコンボによる防御も優秀| |[[《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》]]|呪文の効果を倍増する| |[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]|呪文戦略における定番札| **候補カード [#q0fadb15] |[[《フェアリー・ライフ》]]|S・トリガーでカウンター性を発揮できる初動マナブースト。埋めても[[水]][[マナ]]にならないのが[[デメリット]]か| |[[《獅子王の遺跡》]]|多色戦術と相性の良い高速マナブースト| |[[《デモンズ・ライト》]]|[[除去]]と[[ドロー]]を一度に行える札。最終盤なら半端なパワー系は1発で吹っ飛ぶ威力に| |[[《サイバー・チューン》]]|[[手札交換]]、[[マッドネス]]起動に。[[S・トリガー]]も付いている。いざという時は[[特殊勝利]]の補助に| |[[《超次元ミカド・ホール》]]|[[闇]]限定だが呼び出し範囲が広い[[超次元]][[呪文]]。[[溶かせる>パワー低下]]範囲は狭いが、[[ウィニー]]を溶かすには十分| |[[《全員集合!アクア・三兄弟/超次元ジェイシーエイ・ホール》]]|[[コスト踏み倒しメタ]]/[[山札操作]]、[[S・トリガー]]付き超次元呪文| |[[《キラードン》]]|大規模除去。残ったクリーチャーはシノビなどで対処すれば良い| |[[《ストリーミング・シェイパー》]]※|[[水]]系のデッキ御用達の手札補充| |[[《英知と追撃の宝剣》]]※|2体除去と2ランデスを行える強力な札| |[[《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》]]|デッキに超次元呪文が《ガロウズ》唯1枚というケースもざらなので、これでサーチする戦術もある| |[[《パクリオ》]]|擬似[[ハンデス]]。[[攻撃]]しないため[[シールド]]が増えても問題ない| |[[《埋没のカルマ オリーブオイル》]]|山札回復| |[[《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》]]|~| |[[《斬隠オロチ》]]※|[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]対策| |[[《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》]]|呪文面でマナブーストと[[マナ回収]]を行い、クリーチャー面の[[ロック]]性能で[[今引き]]からの[[ダイレクトアタック]]を阻止| |[[《ドンドン水撒くナウ》]]|[[バウンス]]による除去と[[マナ回収]]を兼ねた除去札| |[[《悪魔の契約》]]|エクストラウィンの補助| |[[《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]|呪文面で[[《シャコガイル》>《水上第九院 シャコガイル》]]複数体出しを狙おう| **超次元ゾーン [#facc1f6d] |[[《勝利のガイアール・カイザー》]]|単なる5000除去であってもデッキ確立時の環境ではそこそこ美味しい| |[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]|[[ミラーマッチ]]を始めとした低速系統に刺さる疑似ランデス| |[[《時空の脅威スヴァ》]]|[[コスト]]指定除去に強い5000ブロッカー| |[[《ヴォルグ・サンダー》]]☒|定番[[山札破壊]]| |[[《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》]]|置き[[ドローソース]]| |[[《激天下!シャチホコ・カイザー》]]|《アナリス》を繰り返し[[リアニメイト]]することで闇の超次元呪文から出せる疑似《パンツァー》に| **このデッキの回し方 [#jd060791] 序盤は[[《電脳鎧冑アナリス》]]からの[[《怒流牙 佐助の超人》]]でマナを伸ばし、中盤は相手の攻撃を[[シノビ]]で受けつつ[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]を立てる。 十分マナが溜まったら[[《英雄奥義 スパイラル・ハリケーン》]]や[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]などの重量級カウンター札で凌ぎ、[[《水上第九院 シャコガイル》]]を召喚した後もコントロールを続けてエクストラウィンに向かう。 **長所 [#b123d0f0] [[シノビ]]や[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]を軸とした受けのおかげで[[ビートダウン]]に強く、除去やハンデスのおかげでコントロールにも耐性がある。 一見すると[[【速攻】]]には[[《ロスト・ソウル》]]が腐るが、運良く捲れた[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]から[[《テック団の波壊Go!》]]を踏み倒せば返しのターンに[[《ロスト・ソウル》]]を唱えて盤面も手札も一掃できる。 [[【青緑コントロール】]]系統と比べると、相手の[[手札]]や[[バトルゾーン]]にあるリソースを[[墓地]]という比較的再利用が困難な[[ゾーン]]に置かせるため、除去を連打したこちら側がジリ貧になるケースに陥りにくい。 **短所 [#zb4883a6] このデッキの成立背景としては[[《“龍装”チュリス》]]を獲得した[[《ガンバトラーG7》]]登場後の[[【赤青ドギラゴン剣】]]や[[【ジョーカーズ】]]など、3ターンキルが頻繁に起こるデッキが登場している。そのため、[[ループ]]系統にはとにかくそうした速攻を前提とした受け札が腐る。 また、呪文メタも厳しい。[[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]の導入化が進む中、[[【ロージアミラダンテ】]]の対策は切らざるを得ないほどである。 [[呪文]][[カード]]の比率が高い上に、後で[[マナ回収]]で手札に補充できるように積極的に[[呪文]]を[[マナゾーン]]に置くデッキなので、[[《害悪のカルマ スタバック》]]も刺さりに刺さる。ただ、《害悪のカルマ スタバック》は稀に見かける程度のメタカードなので、それほど警戒する必要はないか。 [[バウンス]]を主軸とした構築の場合、[[《巨人の覚醒者セツダン》]]であっさり除去が腐ってしまうのも弱点。 **環境において [#b43acce9] 「[[DMGP-6th>公認グランプリ]]」(3人1チーム戦)ではベスト8進出者8組24人中3人が使用。最高成績はベスト4。[[《ロスト・ソウル》]]のおかげで[[【白青赤ドギラゴン剣】]]には滅法強かった。 しかしハンデスが[[【ジョット・ガン・ジョラゴン】]]系統に裏目になるため次第に数を減らし、後に[[【シャコガイル】]]としては山札削り特化である[[【ゴクガサイクル】]]が登場すると主流をそちらに譲った。 後に2019年3月1日の[[殿堂レギュレーション]]改訂の影響で環境がやや低速になると、このデッキの[[チャンピオンシップ]]上位入賞も再びよく報告されるようになった。[[【クラッシュ“覇道”】]]に有利が付くのが大きい。 [[DMEX-12]]期に久々の[[チャンピオンシップ]]優勝を果たして話題になった。そちらの構築には[[《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]]が投入されており、[[コンボデッキ]]に弱いという弱点すらある意味では克服されたと言える。 [[DMBD-15]]期には[[《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]]、[[《洗脳センノー》]]、[[《デスマッチ・ビートル》]]が各3枚投入され、純粋な除去手段として[[《SSS級天災 デッドダムド》]]を2枚採用した([[ブレイク]]しないのがこのデッキの[[コンセプト]]なので素出しするか、[[侵略]]するとしても[[マッハファイター]]や[[アンタップキラー]]を活かしてブレイクしない形で攻撃)型がチャンピオンシップ準優勝を果たした。 *《ドラグハリケーン・エナジー》型 [#v6b52188] **主要カード [#be28ed0f] |[[《ドラグハリケーン・エナジー》]]|コンセプト| |[[《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]|[[ドロー]]しながら[[呪文]][[踏み倒し]]/足止め| **候補カード [#uf772453] |[[《Dの機関 オール・フォー・ワン》]]|[[破壊]]した自分の[[クリーチャー]]を最大で2[[コスト]]大きい[[水]]の[[非進化]]に変換| |[[《コラプス・ウェーブ》]]|[[ランデス]]| |[[《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》]]|2面展開できる[[ブロッカー]]/[[クリーチャー]]面を[[踏み倒す>コスト踏み倒し]][[S・トリガー]]| |[[《ダーク・ライフ》]]|2[[マナ]]で1[[マナブースト]]1[[墓地肥やし]]| |[[《天災 デドダム》]]|3[[マナ]]で1[[ドロー]]1[[マナブースト]]1[[墓地肥やし]]| |[[《インフェルノ・サイン》]]※|[[コスト]]7以下の[[非進化]]を[[リアニメイト]]できて[[S・トリガー]]も付いている| |[[《ルソー・モンテス/法と契約の秤》]]|1[[ハンデス]]1[[ディスカード]]/コスト7以下[[進化]]・非進化問わずリアニメイト| |[[《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]|[[1ショットキル]]プランに使う[[ロック]]| **超GRゾーン [#bf2437ea] |[[《サザン・エー》]]|ドローソース| |[[《天啓 CX-20》]]|~| |[[《回収 TE-10》]]|[[呪文]][[墓地回収]]| |[[《クリスマIII》]]|[[マナブースト]]、[[墓地回収]]| |[[《バツトラの父》]]|足止め| |[[《全能ゼンノー》]]|~| **このデッキの回し方 [#i8d08431] 序盤は[[《ダーク・ライフ》]]や[[《天災 デドダム》]]でマナを伸ばしながら墓地を整える。[[《ルソー・モンテス/法と契約の秤》]]を墓地に落とすのが理想。 5マナ貯まったらリアニメイト呪文で[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]を出す。《龍素記号Sr スペルサイクリカ》で[[《法と契約の秤》>《ルソー・モンテス/法と契約の秤》]]を唱えて[[《龍装艦 チェンジザ》>《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]をリアニメイトし、《龍装艦 チェンジザ》で[[《ドラグハリケーン・エナジー》]]を唱える。《ドラグハリケーン・エナジー》の[[ランチャーE]]で《龍素記号Sr スペルサイクリカ》と《龍装艦 チェンジザ》をタップして2枚目の《龍素記号Sr スペルサイクリカ》と《龍装艦 チェンジザ》を山札から踏み倒し、さらに2枚目の《龍素記号Sr スペルサイクリカ》で墓地に落ちた《ドラグハリケーン・エナジー》を唱える。 その後ターンを返し、複数体並んだ《龍装艦 チェンジザ》と[[《怒流牙 佐助の超人》]]の組み合わせでマナブースト呪文などを連打してマナをさらに伸ばす。 ターンが返ったら[[《水上第九院 シャコガイル》]]を素出しし、種々の手段で[[《サイバー・チューン》]]をディスカードし、複数体存在する《龍装艦 チェンジザ》を活かして効果を連打し、[[特殊勝利]]の条件を満たす。 **参考 [#v067a9d8] -[[デッキ集(一覧)]] -[[デッキ集/即死コンボ]] -[[青黒緑]] -[[【青黒緑コントロール】]] -[[【シャコガイル】]] -[[ビッグマナ]]