#author("2022-09-03T22:03:26+09:00","","") *【モルト &ruby(ネクスト){NEXT};】 [#we8def1f] [[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]で[[《爆銀王剣 バトガイ刃斗》]]を呼び出し、[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]の攻撃でドラゴンを[[コスト踏み倒し]]して[[《爆熱王DX バトガイ銀河》]]を[[龍解]]させて[[《爆熱王DX バトガイ銀河》]]の[[アタックトリガー]]でさらにドラゴンを踏み倒す[[【連ドラ】]]系統のデッキ。 相手の[[コスト踏み倒しメタ]]が立っている場合は、サブプランとして、[[《闘将銀河城 ハートバーン》]]を呼び出し、そのまま[[《超戦覇龍 ガイNEXT》]]へと[[龍解]]させて一気に[[1ショットキル]]を狙う道もある。[[《爆銀王剣 バトガイ刃斗》]]が登場する前はこちらが主流だった。 |超戦龍覇 モルト NEXT WVC 火文明 (7)| |クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン/ヒューマノイド爆/ドラグナー 9000| |W・ブレイカー| |マナ武装 5:このクリーチャーが出た時、自分のマナゾーンに火のカードが5枚以上あれば、火のコスト5以下のドラグハートを1枚、自分の超次元ゾーンから出す。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す)| |龍マナ武装 5:各ターン、このクリーチャーがはじめて攻撃する時、自分のマナゾーンに火のドラゴンが5体以上あれば、攻撃の後、このクリーチャーをアンタップする。| |闘将銀河城 ハートバーン WVC 火文明 (5)| |ドラグハート・フォートレス| |バトルゾーンにある自分のドラゴンはすべて「スピードアタッカー」を得る。| |龍解:自分のドラゴンがアンタップされた時、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。| 2つの[[マナ武装]]を達成してしまえば[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]1枚でフィニッシュまで持って行ける、という奇襲性・突破力の高さを強みとする。 少しずつ制圧していく[[コントロール]]相手には一気に切り崩すことが可能。 [[ハンデス]]に対しては[[マッドネス]]を無理なく多く積めるのでその点では強いが、[[マナブースト]]によるリソース消費で[[手札]]がカツカツになりやすいという意味では弱いともいえる。 ただ少なくとも、[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]ありきで構築される[[デッキ]]なので、それを引っこ抜かれると脆いというのは確実に言えることである。 [[ドラゴン・サーガ]]終盤に登場して以降、[[新章デュエル・マスターズ]]辺りまで常に[[トップメタ]]争いに加わっていた強力な[[アーキタイプ]]である。 略称は「モルネク」「ネクスト」など。 [[《ブランド <NEXT.Star>》]]参入後は、デッキ基盤を維持しつつオリジナル仕様にチューンナップした【ブランド <NEXT.Star>】が成立している。そちらも便宜上こちらに記載することとする。 **基本的な構成 [#u72fb535] 基本的には[[【モルト「王」】]]と同じく、[[火]]をベースに[[自然]]の[[マナブースト]]を加えた[[【準赤単】]]で構成され、そこに他の文明が[[タッチ]]される場合もある。 [[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]は[[マナ武装]]の条件は緩いが、それとは別に[[龍マナ武装]]も狙うため[[【連ドラ】]]のように[[ドラゴン]]がかなり多く投入される。 [[デッキ]]構成が似る[[【モルト「王」】]]などと比べて、あらゆる手段を用いて速度を重視した型が多い。 **主要カード [#n798af40] |[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]|[[コンセプト]]| |[[《闘将銀河城 ハートバーン》]]|ドラゴン全てに[[スピードアタッカー]]付与| |[[《爆銀王剣 バトガイ刃斗》]]|[[スピードアタッカー]]付与。[[アタックトリガー]]で[[ドラゴン]]を[[コスト踏み倒し]]。| |[[《爆熱剣 バトライ刃》]]☒|[[ドラゴン]]を[[コスト踏み倒し]]。| **候補火単色クリーチャー [#h00c24bd] |[[《次元龍覇 グレンモルト「覇」》]]|準[[コンセプト]]。[[マナ武装]]7[[火]]で[[攻撃時>アタックトリガー]]に幅広く[[ドラグハート]]を出せる| |[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]※|[[文明]]の数だけ[[マナ]]を[[フリーズ]]| |[[《伝説のレジェンド ドギラゴン》]]|出したターン限定の[[アンタップキラー]]。バトルに勝つと[[敗北回避能力]]発動| |[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]|[[ハンデス]]対策。相手を[[タップイン]]させて自軍を全員[[スピードアタッカー]]に| |[[《不敗のダイハード・リュウセイ》]]|味方の[[ドラゴン]]の[[攻撃時>アタックトリガー]]に[[シールド焼却]]、[[pig]]で[[敗北回避能力]]発動。&br;裁定変更前は[[ループ]]で相手の[[S・トリガー]]を気にせずフィニッシュできた| |[[《熱血龍 バトクロス・バトル》]]|[[効果バトル]]を行う[[S・トリガー獣]]の[[コマンド・ドラゴン]]。&br;[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]の[[スレイヤー]]付与で実質[[確定除去]]に| |[[《ボルシャック・バトクロス》]]|~| |[[《熱血 バトクロス-1》]]|~| |[[《熱血龍 バトクロス・ハンマー》]]|同上。[[スピードアタッカー]]と[[W・ブレイカー]]を持ち、[[手打ち]]でも強力| |[[《メガ・マグマ・ドラゴン》]]|[[速攻]]対策。相手のクリーチャーの数だけ[[コスト軽減]]| |[[《龍世界 ドラゴ大王》]]|[[ドラゴン]]以外のクリーチャーの[[着地]]を[[ロック]]| |[[《熱血星龍 ガイギンガ GS》]]|7000[[火力]]と擬似[[アンタッチャブル]]持ち[[SA>スピードアタッカー]]。[[G・ストライク]]で[[防御札]]にもなる| |[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]※|[[ガチンコ・ジャッジ]]で勝利すると[[追加ターン]]| |[[《ガイアール Re:》]]|出したターン限定の[[アンタップキラー]]| |[[《熱血龍 メッタギルス》]]|[[カード指定除去]]を行う[[S・トリガー獣]]の[[コマンド・ドラゴン]]| |[[《メガ・ドラゲナイ・ドラゴン》]]|[[攻撃時>アタックトリガー]]に[[カード指定除去]]とプレイヤー1人の墓地[[リセット]]を行う| |[[《龍星装者 “B-我”ライザ》]]|疑似[[《爆熱天守 バトライ閣》]]| |[[《希望の絆 鬼修羅》]]|[[cip]]及び[[離れる]]際に[[ガチンコ・ジャッジ]]し勝てれば踏み倒しまたは[[サーチ]]| |[[《ボルシャックライシス・NEX》]]|自分のドラゴンに[[SA>スピードアタッカー]]と[[攻撃時>アタックトリガー]]に[[山札の上]]から[[ドラゴン]]の[[コスト踏み倒し]]を付与| |[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]|[[革命0トリガー]]。[[カウンター]]で[[《禁断〜封印されしX〜》]]の[[封印]]を減らす| |[[《龍騎旋竜ボルシャック・バルガ》]]|[[G・ゼロ]]:[[ドラゴン]]4体以上、[[cip]]で敵[[ブロッカーを全て破壊>ブロッカー破壊]]。&br;[[攻撃時>アタックトリガー]]に[[ドロー]]+[[手札]]から[[ドラゴン]]を[[コスト踏み倒し]]| **候補自然単色クリーチャー [#h00c24bd] |[[《インフェル星樹》]]|[[非クリーチャー指定除去]]。自軍の[[非クリーチャー]]や[[封印]]を餌に[[マナブースト]]することもできる。G・ストライク持ち| |[[《地封龍 ギャイア》]]|[[クリーチャー]]による[[カウンター]]を封じる| **候補多色クリーチャー(火/自然) [#td268359] |[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]|[[cip]]で[[《龍の呼び声》]]を放つ[[ウィニー]]の[[ドラゴン]]。&br;[[ボルシャック]]と[[ルピア]]の[[名称カテゴリ]]に属する| |[[《リュウセイ・天下五剣カイザー》]]|[[MF>マッハファイター]]と[[SA>スピードアタッカー]]を持ち、バトルに勝つと[[敗北回避能力]]発動| |[[《リュウセイ・ジ・アース》]]|[[ハンデス]]対策になる[[スピードアタッカー]]| |[[《無双竜鬼ミツルギブースト》]]|[[速攻]]対策。自身を[[マナ送り]]にして6000[[火力]]| |[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]|[[コスト踏み倒し]]及び[[ライブラリアウト]]対策| |[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]※|[[革命チェンジ]]で登場する[[T・ブレイカー]]。&br;[[ファイナル革命]]で[[手札]]か[[マナゾーン]]から[[多色]]を展開| |[[《爆裂遺跡シシオー・カイザー》]]|[[マナブースト]]を行う[[コマンド]]持ちの[[S・トリガー獣]]。&br;自分の[[マナゾーン]]に火のドラゴン3体以上で3000[[火力]]を放つ| |[[《龍の極限 ドギラゴールデン》]]|[[革命チェンジ]]で登場する[[マナ送り]]付きの[[T・ブレイカー]]| |[[《モモキング -旅丸-》]]|[[コスト踏み倒しメタ]]| |[[《ボルシャック・決闘・ドラゴン》]]|相手1体を[[マナ送り]]にして、マナから[[ボルシャック]]を出せる。&br;自分のマナ数以下のコスト限定だが、自身を出せば連鎖もできる| |[[《ボルシャック・秘伝・ドラゴン》]]|[[アタック・チャンス]]でも[[召喚]]できる[[マッハファイター]]。&br;[[攻撃時>アタックトリガー]]に[[マナブースト]]しそれがドラゴンなら1枚[[マナ回収]]| **候補多色クリーチャー(その他) [#oc732f0c] ***光 [#m7f9e036] |[[《龍仙ロマネスク》]]|[[マナ基盤]]としても優秀。[[cip]]で4[[マナブースト]]する[[ブロッカー]]。&br;自分の[[ターンの終わり>ターン終了ステップ]]に自分のカードを1[[ランデス]]| |[[《トップ・オブ・ロマネスク》]]|[[《メンデルスゾーン》]]から繋がる[[マナブースト]]| |[[《轟牙忍 ハヤブサリュウ》]]|[[ニンジャ・ストライク]]7を持つ[[ブロッカー]][[スピードアタッカー]]。&br;[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]の封印解除も可能| |[[《革命の絆》]]|[[革命0トリガー]]。[[NEOクリーチャー]]なので同名にも対応| |[[《無双龍聖イージスブースト》]]|[[防御札]]&[[革命チェンジ]]元。[[マナブースト]]が利点| |[[《雷龍 ヴァリヴァリウス》]]|[[白赤]]。[[マジボンバー]]7。攻撃後、[[シールド追加]]。&br;自分の他の[[クリーチャー]]がいなければ[[コスト]]5で出せる| |[[《凰翔竜機ワルキューレ・ルピア》]]|味方の[[ファイアー・バード]]に[[スピードアタッカー]]を、&br;味方の[[ドラゴン]]に[[ブロッカー]]を付与。自身は両立する| ***闇 [#l2097629] |[[《偽りの王 モーツァルト》]]|[[ドラゴン]]以外に[[全体除去]]、相手のドラゴンに[[攻撃制限]]| |[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]|cipで[[確定除去]]と[[ランデス]]、カードが墓地に置かれるたびに[[マナ加速]]| |[[《「覇道」の頂 シュラ・ベートーベン》]]|[[マナ基盤]]としても優秀。[[ドラゴン]]の[[召喚]]時に2[[マナブースト]]。&br;[[ドラゴン]]に[[スピードアタッカー]]と[[スレイヤー]]と[[マナ召喚]]を付与| ***水 [#oef24266] |[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]|[[マッハファイター]]と[[手札補充]]+[[バウンス]]によって2体[[除去]]出来る。&br;[[S・トリガー獣]]になり、[[革命チェンジ]]出来る強力な[[アタッカー]]になる| |[[《ボルシャック・サイバーエクス》]]|[[選ばせ除去]]と[[確定>確定除去]][[バウンス]]をモードで選べる6[[マナ]]の[[SA>スピードアタッカー]]7000[[WB>W・ブレイカー]]| |[[《斬龍電融 オロチリュウセイ》]]|全軍[[スピードアタッカー]]化。[[山札の上]]から[[召喚]]可能| |[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]|[[手札補充]]と[[全体除去]]を行い、ターン中に4体破壊すると[[追加ターン]]を得る| |[[《姫様宣言プリンプリン》]]|[[cip]]orバトルに勝った時コスト10以下の[[サイキック・クリーチャー]]を出す| |[[《暴嵐竜 Susano-O-Dragon》]]|[[スピードアタッカー]][[付与]]、[[攻撃誘導>可能であれば攻撃する]]、呪文限定[[アンタッチャブル]]| |[[《ボルメテウス・蒼炎・ドラゴン》]]|[[青赤]]。[[スピードアタッカー]]+[[ブロックされない]][[シールド焼却]]| |[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]|[[カウンター]]の要。[[手打ち]]して足止めや[[リソース]]確保にも| **候補単色呪文 [#i4f2d7e2] |[[《龍の呼び声》]]|5枚目以降の[[《メンデルスゾーン》]]に| |[[《フェアリーの火の子祭》]]|[[手札]]の減らない[[マナブースト]]| |[[《スクランブル・チェンジ》]]※|[[火]]のドラゴンを[[コスト軽減]]かつ[[スピードアタッカー]]を与える| |[[《フェアリー・ギフト》]]※|[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]等を高速[[召喚]]| |[[《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》]]|状況に応じて[[ドラゴン]]を踏み倒す| |[[《ドギラゴン・エントリー》]]|~| |[[《爆流忍法 不死鳥の術》]]|~| |[[《革命の鉄拳》]]|[[革命0トリガー]][[呪文]]| |[[《ガチンコ・ルーレット》]]|[[ガチンコ・ジャッジ]]に勝てば[[手札]]の減らない[[マナブースト]]| |[[《爆殺!! 覇悪怒楽苦》]]|強力[[スーパー・S・トリガー]]| **候補多色呪文 [#j7141de4] |[[《メンデルスゾーン》]]|2ターン目に最大で2[[マナブースト]]| |[[《鬼寄せの術》]]|[[シールド回収]]&[[コスト軽減]]| |[[《焦土と開拓の天変》]]|妨害をしつつ2→5→7の[[マナカーブ]]に貢献| **候補ツインパクト [#kb0e8229] |[[《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]|[[攻撃時>アタックトリガー]]に[[マナ加速]]と[[マナ回収]]/[[墓地利用メタ]]か[[山札回復]]を兼ねた[[マナブースト]]| |[[《摩破目 ナトゥーラ・トプス/ストンピング・ウィード》]]|[[マッハファイター]]で[[除去]]/[[山札の上]]を固定できる[[マナブースト]]| |[[《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》]]|[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]を回収しつつ[[龍マナ武装]]を達成しやすくする| |[[《鳳翔竜騎ソウルピアレイジ/高貴なる魂炎》]]|[[スマッシュ・バースト]]/3000[[全体>全体除去]][[火力]]、[[S・トリガー]]| |[[《紅に染まりし者「王牙」/クリムゾン・ビクトリー》]]|[[攻撃時>アタックトリガー]]に更なる[[踏み倒し]]/2000[[全体>全体除去]][[火力]]、[[S・トリガー]]| |[[《ネオ・ボルシャック・ドラゴン/ボルシャックゾーン》]]|淡白な[[ドラゴン]]/[[S・トリガー]]なし[[《フェアリー・ライフ》]]| |[[《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》]]|小型獣と中型[[サイキック>サイキック・クリーチャー]]除去、[[《オニカマス》>《異端流し オニカマス》]]除去にも/&br;選べる[[コスト踏み倒しメタ]]や[[《希望のジョー星》]]などを除去| |[[《ボルシャック・大和・ドラゴン/大和ザンゲキ剣》]]|[[SA>スピードアタッカー]]&[[パンプアップ]]持ちドラゴン/[[ドラゴン]]がいれば12000[[火力]]、[[S・トリガー]]| |[[《ボルシャック・NEX/スーパー・スパーク》]]|[[《栄光・ルピア》>《ボルシャック・栄光・ルピア》]]を[[リクルート]]/[[オールタップ]]する[[S・トリガー]]| |[[《八頭竜 ACE-Yamata/神秘の宝剣》]]|味方が[[離れる]]時[[かわりに>置換効果]][[マナ送り]]。[[バトル]]に勝つと更に展開/擬似[[《神秘の宝箱》]]| |[[《ベイビー「刃鬼」/「俺たちも必ず勝つ!!」》]]|大量展開メタ/[[タップイン]]で3[[マナブースト]]| |[[《龍罠 エスカルデン/マクスカルゴ・トラップ》]]|[[クリーチャー]]面で[[マナブースト]]&[[マナ回収]]、[[呪文]]面で[[除去]]、[[マナゾーン]]からの[[踏み倒し]]| **候補禁断 [#l34e275b] |[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]※|コスト5以上の[[火]][[コマンド]][[召喚]]で封印を外せる[[最終禁断フィールド]]| |[[《禁断〜封印されしX〜》]]※|[[《爆流忍法 不死鳥の術》]]を採用する場合と[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]からのカウンターを重視する場合に投入| **候補ドラグハート [#c3f3d504] |[[《銀河大剣 ガイハート》]]|[[スピードアタッカー]]付与| |[[《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》]]|[[バトル]]中のパワーを+3000して[[効果バトル]]。&br;[[装備]]して敢えて放置し、[[殴り返し]]を防ぐといった芸当も可能| |[[《無敵王剣 ギガハート》]]/&br;[[《最強熱血 オウギンガ》]]|[[スピードアタッカー]]付与、攻撃中に破壊されない/&br;強力な[[ドラグハート・クリーチャー]]を[[超次元ゾーン]]から出せる| |[[《真聖教会 エンドレス・ヘブン》]]/&br;[[《真・天命王 ネバーエンド》]]|自分のクリーチャーが破壊された時に[[シールド追加]]/&br;[[真・エスケープ]]を持ち、味方の[[ドラゴン]]の[[攻撃時>アタックトリガー]]に[[フリーズ]]| |[[《恐龍界樹 ジュダイオウ》]]|パワー4000以下のクリーチャーの攻撃を[[ロック]]。[[速攻メタ]]| |[[《革命槍 ジャンヌ・ミゼル》]]/&br;[[《聖槍の精霊龍 ダルク・アン・シエル》]]|[[装備]]したクリーチャーの[[攻撃時>アタックトリガー]]に相手1体を[[タップ]]/&br;[[攻撃時>アタックトリガー]]、[[ブロック]]時、[[離れた>離れる]]時に相手1体を[[タップ]]| |[[《無敵剣 プロト・ギガハート》]]|除去耐性付与| |[[《斬鉄剣 ガイアール・ホーン》]]/&br;[[《熱血龍 ザンテツビッグ・ホーン》]]|[[装備]]したクリーチャーに[[コマンド・ドラゴン]]を[[種族追加]]する/&br;味方クリーチャー全てに[[コマンド・ドラゴン]]を[[種族追加]]する| |[[《熱血剣 グリージーホーン》]]/&br;[[《熱血龍 リトルビッグホーン》]]|[[装備]]したクリーチャーに[[アンタップキラー]]を与える| |[[《伝説の救世主 ワタル》]]|主に[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]の[[革命0トリガー]]で捲れた際に使用| **候補サイキック・クリーチャー [#s4f06e9f] |[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]|相手のマナをタップインさせる。[[多色]]なので[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]によって[[スピードアタッカー]]に。| |[[《激相撲!ツッパリキシ》]]|自分の他のクリーチャーは自身の文明の数だけ1000[[パンプアップ]]。| **変遷 [#History] ***ドラゴン・サーガ期 [#k76a6289] [[ドラゴン・サーガ]]終盤に[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]が登場したことで成立。 その後、[[《爆熱天守 バトライ閣》]]と共に新たな[[【連ドラ】]]として、すぐに環境に上がってきた。 [[《爆熱天守 バトライ閣》]]によってドラゴンを大量展開して数で攻めれば、相手は[[S・トリガー]]をもってしても反撃が難しくなり、とにかく登場当初から爆発的な攻撃力が売りであった。 当時の弱点としては守りが薄いことが挙げられる。 [[龍マナ武装]]の対象になり実用性の高い[[S・トリガー]]は、[[《熱血龍 メッタギルス》]]と[[《熱血龍 バトクロス・バトル》]]のたった2枚のみであった。 よって[[速攻]]に対して弱くなりがちで、環境においては[[【黒緑速攻】]]に滅法弱かった。 また、当時はデッキと十分なシナジーを形成する初動候補が乏しく、2[[コスト]][[マナブースト]]というだけで[[ドラゴン]][[シナジー]]も[[【準赤単】]]シナジーもない[[《フェアリー・ライフ》]]や[[《霞み妖精ジャスミン》]]が採用されることがざらであった。 ***革命編期 [#k76a6289] [[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]が登場したことで多色[[デッキ]]に対してより強く出られるように。 また、ここにおいて[[革命0トリガー]]を持つ[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]及び[[《革命の鉄拳》]]を獲得したことにより守りの問題がほぼ解決し、同時にカウンター性能が大幅に向上した。デッキを優秀な[[キング・コマンド・ドラゴン]]で固めた[[重量級]]の[[黒赤緑]]構築がメインとなった。 ただその一方で、より守りを[[クリーチャー]]に依存するようになり、[[《単騎連射 マグナム》]]の登場には苦しめられた。 [[《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》]]によって[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]を安定して着地できるようにした型も流行した。当時[[山札圧縮]]を目的に[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]をただ4枚の水のカードとして[[《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》]]での[[コスト踏み倒し]]前提で投入したレシピもあった。 総じて[[デッキ]]としての完成度が高まり、静かながらもシェアを集めていった時期である。 ***革命ファイナル期 [#k76a6289] [[《スクランブル・チェンジ》]]の登場により、最速3ターン目にバトルゾーンをドラゴンで埋め尽くすことが可能となった。 通常の速攻にはない爆発力を発揮しながら、速攻と変わらない速度で攻めることができるようになり凶悪化。 さらにこの終期には[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]を獲得。 これ以降は、その効果で[[スレイヤー]]を与えることで、[[《熱血龍 バトクロス・バトル》]]などのコマンドを持つ[[効果バトル]]ドラゴンを実質的に、相手ターン中に出てくる確定除去、として運用することが可能となった。 [[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]登場当時から[[ドラグナー]]の再利用手段として投入されるケースがあったが、当初は[[《無双竜鬼ミツルギブースト》]]のような自己[[マナ送り]]しないと[[バニラ]]同然で貧弱になるクリーチャーですら[[ファイナル革命]]先として投入される程ファイナル革命先に困っていた。それが[[《リュウセイ・ジ・アース》]]の登場によって解決され、[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]を使った戦略の開拓によって[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]投入型が確立された。 ここまでの強化を経てついにこの年に行われた「デュエル・マスターズグランプリ- 4th」では優勝を果たしている。 同大会のベスト128入賞デッキ中の使用率は1位(そのシェアは4分の1を越えていた)、ベスト8進出者の内5人が使用と、極めて高い実績を出した。 2016年9月15日をもって[[《フェアリー・ギフト》]]が[[殿堂入り]]。 2017年2月16日をもって[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]が[[殿堂入り]]。この流れを受けて[[《スクランブル・チェンジ》]]を[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]に宛がうようにして、[[ドラグハート]]と[[革命チェンジ]]で制圧する[[赤緑]]構築が確立された。 ***新章デュエル・マスターズ期 [#k76a6289] この期では前期と比べて、[[ビートダウン]][[デッキ]]の中に早期に過剰打点を生成するデッキが少なくなっており、ギリギリの打点で[[1ショットキル]]を仕掛ける相手に対して打点計算を狂わせるために[[《光牙忍ハヤブサマル》]]を搭載するケースも見られるように。 また逆転要素として[[《爆殺!! 覇悪怒楽苦》]]を取り入れるケースも増えた。 [[閣ループ>《爆熱DX バトライ武神》#kaku]]で大量展開してから[[《不敗のダイハード・リュウセイ》]]によるシールド焼却で詰める型はこのシリーズに流行したと言われる。また、[[【青黒赤ドギラゴン剣】]]が成立するまでの間、このシリーズにおける[[【ドギラゴン剣】]]の最大手は事実上このデッキであったと言われる。 当時、[[【モルト NEXT】]]と[[【緑単ループ】]]の両方に有利を取れるメタデッキはほぼ作れなかったと言われる。共に圧倒的な[[デッキ]][[パワー]]を持つだけでなく、[[【モルト NEXT】]]を受け切るには相応の受け札が必要だが【緑単ループ】には刺さらず【緑単ループ】を処理するための軽量除去を積むと【モルト NEXT】に刺さらないという補完関係が、二強環境をより強固なものにした。 2017年7月8日をもって[[《スクランブル・チェンジ》]]が[[殿堂入り]]。 その後の[[DMGP-5th>公認グランプリ]]では予選突破者128人中31人が使用と予選使用率1位を記録。しかし、本戦上位に残ったデッキが自身の不利対面ばかりであったためTOP8には1人しか残らず、最高成績は3位。 ***双極篇期 [#k76a6289] 長く[[環境]]に居座るこの[[デッキ]]に対し、これ以上周辺パーツの規制をしても効果が薄いと判断されたのか、ついに2018年3月1日付でデッキの核となる[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]と[[《爆熱剣 バトライ刃》]]/[[《爆熱天守 バトライ閣》]]/[[《爆熱DX バトライ武神》]]とが[[プレミアム殿堂超次元コンビ]]に指定された。 これによって[[《闘将銀河城 ハートバーン》]]を主軸とした構築に特化させざるを得なくなり、大きく弱体化した上に、[[【連ドラ】]]ではなくなってしまった。 ただ新殿堂レギュレーション発表と同時期に[[《“龍装”チュリス》]]を獲得しており、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]と合わせることでさらに速度を上昇させるタイプも現れた。 これ以降は[[《爆熱剣 バトライ刃》]]を実質搭載できなくなったため、空いた超次元ゾーンの1枠に[[《次元龍覇 グレンモルト「覇」》]]からの[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]への革命チェンジと相性が良い[[サイキック・クリーチャー]]を搭載するケースが見られるようになった。 その後[[《武闘世代 カツキングJr.》]]、[[《龍仙ロマネスク》]]など、[[光]]を含むパワーカードや革命チェンジ獣を搭載した[[白赤緑]]カラーがよく見られるように。 [[DMRP-05]]期になるとこの型が[[チャンピオンシップ]]優勝をポツポツと果たすなど一定の[[リペア]]成功を果たした。 だが、それ以降は優勝報告も絶え、さらなる[[環境]]の高速化と[[《爆熱天守 バトライ閣》]]の喪失が響き、ついに[[環境]]争いの座から陥落した。 このまま環境から完全に去るかと思われたが、その後も[[《龍装車 マグマジゴク/地獄スクラッパー》]]を投入した【モルト NEXT】の入賞が報告されるなど、[[地雷]]としてのポテンシャルはまだ残している。 コンセプトでもある[[フィニッシャー]]の[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]と[[《闘将銀河城 ハートバーン》]]自体には規制がかかっていないのは不幸中の幸いと言えるだろう。 [[DMRP-08]]で登場した[[《龍星装者 “B-我”ライザ》]]を疑似[[《爆熱天守 バトライ閣》]]として投入した形も登場している。 同じ頃、革命チェンジを主軸とし、封印を積極的に外す戦略が流行り、[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]登場前のように[[《禁断〜封印されしX〜》]]型に回帰する傾向が生まれた。 そして2019年3月1日をもって[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]が[[殿堂入り]]。 これはただでさえ弱体化していたこの[[デッキ]]にとって非常に厳しい追い討ちとなった。 ***超天篇期 [#cbe81b06] しかし、[[DMSD-10]]期になると、[[《“轟轟轟”ブランド》]]と[[《セイレーン・コンチェルト》]]が殿堂入りしたことにより環境が低速化して極端な速度の[[速攻]]が減ったこと、[[GR召喚]]に[[《メガ・マグマ・ドラゴン》]]が刺さることなど、追い風が吹き始め、[[チャンピオンシップ]]4位以内入賞が目立つようになった。この頃になるとそれ以前はしばらく採用を見送られていた[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]や[[《偽りの王 モーツァルト》]]などの大型も投入されるようになった。重量級寄りの構築に変わったことで[[《禁断〜封印されしX〜》]]型から[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]型に変遷した。 ドラゴンがそれほど重視されないこの頃の環境においては[[《偽りの王 モーツァルト》]]による全体除去が多くの対面で刺さり、[[《龍の極限 ドギラゴールデン》]]による[[マナ送り]]が少しずつ[[クリーチャー]]を並べては潰し合う[[環境]]にマッチしているのである。【ドルマゲドンX】系統が環境に多く、[[禁断クリーチャー]]メタとなる[[《龍の極限 ドギラゴールデン》]]は馬鹿にできない面がある。甚だしくは[[《暴龍事変 ガイグレン》]]を4枚投入した型までもが上位入賞を果たしており、それだけ環境が遅くなり、[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]が防御札として刺さりやすくなったことの表れである。[[《禁断〜封印されしX〜》]]型も依然として強力であり、[[《決闘者・チャージャー》>《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》]]や相手の[[ブレイク]]で[[手札]]が増えることによって[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]をかき集めれば[[封印]]6枚の状態から[[禁断解放]]することも現実的に起こりうる。 そして、[[DMEX-06]]にて[[《爆銀王剣 バトガイ刃斗》]]が登場。[[【連ドラ】]]タイプの【モルトNEXT】が復活し、大幅な強化を受けた。 直後のチャンピオンシップで続々4位以内入賞が報告されるなど大活躍したが、[[DMBD-09]]・[[DMBD-10]]期に[[【青黒緑デッドダムド】]]が成立すると立場が一変。そちらに需要を奪われ、2番手の地位も速度で勝てる[[【青魔導具】]]、[[【サンマックス】]]、カウンターで勝ちに行ける[[【ロマノフシャコガイル】]]に譲ることとなった。『[[超CSIII in 山形>超CS]]』においては決勝ラウンド進出者128人中8人が使用にとどまり、使用率5位と低迷したことからその失速ぶりが分かるだろう。 とはいえデッキに何の変化もなかったわけではなく、DMBD-09・DMBD-10期になると[[《偽りの王 ナンバーナイン/歓喜の歌》]]のような[[光]]の[[重量級]][[呪文]][[ロック]]を採用した型が[[チャンピオンシップ]]で結果を残し、[[《轟牙忍 ハヤブサリュウ》]]から[[《百族の長 プチョヘンザ》]]に[[革命チェンジ]]して時間稼ぎを図る型、さらには[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]と[[《轟牙忍 ハヤブサリュウ》]]を組み合わせた構築まで見られた。 [[DMEX-07]]期には[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]や[[《メガ・マグマ・ドラゴン》]]が[[【青赤緑ミッツァイル】>【ミッツァイル】#r9a585b1]]への対策になると一部で注目されたが、[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]はバトルゾーンまでの着地がほとんど間に合わず、[[《メガ・マグマ・ドラゴン》]]も2ターン目に[[《メンデルスゾーン》]]を成功させなければ厳しいため、「出せれば強い」止まりであり、贔屓目に見ても五分対面にしかならないのが痛い。一方で各種[[コスト踏み倒しメタ]]の使用率が下がったことで早期の[[コスト踏み倒し]]と[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]からのカウンターに重きを置いた[[《爆流忍法 不死鳥の術》]]採用型の構築が多く見られるようになった。 ***十王篇期 [#nee40403] 依然として除去を受け付けない高速デッキが多いため立場は厳しいが、[[【赤緑キリフダッシュ】]]を始めとして少しずつ並べながら刻むデッキタイプがそれなりに存在するため、[[《爆流忍法 不死鳥の術》]]などで封印を外しての禁断解放の刺さりが良くなり、若干救済された。[[《勝熱英雄 モモキング》]]も禁断解放による全体封印で何とかなるので、手札に抱えた[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]の枚数次第といったところ。 2020年7月1日の[[殿堂レギュレーション]]改訂以降の群雄割拠となった環境では、このデッキの活躍も増えた。 [[DMRP-15]]期には[[黒赤緑]]構築において[[色]]的に明らかな[[コスト踏み倒し]]前提の札となる[[《最終龍覇 グレンモルト》]]、[[《姫様宣言プリンプリン》]]を採用した型の[[チャンピオンシップ]]優勝が報告された。同構築では[[《時空の神風ストーム・カイザー XX》]]も採用されており、[[《奇跡の覚醒者ファイナル・ストーム XX NEX》]]に覚醒させてそちらの[[アタックトリガー]]で疑似[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]の実現を狙うのだと思われる。 [[DMBD-15]]期に[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]を獲得。これにより、[[DMRP-05]]期に流行した「[[ファイナル革命]]によって[[《龍仙ロマネスク》]]を早出しし、増えたマナで素出しプランを取る」という[[白赤緑]]型が再燃。ただし、構築は当時とはいくらか異なっており、[[《龍の極限 ドギラゴールデン》]]や[[《武闘世代 カツキングJr.》]]などの展開能力を持たない革命チェンジ先はカットされており、代わりに[[《爆裂遺跡シシオー・カイザー》]]、[[《最終龍覇 グレンモルト》]]など[[DMRP-05]]期当時存在しなかったカードが取り入れられている。 同じく[[DMBD-15]]期、同弾の新顔である[[《ボルシャック・サイバーエクス》]]、ビートダウンを後押しする[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]、展開補助の役割を担う[[《姫様宣言プリンプリン》]]を採用した[[青赤緑]]構築が確立された。一線級には及ばないが、これも1つの型の開拓の歴史となる。 その後、「[[入れ替える]]」に関する裁定変更によりいわゆる「閣ループ」によるドラゴンの大量展開が不可能となったためか、2020年12月18日に[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]と[[《爆熱天守 バトライ閣》]]の[[プレミアム殿堂超次元コンビ]]が解除された。 ***王来篇期 [#ae216d0e] [[十王篇]]期と異なり[[除去]]を受け付けるデッキが多くなったが、それは【モルト NEXT】も同じであり、[[【5色コントロール】]]との対面では[[G・ストライク]]で波状攻撃を止められ、返しに[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]の除去で致命傷を負うケースが増えた。フィニッシャーの1体である[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]も、[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]での[[殴り返し]]を受け付ける[[パワー]]ラインなのが痛い。 [[DMRP-17]]で[[《熱血 バトクロス-1》]]を獲得したが、[[《爆裂遺跡シシオー・カイザー》]]と選択になる程度であり、強化としてはささやかである。 その後、[[DMBD-16]]にて[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]、[[《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》]]、[[《ボルシャック・決闘・ドラゴン》]]を獲得し、大幅に強化された。これにより[[【赤緑ボルシャック】]]折衷型も確立された。公式動画でも「[[開発者が作った本気のモルネク!>https://www.youtube.com/watch?v=LvlGPB_H8UQ]]」というサムネで紹介するほどホットなデッキとなっている。この頃になると5枚目以降のフィニッシャーとして[[《次元龍覇 グレンモルト「覇」》]]を採用しなくとも困らないほどリソースを稼げるようになった。 [[DMSD-19]]期開始前になると、[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]、[[《ボルシャック・サイバーエクス》]]、[[《斬龍電融 オロチリュウセイ》]]を採用した[[青赤緑]]型が[[チャンピオンシップ]]([[リモートデュエマ]])3位入賞を果たした。[[《斬龍電融 オロチリュウセイ》]]は場にいれば[[山札の上]]が[[呪文]]でない限り手札消費なしでクリーチャーを召喚できるようになるため、疑似的な置きドローとも言える。山札の上を確認できるため、次に何を踏み倒せるか、[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]は成功するか等が分かり、気に入らなければ[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]で[[マナゾーン]]に逃がすことでよりその場その場に適したものに変更することができる。 //運良く[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]や[[《モモキング -旅丸-》]]、[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]といった軽めのカードが続けば、[[アドバンテージ]]を加速させることができる。 //小型の横展開ってアド加速って言うのかな [[DMRP-19]]では[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]を獲得。うまくいけば毎ターンエクストラターンを得ることができる。 [[DMBD-18]]期あたりになると、[[《極限龍神メタル》]]を繋ぎ役にした型が結果を残した。この頃になると[[4枚積み]]の[[《地封龍 ギャイア》]]を早期に[[《爆熱王DX バトガイ銀河》]]から放り投げる型も見られるようになった。 [[DMEX-18]]期には[[ボルシャック]]比率をメインデッキの半分程度としつつ[[デッキカラー]]を[[青赤緑]]にして青を含む前述の[[パワーカード]]などを含めた型が4位入賞を果たした。[[DMEX-18]]末期には[[《ボルシャック・モモキングNEX》]]による[[コスト踏み倒し]]で[[《龍世界 ドラゴ大王》]]や[[《ニコル・ボーラス》]]などの[[フィニッシャー]]格の[[着地]]を狙う[[【赤緑ボルシャック】]]基盤の型が流行。この型は[[《13番目の計画》]]で[[メインデッキ]]枚数を50枚に増やし、豊富な初動でメインデッキ枚数増加を苦にせず、多種多様な高出力ドラゴンを積めるのが特徴。[[《ボルシャック・秘伝・ドラゴン》]]、[[《王来英雄 モモキングRX》]]などの[[リソース]]系[[能力]]を持つ[[多色]][[中量級]][[ドラゴン]]を各[[4枚積み]]できるため、[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]を使って[[ファイナル革命]]先のcipで[[アドバンテージ]]を取る型もある程度勢いを見せた。 ***王来MAX期 [#g800ff48] 2022年のゴールデンウィーク中には[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]、[[《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]などの[[【5色ザーディクリカ】]]用のドラゴンを出張させた[[黒]][[抜き4色]]型がチャンピオンシップ優勝を果たした。 【ブランド <NEXT.Star>】成立後、最速先攻3ターン目に[[《ブランド <NEXT.Star>》]]から[[《超竜バジュラズテラ》]]を[[着地]]させる型が成立。よしんば[[《ブランド <NEXT.Star>》]]が手札になくとも、豊富なマナブースト手段があるため早出しにはほとんどの場面で安定し、不自由しない。[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]で[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]を呼び出すのも素出しプランに役立つ。この型はたちまち、[[ドラゴン]]基盤以上の[[種族]]や[[名称カテゴリ]]に拘らず[[グッドスタッフ]]性を高めた【赤緑モモキングRX】として名称が通ることとなった(実際は[[水]][[マナ]]が10枚程度存在し、[[タッチ]][[青]]となっていることも少なくない)。 その一方で、[[《爆熱DX バトライ武神》]]が[[プレミアム殿堂]]入りした。これにより、従前の【青赤緑モルト NEXT】は基盤を維持しつつ[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]を抜いた[[【青赤緑モモキングRX】]]に発展的解消。 **その他 [#tb2b6b3e] -この[[デッキタイプ]]に関連して数多くの[[カード]]が[[殿堂入り]]となった。具体的には[[《フェアリー・ギフト》]]、[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]、[[《スクランブル・チェンジ》]]、[[《爆熱天守 バトライ閣》]]、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]の計5枚。 -[[ダブルビクトリー]]の[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]と[[《闘将銀河城 ハートバーン》]]を始め、既に販売を終了している[[DMD-20]]の収録[[カード]]、[[最終禁断レジェンドカード]]の[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]といった、高[[レアリティ]]・[[再録]]されていない入手困難な[[カード]]をふんだんに使用するため構築難易度が極めて高かった。ピーク時には構築費用が10万を超えかねず、ある意味[[資産ゲー]]の権化とも言える[[デッキタイプ]]であった。&br;現在は[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]を始めとした高額な主要カードが[[DMX-26]]にて軒並み[[再録]]されたことで幾分かは構築が楽になった。 --そのように大体のパーツがポツポツと再録される一方で必須パーツであった[[《爆熱剣 バトライ刃》]]は再録の気配は全くなかった。ビクトリーカードで、かつ再録の厳しそうな3D龍解カードであるため、シングル価格は上がる一方で、このデッキを組む上での重大なネックとなっていた。しかし前述したように、後に[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]との[[プレミアム殿堂超次元コンビ]]が発表され、この問題は間接的ながら解消された。 --カードパワーの塊である[[《爆熱剣 バトライ刃》]]だけを1発で[[プレミアム殿堂]]にすべきだという意見もあったが、規制直前のシングルカードのレートが高騰していたこちらを[[プレミアム殿堂]]に指定すると中古トレーディングカード市場に大きな損害を与えるため、完全には規制することができなかったと見られる。 --なお[[《爆熱剣 バトライ刃》]]は後に[[【連ドラグナー】]]で再び猛威を振るったが、その頃には再録が行われていたため当時ほどの価格にまではならなかった。 -[[ドラゴン・サーガ]]で登場して以降、強化と弱体化を繰り返しているデッキであり、環境落ちしても使い続けるプレイヤーが多いこと、デュエル・マスターズの花である[[ドラゴン]]を主軸にしたデッキであることから、主人公デッキと呼ばれることもある。 **参考 [#k00394d0] -[[デッキ集 (一覧)]] -[[デッキ集/ビートダウン]] -[[デッキ集/1ショットキル]] -[[【準赤単】]] -[[【モルト「王」】]] &tag(デッキ集,ビートダウンデッキ,1ショットキルデッキ);