#author("2021-03-08T21:37:36+09:00","","") *攻撃曲げ [#r04be52e] |このクリーチャーをアンタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーまたは自分のタップしているクリーチャーに変更してもよい。| [[アンタップ]]を条件に[[攻撃]]中の相手[[クリーチャー]]の[[攻撃]]先を変更させる[[能力]]の俗称。いわば[[ブロッカー]]のような挙動をとるが、[[タップ]]・[[アンタップ]]の関係で対極にあり共存も可能。 2017年現在、[[メタリカ]]のみが持つ。 [[DMR-23]]にて[[《月の輝き 夢幻》]]が登場、次弾の新たな[[種族]][[メタリカ]]と共に先行披露された。ただしこの時はやや効果が異なり、現在の形に安定したのは[[DMSD-02]]から。 [[ブロッカー]]や[[ガードマン]]も本来は「[[攻撃]]を曲げる[[能力]]」だが、この頁では[[メタリカ]]のものについてを扱う。 ***基本パターン(能力を使ったクリーチャーかタップされている他のクリーチャーに攻撃先を変更する) [#w70151a5] |緑知銀 フェイウォン P 光文明 (3)| |クリーチャー:メタリカ 1500| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のクリーチャーを1体タップしてもよい。そうしたら、カードを1枚引く。| |このクリーチャーをアンタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーまたは自分のタップしているクリーチャーに変更してもよい。| ***[[《月の輝き 夢幻》]]のパターン(タップされている他のクリーチャーに攻撃先を変更する) [#a5c7ddbb] |月の輝き 夢幻 SR 光文明 (6)| |クリーチャー:メタリカ 8000| |W・ブレイカー| |このクリーチャーをアンタップして、相手クリーチャーの攻撃先を自分のタップしているクリーチャーに変更してもよい。| |自分のターンの終わりに、自分のクリーチャーを1体タップしてもよい。そうしたら、カードを1枚引く。| ***[[《鬼の轟き 参角》]]のパターン(能力を適応したクリーチャーに攻撃先を変更する) [#p8a16df8] |鬼の轟き 参角 VR 光文明 (8)| |クリーチャー:メタリカ 12000| |T・ブレイカー| |自分のターンの終わりに、次のうちいずれか1つを選ぶ。| |►カードを1枚引く。| |►自分の手札の枚数以下のコストを持つクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出す。| |ラビリンス:相手のクリーチャーが攻撃する時、自分のシールドの数が相手より多ければ、自分のクリーチャーを1体アンタップしてもよい。そうしたら、相手クリーチャーの攻撃先をそのクリーチャーに変更する。| **ルール [#w0007ae3] -この[[能力]]は''攻撃曲げを持つ(攻撃曲げを適応する)[[クリーチャー]]が[[タップ]]状態でないと使えない。''[[ブロッカー]]が[[アンタップ]]状態でないと使用できないのと同じである。詳しくは[[コスト]]の項を参照されたし。 -[[能力]]を使う[[タイミング]]は[[ブロッカー]]や[[ガードマン]]と同じ[[タイミング]]である。さらに、ブロッカーやガードマンで変更した攻撃先を、さらに攻撃曲げで変更することができる。 -ただし、[[ブロッカー]]や[[ガードマン]]と違い、攻撃曲げで攻撃先を変更すると、その攻撃先をさらに変更するころはできない。 --つまり、ブロッカーで変更した攻撃先をさらに攻撃曲げで攻撃先を変更できるが、攻撃曲げで変更した攻撃先をさらにブロッカーで変更することはできない。攻撃曲げを2回連続で使うこともできない。 -この能力を以ってしても、''「攻撃先は[[変更できない]]」を持つクリーチャーには対抗できない''。[[攻撃]]の[[中止]]など別の方法を使う必要がある。 **その他 [#y86d2598] -相手の攻撃を止めるという性質から、[[ブロッカー]]に代わる新たな守りの能力といえよう。能力を使うためには(一度攻撃をするなどして)[[タップ]]しなければならず、一見すると使いづらく映るが、逆に言えば攻撃と防御を兼ねて行動することができるその特性や、[[ブロッカー]]を対象とした[[除去]]に狙い撃ちされない点など利点も多くある。デッキに合わせてうまく機能させてあげたいところ。 -何らかの[[効果]]で[[ブロッカー]]を付加させると、[[破壊]]されない限り[[ブロック]]と攻撃曲げを交互に行えるようになり、擬似的な[[無限ブロッカー]]のような状態となる。 [[パンプアップ]]や[[すべてのバトルに勝つ]][[効果]]も合わせれば、より強固な壁となる。 -''[[アンブロッカブル]]か否かに関わらず、攻撃を防げる''という点は優秀である。[[ブロッカー]]のように[[キーワード能力]]でもないため、しばらくは直接的な[[メタ]]能力が刷られることもなかろう。無論、[[タップ]]を防ぐことで間接的にメタられる可能性は否定できない。 --また、[[ブロック]]と違い「[[ブロック]]されなかった時」の[[能力]]を発動させてしまう点に注意。例えば[[《聖剣炎獣バーレスク》]]の[[エクストラターン]]取得を防ぐことができない。 これを逆手にとって[[《怪魔城 ポチョムキン》]]などと組み合わせる戦略もある。 -攻守一体のこの[[能力]]は、[[シールド]]枚数が優勢の時にのみ発動する[[ラビリンス]]と非常に相性が良く、両者を組み合わせることが[[メタリカ]]の戦略の要と言える。 -軽くて[[パワー]]の非常に高い[[クリーチャー]]や、[[タップイン]]の[[デメリット]]を持つ大型[[クリーチャー]]などとの相性が良く、実質的にこの[[能力]]を持つ[[クリーチャー]]全員がそれらの[[パワー]]を得たような状態となる。 使い手である[[メタリカ]]には[[《赤攻銀 カ・ダブラ》]]や[[《紅の猛り 天鎖》]]など、その点を意識したデザインの[[クリーチャー]]が幾つか存在する。 曲げる先の文明も問われないため、自然文明との混色であれば、[[《ベイB ジャック》]]や[[《界王類七動目 ジュランネル》]]との相性も良い。[[《ベイB ジャック》]]はコストの支払いという形で、攻撃すること無く場の[[メタリカ]]をタップできる。 --ただし、[[《ベイB ジャック》]]は現在[[プレミアム殿堂]]である。 -前述の通り[[ブロッカー]]に代わる新たな防御[[能力]]の代表として期待されていたが、収録弾ごとに数が減って来ており、[[DMRP-05]]ではついに1枚も収録されなかった。その代わり[[メタリカ]]内では[[ブロッカー]]の数が増えつつある。 -「攻撃曲げ」という名称は「[[コロコロコミック]]」掲載の記事や漫画などで公式が名づけている。直接[[カード]]に書かれている[[キーワード能力]]ではない。 -一部の[[プレイヤー]]間では「誘導」とも呼ばれている。 **参考 [#f5dff9d1] -[[用語集]] -[[メタリカ]] -[[ブロック]] -[[ブロックされない]] -[[変更できない]] -[[《緑知銀 フェイウォン》]] -[[《月の輝き 夢幻》]] -[[《鬼の轟き 参角》]]