#author("2021-08-26T10:43:31+09:00","","")
*《「&ruby(ひっしょう){必勝};」の&ruby(いただき){頂}; カイザー「&ruby(ばき){刃鬼};」》 [#top]

|「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」 VIC 無色 (11)|
|クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター/ゼニス 14000|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、相手のシールドを数え、その回数相手とガチンコ・ジャッジする。その後、こうして自分がガチンコ・ジャッジに勝った数、ハンターを1体、自分の墓地、マナゾーン、または手札からバトルゾーンに出す。|
|エターナル・Ω|

[[DMX-13]]で登場した[[レッド・コマンド・ドラゴン]]/[[ハンター]]/[[ゼニス]]。

[[召喚]]時限定[[cip]]で相手の[[シールド]]の枚数分、[[ガチンコ・ジャッジ]]を行い、勝った分だけ自分の[[墓地]]、[[マナゾーン]]、[[手札]]のいずれかから[[ハンター]][[クリーチャー]]の[[コスト踏み倒し]]ができる。

相手の[[シールド]]に[[攻撃]]していなければ、相手の[[シールド]]は5枚あるはずなので[[ガチンコ・ジャッジ]]の不発はまず無く、[[グッドスタッフ]]気味に組まれた[[デッキ]]ならば[[重量級]]が多くなるので、[[ガチンコ・ジャッジ]]の勝率も上がる。[[ハンター]]には大型[[フィニッシャー]]が多数存在するので、それらを一気に複数体展開できるのは非常に強力である。
たとえ運悪く[[《アポカリプス・デイ》]]のような全体除去を喰らってもこのクリーチャーは[[墓地]]からの展開も可能な上、このクリーチャー自身にも[[エターナル・Ω]]が付いている為、相手のシールドが残っていれば何度でも展開をやり直せる。

中でも特に有名なのは[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]と[[《不敗のダイハード・リュウセイ》]]の組み合わせ。[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]の[[スピードアタッカー]]化と、[[《不敗のダイハード・リュウセイ》]]の[[ドラゴン]]の攻撃時の[[シールド焼却]]能力によって、出した[[ターン]]に一気に攻め込める。このクリーチャーが[[T・ブレイカー]]なので、[[1ショットキル]]を決めることもそう珍しくない。
もしターン中に勝ちきれなくとも相手クリーチャーの[[タップイン]]および敗北回避能力によって防御面も万全の体制を作ることができるため、非常に手堅い。

[[殿堂入り]]であるが、1体でゲームエンドまで持ち込む可能性を秘めている[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]もやはり強力。同時に[[《アクア・インテリジェンス 3rd G》]]を踏み倒していれば、[[追加ターン]]はほぼ確定する。

同じく[[殿堂入り]]しているが、[[《ボルバルザーク・エクス》]]も非常に相性がいい。[[マナゾーン]]の[[カード]]をすべて[[アンタップ]]できるので、さらに別の[[クリーチャー]]を[[召喚]]できるようになる。追加で別の[[フィニッシャー]]を出せれば勝利はより盤石なものとなるだろう。

小型[[ブロッカー]]に囲まれた状況ならば[[《モエル 鬼スナイパー》]]が便利。[[cip]]と[[コスト]]7以上の[[クリーチャー]]を出すと4000[[火力]]を撃てるので、[[ウィニー]]の軍団ならばまとめて掃除することができる。

これ1枚でゲームを勝利へ導く[[カードパワー]]を秘めた強力な一枚であり「必勝」の名にふさわしい[[フィニッシャー]]と言える。[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]を踏み倒し、[[1ショットキル]]に持ち込む姿は、[[プレミアム殿堂]]となった[[【エンペラー・キリコ】]]を彷彿とさせる。

同じくハンターの展開を行うカードとして[[《王牙秘伝ゴールデン・ビクトリー》]]もある。しかし、条件や踏み倒し先は異なるため、差別化は容易。

-[[エピソード3環境]]では[[トップメタ>メタゲーム]]に君臨した。この[[クリーチャー]]を採用した[[グッドスタッフ]]である[[【カイザー「刃鬼」】]]は非常にメジャーな[[デッキタイプ]]となった。

-変わった所では[[《GF隊中佐 爆音のジャック》]]と[[《GF隊総大将 無敵ング》]]を出し、[[シールド焼却]]からゲームエンドへ持ち込む戦法も。[[ハンター]]ならば何でも踏み倒すことができるので、奇想天外な[[コンボ]]に利用するのも1つの手。

-[[《パクリオ》]]や[[《魂と記憶の盾》]]等、相手の[[シールド]]を増やすカードとは相性が良い。ただ、入る[[文明]]の関係から、手早く[[ターボ]]して[[召喚]]したほうが[[テンポ>テンポアドバンテージ]]を失わずに最速で出せるため、サイドカラーを足すか否かは好みの問題となる。

-逆に[[《デビル・ドレーン》]]や[[《福腹人形コダマンマ》]]など自分から[[シールド]]を減らすようなカードを使われると[[ガチンコ・ジャッジ]]を行う回数が少なくなる。ただし、[[シールド]]が減っているということはそれだけ守りが薄くなっているので、他の[[カード]]でその隙を突いてやればいいだろう。

-[[コスト踏み倒し]]の例によって[[《早撃人形マグナム》]]は天敵。[[《百発人形マグナム》]]は事前に[[クリーチャー]]を何体か出しておけば回避することはできるが、[[《早撃人形マグナム》]]は踏み倒した[[クリーチャー]]自体を破壊するため対策は難しい。もっとも、[[パワー]]はそれほど高くないので、[[《モエル 鬼スナイパー》]]などで[[除去]]してしまえばいいだろう。

-[[進化クリーチャー]]の[[ハンター]]を出すことももちろん可能である。また、1体ずつ出すため[[ガチンコ・ジャッジ]]で2回以上勝って1回目の分で[[《永遠のプリンプリン》]]を出し、2回目以降の分で[[ハンター]]を持たない[[エイリアン]]を出すという芸当も可能。同時に出す[[《若頭 鬼流院 刃》]]とは処理が異なるので注意。

-[[ガチンコ・ジャッジ]]に勝った数[[ハンター]]を出すのは[[強制]]である。ただし、2014年9月27日に[[非公開ゾーン]]における[[カード]]の選択は[[テキスト]]上[[強制]]であっても[[任意]]となるという裁定が出たことにより、[[非公開ゾーン]]である[[手札]]の[[ハンター]]については出さなくてもよいことになった。しかしそうした場合[[公開ゾーン]]である[[墓地]]、[[マナゾーン]]にある[[ハンター]]を出せるだけ出さなくてはいけない。

-[[ガチンコ・ジャッジ]]で複数の[[クリーチャー]]を踏み倒すという点から[[《超絶奇跡 鬼羅丸》]]とはよく比較される。あちらは[[ハンター]]以外の[[クリーチャー]]と[[呪文]]も踏み倒せるが、[[ガチンコ・ジャッジ]]が3回固定で[[マナコスト]]が12と1[[重い]]。対してこちらは大抵5回[[ガチンコ・ジャッジ]]でき、[[手札]]、[[マナゾーン]]、[[墓地]]から好きな[[ハンター]]を出せる点で勝る。終盤ならばほぼ確実に[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]と[[《不敗のダイハード・リュウセイ》]]をセットで出せるのはやはり強力である。

-DASHTVによるとこのクリーチャーは[[《鬼無双 カイザー「勝」》]]が[[ゼニス]]となった姿のようだ。[[ガチンコ・ジャッジ]]の能力は勝の名残だろうか。

-漫画「ビクトリー」では[[切札 勝太]]が使用。[[《王牙秘伝ゴールデン・ビクトリー》]]の効果で[[《カイザー・ヤラレン・ファイアー》]]、[[《レッツ・ハンティング・カイザー》]]と共に登場した。[[召喚]]での登場ではなかったため、残念ながら[[ガチンコ・ジャッジ]]での[[コスト踏み倒し]]は使われなかった。また、このカードのパワーの表記が17000と誤植されていた。アニメでは未登場。

-2015年8月1日に開催された初の[[公認グランプリ]]「デュエル・マスターズグランプリ-1st」(以下、GP)の賞品としてプロモ化された。上位8名に配られたのみでこれ以上発行される予定はないため、デュエル・マスターズの中でも屈指のレアカードとなる。テキスト背景に「CONGRATULATIONS!」の印刷があるカードは[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]に次ぎ、2例目。
--なお、2015年9月以降の公認[[チャンピオンシップ]](以下、CS)の優勝者にも同様に《「刃鬼」》のプロモ版が配布されるが、GP版とCS版とでは品番、プロモマークの位置、右側にあしらわれたマークがそれぞれ異なる。「CONGRATULATIONS!」の印刷があるのはGP版と同様。また、CS版はCSが開催される度に流通される枚数が増えていくことになる。
--これにより革命編の[[ブロック構築]]フォーマットにおいて一応使用可能であるが、[[DMR-18]]発売までで出せるハンターは[[《モエル 鬼スナイパー》]]と[[《クラッシャー・ベア子姫》]]および[[《鬼人形ボーグ》]]の3枚のみである。その後、[[DMX-22]]の発売で一気に数が増え、現在では上記3枚に加えて[[《白鬼ギャラガ》]]、[[《若頭の忠剣ハチ公》]]、[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]、[[《アクア・ティーチャー》]]、[[《R.S.F.K.》]]、[[《鋼龍 クシャルダオラ》]]、[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]、[[《超越男》]]、[[《カモン・ピッピー》]]、[[《ボルバルザーク・エクス》]]、[[《閃光のメテオライト・リュウセイ》]]、[[《諸肌の桜吹雪》]]、[[《瞬封の使徒サグラダ・ファミリア》]]、[[《シンカイタイフーン》]]、[[《駿足の政》]]、[[《掘師の銀》]]の16枚が追加で使用可能。革命編ブロック構築でも十分な[[【カイザー「刃鬼」】]]が組めるだろう。


-元ネタは板垣恵介原作の格闘漫画「グラップラー刃牙」シリーズの主人公「範馬刃牙」だと思われる。「刃牙」で「バキ」と読む。ちなみに、刃牙の父親である範馬勇次郎の通り名は「オーガ」である。

-上記の元ネタのせいか「刃牙」と間違われることがあるが、正しくは「COLOR(red){刃鬼}」である。

-[[背景ストーリー]]ではゴールデン・エイジ側における重要クリーチャーであると予想されていたが、これといった説明も無かったのでどの様な活躍をしたか長らく不明であった。
--しかし、[[DMBD-09]]にて、最後のゼニスである[[《「終」の極 イギー・スペシャルズ》]]ともう一つの最終決戦を繰り広げた事が明らかになった。当初は[[《「終」の極 イギー・スペシャルズ》]]に苦戦へ追い込まれていたが、''その時不思議な事が起こり''、次元のはざまから齎された[[双極>ツインパクト]]や[[龍素>《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]の力が《「刃鬼」》を助け、最強のカイザー軍団が生まれた事で形勢逆転。文字通りの『必勝』となったようだ。不利な形勢から突如大逆転する当たり、流石鬼丸の相棒と言えるだろう。
--その後、世界から[[ゼニス]]が消滅した当たり、このクリーチャーも[[《超絶奇跡 鬼羅丸》]]のように世界の一部となったか、[[《堂々終劇 鬼丸「End」》]]のように一緒に超獣世界に戻ってきたかの何方かを辿ったのだろう。[[《堂々終劇 鬼丸「End」》]]が[[《鬼無双 カイザー「勝」》]]に乗っているため、後者の可能性が高い。

**関連カード [#card]
//-[[《独走状態!鬼無双・カイザー「真剣」》]]
-[[背景ストーリー]]で進化した順番
--[[《ガイアール・ベイビー》]]
--[[《鬼無双 カイザー「勝」》]]
--[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]
--[[《国士無双カイザー「勝×喝」》]]
--[[《仰天無双 鬼セブン「勝」》]]
--''《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》''

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DMX-13]]&br;'''勝利の力が、今、最高潮に!!'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P49/Y14)&br;'''史上初のGPに、名を残したのは君だ!'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P52/Y14)&br;'''記念すべき勝利に、特別な名誉を!'''


**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Murakami Hisashi]]
--[[DMX-13 「ホワイト・ゼニス・パック」>DMX-13]](V1/V1)
--[[DMX-25 「ファイナル・メモリアル・パック 〜E1・E2・E3編〜」>DMX-25]](V3/V12)
--[[DMBD-09 「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 必勝!! 闘将ブレードオーガ」>DMBD-09]](1/20)(新規イラスト)
-illus.[[shosuke]]
--[[プロモーション・カード]](P49/Y14・CONGRATULATIONS!)
--[[プロモーション・カード]](P52/Y14・CONGRATULATIONS!)

**参考 [#reference]
-[[レッド・コマンド・ドラゴン]]
-[[ハンター]]
-[[ゼニス]]
-[[召喚]]
-[[cip]]
-[[シールド]]
-[[ガチンコ・ジャッジ]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[エターナル・Ω]]
-[[ビクトリー]]
-[[【カイザー「刃鬼」】]]
-[[公認グランプリ]]
-[[チャンピオンシップ]]
-[[優勝者賞]]


&tag(クリーチャー,無色,コスト11,レッド・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,ハンター,ゼニス,パワー14000,召喚限定cip,ガチンコ・ジャッジ,ハンターサポート,コスト踏み倒し,リアニメイト,T・ブレイカー,エターナル・Ω,VIC,ビクトリー,Murakami Hisashi,shosuke);