#author("2022-02-16T23:13:34+09:00","","")
#author("2022-02-17T18:13:02+09:00","","")
*《アカシック・パラレル》 [#c8ddbe9d]

|アカシック・パラレル R 水文明 (4)|
|クリーチャー:サイバーロード 1000|
|このクリーチャーが出た時、または自分のターンのはじめに、相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の相手のターンの終わりまで、このクリーチャーはその選んだクリーチャーになる。|

[[DMEX-18]]で登場した[[水]]の[[サイバーロード]]。

[[cip]]と自分の[[ターン開始ステップ]]に相手クリーチャー1体を指定し、次の相手のターンの終わりまでそのクリーチャーに[[変身]]する能力を持つ。

[[《電磁無頼アカシック・サード》]]以来2枚目となる[[変身]][[能力]]を持つカード。
自分の[[山札]]にあるクリーチャーに変身していた《アカシック・サード》と比べると、こちらは相手のクリーチャーを指定して変身するため[[相手依存]]の性質が非常に強い。
こちらの利点としては[[cip]]で変身するため即効性がある点、変身が切れるタイミングが相手のターンの終わりである点、自分のデッキに変身先のクリーチャーを入れる必要がないためデッキ構築の自由度が高い点など。
相手の[[メタカード>メタ]]に変身して逆利用するのが主な使い方になるだろう。登場時点の[[環境]]では[[【我我我ブランド】]]の[[《こたつむり》]]や、[[【鬼羅.Star】]]の[[《その子供、可憐につき》]]などが狙い目。[[【5色コントロール】]]に入るような[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]などの強力な[[ロック]]持ちの[[能力]]も[[cip]]以外ならわずか4[[コスト]]でコピーすることができ、ロックを活かした[[ワンショット]]をされる前に合わせれば抜群の[[コストパフォーマンス]]を発揮すると言えよう。

[[【鬼羅.Star】]]のパーツとして考えた場合、[[《奇天烈 シャッフ》]]や[[《イグゾースト・II・フォー》]]で[[呪文ロック]]や[[プリン効果]]を飛ばして相手の行動をガチガチに縛ったうえで自分だけ相手のクリーチャーの能力を活かすという使い方が無難。

//この[[クリーチャー]]の[[cip]]で相手の[[クリーチャー]]に[[変身]]しても、既に[[バトルゾーン]]に出ているのでその[[クリーチャー]]の持つ[[cip]]は使えない。
//また、[[変身]]した状態で[[進化]]しても[[変身]]したままの状態を保つため[[進化クリーチャー]]の[[能力]]は[[無視]]される。
//ただし、この場合[[変身]]後の[[能力]]を維持したまま[[バトルゾーン]]に出ているため、[[変身]]した[[クリーチャー]]の[[cip]]が使える。([[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33288/]])

-[[変身]]の詳しいルールについてはそちらのページを参照。

-[[cip]]でもあるため[[《電磁無頼アカシック・サード》]]とは違い[[《「大当たり!もう一本!!」》>《凶鬼90号 ゾレーゴ/「大当たり!もう一本!!」》]]などで2回変身することができる。その場合は単に変身後のクリーチャーが再変身するだけとなる。
--《アカシック・パラレル》が《A》というクリーチャーに変身した時点で《アカシック・パラレル》の特性が失われるのと同様に、《A》というクリーチャーが《B》というクリーチャーに変身した時点で《A》の特性は失われる。要するに2回変身しても最後に変身したクリーチャー1体分だけの[[特性]]を持つだけであり、同時に2体分の特性を持つことにはならない。

-[[両面カード]]の[[クリーチャー]]にも変身できるため、[[V覚醒リンク]]や[[解除]]、[[龍回避]]など、カードに裏面があることを前提とした能力を持ちうることがある。その能力が発動した結果、イラストが繋がらなくなったり片面カードの裏側が見えているといった不適正な状態となってしまい、[[状況起因処理]]で墓地に置かれる。

-「クリーチャーになる」という稀有な[[テキスト]]は[[《電磁無頼アカシック・サード》]]を思わせる。[[フレーバーテキスト]]に見える「並行研究」も、[[《電磁無頼アカシック・サード》]]の創造に関連するものだろう。

-[[フレーバーテキスト]]前半部は[[《電脳鎧冑アカシック・オリジナル》]]で言及されていた「[[アカシック計画]]」の契機を踏まえたものだろう。

-カードデザインは[[バイク仙人]]が担当。小学3年生の頃に書いたメモから引っ張ってきたものと語られている。

**関連カード [#of83b38b]
-「アカシック」と名付けられたカード群。多くは序数に関する語を名に含み、[[水]]とその[[敵対色]]を併せ持つ[[多色]]。
--[[サイバーロード]]であるもの。ほぼすべてで「[[アカシック計画]]」について語られている。
---[[《電脳鎧冑アカシック・オリジナル》]]
---''《アカシック・パラレル》''(序数がなく、水単色)
---[[《電磁旋竜アカシック・ファースト》]]
---[[《電磁霊樹アカシック・セカンド》]]
---[[《電磁無頼アカシック・サード》]]
---[[《アカシック・ファイナル》]](火と、その[[敵対色]]の3色)
--非[[サイバーロード]]
---[[《&ruby(アカシック・フォース){虚空の力}; レールガン》>《虚空の力 レールガン》]]
---[[《百識 アカシック》]](序数がなく、水単色)

**[[フレーバーテキスト]] [#a654af81]
-[[DMEX-18]]&br;'''[[サバイバー]]の生存能力に目を付けて[[他生物を取り込む方法を模索した生存戦略>《電脳鎧冑アカシック・オリジナル》]]、それが[[アカシック計画]]。しかし、その並行研究では[[他生物そのものになる方法>《電磁無頼アカシック・サード》]]が模索されていた。'''

**収録セット [#u48d6ce3]
-illus.[[otumami]]
--[[DMEX-18 「20周年超感謝メモリアルパック 裏の章 パラレル・マスターズ」>DMEX-18]](22/75)

**参考 [#a0b17f78]
-[[サイバーロード]]
-[[cip]]
-[[ターン開始ステップ]]
-[[変身]]
-[[相手依存]]

&tag(クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト4,サイバーロード,サイバー,パワー1000,cip,ターン開始時,擬似コスト踏み倒し,・,R,レア,otumami);