#author("2020-12-19T02:21:11+09:00","","")
*《アルカディア・スパーク》 [#af86cb18]

|アルカディア・スパーク P 光/水文明 (8)|
|呪文|
|S・トリガー|
|次のうちいずれかひとつを選ぶ。バトルゾーンに自分のエンジェル・コマンドがあれば、両方を選んでもよい。|
|►相手のクリーチャーを1体選ぶ。相手はそれを自身の山札に加えてシャッフルし、その後カードを1枚引く。|
|►相手のクリーチャーをすべてタップする。|

[[DMD-32]]で登場した[[光]]/[[水]]の[[S・トリガー]][[スパーク]][[呪文]]。

[[モード]]で相手のみ[[オールタップ]]か、[[山札送り]][[除去]]かのいずれかの[[効果]]を選んで使える。
自分の[[エンジェル・コマンド]]がいれば両方を選ぶことができる。

[[S・トリガー]]付きの全体[[タップ]]は言うまでもなく強力。[[モード]]で[[除去]]が撃てる面では[[《ボルメテウス・ホワイト・フレア》]]を、色の面では[[《反撃のサイレント・スパーク》]]を、[[エンジェル・コマンド]]で2つとも使える面では[[《ヘブンズ・ダブルテイル》]]を髣髴とさせる。[[クリーチャー]][[除去]]に制限はないため、[[《支配のオラクルジュエル》]]や[[《龍脈術 水霊の計》]]では対応し切れなかった場面でも、返しの[[ターン]]の獲得に期待が持てる。

[[山札送り]]を選んだ場合、相手は[[カード]]を1枚引くことになる。
一見[[デメリット]]に見えるが、特筆すべきは、''何も[[除去]]されなかったとしても相手はカードを引かなければならない''点。
この点を逆利用し、無限に唱え続けることができれば[[《黒神龍ザルバ》]]同様に[[ライブラリアウト]]で勝つことができる。
-これは「そうした場合」でなく「その後」で続くテキストは前の行動の可否に影響されない、というルールによる。過去のカードでは[[《蒼神龍ヴェール・バビロニア》]]の[[cip]]と同様。

デッキによっては[[《反撃のサイレント・スパーク》]]で事足る場面も多かろうが、[[無限ループ]]戦略という観点から見ると、今までの[[《光霊姫アレフティナ》]]のような立ち位置の[[フィニッシャー]]を[[S・トリガー]]として、[[除去]]してよし、[[止め>スパーク]]てよし、挙句の果てには[[ライブラリアウト]]フィニッシュしてよしという三拍子が揃った[[上位互換]]に差し替えることができる、ということを意味する。[[ループ]][[デッキ]]が抱える問題点を解消する待望の1枚となりうるのだ。

-[[多色]]かつ[[光]]の[[除去]][[呪文]]なので[[《聖霊王アルファディオス》]]、[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]の両方に対応できる。多くのアルカディアスシリーズに対応できる[[S・トリガー]]だが、同じ[[DMD-32]]で新たに登場した[[《聖霊王アルファリオン》]]の他、[[S・トリガー]]などによって[[コスト踏み倒し]]で唱えた場合、[[《闇鎧亜クイーン・アルカディアス》]]には無力。
--ちなみに、[[光]]の[[S・トリガー]][[呪文]]の中では[[《聖霊王アルファディオス》]]を無条件で[[除去]]できる初の[[カード]]。

**ルール [#s5b43994]
-「相手は(中略)、その後カードを1枚引く。」なのか、「相手は(中略)、その後(自分が)カードを1枚引く。」なのか、一見不明瞭なテキストである。だが、公式サイトの裁定により[[《サイバー・ハンド》]]のように相手ドローで確定のようだ。
--DMRP-06で再録された際に相手がドローすることが明瞭に示された。
--[[DMRP-06]]のテキスト
|相手のクリーチャーを1体選ぶ。相手はそれを自身の山札に加えてシャッフルする。その後、相手はカードを1枚引く。|
---[[DMEX-06]]で[[DMD-32]]版同様の不明瞭なテキストに改悪されている。

-何らかの事情([[アンタッチャブル]]や不在の場合)で[[山札送り]]の対象を選べなかった場合、強制[[ドロー]]前に[[シャッフル]]させると厳密にはルール違反となる。読点で区切られるまで[[山札送り]]と[[シャッフル]]が一連の処理として位置づけられているのがその理由。あくまで[[ドロー]]のみが独立処理となっている。逆に[[《光器パーフェクト・マドンナ》]]等の「バトルゾーンを離れることを置換してしまう」系の[[クリーチャー]]がいる場合、無限に唱えると常に「選んでは[[シャッフル]]」を繰り返すハメになる。大抵は最後まで完遂する前に省略が認められるだろう。

//-実物の[[カード]]では[[多色]][[カード]]にもかかわらず、[[テキスト]]に[[マナ]][[タップイン]]の記述が存在しない。[[《夜露死苦 キャロル》]]や[[《青音の精霊龍 リンガール》]]のように今後[[エラッタ]]が出される案件だろう。
//タップインが多色カードのルールになったのでコメントアウトしました。

**環境において [#dad9e1bb]
革命ファイナル環境では[[【天門ループ】]]、[[【マーシャルエクストラウィン】]]、[[【ラララオプティマス】]]などで、防御トリガー兼フィニッシャーとして活用されていた。特に[[【ラララオプティマス】]]に関しては[[《Dの花道 ズンドコ晴れ舞台》]]と一緒になってを一気に[[メタゲーム]]に押し上げた1枚であり、第3回[[公認グランプリ]]では準優勝を収めて一躍有名となった。

登場から[[新章デュエル・マスターズ環境]]辺りまでは[[【5色ドギラゴン剣】]]における防御札としてもメジャーであった。[[マナ基盤]]になる上に除去の質も高く、1ターンを凌ぐ[[オールタップ]]もある。さらにオールタップは選んでいるわけではないので[[《異端流し オニカマス》]]を[[タップキル]]するのに有用。8コストというサイズから[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]の踏み倒し射程範囲外なのが残念なところ。

双極篇あたりまでは[[【ロージアミラダンテ】]]の防御札としても有名であった。

ただ、[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]が殿堂入りに指定されたあたりからこのカード入る環境デッキが無くなり、それ以降はループデッキのフィニッシャーとして使われることがあっても環境に影響を与えることは無くなった。

[[十王篇環境]]に[[【ライベルモットループ】]]が進出すると、フィニッシャーの1つとして使われるケースも見られるようになったが、[[S・トリガー]]付き[[オーラ]]の方がずっと[[汎用性]]が高いため、こちらの採用は稀である。

**他のカード・デッキとの相性 [#i9e814e6]

**その他 [#u13442f5]
-[[カードイラスト]]では技を放つ[[《聖霊王アルカディアス》]]の姿が。

-[[山札送り]]後の1ドローは強力な確定除去のスペック調整としてデザインされたと思われるが、実際には[[《黒神龍ザルバ》]]同様[[即死コンボ]]に悪用される結果となった。

**関連カード [#cc605457]
-[[《ボルメテウス・ホワイト・フレア》]]
-[[《反撃のサイレント・スパーク》]]
-[[《ヘブンズ・ダブルテイル》]]
-[[《支配のオラクルジュエル》]]


**収録セット [#l400f2c0]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[lack]]
--[[DMD-32 「マスターズ・クロニクル・デッキ 2016 聖霊王の創世」>DMD-32]]
--[[DMRP-06 「双極篇 第2弾 逆襲のギャラクシー 卍・獄・殺!!」>DMRP-06]]([[ウルトラゴールデンカード]])
--[[DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」>DMEX-06]](47/98)

**参考 [#q452ed22]
-[[タップイン]]
-[[S・トリガー]]
-[[オールタップ]]
-[[スパーク]]
-[[モード]]
-[[山札送り]]
-[[ドロー]]
-[[タップ]]
-[[エンジェル・コマンド]]
-[[【インテリエイルループ】]]
----
公式Q&A
>Q.''《アルカディア・スパーク》''で[[《不死火フウタ・ドラグーン》]]が山札に加えられる時、山札の一番下に置いた場合は[[《不死火フウタ・ドラグーン》]]の効果を使うことはできますか?
A.はい、使えます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/32473]]

&tag(呪文,光文明,水文明,多色,コスト8,S・トリガー,モード,エンジェル・コマンドサポート,モード両選択,除去,確定除去,山札送り,ドロー,タップ,オールタップ,・,スパーク,P,レアリティなし,lack);