#author("2020-06-14T03:20:21+09:00","","") *《ファイナル・ストップ》 [#k8ca9abf] |ファイナル・ストップ R 光文明 (4)| |呪文| |次の相手のターンの終わりまで、相手は呪文を唱えられない。| |カードを1枚引く。| [[DMR-22]]で登場した[[光]]の[[呪文]]。 [[スペック]]としては、[[G・ゼロ]]がワン[[ドロー]]に変わった[[《ミラクルストップ》]]。 [[キャントリップ]]があるから腐りにくい、という考えもあるかもしれないが、この[[効果]]が[[腐る]]ような状況で中途半端な[[キャントリップ]]に頼るべきかというと少々疑問。 とはいえ[[手札]]を減らさずに[[呪文]]を封じることができるため、序盤に[[手打ち]]する[[呪文]]としてはかなり便利。 [[呪文]]をメインにしている[[ビッグマナ]]や、[[【超次元コントロール】]]などの[[デッキ]]を遅らせることができ、終盤に唱えても[[S・トリガー]][[呪文]]などを無効化することができる。 [[《ミラクルストップ》]]のタダで[[呪文]][[ロック]]ができるというのも強力なので、[[デッキ]]によって使い分けるべきだろう。 フィニッシュ時の詰めに使うならば[[《音精 ラフルル》]]もライバルとして挙がる。[[ロック]]の持続時間という観点ではこの[[呪文]]の方が長いので、使用するタイミングを上手く見極めて使ってやりたいところ。 [[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]の登場後は[[汎用性]]の高いあちらに立場を譲るようになったが、[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]と同じ2コストである都合上そちらとトレードオフになり得る[[《Wave All ウェイボール》]]を考慮するとより軽いこちらにも出番がある。 **環境において [#u243a5d3] [[革命ファイナル環境]]では[[【ドロマー超次元】]]で採用されることがそこそこあった。[[《百族の長 プチョヘンザ》]]を獲得したことによって相対的に使用人口の多くなったドロマー超次元に刺さり、ミラーマッチに有利であるという面が目立った。[[キャントリップ]]が付いているのでジリ貧になりにくいというメリットもあった。 とはいえ上述する様にライバルが多く、ハイスペックでありながら少し微妙な立場に追いやられていた感のある呪文であり、採用にはあまり恵まれなかった。 だが、[[DMEX-01]]期になってようやく[[【ジョーカーズ】]]におけるゲームエンド呪文としての立場を確立した。[[【ジョーカーズ】]]は基本的に並べた小型獣を、各種[[アタック・チャンス]]持ちもしくは[[G・ゼロ]]持ち呪文で強化してからビートダウンするという戦略を取るデッキである。その為、いざフィニッシュするターンのメインステップで、積極的にマナを払って何かをするという事が無いパターンが多かった。その隙間を縫う形で、簡単に相手の呪文詠唱を封じて[[S・トリガー]]を防いでくれるこの呪文が重宝されたというわけである。 これに着想を得てか[[【赤白レッドゾーン】>【レッドゾーン】#RedWhite]]にも出張するに至り、2017年12月に[[チャンピオンシップ]]を優勝した【赤白レッドゾーン】にも搭載されていたことが報告されている。「[[単騎ラフルル>《音精 ラフルル》#b9e54acb]]」ならぬ「単騎ファイスト」で安全なフィニッシュを行うことができるということである。 双極篇になると流行が過ぎてあまり見ないカードとなったが、[[DMEX-07]]において[[【ドロマーGRハンデス】]]が台頭すると、そちらに入るカードとして注目された。[[《ジャミング・チャフ》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]と比べて1コスト軽いのが需要を得た要因と言える。[[マナ]]を伸ばす上に[[除去]]も備わっている[[【青赤緑ミッツァイル】>【ミッツァイル】#r9a585b1]]に[[コスト踏み倒しメタ]]が[[腐り>腐る]]やすく、[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]の面が付いていることがあまり意味を為さないという点も大きい。[[《Wave ウェイブ》]]でサポートされるコスト帯であるのも環境における評価点。 [[DMRP-12]]期に[[【ナウ・オア・ネバーループ】]]が成立し、[[《ナウ・オア・ネバー》>《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]で[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]を出して[[墓地]]のこの[[呪文]]を[[唱える]]ことと[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]で手札に戻ったこの呪文を唱えることを延々と繰り返す機構が生み出された。先攻4ターン目にこの呪文を唱えたが最後、この再利用ループにより[[【カリヤドネループ】]]はこれでほぼ完封できる。 **その他 [#sb286efc] -[[DMR-20]]で登場した[[カード]]が、一年経たず似たような性能の[[カード]]に調整される意図はわかりづらいかもしれないが、これは[[《ジャッジメント・タイム》]]から連鎖させることを狙っているのだろう。 [[デザイナーズコンボ]]通りに[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]→[[《ジャッジメント・タイム》]]→この[[呪文]]と連鎖させれば、[[手札]]の消費が激しいのを[[キャントリップ]]がある程度抑えてくれる。 -[[《ジャミング・チャフ》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]や[[《ミラクルストップ》]]([[G・ゼロ]]以外)と同じかと思いきや、''[[効果]]の持続時間が相手の[[ターン]]の終わりまで''になっているのには注意。 このため、相手に[[エクストラターン]]を獲得されると[[効果]]が切れる。こちらの利点としては自分が[[エクストラターン]]を獲得した時に[[効果]]が持続する事だろうか。 -アニメ「VSRF」では[[ルシファー]]が使用。いずれも「ファイナルタイムストップデュエル」で相手の動きを封じたが、[[No.2]]には[[《禁断機関 VV-8》]]の[[エクストラターン]]で打ち破られた。 --おそらく、上述の[[《ミラクルストップ》]]との効果の持続時間の微妙な違いは、[[《禁断機関 VV-8》]]の[[エクストラターン]]に敗れてしまうという演出の為にデザインされたものなのだろう。 -[[《ミラクルストップ》]]が[[《時の革命 ミラダンテ》]]を直接サポートする[[カード]]としてデザインされているのと同様、この[[カード]]は[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]を直接サポートする[[カード]]としてデザインされている。開発側からミラダンテが非常に優遇されているのが分かる。 **関連カード [#yeaa69ec] -[[《ミラクルストップ》]] -[[《ジャッジメント・タイム》]] -[[《ワールド・ストップ》]] -[[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]] -このカードに描かれているクリーチャー --[[《時の法皇 ミラダンテXII》]](円形の装備のみ) **[[フレーバーテキスト]] [#s96565c8] -[[DMR-22]] '''見よ!!これが我が最終奥義ファイナル・タイムストップ・デュエル!! ---[[時の法皇 ミラダンテXII>《時の法皇 ミラダンテXII》]]''' -[[DMEX-11]] '''〜[[チーム銀河]]の正義〜''' '''相手の[[攻撃]]を防ぎきったら、いよいよ[[チーム銀河]]の[[攻撃]]だ! 相手の[[呪文]][[トリガー>S・トリガー]]を封じて、一気に勝負を決めよう。''' **収録セット [#x5e8e6ff] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[RUI MARUYAMA]] --[[DMR-22 「革命ファイナル 第2章 世界は0だ!! ブラックアウト!!」>DMR-22]] --[[DMEX-11 「Wチームドッキングパック チーム銀河&チームボンバー」>DMEX-11]](9/42) **参考 [#cc609b0f] -[[呪文]] -[[ロック]] -[[キャントリップ]] &tag(呪文,光文明,単色,コスト4,呪文ロック,ロック,キャントリップ,ドロー,・,R,レア,RUI MARUYAMA);