#author("2020-11-13T17:14:45+09:00","","")
#author("2024-03-09T17:42:34+09:00","","")
*《マナ・クライシス》 [#x75e65fd]

|マナ・クライシス UC 自然文明 (4)|
|呪文|
|S・トリガー|
|相手のマナゾーンからカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。|
|''S・トリガー''(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)|
|カードを1枚相手のマナゾーンから選び、持ち主の墓地に置く。|

[[DM-02]]で登場した[[自然]]の[[呪文]]。

[[S・トリガー]]付きのシンプルな[[ランデス]][[呪文]]。初の[[ランデス]][[呪文]]でもある。


[[ランデス]][[デッキ]]が使われるようになってからは定番の[[ランデス]][[カード]]である。2[[ターン]]目の[[《フェアリー・ライフ》]]または[[《霞み妖精ジャスミン》]]による[[マナブースト]]から3[[ターン]]目に使い、相手の出鼻をくじくのが役目。
続く[[ターン]]で[[《焦土と開拓の天変》]]を唱え、そこからコスト7以上の[[カード]]に繋げるのが理想的な流れ。

[[マナ]]が十分溜まった終盤では[[腐る]]ことも多いが、序盤に撃てた場合の威力を考えると[[デッキ]]に投入する価値は十二分にあるだろう。[[《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》]]で[[効果]]を増幅させるなら終盤でも十分使える。

もちろん[[色]]が合うなら全ての[[デッキ]]に入るような[[汎用性]]は無いため、自分の[[デッキ]]の性質を見極めたうえで使用したい。

**環境において [#g8522e79]
ランデス全盛でありその時代における実用的なランデス手段が豊富であった[[転生編環境]]や[[不死鳥編環境]]では単調なスペックと見做されて比較的評価の低かった1枚。
ランデス全盛でありその時代における実用的なランデス手段が豊富であった[[転生編環境]]や[[不死鳥編環境]]では単調なスペックと見做されて比較的評価の低かった1枚。それでも[[転生編]]当時から[[【バジュラズブルー】]]で[[ミラーマッチ]]対策として使われることはあった。

その後、[[神化編環境]]や[[エピソード1環境]]では[[【星域キリコドラゴン】]]に対する、[[《エンペラー・キリコ》]]を[[マナゾーン]]から叩き落とす手段、[[【Nエクス】]]の過剰[[マナブースト]]を妨げる手段として評価が上がった。

[[エピソード3環境]]では[[【シューゲイザーワンショット】]]対策に[[自然]]系の[[中速]][[ビートダウン]]を中心に採用された。[[マナゾーン]]の[[リソース]]を破壊することで、よしんば[[ワンショット]]を始動されてもワンショット成立の確率を下げることができた。

[[ドラゴン・サーガ環境]]では[[【グレンモルト】]]における妨害手段として結果を残した他、[[【サイクリカランデス】]]のパーツとしても存在感を示した。

[[DMEX-07]]期には[[【青赤緑ミッツァイル】>【ミッツァイル】#r9a585b1]]の[[ミラーマッチ]]対策として利用されるようになった。【青赤緑ミッツァイル】は6マナまで伸びないと大人しいため、そこで相手のマナが伸びることを阻害するこのカードの出番という訳である。

[[十王篇環境]]後期になると[[《ヘブンズ・フォース》]]採用型デッキが余りに増えたため、このカードがそもそも間に合わないケースが激増。

[[《ヘブンズ・フォース》]]が[[プレミアム殿堂]]した2021年度では再び採用率が上がっている。

『[[DMGP2022>公認グランプリ]]』成績上位者とDMPランキング2022年下期上位者合計32人を対象とした「DM最強位決定戦」([[アドバンス]]&[[オリジナル]])で3位入賞した[[《龍素記号wD サイクルペディア》]]型[[【クイーン・アマテラスループ】]]に投入されていた。


[[アビス・レボリューション環境]]末期には[[ミラーマッチ]]やフェアデッキとの対面で優位に立てるようにこれを入れた[[【黒緑アビスロイヤル】]]が結果を出している。[[《フットレス=トレース/「力が欲しいか?」》]]や[[《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》]]を(実質的な)3[[ターン]]目までに引ける確率を上げるための時間稼ぎにして2[[コスト]][[マナブースト]]を唱えるための自然単色マナという性質もある。
**その他 [#m38b4036]

//-イラストでは[[火]]文明の要塞を緑色の[[ドラゴン]]が襲撃している様子が絵描かれている。当時は[[アース・ドラゴン]]が存在しなかったため、時代を先取りしたイラストと言える。(もしかしたら[[ビーストフォーク]]や[[ホーン・ビースト]]かもしれないが。)
//不明確のためコメントアウト

-この[[カード]]で[[ランデス]]した後に[[《停滞の影タイム・トリッパー》]]や[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]で[[マナ]]を[[タップイン]]させると非常に強力。

-需要の割に[[再録]]回数が少ないためか、[[アンコモン]]の中でも飛び抜けて[[シングルカード]]のレートが高い。[[絶版]]で集めづらいことに加え、序盤に安定して[[唱える]]ためにある程度の枚数が必要となることも高額化を後押ししている。
-需要の割に[[再録]]回数が少なく、[[アンコモン]]ながら飛び抜けて集めづらいことで有名だった。長期間[[絶版]]であったことに加え、序盤に安定して[[唱える]]ためにはある程度の枚数が必要となることも[[デッキ]]採用のハードルを底上げしていた。
--[[ランデス]]という好まれにくい[[効果]]から、「今後再録の見込みはない」との諦めのムードもただよう程であったが、[[DM23-EX2]]にて待望の[[再録]]を果たした。なんと''17年ぶり''の収録である。
原本の画像データが残っていなかったのか、[[デュエキングMAXカード]]仕様で[[フルフレーム]]になる際、左手前の[[ホーン・ビースト]]と思しきクリーチャーのイラストが、呪文フレームの枠内に収まっていた部分のみ切り抜かれ、頭部の角が途中で途切れた形になっている。さらに顎髭が引き伸ばし加筆されたために首のようになってしまった。すぐ奥の同じクリーチャーの全体像と比較するとその奇怪さがわかるだろう。

**関連カード [#t27f278a]
-[[《焦土と開拓の天変》]]

-4コスト[[ランデス]]呪文
--自然:''《マナ・クライシス》''
--火 :[[《クライシス・ボーラー》]]
--水 :[[《センジュ・スプラッシュ》]]
**収録セット [#ab7e2aa0]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Tsutomu Kawade]]
--[[DM-02 第2弾「進化獣降臨」>DM-02]]
--[[DM-02 第2弾「進化獣降臨」>DM-02]](35/55)
--[[DM23-EX2 「頂上決戦!!デュエキングMAX2023」>DM23-EX2]](超32/超38)
-illus.[[hippo]] 
--[[DM-18 「ベスト・チャレンジャー」>DM-18]] 
--[[DM-18 「ベスト・チャレンジャー」>DM-18]] (89/140)

**参考 [#ua7167ab]
-[[S・トリガー]]
-[[ランデス]]

&tag(呪文,自然文明,単色,コスト4,S・トリガー,ランデス,・,アンコモン,Tsutomu Kawade,hippo);
&tag(呪文,自然文明,緑単,単色,コスト4,S・トリガー,ランデス,・,UC,アンコモン,Tsutomu Kawade,hippo);