#author("2021-08-24T23:56:30+09:00","","") *《&ruby(しょうさいでんゆうおう){勝災電融王}; ギュカウツ・マグル》 [#top] |勝災電融王 ギュカウツ・マグル SR 水/火/自然文明 (8)| |クリーチャー:ディスペクター/アウトレイジMAX/ジ・アンサー 15000| |EXライフ| |T・ブレイカー| |このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から4枚を見る。その中からコストの合計が9以下になるよう、多色クリーチャーを好きな数選び、出す。残りを好きな順序で山札の下に置く。| [[DMRP-19]]で登場した[[水]]/[[火]]/[[自然]]の[[ディスペクター]]/[[アウトレイジMAX]]/[[ジ・アンサー]]。 [[ディスペクター]]特有の[[EXライフ]]のほか、[[cip]]で山札の上から4枚を見て[[コスト]]の合計が9以下になるように[[多色]][[クリーチャー]]を好きな数[[コスト踏み倒し]]できる[[能力]]を持つ。 単純に自身を捲れば踏み倒しが連鎖する他、自身の[[コスト]]が[[《襲来、鬼札王国!》]]や[[《灰燼と天門の儀式》]]など多くの[[コスト踏み倒し]][[呪文]]の対象内に入っており、シンプルなテキストながらも非常に高い展開力を持つ。 踏み倒し範囲内にあり、自身も進化元になれる[[《超竜の潮流 コンコルド》]]と合わせると、マナゾーンから更に[[アウトレイジ]]を展開できる。 [[アウトレイジ]]には[[《「俺たちの夢は終わらねぇ!」》>《戦武の無限 ジャッキー/「俺たちの夢は終わらねぇ!」》]]や[[《自由の拳 カツドン・ヤング》]]など、この[[クリーチャー]]を踏み倒せる[[カード]]が多く存在しているのも嬉しいところ。 [[《覇王類虹色目 イメン=ボアロ》]]で山札を[[染色]]することで、[[単色]][[クリーチャー]]も[[踏み倒し]]圏内に収めることが出来る。爆発力は大きく上がるが、《イメン=ボアロ》をこのカードで踏み倒せないのはやや難点と言えるか。 [[【アルカクラウン】]]など1枚の[[カード]]から[[クリーチャー]]を大量に踏み倒せる[[デッキ]]では王の名に恥じない活躍を見せてくれることだろう。 -『電融』[[3色]]の揃った[[ディスペクター]]だが、[[スピードアタッカー]]も[[マッハファイター]]も持っていない。 --幸い、[[多色]]の『電融』[[ディスペクター]]についてはいずれも[[コスト踏み倒し]]範囲内に入っているため、[[《斬龍電融 オロチリュウセイ》]]や[[《偽爆電融 ゾルネードシヴァ》]]を呼び出せばそれらを[[付与]]できる。 -[[アウトレイジ]]なので[[《熱血武闘 カツキング》]]の[[リアニメイト]]コストになり、1度限りだが[[耐性]]もあるので純粋に頭数を増やすことが出来る。こちらの[[cip]]であちらを[[山札]]から[[踏み倒す>コスト踏み倒し]]こともできるが、お互い絶妙に[[色]]がかみ合わないのが難点か。 **その他 [#sd4fcd7e] [[超獣王来列伝>DMSP-02]]で予告されていた[[ディスペクター]]。 「[[無法王>《武闘将軍 カツキング GS》]]」[[《武闘将軍 ''カツキング''》>《武闘将軍 カツキング》]]と「追放された天災の天才」[[《伝説の正体 ''ギュウジン丸''》>《伝説の正体 ギュウジン丸》]]を合成した『電融』[[ディスペクター]]の王。 -「[[ディスペクター]]5つの王」として挙げられた名を冠し、[[最>ビクトリー]][[高>レジェンドカード]][[レアリティ]]同士の合成[[ディスペクター]]でありながら[[キングマスターカード]]ではない。((これについては、[[DMRP-19]]の[[フレーバーテキスト]]で詳細が語られると、この[[カード]]が紹介された[[デュエチューブ]]の動画内にて説明されている)) #region2(合成元との関係){{ -《ギュウジン丸》をベースに、頭・右腕・太腿を《カツキング》の物と置き換え、脇腹に《カツキング》の副腕が接合されている。 --《カツキング》が手甲に装備していた鋏状の武器が、上下に分割されて二の腕に直接貼り付けられているのがわかる。 --[[能力]]はおろか、[[色]]と[[種族]]を丸ごと継承し[[名目コスト]]が《カツキング》と同じ8である以外スペック上の共通点が一切無い。 --[[カード名]]は《ギュ''ウカ''ツ》ではなく《ギュ''カウ''ツ》である。一見すると非常に紛らわしいが、どうやら合成元の名前を以下のように交互に混ぜ合わせているようだ。 ''ギュ'' ''ウ'' ジン ''マ'' ''ル'' ''カ'' ''ツ'' キン ''グ'' ---また、冠詞の「勝災」は、《カツ(''勝''つ)キング》と、《ギュウジン丸》を現す「[[天>《天災 デドダム》]][[''災''>《SSS級天災 デッドダムド》]]の天才」にそれぞれ由来するものだろう。 --合成元は[[背景ストーリー]]上では世界から異なるため全く縁が無いが、それぞれの使い手であった[[切札 勝太]]と[[邪藩 牛次郎]]はアニメ「VSR」にて敵対関係にあり、直接対決もしている。 --「[[豪放と俊英を見出して合成>《隕襲電融 メテオスナイパー》]]」しておきながら、武闘派[[アウトレイジ]]たる《カツキング》の''頭''と天災的天才たる《ギュウジン丸》の''胴体''を合成するという「ディスペクト」度合の高い合成をされている。言葉を選ばなければ「余り物同士で合成している」ともとれる。 ---この[[カード]]の「マグル」という名前は「ハリー・ポッター」シリーズに登場する用語「マグル(非魔法族の呼称の一つ)」を彷彿とさせる。この用語は「mugg:間抜け」を元とする造語であるが、上記のようにお互いの強みを消すような合成は確かに「間抜け」の所業とも言える。 }} -合成元がそれぞれ[[単色]]・単[[種族]]であったためそれらを全て継承し、さらに『電融』[[3色]]に合わせる為[[自然]]が追加されている。 --《カツキング》は[[《無敵剣 カツキングMAX》]]にて[[火]]/[[自然]]の[[2色]]となったことがある他、この[[クリーチャー]]と全く同じ[[色]]構成の「カツキング」としてはかの[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]が存在する。 ---その[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]とは、[[色]]構成の他「[[山札]]の上を[[見る]]」という点で微かに共通項がある。 --合成元が共に[[特殊>特殊種族]]単[[種族]]であるため、「[[特殊種族]]を3つ持つ」「[[特殊種族]]しか持たない」初めての[[ディスペクター]]である。 -[[合体させたクリーチャーを使って好き勝手やる事を企てていた>《SSS級天災 デッドダムド》]]ギュウジン丸が合体させられる側になるとは皮肉な話である。 [[フレーバーテキスト]]では、「才気も将器もない」と合成元の優れた点が何一つ残されていないことを痛烈かつ端的に評されている。しかし、これは[[《隕襲電融 メテオスナイパー》]]での「勝災電融王」の称号である「文武の極致」という文言とは明らかに矛盾する。 **関連カード [#card] -[[《伝説の正体 ギュウジン丸》]] -[[《武闘将軍 カツキング》]] -[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]] **[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text] -[[DMRP-19]]&br;'''我欲に溺れたその姿。もう、[[才気>《伝説の正体 ギュウジン丸》]]も[[将器>《武闘将軍 カツキング》]]もない。''' **収録セット [#pack] -illus.[[Murakami Hisashi]] --[[DMRP-19 「王来篇 第3弾 禁断龍VS禁断竜」>DMRP-19]](S11/S11) **参考 [#reference] -[[青赤緑]] -[[ディスペクター]] -[[アウトレイジMAX]] -[[ジ・アンサー]] -[[EXライフ]] -[[T・ブレイカー]] -[[cip]] -[[山札]] -[[見る]] -[[多色]] -[[コスト踏み倒し]] &tag(クリーチャー,水文明,火文明,自然文明,青赤緑,多色,コスト8,ディスペクター,電融,アウトレイジMAX,アウトレイジ,ジ・アンサー,パワー15000,EXライフ,T・ブレイカー,cip,コスト9以下,コスト踏み倒し,SR,スーパーレア,Murakami Hisashi);