#author("2022-06-16T21:53:06+09:00","","")
#author("2022-07-13T02:54:33+09:00","","")
*《&ruby(かんぜんふめい){完全不明};》 [#i1a2cc08]

|完全不明 SR 水文明 (11)|
|クリーチャー:??? 16000|
|T・ブレイカー|
|相手のターン中、相手がマナゾーンにカードを置いた時またはカードを使った時、相手はターンの残りをとばす。|
|相手のクリーチャーが攻撃する時、その攻撃の後、相手はターンの残りをとばす。|

[[DMR-19]]で登場した[[???]]。

相手があらゆるアクションを起こしたと同時にターンの残りをとばす[[クリーチャー]]。

具体的な[[ターン]]をとばすタイミングは
-相手が[[マナゾーン]]に[[カード]]を置いた時
-相手が[[カード]]を[[使った>プレイ]]時
-相手の[[クリーチャー]]が[[攻撃]]した後

の3つ。実質[[ターン]]のはじめの[[ドロー]]を除き、[[ターン]]中にできるアクションが1つだけになる為、相手の行動を大きく縛ることになる。

ただ強力な[[ロック]][[能力]]を持つ反面、[[コスト]]11と非常に重く[[除去]]耐性を一切持たないので、[[除去]]されてしまうと1回[[ターン]]を飛ばすだけで終わりになってしまう。
互い[[マナ]]が貯まった終盤になるにつれ[[効果]]は薄くなっていくので、[[墓地肥やし]]からの[[《魔龍バベルギヌス》]]など早期の[[コスト踏み倒し]]を狙いたい。

この[[クリーチャー]]を出した後に[[《神々の逆流》]]などで相手の[[マナ]]を空っぽにしておけばしばらくの間相手は[[マナチャージ]]しか行えなくなるので多くの時間を稼ぐことができる。

[[手札]][[退化]]との相性は一概に良いとは言い切れない。退化デッキは基本的に退化に特化しており、[[コントロール]]力があまり高くない退化[[デッキ]]で踏み倒しても、「出したら出しっ放し」で終わってしまうことも少なくない。
最悪の場合、このクリーチャーを出したは良いが、相手の盤面に何一つ触れることができず、そのまま残ったクリーチャーで殴り切られるケースも考え得る。
この[[クリーチャー]]は[[除去]]や[[ランデス]]などで相手の動きが止まるように仕向けてこそその真価を発揮するのである。

[[【青黒緑シャコガイル】]]とも相性が良い。[[《轟破天九十九語》>《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]で複数体[[《水上第九院 シャコガイル》]]を並べるついでにこれを立てると、ターンを渡すことによるスキを軽減できる。

のちに[[DMRP-06]]で登場した[[《龍装者 ジスタジオ》]]とは相性がいい。何もすることもなく除去されていたこのクリーチャーがバトル以外で離れなくなる。バトルで破壊しようにもこのクリーチャーのパワーは''16000''もある為、並のクリーチャーではほぼ破壊されなくなる。また、向こうの弱点であるクリーチャーを無視して[[シールド]]をブレイクされる場合はこちらのターンを強制終了させる効果が生きてくる。

**ルール [#o7a0ce6d]
-相手のターン中にトリガーする能力であるため、[[ターン・プレイヤー]]優先により相手が[[マナチャージ]]やカードを使って誘発した能力があればそれらがすべて終わったあとでターンを飛ばす。相手クリーチャーの[[cip]]などが残っているのに次のターンを始めてしまわないよう注意。

-公式Q&Aによれば、[[クリーチャー]]を[[召喚]]した時は[[カード]]を使った扱いになる一方で、[[クリーチャー]]を[[コスト踏み倒し]]して[[バトルゾーン]]に出した場合は[[カード]]を使った扱いにはならない。[[クリーチャー]]が[[攻撃]]して[[コスト踏み倒し]]する[[侵略]]や[[革命チェンジ]]は許してしまうが、結局は[[攻撃]]の後で[[ターン]]が飛ぶことになる。

-[[ジェネレート]]は[[カード]]を[[使った>プレイ]]ことになるが、[[クロス]]は使ったことにはならない。[[クロス]]は[[起動型能力]]であり、言うなれば、[[タップ能力]]や一部[[メテオバーン]]を[[起動]]するのと性質は似通っている。
--このように[[起動型能力]]を[[起動]]するだけであれば、[[ターン]]を飛ばす必要はない。「カードを使う」が何を指し示すのか、きちんと把握しておこう。

-相手の[[クリーチャー]]の[[攻撃]]中にこの[[クリーチャー]]が[[除去]]されても、[[アタックトリガー]]のタイミングで既に[[トリガー]]されているため、その[[攻撃]]の後に[[ターン]]が飛ぶ。[[遅延誘発型能力]]参照。

-この[[クリーチャー]]がいる限り相手の[[ターン]]のほとんどを飛ばしてしまうため、[[ターンエンド]]のタイミングがほぼ来ることがない。つまり、[[《轟速 ザ・ゼット》]]や[[ターンエンド]]時の[[覚醒]]及び[[龍解]]、[[ニンジャ・ストライク]]など、[[ターンエンド]]時に[[能力]]が[[トリガー]]するタイプの[[カード]]の[[効果]]がほとんど機能しなくなる。

**環境において [#zc739632]
それまで永らく環境での活躍の機会はなかったが、[[王来篇]]期になると[[【4色ディスペクター】]](特に[[【4色ロマノグリラ天門】]])などのマナが伸びるデッキに稀に採用されるようになった。

そして[[王来MAX]]に入ると、[[《終末の監視者 ジ・ウォッチ》]]が流行した影響でそのコンパチブルカードとしてこちらも流行。こちらの場合は[[タマシード]]という[[《終末の監視者 ジ・ウォッチ》]]に対する抜け道が効かないのもグッド。

**その他 [#dac82aed]
-[[ターン]]をとばす[[能力]]を持つ[[カード]]は[[《終末の時計 ザ・クロック》]]と[[《破滅の時計 ザ・ストップ》]]に続き3枚目。&br;[[アウトレイジMAX]]以外だと初めての[[カード]]となる。

-イラストには[[???]]特有のコックピットに乗った人型らしき[[クリーチャー]]が見えるが、どうも[[とあるキャラクター>邪藩 牛次郎]]に似ている気がするのは決して気のせいではないはず。

//-[[DMR-20]]では遂にその正体が明かされる。正体は[[《伝説の正体 ギュウジン丸》]]であり、[[種族]]は[[ジ・アンサー]]。その圧倒的な科学力での世界征服を企んでいた。
//--また[[《正体不明》]]と同一個体であることも明かされた。
//ソース不明

**関連カード [#x4e1536a]
//--''PREV''
-[[《正体不明》]]

//--''NEXT''
//-[[《伝説の正体 ギュウジン丸》]]
-[[《カンゼン邪器 <不明.鬼>》]]
-[[《終末の監視者 ジ・ウォッチ》]]

-[[《No Data》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#r5ede4d4]
-[[DMR-19]]&br;'''[[侵略者]]のウイルスを作り「侵略の日」にばら撒いたのは、地下都市の謎の研究者集団であった。'''
-[[DMEX-09]]&br;'''「[[instant Wave>Instant Wave]]」は純粋に誰もが楽しむためのネットワーク。そこにはかつての[[水]][[文明]]のような陰謀など存在しないのだ!!'''

**収録セット [#v89f02d0]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[boyaking]]
--[[DMR-19 「革命編 第3章 禁断のドキンダムX」>DMR-19]](S4/S9)
--[[DMEX-09 「Wチームドッキングパック チーム切札&チームウェイブ」 >DMEX-09]](S1/S4)

**参考 [#adaa2bed]
-[[クリーチャー]]
-[[???]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[マナチャージ]]
-[[カード]]
-[[プレイ]]
-[[攻撃]]
-[[ターンの残りをとばす]]
-[[水]]
-[[スーパーレア]]

----
[[公式Q&A]]

>Q.''《完全不明》''の「相手のターン中、相手がマナゾーンにカードを置いた時またはカードを使った時」の能力は、相手が「キリフダッシュ」や「フシギバース」を使った時にも発動しますか?
A.はい、発動します。能力によってクリーチャーを召喚したり、呪文を唱えたりした場合も、カードを使ったことになります。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33462]]

>Q.自分の[[《最終龍覇 グレンモルト》]]と相手の''《完全不明》''がバトルゾーンにいる状況で、自分のターンのはじめにドラグハートをバトルゾーンに出した場合、自分のターンの残りはとばしますか?
A.いいえ、とばしません。効果によってドラグハートをバトルゾーンに出しても、カードを使ったことにはなりません。
#region2((総合ルール 601.1.)){{
:601.1. |カードを使うとは、クリーチャーを召喚する、呪文を唱える、クロスギアをジェネレートする、城でシールドを要塞化する、フィールドを展開する、オーラを使うことで、そのカードをゲームに影響を及ぼすようにすることです。
::601.1a |プレイヤーは、使用する条件の変更も含め、カードを使うことを宣言します。マナコストを増減させる効果がある場合は、この時点で適用する効果を決定します。使用条件を変更する効果や、マナコストを増減させる効果によって、その使うカード自身がゾーンを移動する必要がある場合、その効果は使用できません。
::601.1b |使うことを宣言した時点でカードは元々あるゾーンを離れ、どこでもないゾーンに移ります(通常は手札から)。カードの使用を禁止されている場合、宣言そのものができません。また、代替コストを支払えない場合も、宣言することはできません。
::601.1c |マナゾーンにあるカードを使う場合は、マナコストの支払いが完了してから、どこでもないゾーンに移ります。
::601.1d |コストを支払う場合は、まず文明を支払います。
::601.1e |プレイヤーはマナコストを増減させる効果を適用し、そのカードのマナコストを決定します。
::601.1f |プレイヤーはマナコストを支払います。カードを使うことに際して行うべき処理があればその処理を実行します。
::601.1g |マナコストを支払ったら、そのカードは即座に使われます。カードが複数の選択肢を持つ場合、プレイヤーは使用する選択肢を宣言します。特定の種類のカードを使用したことによる誘発型能力は、この時点で誘発して待機します。
::601.1h |プレイヤーはカードが何かを選ぶように指示してあるときに、何を選ぶかを指定します。能力が同時に複数のものを選ぶように指示がある場合、同じものを複数回選ぶことはできません。能力が「~ごとに」選ぶように指示がある場合、もしくは同じ能力が複数回効果を発揮する場合は同じものを複数回選ぶことができます。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40155]](2021.9.24)

&tag(クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト11,???,パワー16000,T・ブレイカー,相手のターン中,マナゾーンにカードを置いた時,使った時,被アタックトリガー,攻撃の後,ターンの残りをとばす,SR,スーパーレア,boyaking,十王篇ブロック);