#author("2020-06-21T02:27:59+09:00","","")
#author("2020-08-24T08:22:24+09:00","","")
*《&ruby(むげんしょう){無限掌};》 [#uefa039a]

|無限掌 UC 火文明 (1)|
|呪文|
|バトルゾーンにある自分のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーがバトルに勝った時、アンタップする。|

[[DM-09]]で登場した[[火]]の[[呪文]]。

[[唱えた>唱える]][[ターン]]中、自分の[[クリーチャー]]1体は[[バトル]]に勝つたびに[[アンタップ]]して再度[[攻撃]]することができる。
つまり[[バトル]]に負けるか、[[攻撃]]を中止する、[[シールド]]を[[ブレイク]]するまで何度でも[[攻撃]]が可能となる。まさに[[フレーバーテキスト]]の通り「この拳、エンドレス」である。

有効な活用法としては[[アンタップキラー]]との[[コンボ]]があり、[[パワー]]が高いものと組み合わせると、相手[[クリーチャー]]を一気に殲滅できる。[[文明]]も一致する[[《砕神兵ガッツンダー》]]などと併用するとよい。

[[アタックトリガー]]と組み合わせれば[[能力]]を連発できる。[[《光器マリアンナ》]]や[[《暗黒皇グレイテスト・シーザー》]]で[[呪文]]を連射することが可能。[[《超竜バジュラ》]]が1[[ターン]]に何度も[[攻撃]]すると、訳が分からないほど[[マナ]]を削って[[オーバーキル]]状態にまで持っていける。
[[【速攻】]]の対策にも有効で、[[パワー]]5000前後の[[クリーチャー]]が立っていれば、[[攻撃]]済みの相手の[[アタッカー]]をまとめて殴り飛ばすことができる。

欠点は単体では[[腐り>腐る]]やすいこと。通常、相手の[[クリーチャー]]がまとめて[[タップ]]されている状況は少ないため、大抵は何らかのお膳立てが必要である。

幸い、各種[[スパーク]][[呪文]]による全[[タップ]]や[[《超次元グリーンレッド・ホール》]]や[[《フル・コマンド》]]による[[アンタップキラー]]化など、サポートは豊富なので色々試してみるといいだろう。

うまく使えば爆発的な[[アドバンテージ]]を生み出してくれる[[カード]]であり、[[プレイヤー]]のセンスが問われると言える。

-[[《インフィニティ・ドラゴン》]]の対策にもなり、相手の[[ドラゴン]]と[[バトル]]を行うたびに[[山札]]を1枚ずつ削ることができる。

-初出時は「〜[[バトル]]に勝った時、''[[バトル]]の後で''[[アンタップ]]する。」という[[テキスト]]だった。従って、[[《蔵禄の守護者カメンビー》]]で対象に取られても、旧[[テキスト]]では[[タップ]]状態にすることは不可能だった。現在は「[[バトル]]の後」が削除されたため、同様にした場合は[[アンタップ]]後の[[タップ]]という処理になる。

-この[[呪文]]の影響を受けた[[クリーチャー]]と、不死身状態の[[無限ブロッカー]]が無限に続く攻防をする場合、[[攻撃]]側が諦め相手の[[ターン]]に移すか、仕切り直しとなり再度[[ゲーム]]を行うかのどちらかを[[攻撃]]側が選ぶ。

-[[アンタップキラー]]との組み合わせはもちろんのこと、[[スパーク]]系の[[呪文]]等と合わせ、普通に[[タップキル]]の後押しに使ってもそれなりに強い。

-前のめりな使い方に目が向かいがちになるが、(勿論それを意図したデザインであることは確かなのだが)別の使い方として、[[バトル]]の後で[[アンタップ]]する[[効果]]によって[[殴り返し]]防止という使い方もある。

-[[ファッティ]]に[[唱えて>唱える]]やれば、相手はその[[パワー]]より弱い[[ブロッカー]]で[[ブロック]]を行うわけにはいかなくなるため、実質的に[[ブロックされない]]も同然になる。

-[[《フル・コマンド》]]と組み合わせると、[[パワー]]が及ばない強力な[[ブロッカー]]をすりぬけ最後に[[アンタップ]]し、[[殴り返し]]を避けることができる。&br;漫画ではこの[[コンボ]]を[[ザキラ]]の部下である[[Q(クアトロ)]]が使用。[[《猿神兵アッシュ》]]に使用し、[[ミミ>黄昏 ミミ]]の[[ブロッカー]]達を蹴散らした。他にも3度目のドラゴンマスク戦で[[勝舞>切札 勝舞]]が使用している。[[アンタップキラー]]になる[[《肉弾兵ウルティモ》]]に使用した。

-[[《横綱 義留の富士》]]や[[《時空の精圧ドラヴィタ》]]のように、この[[呪文]]の[[効果]]を内蔵している[[クリーチャー]]も存在する。そのような[[クリーチャー]]は「《無限掌》を内蔵している」と形容される事も多い。

-これに別の[[効果]]を足した派生[[呪文]]は[[コスト]]が高くなる傾向がある。[[《無法秘伝 悪・即・斬》]]や[[《最終“罰怒”梵破》]]などがその例。前者は条件まで付いている。

-[[マッハファイター]]とも相性が良い。この[[能力]]を持つ[[クリーチャー]]は[[パワー]]が12000以上が多いので気軽に相手[[クリーチャー]]を撃退できる。

***《無限掌》または類似効果によってゲームが進行不能になった場合について [#hc130c69]
お互いに任意の行動を選択することで、ループが継続されゲームが進行しない場合、ターン・プレイヤーが違う行動を行ってループを止めてゲームを進行する。

「[[攻撃]]」とはターン・プレイヤーの行動であるため、必ず攻撃側が攻撃宣言を止めて(バトル後のアンタップが任意である効果の場合はアンタップしない宣言でも可)ターンエンドしなければならない。

2020年8月21日改定の「4.5断片化したループについて」によって定義された。

-過去の裁定では、この[[呪文]]の影響を受けた[[クリーチャー]]と、不死身状態の[[無限ブロッカー]]が無限に続く攻防をする場合、[[攻撃]]側が諦め相手の[[ターン]]に移すか、仕切り直しとなり再度[[ゲーム]]を行うかのどちらかを[[攻撃]]側が選ぶことになっていた。

-お互いに[[強制]]効果によって宣言を止めることができない場合は、仕切り直しやその場のジャッジ判断になる。
--[[《ファントム・ベール》]]、[[《無限掌》]]、[[《小結 座美の花》]]、不死身の[[無限ブロッカー]]が同時にあった場合などが該当する。


**関連カード [#j0cab4bf]
-[[《機動聖霊ムゲン・イングマール》]]
-[[《無限の精霊リーサ》]]
-[[《無限鉄拳オニナグリ》]]
-[[《超竜アバレ・ムゲン》]]
-[[《完全防御革命》]]
-[[《無法秘伝 悪・即・斬》]]
-[[《最終“罰怒”梵破》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#s9f26922]
-[[DM-09]]、[[DMC-14>DMC-14 「紅の鋼鉄兵団(クリムゾン・アーマロイド)デッキ」]]、[[DMC-18>DMC-18 「勝舞聖龍(しょうぶホーリー・ドラゴン)デッキ」]]、[[DMC-27]]、[[DMC-30]]、[[DMC-42]]
'''この拳、エンドレス!'''


**収録セット [#e86354df]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Taro Yamazaki]]
--[[DM-09 「闘魂編 第4弾 覇道帝国の絆(インビンシブル・ブラッド)」>DM-09]]
--[[DMC-14 「紅の鋼鉄兵団(クリムゾン・アーマロイド)デッキ」]]
--[[DMC-18 「勝舞聖龍(しょうぶホーリー・ドラゴン)デッキ」]]
--[[DMC-27 「コロコロ・ドリーム・パック」>DMC-27]]
--[[DMC-30 「ティラノ・ドレイク・クラッシャー1/2」>DMC-30]]
--[[DMC-42 「コロコロ・ドリーム・パック3(エターナル・ギア)」>DMC-42]]

**参考 [#k3e05cf9]
-[[クリーチャー]]
-[[バトル]]
-[[アンタップ]]
-[[無限アタッカー]]

&tag(〇クリーチャーor呪文,〇文明,単色or多色or無色,コスト〇,種族,パワー〇〇);
&tag(呪文,火文明,単色,コスト1,無限アタッカー付与,UC,アンコモン,Taro Yamazaki);