#author("2020-01-19T17:17:53+09:00","","")
*《&ruby(しんぴ){神秘};と&ruby(そうぞう){創造};の&ruby(せきひ){石碑};》 [#m7ece24d]
 
|神秘と創造の石碑 UC 光/自然文明 (3)|
|呪文|
|このターン、自分のクリーチャーを召喚した時、自分の山札を見る。その中から、召喚したクリーチャーと同じ名前のクリーチャーを1体選び、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。|

[[DM-11]]で登場した[[光]]/[[自然]]の[[呪文]]。

同一ターン中に[[クリーチャー]]を[[召喚]]すると、同名の[[クリーチャー]]を[[リクルート]]できるようになる。

つまり、1回の[[召喚]]で2体の[[クリーチャー]]を出せるということである。
唱えた[[ターン]]中は何度[[クリーチャー]]を[[召喚]]しても[[リクルート]]が発動するため、[[マナ]]さえ余っていれば[[クリーチャー]]をガンガン展開できる。
[[リクルート]]なので[[ディスアドバンテージ]]もない。

ただし、運用するにあたってはいくつか問題がある。
まず有効に使うには[[クリーチャー]]の[[召喚]]が必須であり、この[[カード]]1枚では役に立たない。これ本体に加えて[[召喚]]するための[[手札]]が最低1枚は必要。
その上、[[マナコスト]]もこの[[カード]]と[[召喚]]する[[クリーチャー]]とで折半しなければならないため、[[リクルート]]を狙うのが大型あるいは大軍になるほど運用が難しくなる。上記の通りこの[[カード]]だけでは機能しないので、[[コスト]]が低い[[クリーチャー]]1体を狙うだけなら、最初から[[類似カード]]や[[サーチ]][[カード]]を水増しした方が手っ取り早いということになりかねない。
この手の、別の[[カード]]の同時使用が必要なカードには[[マナカーブ]]の問題もつきまとう。

また、[[リクルート]]であるため[[山札]]のに同名[[カード]]がないと不発となってしまう。この点でも大型は、[[デッキ]]に3枚以上入れるのが難しく、[[召喚]]も[[山札]]がある程度減らないとできないことから難易度が高い。
逆に、同名[[カード]]をデッキに4枚以上投入できる[[《遊撃師団 アクアーミー》]]などと組み合わせると1度に大量の[[リクルート]]が可能。
[[ツインパクト化]]した[[クリーチャー]]でも同様のことが言える。

後述の通り[[コスト踏み倒し]]でも[[リクルート]]を誘発させる方法はあるので、大型を狙うならば他の[[コスト踏み倒し]]と組み合わせるのがよいだろう。
小型狙いでは展開が要となる[[ウェーブストライカー]]や、[[cip]]持ちなどと合わせて使うと良い。

-「[[召喚]]」によって[[トリガー]]し、「[[バトルゾーン]]に出す」[[能力]]なので、この[[呪文]]の[[能力]]で2体目の[[クリーチャー]]を出しても連鎖的に能力がトリガーし3体目も出すことができる、という事はない。
--一方「[[召喚]]」であれば、[[コスト]]を払わなかったり[[手札]]以外の場所から出したりしても反応する。[[《超神星ビッグバン・アナスタシス》]]の[[cip]]、[[G・ゼロ]]、[[《暴発秘宝ベンゾ》]]などからの[[S・トリガー獣]]、[[《死皇帝ハデス》]]の能力、[[無月の門]]などが該当する。&br;また少々相手任せになるが、[[ニンジャ・ストライク]]も[[召喚]]であるため、相手が[[ブロック]]した時に出した[[シノビ]]を追加で[[リクルート]]することもできる。その場合、追加の[[シノビ]]は[[ターン]]終了時に[[山札]]に戻らない。

-上記の[[《超神星ビッグバン・アナスタシス》]]を[[召喚]]で出した場合、
++[[《超神星ビッグバン・アナスタシス》]]の[[能力]]で最大5体の[[クリーチャー]]が召喚される
++[[《超神星ビッグバン・アナスタシス》]]を含むそれぞれの[[クリーチャー]]にこの[[カード]]の能力が適応され、[[クリーチャー]]が[[リクルート]]される
++[[リクルート]]されて出た[[《超神星ビッグバン・アナスタシス》]]の[[能力]]で最大5体の[[クリーチャー]]が[[召喚]]される
++[[《超神星ビッグバン・アナスタシス》]]を除くそれぞれの[[クリーチャー]]にこの[[カード]]の[[能力]]が適応され、[[クリーチャー]]が[[リクルート]]される
-という雪崩のような大量展開ができる可能性もある。[[《超神星ビッグバン・アナスタシス》]]を複数枚デッキに入れる時点で[[オーバーキル]]感は否めないが。

-同一[[ターン]]中にこの[[呪文]]を2回唱えていた場合は、[[クリーチャー]]を[[召喚]]するたびにそれぞれの効果で1体ずつ[[リクルート]]し、最大で合計3体を一度に出すことができる。ただしそれぞれの効果は独立しているため、[[山札]]を見て2枚引き抜いてから[[シャッフル]]するのではなく、「[[山札]]を見て[[カード]]を1枚引き抜いて[[シャッフル]]する」という一連の動作を2セット行わなければならない。なんらかの方法で2体以上の[[クリーチャー]]を同時[[召喚]]した場合も同様。

-[[《百万超邪 クロスファイア》]]を[[G・ゼロ]]で出して[[リクルート]]すれば、そちらの枚数制限を無視したかのように2体で奇襲することができる。色自体も[[【墓地ソース】]]では出張パーツになり得る[[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]や[[自然]]軸構築で役立つ[[《カラフル・ナスオ》]]などで出せるのでそこまで採用に無理はない。

-[[《ナゾの光・リリアング》]]で踏み倒し、そのまま[[《“轟轟轟”ブランド》]]の召喚までもっていける点から、【赤白t緑“轟轟轟”ブランド】に入れられることもある。この場合うまく緑マナを確保してやりたい。

-[[《名も無き神人類》]]を[[召喚]]すると事実上好きな[[クリーチャー]]を[[コスト踏み倒し]]できるようになる。[[《葉鳴妖精ハキリ》]]の[[能力]]で踏み倒しを発動する場合、[[《葉鳴妖精ハキリ》]]を[[サーチ]]して[[スピードアタッカー]]化する[[《運命の選択》]]と合わせて7マナで済む。

-[[《ダンディ・ナスオ》]]と[[《カラフル・ダンス》]]の殿堂入り後、フィニッシュ手段すら固まっていなかった頃の[[【ラグマループ】]]で、必要パーツを複数体並べるための手段として利用されていたこともある。

-[[コスト踏み倒し]]札として考えるとかなり変則的なカードである。元となる[[クリーチャー]]の[[召喚]][[コスト]]そのままのものが必要となるため、単に[[コスト]]を免除できるカードとは別物として考えた方が良いだろう。

-[[《極頂秘伝ゼニス・シンフォニー》]]で2体の[[ゼニス]]を呼び出せば、[[召喚]]扱いにならなかった方は[[バトルゾーン]]に残るので、1体分の戦闘力をほぼフルに使える。

-似たような[[能力]]を持った[[究極進化]][[クリーチャー]]に[[《神羅パンゲア・ムーン》]]があり、「[[進化クリーチャー]]を出せるか否か」「1体だけか、複数出せるか」「[[多色]]か[[単色]]か」などの違いがある。

-漫画「SX」では[[X(キサナドゥ)]]が[[ザキラ]]戦で使用。[[《タイタンクラッシュ・クロウラー》]]を増やした。

**[[サイクル]] [#r701c598]
[[DM-11]]の[[友好色]]の[[多色]][[呪文]][[サイクル]]
-[[《守護と偶然の象徴》]]
-[[《陰謀と計略の手》]]
-[[《崩壊と灼熱の牙》]]
-[[《焦土と開拓の天変》]]
-''《神秘と創造の石碑》''

**関連カード [#k5aaab51]
-[[《神羅パンゲア・ムーン》]]

**収録セット [#t23ce08e]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Takesi Kuno]]
--[[DM-11 「聖拳編 第2弾 無限軍団の飛翔(エターナル・ウェーブ)」>DM-11]]

**参考 [#v68ecfdc]
-[[タップイン]]
-[[クリーチャー]]
-[[召喚]]
-[[山札]]
-[[見る]]
-[[カード名]]
-[[リクルート]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[シャッフル]]
-[[遅延誘発型能力]]