#author("2020-06-15T21:03:48+09:00","","")
*《&ruby(らいめい){雷鳴};の&ruby(しゅごしゃ){守護者};ミスト・リエス》 [#g8810636]

|雷鳴の守護者ミスト・リエス UC(R) 光文明 (5)|
|クリーチャー:ガーディアン 2000|
|他のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引いてもよい。|

[[DM-04]]で登場した[[ガーディアン]]。[[光]][[文明]]を代表する[[ドローソース]]である。

「軽量[[ブロッカー]]等で守りを固めながら戦線を展開していく」という光文明の基本的な戦略を支える[[クリーチャー]]。
クリーチャーを出すだけで[[カード]]を引けるため、手札を切らさずにガンガン展開していける。

また、相手のクリーチャー展開に際してもカードが引ける為、相手は非常に展開がやり辛くなる。例え[[《フレイムバーン・ドラゴン》]]等のcipで除去されても、1ドローはできるので損失にはならない。かといって除去しなければ、一方的にアドバンテージを稼がれてしまう。

生かしておくだけで勝敗を左右してしまう強力な[[システムクリーチャー]]であり、相手が出した時は優先して[[除去]]するべき。[[パワー]]が低い為除去自体は難しくない。光が絡んだ[[【クリーチャーコントロール】]]系デッキ同士の戦いの場合、自分のこのカードをいかに長く生存させ、相手のこのカードをいかに早く潰すかが肝であった。かつてはこのクリーチャーの生存期間が勝敗を左右するほど、非常に重要な存在だったのである。

しかし[[覚醒編環境]]以降、軽量除去の充実やカードパワーの向上による置きドローへの逆風が強く、かつてほどの活躍は望めなくなっている。[[種族]]的に[[コスト軽減]]の恩恵を受けにくく、[[コスト]]5という重さもネック。

しかしハマった時の爆発力や相手への牽制力はまだまだ残っており、囮としての起用等、工夫すれば活躍の機会はない訳ではない。

**ルール [#qf289c34]
-このクリーチャーを[[進化元]]に[[進化クリーチャー]]を出した場合は[[ドロー]]できない。

-[[墓地進化]]等で進化クリーチャーの進化元となったクリーチャー(例:墓地から[[《死神術士デスマーチ》]]の進化元となった[[《ボーン・ピアース》]])や、[[退化]]や[[禁断解放]]はバトルゾーンに出ているわけではないのでドローできない(勿論、《デスマーチ》の方は場に出ているので1枚引ける)

-[[S・トリガー獣]]・[[ニンジャ・ストライク]]等による[[召喚]]や、[[G・リンク]]によってリンクしてバトルゾーンに出る場合は、「バトルゾーンに出る」行為なので当然ドローすることができる。

**環境において [#tb85d09f]

[[DM-04]]での登場以降、中速デッキや種族デッキ・クリーチャーコントロールなど、様々なクリーチャー中心のデッキでアドバンテージ源として高確率で採用された。
採用されたデッキはトップメタ及びそれに準ずるものだけでも[[【ガーディアン】]]、[[【イニシエート】]]、[[【アクアンホワイトブラック】]]、[[【白緑ビートダウン】]]、[[【ターボロマネスク】]]、[[【ヘブンズ・ゲート】]]、[[【白黒緑コントロール】]]等、挙げれば枚挙に暇がない。

[[DM-29]]登場の[[シノビ]]との相性は最高であり、マナを使わない[[ニンジャ・ストライク]]で防御しながらドローして後続のシノビを確保しに行ける。

[[DM-30]]にて類似効果で除去耐性の高い[[《ハッスル・キャッスル》]]が登場するも、「相手の展開には反応しない」「自身が打点にならず、2枚目以降が腐りがち」などの違いから差別化は容易であり、[[【白黒緑コントロール】]]等で両方投入されることもあった。

これまで[[グッドスタッフ]]カードの代表格であり続けたが、2009年4月15日についに[[殿堂入り]]。これを中心としたデッキは弱体化を受け、《ハッスル・キャッスル》等の代替手段が模索されていったが、このカードは1枚でも十分強力であり、いまだに採用され続けていた。

しかし殿堂入り後の[[DM-36]]より登場した[[超次元]]呪文のうち、このカードを除去できる[[《超次元ボルシャック・ホール》]][[《超次元ミカド・ホール》]]が多く採用されるようになり、このカードの期待値や信頼性が著しく低下した。一応超次元呪文や[[連鎖]]持ちクリーチャーによる複数展開からのドローが容易になったメリットもあったものの、総合的に大きく採用率を落とした。

その後超次元関連の規制や環境の高速化などでクリーチャーコントロールそのものが環境から遠ざかり、このカードも殿堂入りカードとしての存在感を失いつつあった。

その為か、2016年2月1日付で[[殿堂解除]]が決定した。単体では役に立たず、以前ほどの決定力を持たないが為であり、殿堂解除は妥当と思われた。

殿堂解除以降は、[[【白単天門】]]など光を主軸としたデッキで活躍しており、それなりの評価を受けている。[[双極篇]]以降一線級のデッキ・カードには色々と及ばないものの、殿堂解除されたカードの中では比較的使われた方である。

**その他 [#g3ebce86]
-殿堂入り後の[[DMX-01]]では一時的にレアリティがレアに格上げされた。[[DMD-06]]では[[アンコモン]]に戻っている。

-対になるカードは[[《屑男》]]。こちらが「バトルゾーンに出た時」にドロー、屑男は「[[破壊]]された時」にドローである。しかし条件的にはこちらの方が圧倒的に楽であり使い易い(そもそも破壊はバトルゾーンに出なければ起こらない)。それが考慮されたのかあちらは後に[[リメイクされ>《封魔妖スーパー・クズトレイン》]]、その際パワーが3000上昇している。

-[[DMR-05]]で[[ウルトラ・セイバー]]:ガーディアンを持つ[[《侵攻の守護者ガチャピンチ》]]や[[《殉教の守護者メンコイコイ》]]が登場。種族デッキにおいては除去耐性を簡単に付与できるが、《ミカド・ホール》等の[[パワー低下]]は防げない為注意(身代わりになっても依然パワーは0以下のままである)。

-[[DMRP-01]]の[[《龍装者 バーナイン》]]は自分のメタリカ限定だが、1コスト軽く自身の登場時にもカードが引ける。こちらは[[【白緑メタリカ】]]等で活躍しており、カードパワーの向上や、汎用的なドローよりデッキに特化したドローソースの方が使われやすい、という時代の流れを感じられる。

-[[デュエル・マスターズ プレイス]]では[[スーパーレア]]に格上げされている。[[《屑男》]]や[[《マーチング・スプライト》]]などの[[置きドロー]]と同様に「自分の手札が5枚以下」という制約が加わっているほか、ドローが任意から強制へと変更されている。元殿堂入りだけにスーパーレアに恥じない強さを持つが、効果が強制な点がネックであり、[[ライブラリアウト]]する危険性が高くなった。[[《守護聖天ラディア・バーレ》]]等へ進化させる、[[《バースト・ショット》]]や[[《憤怒の猛将ダイダロス》]]等で自発的に破壊する、山札が無くなる前に急いで決着をつける等で対策する必要がある。

-漫画「デュエル・マスターズ」では翔外伝で[[伍大 翔]]が闇坊主ぽく念戦で使用。能力を利用して軽量光ブロッカーを7体まで並べた。また「SX」番外編では元気店長が[[勝舞>切札 勝舞]]戦で使用。[[ニンジャ・ストライク]]で勝舞の[[攻撃]]の手を止めた隙に[[《土隠雲の超人》]]などで多くの[[アドバンテージ]]を稼いだが、[[《轟火シシガミグレンオー》]]に破壊された。

**関連カード [#v574fecf]
-[[《屑男》]]
-[[《鎧亜の剣邪ミストジアス》]]
-[[《ハッスル・キャッスル》]]
-[[《知識の精霊ロードリエス》]]
-[[《サイバー・S・リエス》]]
//やたら沢山あったので、ミスト・リエスを意識した名前や、有名なカードのみにまとめました。

**[[フレーバーテキスト]] [#m32655d6]
-[[DM-04]]、[[DMC-13]]、[[DMC-18>DMC-18 「勝舞聖龍(しょうぶホーリー・ドラゴン)デッキ」]]、[[DMC-27]]、[[DMPP-01]]
'''控えよ! 神に叛きし者どもよ!'''
-[[DMX-01]]
'''聖域への侵入者を察知するたび、[[守護者>ガーディアン]]は警告をあたえ、制裁の準備を整える。'''
-[[DMD-06]]
'''[[殿堂]]の栄光を手にした、輝きの存在が言葉を告げた「[[反撃ブロック>DMD-06 「ライジング・ダッシュ・デッキ 反撃ブロック!!」]]を展開せよ!」'''
-[[DMX-12]]
'''[[光]][[文明]]最強の[[殿堂カード>殿堂入り]]が、[[新たなモード>MODE→CHANGE]]で登場した。'''
-[[DMD-16>DMD-16 「ビギニング・ドラゴン・デッキ 正義の天聖龍」]]
'''どこの世界であっても、ミスト・リエスは後続を供給し続ける。'''
-[[DMX-20]]
'''実は、相手が[[クリーチャー]]を出した時も[[ドロー]]できちゃうすごいヤツだ!まさに[[殿堂カード>殿堂入り]]!!'''
-[[DMX-23]]
'''[[手札]]を[[増やせば>手札補充]]、[[攻撃]]も防御も自由自在!'''
-[[DMSP-01]]
'''相手よりシールドが多ければ強くなるのが、[[メタリカ]]の[[ラビリンス]]戦略。ラビリンス状態にする一番簡単な方法は、相手のシールドへと攻撃すること!ドンドンクリーチャーを並べて攻撃しまくれ!'''
-[[DMEX-11]]&br;'''~[[チームボンバー]]の掟~'''
'''多くの[[クリーチャー]]を並べるには当然[[手札]]も超重要!クリーチャーを出すとカードを引ける能力は、チームボンバーと相性ピッタリだ!'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P19/Y1)
'''黄昏の時、聖なる甲冑が光を放ち、粛正を始める。'''

**収録セット [#bdfd0393]
***[[デュエル・マスターズ]] [#qbc27f01]
-illus.[[Yusaku Nakaaki]]
--[[DM-04 第4弾「闇騎士団の逆襲」>DM-04]]
--[[DMC-13 「コロコロ・ニュージェネレーション・パック」>DMC-13]]
--[[DMC-18 「勝舞聖龍(しょうぶホーリー・ドラゴン)デッキ」]]
--[[DMC-27 「コロコロ・ドリーム・パック」>DMC-27]]
--[[DMX-01 「キング・オブ・デュエルロード ストロング7」>DMX-01]]
--[[DMD-06 「ライジング・ダッシュ・デッキ 反撃ブロック!!」]]
--[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」>DMX-12]]
--[[DMD-16 「ビギニング・ドラゴン・デッキ 正義の天聖龍」]]
--[[DMX-20 「デッキ一撃完成!! デュエマックス160 〜革命&侵略〜」>DMX-20]]
--[[DMX-23 「奥義伝授!! デッキLv.マックスパック」>DMX-23]]
--[[DMSP-01 「ステキ!カンペキ!!ジョーデッキーBOX」>DMSP-01]]
--[[DMEX-11 「Wチームドッキングパック チーム銀河&チームボンバー」>DMEX-11]](16/42)
--[[プロモーション・カード]](P19/Y1)([[アルトアート]])(次世代WHF参加賞)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#qde11f9e]
-illus.[[Yusaku Nakaaki]]
--[[DMPP-01 第1弾「超獣の始動 -MASTER OF DUEL-」>DMPP-01]]

**参考 [#dc13f2c6]
-[[ガーディアン]]
-[[cip]]
-[[ドロー]]
-[[置きドロー]]
-[[MODE→CHANGE]]
-[[殿堂入り]]
-[[【クリーチャーコントロール】]]
-[[殿堂解除]]

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