#author("2021-08-31T15:30:49+09:00","","")
*《&ruby(まだん){魔弾}; ベター・トゥモロー》 [#pc058958]

|魔弾 ベター・トゥモロー R 火/自然文明 (6)|
|呪文:ナイト|
|KM−このターンの終わりまで、バトルゾーンにある自分のクリーチャーすべては「パワーアタッカー+3000」を得、シールドをさらに1枚ブレイクする。|
|ナイト・マジック|

[[DM-31]]で登場した[[火]]/[[自然]]の[[ナイト]][[呪文]]。

自分の[[クリーチャー]]すべてを強化する。
//デュエルマスターズの歴史上数少ない、''環境で活躍できた[[パンプアップ]]カード''である。
//環境で活躍できたパンプアップカードは[[《光器ペトローバ》]]など他にも存在し、どちらかと言うとブレイク数の増加で1ショットキルできることがこの呪文が強かった要因だから、「デュエルマスターズの歴史上数少ない、''環境で活躍できた[[パンプアップ]]カード''である。」というのはやや違和感があります。

[[パワーアタッカー]]も付加してくれるが、どちらかというとそちらはオマケと考えるべきであろう。
メインはもちろん[[シールド]][[ブレイク]]数の増加であろう。
[[ナイト・マジック]]が付いているため簡単に2回[[効果]]を使う事が出来るので、自分の[[クリーチャー]]は最低でも[[T・ブレイカー]]の[[パワーアタッカー]]+6000となり、[[W・ブレイカー]]持ちならば[[Q・ブレイカー]]と化す。

同じように[[ブレイク]]数を一気に増やす[[カード]]に[[《紫電城バルザーク》]]があるが、こちらは+2されるため、あちら1枚に対しては、[[W・ブレイカー]]持ちまではこちらの方が[[効果]]は上である。
もっとも、あちらは恒常的に[[能力]]を使えるという利点があるため、どちらを使うかは[[デッキ]]によって異なってくるだろう。
ちなみに両方とも合わせると、[[《紫電城バルザーク》]]は[[ブレイク]]する枚数を2倍するので、2枚足してから倍にすることになり、最低6枚、[[W・ブレイカー]]なら8枚となり、すべての[[クリーチャー]]が1回ですべての[[シールド]]を吹き飛ばせるようになる。
完全に[[オーバーキル]]だが、かなり派手なので、使ってみると受けも良いだろう。

問題は直接の[[アドバンテージ]]に繋がらない事。
もっとも、元々フィニッシュ用の[[呪文]]であるため、そこまで[[アドバンテージ]]にこだわる必要性は無い。

[[ナイト]]を用いた[[ビートダウン]]に入れてみると、形勢逆転出来る可能性もある[[カード]]である。

-[[ナイト・マジック]]を使用したかどうかを宣言する必要がある。何も言わなければ相手は[[効果]]を何回使用したか分からないので、詳しく説明しなければならない。これには、[[《魔弾バクレツ・ストライク》]]も同じ事が言える。
ただし、[[《魔弾バクレツ・ストライク》]]とは違い、自分の[[クリーチャー]]すべてに[[効果]]を与えるので、どれに[[効果]]を使ったか宣言する必要はない。

-[[パワーアタッカー]]の方も複数回追加されればその分増える。この[[カード]]の場合[[ナイト・マジック]]であれば「[[パワーアタッカー]]+3000」を2回分得ることになり、「[[パワーアタッカー]]+6000」を得る事になる。

-[[オーバーキル]]気味だが、[[《氷牙の魔筆マクシミリアン王》]]との[[コンボ]]は強力。自分の[[クリーチャー]]すべてが最低でも[[パワーアタッカー]]+9000の[[Q・ブレイカー]]を得る。しかしその場合、最低でも3[[色]]構成になるため、バランスを考えなければならない。

-比較対象としては[[《カンクロウ・ブラスター》]]だろうか。
あちらは[[単色]]で[[種族]]に縛られず、[[パンプアップ]]など多くの[[能力]]を付加する。一方、[[ブレイク]]数だけを稼ぎたいならばこちらの方が使いやすいだろう。一概にどちらが優れているとは言えない。

-[[コスト]]6と[[重い]]ため、評価があまり高くなかったが、[[《邪神M・ロマノフ》]]と相性が良いため評価が上昇した(>[[【マッドロマノフワンショット】]])。能力で[[マナゾーン]]から唱えられる上に[[ナイト・マジック]]の条件を簡単に満たし、[[1ショットキル]]が容易にできる。条件の緩さから、ビートダウン型・ドレーン型のいずれでも必ず複数搭載されていた。
[[《邪神M・ロマノフ》]]が[[プレミアム殿堂]]となり、[[ナイト]]自体がプッシュされなくなって以降は、使いどころは限られる。

-漫画「SX」(コミックス版)で[[ザキラ]]が[[アダム]]戦で使用。[[《大邪眼バルクライ王》]]の能力でリアニメイトされた[[《邪眼将デス・ロマノフV世》]]のカードのcip能力によりマナゾーンから超動。ナイト・マジック能力も合わせてアダムの残りシールド3枚をオールブレイク。次ターンで[[《大邪眼バルクライ王》]]でトドメを刺そうとするも[[ニセキサナドゥ>X (キサナドゥ)]]により(洗脳されたフリをしていたため)中断。&br;なお、コロコロコミックではこのカードではなく[[《生命剥奪》]]を超動していたが修正された。

-初の[[多色]][[ナイト]][[呪文]]である。
**収録セット [#se37b197]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Mizuki Sakakibara]]
--[[DM-31 「戦国編 第4弾 戦国武闘会(グレイテスト・チャンピオン)」>DM-31]]

**参考 [#va2b1dd3]
-[[ナイト]]
-[[ターン]]
-[[バトルゾーン]]
-[[クリーチャー]]
-[[パワーアタッカー]]
-[[付与]]
-[[追加ブレイク]]
-[[ナイト・マジック]]

&tag(呪文,火文明,自然文明,赤緑,多色,コスト6,ナイト,パワーアタッカー付与,パワーアタッカー+3000付与,追加ブレイク,ナイト・マジック,・,R,レア,Mizuki Sakakibara);