#author("2020-01-26T01:21:32+09:00","","")
#author("2020-01-28T00:17:31+09:00","","")
*《&ruby(エス){S};&ruby(きゅう){級};&ruby(トライブ){原始}; サンマッド》 [#s3813559]

|S級原始 サンマッド SR 自然文明 (3)|
|進化クリーチャー:ゲリラ・コマンド/S級侵略者 3000|
|進化−自分の自然のコスト3のクリーチャー1体の上に置く。|
|S級侵略[原始]−自然のコスト3のクリーチャー(自分の自然のコスト3のクリーチャーが攻撃する時、自分の手札またはマナゾーンにあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)|
|自分のクリーチャーが3体以上あれば、このクリーチャーに「T・ブレイカー」を与える。|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンにクリーチャーが4体以上あれば、そのうちの1体を選び、持ち主のマナゾーンに置く。|
|''※殿堂入り''|

[[DMR-19]]で登場した[[進化]][[ゲリラ・コマンド]]/[[S級侵略者]]。

[[cip]]で[[バトルゾーン]]に敵味方合わせて[[クリーチャー]]が4体以上あれば[[クリーチャー]]を1体[[マナ送り]]にし、自分の[[クリーチャー]]が3体以上あれば[[T・ブレイカー]]を得る。

「原始(トライブ)」の[[S級侵略]]を持ち、[[マナゾーン]]からでも[[侵略]]できるようになっているため、序盤から[[マナゾーン]]に置いても必要な時に[[侵略]]できるのが特徴。
ただしこの[[クリーチャー]]の[[進化元]]は[[自然]]の[[コスト]]3の[[クリーチャー]]に限定されており、[[S級侵略]]条件もそれと同じ。従来の[[ゲリラ・コマンド]]とは様変わりしており、構築は多少縛られるであろう。

幸い、[[自然]]の[[コスト]]3の[[クリーチャー]]は[[《青銅の鎧》]]、[[《天真妖精オチャッピィ》]]、[[《雪精 ジャーベル》]]、[[《剛勇妖精ピーチ・プリンセス》]]など優秀な[[クリーチャー]]が多いため、[[進化元]]はそれほど苦労しない。
[[火]]を含める必要はあるが、[[マナ]][[ブースト]]の[[cip]]を持つ[[スピードアタッカー]]である[[《風の1号 ハムカツマン》]]とは極めて相性が良い。
その他[[召喚酔い]]をしない[[自然]]の[[コスト]]3のクリーチャーとしては、[[《森の指揮官コアラ大佐》]]、[[《情熱のD・H ユウ》]]、[[《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》]]、[[《獣軍隊 ベアッサー》]]、[[《ベジタバッタ・パンツァー》]]等が存在する。

2[[ターン]]目から[[クリーチャー]]を1体ずつ出していけば4[[ターン]]目に[[クリーチャー]]が3体揃い、[[自然]]の[[コスト]]3の[[クリーチャー]]で[[S級侵略]]するのが理想的な流れか。
自分の[[クリーチャー]]が3体揃っているので[[T・ブレイカー]]を得ているし、その際に相手の[[クリーチャー]]がいれば[[cip]]の4体以上という条件も満たせるため、邪魔な[[クリーチャー]]を退かしつつ[[T・ブレイカー]]を放てる。

弱点としては[[パワー]]の低さと、[[クリーチャー]]が少ない時の[[効果]]の薄さ。
[[T・ブレイカー]]と[[マナ送り]]を使えても[[パワー]]は3000なので、ちょっと大きめの[[ブロッカー]]で返り討ちになったり、[[《光牙忍ハヤブサマル》]]で[[相打ち]]になったり、[[殴り返し]]や[[火力]]で簡単に[[破壊]]されてしまう。
さらに両方の[[能力]]が使えない状況だと単なる[[パワー]]3000の弱小[[クリーチャー]]となってしまうため、[[クリーチャー]]を並べることが肝心となる。

とはいえ、[[S級侵略]]のおかげで出すタイミングはコントロールしやすい。上記のような状況が去りさえすれば、即座に攻め込む事も難しくないだろう。

-[[cip]]の[[マナ送り]]は[[強制]]かつ敵味方を問わない。自分の[[クリーチャー]]しか居なければ自分の[[クリーチャー]]を[[マナ送り]]することになる。デッキによっては[[《時空の不滅ギャラクシー》]]の[[覚醒]]を狙ったり、[[【ボアロアックス】]]で[[ループ]]を狙ったりもできる。
--この[[cip]][[ループ]]性能が[[【緑単ループ】]]で重宝される。このことが仇となり、2017年7月8日付で[[殿堂入り]]を果たす。[[ゲリラ・コマンド]]、[[侵略者]]カテゴリとしては史上初の[[殿堂入り]]。今後は複数のこのカードをぐるぐる回すことはできないため、[[《ベジタバッタ・パンツァー》]]等の「任意の自然クリーチャーをコスト3に変換する進化クリーチャー」がループには必要になる。

-殿堂入り後の環境では[[【緑単ループ】]]でも[[《曲芸メイド・リン・ララバイ》]]フィニッシュにこだわる層が使用するにとどまっていた。しかし、大量ドロー札として[[《口寄の化身》]]が注目されて以降は、プレイングにもよるが時には[[殿堂入り]]のハンデを感じさせない打点強化札になり得た。
--[[《ベイB ジャック》]]が[[プレミアム殿堂]]に指定されて以降はぱったりと見なくなり、稀にフリー対戦の[[【緑単ベアフガン】]]で使われる程度になった。【緑単ベアフガン】で使うなら《ダンディ・ナスオ》によってマナに装填すると良いが、《ダンディ・ナスオ》と合わせて2積みになるため引けたらラッキーと捉えよう。

-通常の[[侵略]]と同じく、[[《ガントラ・マキシバス》]]など[[アタックトリガー]]のタイミングで[[手札補充]]や[[マナブースト]]をする[[クリーチャー]]で《S級原始 サンマッド》を引き当ててもそれを[[S級侵略]]させることはできず、既に[[手札]]や[[マナゾーン]]にある《S級原始 サンマッド》から[[S級侵略]]しなければならない。

-[[進化元]]が[[自然]]の[[コスト]]3と限定されているため扱いづらいが、[[進化]][[ゲリラ・コマンド]]なので[[《超獣軍隊 ゲリランチャー》]]はもちろん、[[《超獣軍隊 ベアフガン》]]も乗せることができる。ただし[[《獣軍隊 ベアッサー》]]同様、[[コマンド]]ではない[[クリーチャー]]から[[侵略]]させた場合は連続[[侵略]]できないので注意。

-[[《獣軍隊 ベアッサー》]]が[[コスト]]3なのでそちらからも[[S級侵略]]できる。[[【緑単ベアフガン】]]にサブで入れてみるのもいいかもしれない。

-この[[クリーチャー]]の登場で今まで[[《無頼勇騎タイガ》]]によって袖にされていた[[《情熱のD・H ユウ》]]が再評価されることになった。しかし、[[《風の1号 ハムカツマン》]]の登場で再び袖にされることになる。

-[[パワー]]12000以上でないのに[[T・ブレイカー]]を得る珍しい[[クリーチャー]]。

-[[《駱駝の御輿》]]によって2[[ターン]]目から出せる[[【バニラビート】]]にも採用できる。[[【バニラビート】]]であれば3[[ターン]]目に3体揃えるのも簡単である。

-やたらと3に拘っている[[クリーチャー]]である。[[カード名]]は''サン''マッド、[[コスト]]は3、[[パワー]]は3000、[[進化元]]と[[S級侵略]]は[[コスト]]3を参照、自分の[[クリーチャー]]が3体以上あれば[[T・ブレイカー]]([[シールド]]を3枚[[ブレイク]])、[[クリーチャー]]の数が3体をオーバーしたら[[cip]]でどれか[[マナ送り]]、背景世界でのこのクリーチャーとアニメでの使い手の[[ゲンちゃん]]は3の数字までしか理解できないと徹底している。&br;ちなみに[[カード]]番号は残念ながら[[スーパーレア]]の9番目であり、[[スーパーレア]]3番目を取ったのは[[《S級宇宙 アダムスキー》]]。

-なお、背景ストーリー上の「原始」の侵略者たちは[[3より大きい数字を理解できない>《原始 サンモス》]]という知能の低い一面がある設定になっている。そのようなクリーチャーが前述のような高い戦略性を要するループコンボで活躍しすぎた上にそれがもとで殿堂入りするというのも皮肉な話ではある。

**関連カード [#df46e637]
-[[《原始 トゥリオ》]]
-[[《S級原始 サンマックス》]]

-[[《SSS級天災 デッドダムド》]]

**収録セット [#t0037c48]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[500siki]]
--[[DMR-19 「革命編 第3章 禁断のドキンダムX」>DMR-19]]

**参考 [#iea57b0c]
-[[ゲリラ・コマンド]]
-[[S級侵略者]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[自然]]
-[[コスト3]]
-[[S級侵略]]
--[[S級侵略[原始]]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[マナ送り]]

-[[【緑単ループ】]]
-[[【緑単サソリス】]]
-[[【サンマッドモルト】]]

&tag(,,,,,,,);
&tag(〇〇クリーチャーor呪文,〇文明,単色or多色or無色,コスト〇,種族,パワー〇〇,,,,);