#author("2020-01-27T23:01:23+09:00","","")
#author("2021-10-02T22:16:25+09:00","","")
*【ビートジョッキー】 [#u7a1bf89]

[[DMRP-01]]で登場した火の種族・[[ビートジョッキー]]を中心としたデッキ。[[超天篇環境]]では【赤単ブランド】と呼ばれることが多い。
[[DMRP-01]]で登場した火の種族・[[ビートジョッキー]]を中心としたデッキ。

[[ビートジョッキー]]を指定する強力な[[コスト軽減]]や[[《“罰怒”ブランド》]]の[[マスターB・A・D]]などのおかげで3ターンキルのルートが複数用意できるなど、非常に[[速攻]]性能が高い。
[[ビートジョッキー]]を指定する強力な[[コスト軽減]]を利用した[[【赤単速攻】]]。[[《DB“ファンク”C-軍》]]の大幅な[[コスト軽減]]とドロー能力を併せて、山札にある[[ビートジョッキー]]を1〜2マナ程度で展開していくデッキであり、現状では[[【DB“ファンク”C-軍】]]と同義。

|“罰怒(バッド)”ブランド MAS 火文明 (7)|
|クリーチャー:ビートジョッキー 9000|
|マスターB・A・D(このクリーチャーを、コストを2少なくし、さらに、このターンに召喚した自分の他の火のクリーチャー1体につき追加で2少なくして召喚してもよい。そうしたら、このターンの終わりに自分のクリーチャーを1体破壊する。ただし、このクリーチャーのコストは0以下にならない)|
|W・ブレイカー|
|自分の火のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。|
単に分類不能であったり1つのアーキタイプとして浸透していなかったりするビートジョッキーの種族デッキ、あるいはビートジョッキーの種族デッキの総称を指す場合もある。

|一番隊 チュチュリス C 火文明 (2)|
|クリーチャー:ビートジョッキー 2000|
|自分のビートジョッキーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にならない。|

|ダチッコ・チュリス R 火文明 (2)|
|クリーチャー:ビートジョッキー 2000|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、このターン次に召喚する自分のビートジョッキーのコストを最大3少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にならない。|

**主要カード [#dbec02c8]
|[[《“罰怒”ブランド》]]|[[マスターB・A・D]]による早出しと自軍SA化を武器とする|
|[[《ダチッコ・チュリス》]]|4[[コスト]]以上のビートジョッキーを早出し|
|[[《“轟轟轟”ブランド》]]※|【速攻】の弱点を[[マスターG・G・G]]によるコスト踏み倒しに変換|
|[[《一番隊 チュチュリス》]]|ビートジョッキーを1コスト軽減|
|[[《ホップ・チュリス》]]|上質な[[ウィニー]]|
|[[《ステップ・チュリス》]]|~|
|[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]|[[GRクリーチャー]]展開のサブプラン|
|DB“ファンク”C-軍 SR 火文明 (5)|
|クリーチャー:ビートジョッキー 5000|
|G・G・G:自分の手札が1枚以下なら、自分のビートジョッキーすべての召喚コストを最大5少なくする。ただし、コストは0以下にならない。|
|自分の他のビートジョッキーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引いてもよい。|

***アタッカー・除去 [#c004e126]
|[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]|[[火]]の[[ウィニー]]の定番|
|[[《無重力 ナイン》]]|[[G・ゼロ]]で出てきては打点形成、[[マスターB・A・D]]の補助をこなす|
|[[《ナグナグ・チュリス》]]|[[cip]]による強制バトルでパワー3000以下を破壊|
|[[《爆炎シューター マッカラン》]]|《チュチュリス》非対応で[[cip]]の[[トリガー]]に火マナが3枚上必要だが、除去の範囲は《ナグナグ》より広い|
|[[《ガンザン戦車 スパイク7K》]]|[[パンプアップ]]と[[追加ブレイク]]が付いた2打点|
|[[《ランド覇車 ガンブルマン》]]|火力付きの[[NEOクリーチャー]]|
|[[《ボール“BOMB”ボマー》]]|最低1マナで出てくるSA2打点|
|[[《ラウド “NYZ” ノイジー》]]|[[シールド回収]]と[[S・バック]]起動を行える2打点|
|[[《スチーム・ハエタタキ》]]|1コスト4000[[火力]]|
|[[《デュアルショック・ドラゴン》]]|コダマショックやカウンターで打点形成。|
**主要カード [#n4d3d2a9]
|[[《一番隊 チュチュリス》]]|定番のコスト軽減クリーチャー|
|[[《ダチッコ・チュリス》]]|~|
|[[《DB“ファンク”C-軍》]]|核。ビートジョッキー限定のキャントリップと[[G・G・G]]により、コストを-5軽減|

***サポート [#kbd5324f]
|[[《アッポー・チュリス》]]|[[pig]]で1[[ドロー]]|
|[[《ブルマン・チュリス》]]|[[手札交換]]できる[[NEOクリーチャー]]|
|[[《一撃奪取 トップギア》]]|ターン1制限だが[[種族]]制限のないコスト軽減|
|[[《単騎連射 マグナム》]]※|[[S・トリガー]]封じ|
|[[《斬斬人形コダマンマ》]]|シールド回収で手札補充。コダマショックで打点形成|
**候補クリーチャー [#lc2db996]
|[[《“真友”チュリス》]]|ビートジョッキーのコストを-2軽減。[[スピードアタッカー]]化も|
|[[《メリー“KEN”バンド》]]|貴重な[[S・トリガー]]。強制[[バトル]]|
|[[《ジャッジ・チュリス》]]|~|
|[[《メガゴーワン・チュリス/ゴゴゴ・Go1・ナックル》]]|貴重な[[S・トリガー]]。[[火力]]を放つ|
|[[《龍装車 マグマジゴク/地獄スクラッパー》]]|~|
|[[《アーチャー・チュリス/ボルカニック・アロー》]]|~|
|[[《龍装者 レイバーン》]]|~|
|[[《ドリドリ地底車 ドカパンク》]]|~|

***防御札 [#c7f1fb61]
|[[《爆殺!! 覇悪怒楽苦》]]|強力な[[スーパー・S・トリガー]]|
|[[《ドドンガ轟キャノン》]]|[[手打ち]]もギリギリ有り得る|
|[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]|ターンを凌いで3打点として利用も|
|[[《禁断〜封印されしX〜》]]/[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]※|[[《テック団の波壊Go!》]]対策|

**環境において [#p496ec2a]
[[《“罰怒”ブランド》]]が登場してからは、それを[[フィニッシャー]]とした【赤単ブランド】が確立され、十分な3ターンキルのルートを手に入れ、実際に3ターンキルが横行する非常に攻撃性の高いデッキに仕上がった。
[[新章デュエル・マスターズ]]期のトップメタである[[【緑単ループ】]]は典型的な[[チェイン・コンボ]]であり、せいぜい防御札がピン挿しの[[《光牙忍ハヤブサマル》]]と1〜2枚の[[《光牙忍ライデン》]]、多くて2枚積みの[[《革命の巨石》]]程度しかないため、身も蓋もない言い方をすれば[[ループ]]が始まる前に殴りさえすればそのまま殴り切れるという訳であった。
**候補呪文 [#lc5dd876]
|[[《ネクスト・チャージャー》]]|手札交換付き[[チャージャー]]|
|[[《勇愛の天秤》]]|除去+手札補充[[呪文]]|

しかし、[[S・トリガー]]に弱い、[[ドローソース]]がないため必要パーツが揃いにくかったり息切れしたりする、といった理由から、のちに《“罰怒”ブランド》を主軸としたデッキとしては[[【赤青ブランド】]]が主流化していった。
その背景には[[【ロージアミラダンテ】]]がこのデッキを受けながら勝つデッキとして息を吹き返したという事情がある。
**フィニッシャーの候補 [#lc2dc246]
|[[《メガブースト・チュリス/「ぶっ飛び特攻ッス!」》]]|手札交換とスピードアタッカー化のツインパクト|
|[[《“乱振”舞神 G・W・D》]]|相手のクリーチャーを除去|
|[[《“罰怒”ブランド》]]|自身のクリーチャーをスピードアタッカーに|
|[[《“轟轟轟”ブランド》]]※|手札がこのクリーチャーだけだとコストを踏み倒せる|
|[[《“T-風”戦車 ガンデルン》]]|[[《DB“ファンク”C-軍》]]とで更なる展開力を発揮|
|[[《龍星装者 “B-我”ライザ》]]|シンパシー。デッキトップからビートジョッキーを踏み倒し。スピードアタッカー化も|
|[[《“血煙” マキシマム》]]|自身の負けを阻止する|
|[[《グッド“MSL”バウンサー》]]|味方を破壊されにくくする|
|[[《“滅砲”戦車 ヘビーベビィ》]]|クリーチャー一掃。[[《グッド“MSL”バウンサー》]]とで被害ゼロ|
|[[《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》]]|ターンエンド時にタップ状態で破壊されると[[追加ターン]]|
|[[《BAKUOOON <5000GT.Star>》]]|ビートジョッキーor[[レクスターズ]]が3体いれば1[[コスト]]。[[cip]]で[[効果バトル]]、勝つたび1[[ドロー]]|

しかし、「デュエル・マスターズグランプリ-5th>公認グランプリ」ではベスト32入りを果たした[[【赤青ブランド】]]よりも上を行くベスト16に入賞。デッキレシピはアウトレイジに若干特化して[[コダマ>《斬斬人形コダマンマ》]][[ショック>《デュアルショック・ドラゴン》]]も取り入れた3ターンキルルートが豊富なものであった。
**このデッキの回し方 [#ofd69183]
他の[[【ビートジョッキー】]]と同じように手札を減らしつつ《チュチュリス》や《ダチッコ》で早期に[[《DB“ファンク”C-軍》]]をバトルゾーンに出す。
《C-軍》の[[G・G・G]]を発動させている状況であればデッキ内全てのビートジョッキーが超低コストで出せるようになるので、マナが続く限りクリーチャーを展開し、[[スピードアタッカー]]化させて[[1ショットキル]]を仕掛ける。

[[双極篇]]になると新たなブランドである[[《“轟轟轟”ブランド》]]が登場。【赤単ブランド】は[[【“轟轟轟”ブランド】]]へと発展し、速攻特有の手札枯渇をコスト踏み倒しに変換できる。そのため、既存の【ビートジョッキー】との相性も悪くない。むしろ[[《“轟轟轟”ブランド》]]を組み込んだ事で更なる3ターンキルルートが増えたとも解釈できる。
しかし、手札を消費しながらクリーチャーや呪文の[[コスト踏み倒し]]が行える[[《ナゾの光・リリアング》]][[《ヘブンズ・フォース》]]との相性の良さや、[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]という[[メタカード>メタゲーム#Mcard]]を投入した[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]へと発展し、赤単であるこのデッキタイプは環境から姿を消す。

[[DMRP-10>DMRP-10 「超天篇 第2弾 青きC.A.P.と漆黒の大卍罪」]]期には、[[《“轟轟轟”ブランド》]]が[[殿堂入り]]してしまった。
**長所 [#i3a56ac9]
高コストのビートジョッキーをデッキに複数入れても難なく展開でき、[[《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》]]などもコストを支払って召喚できる。
また1ターンに複数体展開する為[[《“罰怒”ブランド》]]と、常に手札が1枚になる為[[《“轟轟轟”ブランド》]]といった各種ブランドとも相性がいい。
超豪快に展開することができるため爽快感がある。

しかし、[[DMBD-09>DMBD-09 「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 必勝!! 闘将ブレードオーガ」]]・[[DMBD-10>DMBD-10 「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 SSS!! 侵略デッドディザスター」]]期では状況が一変。環境のトップに君臨していた[[【青黒緑デッドダムド】]]が、「5コストの[[《無修羅デジルムカデ》]]が立てられるまで守りが固められない」「[[受け札>防御札]]の[[《テック団の波壊Go!》]]や[[《ドンドン水撒くナウ》]]は[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]への対処が困難」といった弱点を持つことから、再び【赤単ブランド】に注目が集まる。CSでの優勝、準優勝の報告も見られ、環境上位に食い込んだ。
**短所 [#ffb71296]
[[G・G・G]]を発動させる為に手札を減らさなければならないので、能動的に減らしていく必要がある。(これはメリットともいえる)
また、クリーチャーの展開を[[今引き]]のみに頼っているため引きが弱ければ思うように展開できないこともある。
[[《DB“ファンク”C-軍》]]が来ないと何も出来ないことも多い。その癖[[手札補充]]も殆どないので[[ハンデス]]は大敵。
[[ビートジョッキー]]は本来防御を得意としている訳じゃないので速攻相手も苦手。[[S・トリガー]]に祈ろう。

[[DMBD-09>DMBD-09 「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 必勝!! 闘将ブレードオーガ」]]・[[DMBD-10>DMBD-10 「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 SSS!! 侵略デッドディザスター」]]期に確立された[[《GIRIGIRI・チクタック》]]軸の場合は《GIRIGIRI・チクタック》と並行して1コストクリーチャーも重用されるが、事前に1[[ブレイク]]を入れれば十分なので動かすと必然と2ブレイク目以降のブレイクとなる[[《ホップ・チュリス》]]は基本使われない。
//**サンプルレシピ [#e0a806e4]
//とりあえず最初は載せなくても可
//|■カード名|文明|枚数|コメント|
//|■クリーチャー|| ||
//|[[《》]]|文明|枚数||
//|■呪文||||
//|[[《》]]|文明|枚数||

「[[DMGP-9th>公認グランプリ]]」ではトップ8進出者3人が使用し、準優勝を記録した。
//しかし決勝戦3本目で[[《知識と流転と時空の決断》]]2枚がS・トリガーとして捲れたことで[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]1体、[[《“魔神轟怒”ブランド》]]2体を含む5体8打点による[[1ショットキル]]が阻まれており、不運なイメージを残した。
**参考 [#tf25d0ed]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/ビートダウン]]
-[[デッキ集/1ショットキル]]
-[[【“B-我”ライザ】]]

[[DMBD-11>DMBD-11 「ガチヤバ4! 無限改造デッキセットDX!! ジョーのビッグバンGR」]]・[[DMBD-12>DMBD-12 「ガチヤバ4! 無限改造デッキセットDX!! ゼーロのドラゴンオーラ」]]期には【赤単ブランド】と呼び切るほどには[[《“罰怒”ブランド》]]に特化していない、安定した4ターンキルを目指す【ビートジョッキー】が流行。2ターン目のコスト軽減から[[《DROROOON・バックラスター》]]や[[《DROROOON・バックラスター》]]といった4[[コスト]]の[[GR召喚]]クリーチャーに繋げ、4ターン目に[[《“罰怒”ブランド》]]と[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]を1体ずつ並べ、1回の単体除去では止まらないようにする構築となっている。[[《こたつむり》]]で1ターン遅延するというやり方もできる。代わりに、必ずしも3ターン目に走り出す必要がないこの型では手札が足りなくなる恐れが比較的薄いので[[《花美師ハナコ》]]と[[《斬斬人形コダマンマ》]]は不採用。
&tag(デッキ集,ビートダウンデッキ,1ショットキルデッキ,速攻デッキ,種族デッキ,【赤単速攻】,ビートジョッキー);

**参考 [#p4fa3b98]
-[[デッキ集(一覧)]]
-[[デッキ集/速攻]]
-[[デッキ集/種族デッキ]]
-[[ビートジョッキー]]
-[[DMSD-03 「NEWヒーローデッキ ボルツのB・A・D」]]
-[[【赤青ブランド】]]
-[[【“轟轟轟”ブランド】]]
-[[【クラッシュ“覇道”】]]
-[[【DB“ファンク”C-軍】]]
-[[【“B-我”ライザ】]]