#author("2019-07-12T17:07:59+09:00","","")
*コンボ [#w7ee1a91]

複数枚のカードを組み合わせ、それぞれの効力を高め合うこと。
また、そのようなカードの組み合わせのこと。

例としては[[《チッタ・ペロル》]]と[[《紅神龍ガルドス》]]の組み合わせがある。《ペロル》の[[能力]]で《ガルドス》は[[アンタップキラー]]になるので、毎[[ターン]][[アンタップ]]された[[クリーチャー]]を[[除去]]できるようになる。

他には[[《飛散する斧 プロメテウス》]]と[[《母なる星域》]]の組み合わせもある。《プロメテウス》の[[能力]]で[[マナゾーン]]の[[カード]]を増やしつつ《星域》を[[マナゾーン]]から[[回収]]することができる。また、[[バトルゾーン]]に残った《プロメテウス》は《星域》で[[マナゾーン]]に送る[[クリーチャー]]や[[進化元]]として使用することができる。
//他には[[《神託の精霊アルメリック》]]と[[《奇跡の精霊ミルザム》]]の[[コンボ]]が有名。[[《ヘブンズ・ゲート》]]で2体まとめて出せば、《ミルザム》の[[ウルトラシールド・プラス]]で厚くした[[シールド]]を《アルメリック》の[[能力]]で確実に[[手札]]に加えることができる。

このように、何らかの[[シナジー]]が生まれるようなカードを組み合わせて、大きな[[アドバンテージ]]を稼ぐことがコンボの目的である。

ただし、決まれば大きな[[アドバンテージ]]を得られるが、パーツが揃わないと何もできないこともある。何らかの[[手札補充]]で速やかに[[手札]]や場の準備を整えることが必要である。

-[[【ラララオプティマス】]]や[[【ジェームズゾルゲ】]]のように、完成すれば、そのまま勝利に直結する[[即死コンボ]]もある。逆に、[[ディスアドバンテージ]]を稼いでしまったり、即敗北する「自滅コンボ」もある(例:[[《神帝スヴァ》]]に[[《フォース・アゲイン》]])。

-コンボによって多大な[[アドバンテージ]]を稼ぐことを[[コンセプト]]にした[[デッキ]]は[[コンボデッキ]]と呼ぶ。コンボが決まれば強力だが、[[事故]]の確率はそれなりに高いので、通常の[[デッキ]]に比べると一長一短。

-[[デッキ]][[コンセプト]]にする際は、爆発力の他に実用性や安定性も考えたほうが良い。例えば、[[《偽りの悪魔神王 デス・マリッジ》]]を使いたい場合、順当に[[マナブースト]]から[[召喚]]を狙う[[【デス・マリッジ】]]と、[[コンボ]]を使用して早期に[[バトルゾーン]]に出す[[【オーロラマリッジ】]]の2つの[[デッキタイプ]]がある。&br;前者は[[【ネクラ超次元】]]の基盤を利用するので安定して戦うことができるが、《マリッジ》を出すスピードはどうしても遅くなってしまう。逆に、後者は[[《逆転のオーロラ》]]で[[シールド]]を減らすリスクがある分、コンボが決まり次第、即《マリッジ》を出すことができる。それぞれ一長一短だが、《マリッジ》なしでも十分戦える前者に対して、後者はコンボのパーツが揃わないと何もできなくなるという弱点を抱えている。&br;このように、コンボは確かに派手だが、[[事故]]のリスクを負う諸刃の剣と言える。[[デッキ]]の安定性を求めるならば、コンボを諦めて順当に[[コンセプト]]を使用することも考慮に入れるべきだろう。

-逆に、コンボが揃わなくても特に問題ない場合もある。例えば、[[《超次元ボルシャック・ホール》]]で出した[[《時空の火焔ボルシャック・ドラゴン》]]を、[[《爆竜トルネードシヴァXX》]]の[[効果バトル]]で[[覚醒]]させるというコンボがある。この場合、コンボに必要な2枚が揃わなかったとしても、《ボルシャック・ホール》も《トルネードシヴァ》も単体で十分な[[カードパワー]]を持つので、それらだけで戦っていくことが可能。漫画「[[デュエル・ジャック!!]]」の第3話の最後で、コンボが揃わない時でも戦えるパワーカードを投入することを推奨する内容が見られる。

**参考 [#ad77b875]
-[[用語集]]
-[[コンボデッキ]]
-[[シナジー]]
-[[デザイナーズコンボ]]