#author("2019-12-03T09:21:32+09:00","","")
*タップ [#ldfee24c]

「タップする」とは、カードを横向きにすること。
「タップ状態」「タップされている」とはカードが横向きであること。

主として、[[カード]]が使用済みであることを示す。
基本的に、[[マナゾーン]]の[[カード]]は[[マナコスト]]の支払いに使った時に、[[バトルゾーン]]の[[クリーチャー]]は[[攻撃]]または[[ブロック]]したときに[[タップ]]される。
タップされた[[マナゾーン]]の[[カード]]は[[マナコスト]]の支払いに使えず、タップされた[[クリーチャー]]は[[攻撃]]や[[ブロック]]に参加することができない。

[[プレイヤー]]は[[ターン開始ステップ]]に[[マナゾーン]]の[[カード]]と[[クリーチャー]]を[[アンタップ]]することで、再びそれらのカードを使用できるようになる。

-タップ/アンタップの状態が存在するのは[[バトルゾーン]]と[[マナゾーン]]のみ。さらに言えば[[バトルゾーン]]では[[クリーチャー]]のみである。
--[[クリーチャー]]以外は[[バトルゾーン]]でのタップ/アンタップの状態は存在しないが、[[フィールド]]には使用済みを表す状態として[[上下逆さま]]がある。
--これに当てはまらないカードが[[横向き]]になるケースも存在するが、それらはタップとは性質が異なる。詳しくは「[[横向き]]」のページを参照。

-ルールによるカードの使用以外にも、以下のような[[能力]]でカードをタップする場合がある。
--[[クリーチャー]]が[[タップ能力]]を使う時
--[[ダイナモ]]能力を使用する時
--[[ランチャーE]]能力に充てる時
--その他[[カード]]の[[能力]]でタップすることを要求された時
-[[カード]]を最初から[[タップ]]状態で[[ゾーン]]に置かせる「[[タップイン]]」と呼ばれる能力も存在する。また、逆にタップしている[[カード]]を[[アンタップ]]させるカードも存在する。

-「タップする」の公式の定義は「[[バトルゾーン]]や[[マナゾーン]]にあるカードを横向きにすること」である。ただし[[タップイン]]は[[バトルゾーン]]や[[マナゾーン]]に置かれる前にすでにタップされているという裁定になっている。

-クリーチャーをタップさせる効果は既にタップ状態のクリーチャーには何もしない。この場合、タップしたことにはならず、タップしたことを誘発条件とする[[トリガー能力]]は誘発しない。

-「[[タップ能力]]」はタップを条件に[[効果]]を使う[[能力]]の呼び名であり、相手の[[クリーチャー]]をタップさせる[[能力]]の意味でこの名称を使うと紛らわしくなってしまう。
--一応、相手の[[クリーチャー]]をタップさせる「カード」の意味を持つ「タッパー」という語はある。

-タップさせる能力は[[光]]のカードに多いが、[[水]]もわずかながらクリーチャーをタップさせるカードがある。

-[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト>Wizards of the Coast]]社はタップという言葉に関して商標登録をしており、WotC社の許可なく、勝手に使うことはできない。他社製のカードゲームでタップに代わる用語を使っているのもこのため。

**参考 [#wacab2b0]
-[[用語集]]
-[[アンタップ]]
-[[タップ&デストロイ]]
-[[オールタップ]]
-[[横向き]]