#author("2020-09-22T14:55:25+09:00","","") *ワールド・ブレイカー [#ec235a71] |ワールド・ブレイカー(このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする)| 1回の[[攻撃]]で[[シールド]]をすべて[[ブレイク]]できるという[[キーワード能力]]。 |超神星アポロヌス・ドラゲリオン SR 火文明 (6)| |進化クリーチャー:フェニックス/ティラノ・ドレイク 15000+| |進化GV−自分のドラゴン3体を重ねた上に置く。| |T・ブレイカー| |メテオバーン:このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚墓地に置いてもよい。そうしたら、このクリーチャーに「パワーアタッカー+15000」と「ワールド・ブレイカー」を与える。| |相手は、このクリーチャーを選ぶ時、自身のマナゾーンにあるカードをすべて墓地に置く。| ---- |破壊神デス P 闇/火文明 (10)| |クリーチャー:ゴッド 11000+| |スピードアタッカー| |W・ブレイカー| |トライ・G・リンク《龍神ヘヴィ》の右横または《龍神メタル》の左横、またはその間| |このクリーチャーは、《龍神ヘヴィ》と《龍神メタル》の2体とリンクした時、相手のゴッド以外のクリーチャーをすべて破壊する。| |このクリーチャーは、《龍神ヘヴィ》と《龍神メタル》の2体とリンクしている時「ワールド・ブレイカー」を得、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーを選ぶことはできない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)| [[W・ブレイカー]]→[[T・ブレイカー]]→[[Q・ブレイカー]]から続く単純な上位能力ではなく、何らかの理由で[[シールド]]が6枚以上になっていてもすべて[[ブレイク]]できる。 まさに一撃必殺の[[能力]]のようだが、実際の[[デュエル]]での実用度・[[汎用性]]は意外と低い。 というのも、その他の[[ブレイカー]]と同じく、[[ブロッカー]]には簡単に止められ、[[S・トリガー]]で盤面を返されるケースも多い。また、いくら[[シールド]]がなくなっても最後に[[もう一撃>ダイレクトアタック]]与えないと勝利できないため、[[ダイレクトアタック]]を決めるには他に[[アタッカー]]を用意するか、次のターンを待つことになる。それ以前に、この[[能力]]に頼らずとも、そもそも[[T・ブレイカー]]程度で十分だったり、[[W・ブレイカー]]や[[シングル・ブレイカー]]で小刻みに殴った方が堅実なことが多い。 相手が[[シールド]]を増やすデッキの場合は[[刺さる]]ように思えるが、[[スーパー・S・トリガー]]が登場してからは、相手の[[シールド]]が多い時にブレイクすると逆に不利になってしまう可能性が急増してしまった。 そのため、他の[[ブレイカー]]以上に[[S・トリガー]]を封じる[[ロック]]能力を持ったカードと組み合わせるといったプレイングが求められる。 **ルール [#p8e37dbb] [[S・トリガー]]で[[ブレイク]]中に[[シールド]]が増えた場合、その[[シールド]]は[[ブレイク]]できない。 -[[バトルゾーン]]に[[《聖天使グライス・メジキューラ》]]、[[手札]]に[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]が2枚があると、[[《聖天使グライス・メジキューラ》]]の[[能力]]で[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]が[[場>バトルゾーン]]と[[手札]]を延々往復し、結果[[シールド]]は1枚も[[ブレイク]]されなくなる。&br;同じように、条件を満たした[[《夜露死苦 キャロル》]]2枚を捨てた場合も[[ブレイク]]を全て防げる。 -同じように、[[《守護すぎる守護 鋼鉄》]]で[[《不死身のブーストグレンオー》]]に[[シールド・セイバー]]を与えた場合も[[ブレイク]]をすべて防げる。《不死身のブーストグレンオー》の[[能力]]は[[置換効果]]ではないため、[[シールド・セイバー]]と併用できるためである。 #fold(){{{ 以前の裁定) -過去のルールでは、他の[[ブレイク]][[能力]]の処理と同じく、[[ブレイク]]する[[シールド]]は1枚ずつ指定していた。これにより、ワールド・ブレイカーは[[ブレイク]]中の[[シールド追加]]が何度行われてもシールドが完全になくなるまでブレイクしつづけるという性質を持っていた。 -一時の裁定変更により、ワールド・ブレイカーと[[G・ブレイカー]]は、選択した[[シールド]]が[[シールド・セイバー]]などで[[ブレイク]]されなかった場合、同じ[[シールド]]を再び選択することはできなくなった。 [[T・ブレイカー]]などは同じ[[シールド]]を何回でも選択できるので、相手の[[シールド]]枚数が少ない場合はあえて[[T・ブレイカー]]などを指定した方がいい場合もある。 --これについては、ワールド・ブレイカーがそれぞれの[[シールド]]に1回ずつ干渉する[[能力]]であるのに対し、旧ルールにおける[[T・ブレイカー]]が[[シールド]]という目標に対して3回分干渉する[[能力]]だと捉えると分かりやすい。また、この裁定下では[[∞ ブレイカー]]は後者と同じ処理になるため、膨大な数を指定することでこちらと同等の威力を発揮しつつ、追加[[シールド]]も[[ブレイク]]できるという性質の実質的な上位能力だった。 --しかし[[2017年3月25日ルール改訂]]により全てのブレイク処理が一度にブレイクする裁定となり、ワールドブレイカーの様に同じ[[シールド]]を選べなくなった。 }}} **その他 [#z330d313] -攻撃時にパワーが24000を超えるクリーチャーはデメリットなしで持っていることがほとんど。 -[[∞ ブレイカー]]は、膨大な数を指定すればこちらと同等の威力を発揮できるだけでなく、あえて小さい数を選ぶことで[[スーパー・S・トリガー]]などを回避できるため、こちらのほぼ上位能力と言える。 -初版の[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]のみ「ワールドブレイカー」(中点なし)と表記されているが、間違いなく誤植だろう。[[DMX-21]]で[[再録]]された[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]には中点が付いている。 -他の「〜[[ブレイカー]]」と異なりアルファベットが充てられていないのは、「W」が既に[[W・ブレイカー]]で使用されているためだろう。 //-ワールド・ブレイカーなどで初期枚数の5枚以上があるシールドを全てブレイクする時、相手のシールドの左右に合わせるように手を広げるジェスチャーをすることはよくあることである。 //特に意味が無いようなので一旦コメントアウト。 **参考 [#ic31197a] -[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]] -[[《破壊神デス》]] -[[用語集]] -[[キーワード能力]] -[[シールド]] -[[ブレイク]] -[[追加ブレイク]] -[[ブレイカー]] --[[W・ブレイカー]] --[[T・ブレイカー]] --[[Q・ブレイカー]] --[[クルー・ブレイカー]] --''ワールド・ブレイカー'' --[[文明ブレイカー]] --[[G・ブレイカー]] --[[∞ ブレイカー]] --[[エイジ・ブレイカー]] --[[パワード・ブレイカー]] ---- 公式Q&A >Q.[[《超覚醒ラスト・ストーム XX》]]で攻撃し、''ワールド・ブレイカー''により相手のシールドを全てブレイクしました。相手が「S・トリガー」で[[《DNA・スパーク》]]を唱え「自分のシールドが2枚以下であれば」の能力でシールドを1枚追加した場合、そのシールドもブレイクできますか? A.いいえ、全てのシールドのブレイクが行われた後に「S・トリガー」を使用します。後から追加したシールドはブレイクされません。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33980]]