#author("2020-12-10T17:11:27+09:00","","") *&ruby(じゅうおうへんはいけい){十王篇背景};ストーリー [#u32aff76] #contents ***''PREV'' [#gf20248b] -[[超天篇背景ストーリー]] **該当弾 [#tce46d54] [[DMRP-13 「十王篇 第1弾 切札×鬼札 キングウォーズ!!!」>DMRP-13]] *[[DMRP-13 「十王篇 第1弾 切札×鬼札 キングウォーズ!!!」>DMRP-13]] [#kb16080a] **[[自然文明]][#s417087a] [[《零龍》]]の脅威は去り、超獣世界に平和が戻ってきた。そんなある日、[[自然文明]]の[[大長老]]は平和を守った4人の[[マ>切札 ジョー]][[ス>キラ]][[タ>ボルツ]][[ー>キャップ]]を呼び出した。 [[ジョーカーズ]]の[[マスター>切札 ジョー]]が勝手に[[レインボー>多色]]の力を解放した事を叱責した[[自然文明]]の[[大長老]]。しかし、最終的に、世界を守ってくれた4人のマスターへ[[レインボー>多色]]の力を授けることにした。[[レインボー>多色]]によって[[文明]]を超えた力を得た4人のマスターたちは、自分たちの仲間を「チーム」と呼ぶことにした。 **[[ジョーカーズ]] [#f0ae7be5] [[マスター>切札 ジョー]]の元を離れることを決意した[[《The ジョギラゴン・アバレガン》]]。そんな彼を気にかけて彼と共にすることを決めた[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]。2人の相棒と別れた[[ジョーカーズ]]の[[マスター>切札 ジョー]]は[[レインボー>多色]]の力で[[チーム切札]]を結成した。 [[チーム切札]]のキングとなった[[ジョーカーズ]]の[[マスター>切札 ジョー]]は超獣世界外に存在する偉人やヒーローの力をクリーチャーに与える力を手に入れた。 そして誕生したのが新たなる相棒にして、[[チーム切札]]のキングマスター。その名も[[《勝熱英雄 モモキング》]]だ! 彼のお供にしてモモダチである[[《モモダチ ケントナーク》]]、[[《モモダチ モンキッド》]]、[[《モモダチ キャンベロ》]]の3人は[[《勝熱英雄 モモキング》]]のようなヒーローに憧れている。 [[チーム切札]]の必殺技である[[キリフダッシュ]]。それは味方の攻撃を利用して、ヒーローたちが戦いの場にダッシュで駆けつける力だ! **[[光文明]] [#g5a392dd] [[《零龍》]]との戦いで一度は失った記憶を取り戻した[[光]][[文明]]の[[マスター>キラ]]。[[大長老]]に導かれ、守りたいものを確実に守れる強さと世界を識る知恵を手に入れ、[[チーム銀河]]を結成した。 [[光]][[文明]]の[[マスター>キラ]]が手に入れた新たな力、[[ギャラクシールド]]。それは、[[守り>シールド]]を固める勇士たちを一瞬にして最前線へと送り出せる力だ! かつては自身の正義のみを盲信していた[[光]][[文明]]の[[マスター>キラ]]。しかし、友たちとの出会いとレインボーの力によって、より広くの世界を識る力を手に入れたのだった。 [[チーム銀河]]ではお互いを高めあうためにキングから与えられた称号で呼び合うルールが設けられている。 **[[水文明]] [#n3adfa5d] [[水]][[文明]]の[[マスター>キャップ]]は、手に入れた[[レインボー>多色]]の力で、生命の新しい可能性と真のパラダイスをめざすために[[チームウェイブ]]を結成した。 [[チームウェイブ]]が目指す天国、それは、あらゆる者が自由に自分を表現し、お互いに評価し楽しみあえる世界である。 個性派揃いの[[チームウェイブ]]は注目されればされるほど能力が増していき、強力な力を発揮する、それが[[バズレンダ]]だ! [[チームウェイブ]]には、チームに入らないと投稿できないスーパーネットワークシステム「Instant Wave」があり、メンバーはそこで全世界に情報を発信している。しかし、ルールを破ると[[《コンプライーグル》]]が飛んでくるという。 **[[火文明]] [#q8d04930] [[レインボー>多色]]の力を手に入れた[[火]][[文明]]の[[マスター>ボルツ]]は、[[闇]][[文明]]の侵略で荒れた大地をマジで修復しつつさらなるボンバーな世界とするために、[[チームボンバー]]を結成した。 [[火]][[文明]]の[[マスター>ボルツ]]が[[レインボー>多色]]の力を得て結成された[[チームボンバー]]。そこでは[[新たな能力>マジボンバー]]を持ったウサギ型の[[ビートジョッキー]]たちが活躍している。[[火]][[文明]]の[[マスター>ボルツ]]が手に入れた新しい力。それが、本気を超えた本気をみせることで仲間を集めることができるマジな絆の力、[[マジボンバー]]だ! **[[闇文明]] [#cd27fd51] [[マスター>ゼーロ]]が不在となり、[[闇]][[文明]]は凶鬼が暴れまわる世界となってしまった。だが、一部の影の者たちは、再び[[闇]][[文明]]が覇権を狙える時代が来ると信じている。 **[[鬼札王国]] [#p34f3406] 超獣世界の果ての果て、幾億光年の彼方から[[龍頭星雲>ドラゴンズ・ゼロ]]を通じて襲来した[[鬼札王国]]。[[彼ら>鬼札覇王連合]]の目的は、デュエルマスター候補たちを倒して全世界を支配下に置くことだった。 [[鬼札王国]]の覇王、[[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]は強者に戦いを挑んで倒しては、勝利の証にその一番大切なものを奪うということを繰り返してきた。[[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]は[[鬼札王国]]の覇王であるだけでない。[[龍頭星雲>ドラゴンズ・ゼロ]]の向こう側からやってきたからか、滅びたはずの[[ドラゴン]]を復活させる力を持っているのだ。 圧倒的な力を誇示して[[自然]][[文明]]の[[お姫様>うららか もも]]をさらった[[鬼札王国]]は、残りのマスターたちへも攻撃の手をのばすのだった。 [[鬼札覇王連合]]の支配下には、[[不死樹王国]]の他にもまだ[[3>美孔麗王国]][[つ>月光王国]][[の>暴拳王国]]王国がある。それらはいずれも、かつて[[鬼札王国]]と戦って敗れた後、鬼札によって強化された王国である。 **[[不死樹王国]] [#oce24973] [[ガイアハザード]]を倒され、[[姫>うららか もも]]を人質に取られた[[大長老]]は、[[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]に従う5番目の王国「[[不死樹王国]]」のキングとして世界を侵攻させられることとなった。 [[姫>うららか もも]]を人質にとられた[[自然]][[文明]]の[[大長老]]は、[[姫>うららか もも]]に危害を加えさせないかわりに、[[鬼札王国]]とその配下である3つの王国にも[[レインボー>多色]]の力を与えさせられた。そして、自らも[[不死樹王国]]の王となってしまったのだった。 *[[DMRP-14 「十王篇 第2弾 爆皇×爆誕 ダイナボルト!!!」>DMRP-14]] [#p303a7aa] **[[ジョーカーズ]] [#w1aa2ac6] [[チーム切札]]に突如届いた[[自然]][[文明]]からの知らせ。それは[[自然]][[文明]]の[[姫>うららか もも]]がさらわれたという知らせだった。 ライマーたちは[[自然]][[文明]]の[[姫>うららか もも]]をさらう際、痕跡を残していた。それを頼りに[[チーム切札]]の[[キング>切札 ジョー]]は[[不死樹王国]]へと乗り込んだ。 [[《不死の墓守 シヴァンリンネ》]]を[[《イッスン・スモールワールド》]]が、[[龍樹>ジャイアント・ドラゴン]]たちを[[《ゴールド・キンタックス》]]が、[[《不和の菜将 ジターナイト》]]を[[《オーシャン・ズーラシマ》]]がそれぞれ食い止めている隙に、[[《勝熱英雄 モモキング》]]たちは[[ギガンディダノス>《大樹王 ギガンディダノス》]]のいる玉座の間へと向かう。 巨体を誇る[[《不死の墓守 シヴァンリンネ》]]に対し、気づけば[[《イッスン・スモールワールド》]]の身体はそれを上回るほどのサイズへと成長していた。相手が強ければ強いほど[[《イッスン・スモールワールド》]]の闘志が燃え上がり、身体も大きくなるのだ。 [[龍樹>ジャイアント・ドラゴン]]が樹木の性質をあわせ持つことに着目した[[《ゴールド・キンタックス》]]は、生命を断ち切る[[破壊]]の力を持った[[《フォレスト戦斧》]]を担ぎ、[[龍樹>ジャイアント・ドラゴン]]を次々と根本から切り倒していった。 [[《不和の菜将 ジターナイト》]]と[[《オーシャン・ズーラシマ》]]との戦いは、[[《オーシャン・ズーラシマ》]]が海から持ち帰った生命の箱を開けたことで決着した。過剰成長を促された[[ジターナイト>《不和の菜将 ジターナイト》]]が自ら崩壊したのだ。 一方、得意の連撃を浴びせる[[《勝熱英雄 モモキング》]]だが、[[《大樹王 ギガンディダノス》]]の身体には傷一つ付けることができない。生と死、2つのエネルギーを併せ持つ[[《大樹王 ギガンディダノス》]]に対し、通常の攻撃は一切通用しないのだ。 徐々に追い詰められていく[[《勝熱英雄 モモキング》]]。だが追いついてきた[[《イッスン・スモールワールド》]]が、[[《ゴールド・キンタックス》]]と[[《オーシャン・ズーラシマ》]]の戦いぶりからヒントを得て窮地を救った。「[[モモキング>《勝熱英雄 モモキング》]]殿、[[ヤツ>《大樹王 ギガンディダノス》]]の死の部分には再生の刃を、生の部分には破壊の刃を、それぞれ同時に叩き込むのです!」 再生と破壊。2つのエネルギーが込められた[[《勝熱英雄 モモキング》]]の斬撃が[[《大樹王 ギガンディダノス》]]をついに貫き、巨体が地に沈んだ。[[チーム切札]]の[[キング>切札 ジョー]]は、[[大長老]]を[[鬼札王国]]の支配から解放したのだ。 [[《大樹王 ギガンディダノス》]]が敗れたと聞き、自ら出陣しようとする[[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]。だが、「[[ジャオウガ>《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]様がわざわざ出陣せずとも、[[ジライヤ齋>《「忍」の鬼 ジライヤ齋》]]と[[ジャドク丸>《「大蛇」の鬼 ジャドク丸》]]、2人がかりならば楽勝でしょう」とそれを制止したのは、[[鬼札王国]]の参謀である[[ヨミノ晴明>《「陰陽」の鬼 ヨミノ晴明》]]だった。それを聞いていたアシガル変怪も、「確かに[[ジャオウガ>《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]様はまだ出る時ではないな」と思った。 玉座の間を抜けて[[自然文明]]の[[お姫様>うららか もも]]を奪還せんとする[[モモキング>《勝熱英雄 モモキング》]]たちの前に、[[ジライヤ齋>《「忍」の鬼 ジライヤ齋》]]と[[ジャドク丸>《「大蛇」の鬼 ジャドク丸》]]が立ちはだかる。[[ジャオウガ>《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]の側近である2人のコンビネーションを、[[モモキング>《勝熱英雄 モモキング》]]は打ち破れるのか!? [[ジライヤ齋>《「忍」の鬼 ジライヤ齋》]]が忍具で、[[ジャドク丸>《「大蛇」の鬼 ジャドク丸》]]が毒で、それぞれ遠距離から[[モモキング>《勝熱英雄 モモキング》]]を攻め立てる。[[モモキング>《勝熱英雄 モモキング》]]はなす術がなく、じわじわと追い込まれていった。 [[モモキング>《勝熱英雄 モモキング》]]には近距離武器しかないと思って[[ジャドク丸>《「大蛇」の鬼 ジャドク丸》]]がとどめを刺そうと不用意に近づいたその時、銀色の輝きが一筋きらめいた! そして次の瞬間には[[モモキング>《勝熱英雄 モモキング》]]が投げた刃が、[[ジャドク丸>《「大蛇」の鬼 ジャドク丸》]]の眉間に突き刺さっていた。 [[モモキング>《勝熱英雄 モモキング》]]は[[キャンベロ>《モモダチ キャンベロ》]]が作った不味いきびだんごを毎日食べさせられた結果、毒が効かない身体となっていたのだ! [[ジライヤ齋>《「忍」の鬼 ジライヤ齋》]]「くっ、[[ジャドク丸>《「大蛇」の鬼 ジャドク丸》]]が倒された今、もはやここまでか……だが[[モモキング>《勝熱英雄 モモキング》]]、お前も道連れだ! [[ジャオウガ様>《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]、万歳!!」 [[ジライヤ齋>《「忍」の鬼 ジライヤ齋》]]の自爆はあたり一面を焼き払ったが、[[モモキング>《勝熱英雄 モモキング》]]達は[[OH!ワンダフル>《OH!ワンダフル》]]のお椀に隠れることでかろうじて難を逃れることができた。そしてそのまま[[不死樹王国]]を脱出して、[[お姫様>うららか もも]]を[[自然文明]]へと送り届けたのだった。 **[[火文明]] [#q5f73397] [[“魔神轟怒”ブランド>《“魔神轟怒”ブランド》]]は、[[フライパン・マウンテン>《フライパン・マウンテン》]]で[[ドラゴン]]が[[卵>《爆龍皇 ダイナボルト》]]から目覚めるという夢を見た。本人は一笑に付したが、[[ハエタタ・チュリス>《ハエタタ・チュリス》]]が「それ、絶対にやべーやつッスよ!」と熱心に主張するので、根負けした[[“魔神轟怒”ブランド>《“魔神轟怒”ブランド》]]が結局調査に向かうこととなった。 [[“魔神轟怒”ブランド>《“魔神轟怒”ブランド》]]が[[フライパン・マウンテン>《フライパン・マウンテン》]]の火口から掘り起こした[[ドラゴン]]の卵は、叩いても温めても孵る気配がなかった。 一向に目覚める気配のない卵を前にどうしたものかと[[チームボンバー]]の[[キング>ボルツ]]が思案していると、[[暴拳王国]]の[[キングマスター>《剛力羅王 ゴリオ・ブゴリ》]]を名乗る者がたった一人で攻めてきたという知らせがビートに乗って届いた。 [[暴拳王国]]の[[キングマスター>《剛力羅王 ゴリオ・ブゴリ》]]は、[[チームボンバー]]の[[キング>ボルツ]]が真っ向勝負を求める熱き戦士だという噂を聞き、正々堂々と叩き潰すために単身で乗り込んできたのだ。 [[暴拳王国]]の[[キングマスター>《剛力羅王 ゴリオ・ブゴリ》]]の圧倒的な力を前に[[“魔神轟怒”ブランド>《“魔神轟怒”ブランド》]]ですら手も足も出ず、[[チームボンバー]]のメンバーは一人、また一人と地面に倒れていく。そしてそれを見た[[チームボンバー]]の[[キング>ボルツ]]が怒りによる闘志に心を燃やした瞬間、[[ドラゴン]]の[[卵>《爆龍皇 ダイナボルト》]]と[[レインボー]]の力が共鳴を始めた。 [[暴拳王国]]の[[キングマスター>《剛力羅王 ゴリオ・ブゴリ》]]は「[[ジャオウガ>《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]様に捧げるため、貴様らの一番大切なものを奪わせてもらう!」と言い放つと、共鳴を始めた[[ドラゴン]]の卵に対して拳による鋭い一撃を放った。 拳が卵に突き刺さったその瞬間、卵が割れて中からすさまじい速度の[[ドラゴン]]が飛び出した! [[チームボンバー]]の[[キングマスター>キングマスターカード]]、[[ダイナボルト>《爆龍皇 ダイナボルト》]]が爆誕したのだ!! 残像が残るほどの速さで宙を駆けた[[ダイナボルト>《爆龍皇 ダイナボルト》]]が高速機動から放った[[渾身の一撃>《ダイナボルト・ブラスター》]]は、[[暴拳王国]]の[[キングマスター>《剛力羅王 ゴリオ・ブゴリ》]]の身体に深々と突き刺さった。 [[ダイナボルト>《爆龍皇 ダイナボルト》]]の強烈な[[攻撃>《ダイナボルト・ブラスター》]]を食らった[[暴拳王国]]の[[キングマスター>《剛力羅王 ゴリオ・ブゴリ》]]は、少し顔をしかめつつも「ふむ……まだ足りぬか……」という意味深な言葉を残したかと思うと、次の瞬間には目の前から消えていた。ともあれ、[[ダイナボルト>《爆龍皇 ダイナボルト》]]の勝利によって[[チームボンバー]]は守られたのだ。 **[[水文明]] [#m73ab21d] [[チームウェイブ]]の[[キング>キャップ]]に緊急の警告が届いた。スーパーコンピュータの一つである歓楽のタギャースツが[[何者か>《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]]によってハッキングされ、「[[Instant Wave]]」が消滅の危機に瀕しているというのだ。 「[[Instant Wave]]」は知識のノギューゾ、電脳のデガーノル、歓楽のタギャースツという3つのスーパーコンピュータの多数決による合議制によって運営されており、セキュリティも完璧と思われていたが、1つから他の2つにアクセスできてしまう点が仇となり、ハッキングの対象として狙われたのだ。 歓楽のタギャースツを掌握した[[何者か>《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]]は、続けて電脳のデガーノルにもハッキングをかけ、「[[Instant Wave]]」の自律自爆を多数決によって可決させた。 「[[Instant Wave]]」が自爆する寸前、[[チームウェイブ]]のキングが持つ無限の好奇心が[[レインボー]]の力と共鳴し、一兆フォロワーの[[キングマスター>キングマスターカード]]である[[キング・マニフェスト>《キング・マニフェスト》]]を呼び寄せた! [[キング・マニフェスト>《キング・マニフェスト》]]の「我が[[ジャストアイデアをステートメントする!>《ジャストアイデア・ステートメント》]]」というかけ声とともに、一兆フォロワが一斉に[[バズを連打>バズレンダ]]する。その圧倒的なエモによって「[[Instant Wave]]」へのハッキングは解除され、どうにか自爆は免れたのだった。 [[キング・マニフェスト>《キング・マニフェスト》]]はハッキング元を逆探知しようとしたが、すんでのところで逃げられてしまった。かろうじて残された手がかりは、タギャースツのプログラムに痕跡として残された「美」の一文字。一体[[何者>《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]]の仕業なのか……? **[[光文明]] [#paf004fd] [[チームボンバー]]に[[暴拳王国]]の[[キングマスター>《剛力羅王 ゴリオ・ブゴリ》]]が単独で乗り込み、また[[チームウェイブ]]にハッキング攻撃が行われていたのと時を同じくして、[[チーム銀河]]にも[[謎の襲撃者たち>月光王国]]による攻撃が行われていた。鍛え抜かれた戦士たちが、どこからともなく攻撃を受けて次々と倒されていったのだ。 [[謎の襲撃者たち>月光王国]]の攻撃によって[[チーム銀河]]がピンチに追い込まれたその時、[[キング>キラ]]の中の類まれなる正義の心が[[レインボー]]の力と共鳴し、新たなる[[キングマスター>キングマスターカード]]を誕生させた! 「お前の、名前は……?」「[[アイアム・ジャスティス・イフユーウォント>《「正義帝」》]]」正義は、いつも君とともにある。 [[「正義帝」>《「正義帝」》]]の目覚めとともに、[[十二神騎>《十・二・神・騎》]]が正義のパワーアップを遂げて強烈な光を発生させた。その光が影を次々と消していくと、影の中からは突然の事態に困惑した様子の[[襲撃者たち>月光王国]]が姿を現す。そう、実は襲撃者たちは影に潜んでいたのだ! 音を置き去りにするほどの速度で放たれた[[「正義帝」>《「正義帝」》]]の[[正拳突き>《絶・拳・一・番》]]によって戦力の大半を失った[[襲撃者たち>月光王国]]は、撤退を余儀なくされたのだった。 たとえば誰かが悲しんでいる時、あるいは絶望が誰かの心を覆いそうになる時……[[「正義帝」>《「正義帝」》]]は、いつでもそこに駆けつける。正義が常にみんなの心の中にあるように。 *[[DMRP-15「十王篇 第3弾 幻龍×凶襲 ゲンムエンペラー!!!」>DMRP-15]] [#f6b59349] **[[闇]]文明 [#d37aee98] [[チーム零]]のメンバーは、無限の闇に幻として存在する[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]に刺さるムゲンボルトを回して現実につなぎとめる。このようにムゲンボルトを回す儀式のことを[[ムゲンクライム]]と呼ぶのだ。 [[ゲンムエンペラー>《∞龍 ゲンムエンペラー》]]は十番目の王だと思われているが、実は宇宙より先に存在していた無限の闇を統べる幻の零番目の王なのだ。 [[「正義帝」>《「正義帝」》]]VS[[魔王と天使>《月と破壊と魔王と天使》]]。[[マニフェスト>《キング・マニフェスト》]]VS[[メテヲシャワァ>《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]]。[[ダイナボルト>《爆龍皇 ダイナボルト》]]VS[[ゴリオ・ブゴリ>《剛力羅王 ゴリオ・ブゴリ》]]。[[ゲンムエンペラー>《∞龍 ゲンムエンペラー》]]は3つの戦いへと順番に凶襲していった。 「[[チーム銀河]]を救った? そんなわけねーだろ! [[ゲンムエンペラー>《∞龍 ゲンムエンペラー》]]様はただ己の敵を[[起き上がり>《戯具 ザンボロン》]]際に倒しただけだっつーの!」 「[[チームウェイブ]]を助けた!? バカ言うなよ、我らが[[ゲンムエンペラー>《∞龍 ゲンムエンペラー》]]様はただ目の前に落ちて来た[[美孔麗王国]]の[[キングマスター>《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]]を受け止めただけだ! [[けん玉>《戯具 ドゥゲンダ》]]のようにな!!」 「[[モモキング>《勝熱英雄 モモキング》]]を助けた!? 笑わせるな! 我らが[[ゲンムエンペラー>《∞龍 ゲンムエンペラー》]]様が[[鬼たち>鬼札王国]]を倒した時に、たまたま[[モモキング>《勝熱英雄 モモキング》]]が戦っていただけだ! 勝手に話を組み替えるな、[[ブロック>《戯具 ザンブロク》]]じゃねーんだから!!」 ゲンムエンペラー、その目的は強者との戦いだけである。 **[[光]]文明 [#k7cdb470] 届かぬのならば いっそ盗んでしまえばいい (訳:[[月光王国]]は[[チーム銀河]]に再び侵攻を開始しました。) 影を見つめる時 影もまたお前を見つめている (訳:影の中から[[月光王国]]の刺客が次々と現れ、[[チーム銀河]]を攻撃していきます。) 襲来した[[月光王国]]を迎撃に向かう[[十二神騎>《十・二・神・騎》]]たち。その中で最も新参である「新時代の福音」が不安そうにしているのを見て、先輩騎士である「伝承の語り部」と「火玉の祈り手」が優しく声をかけた。「お前のことも我らが守る! 心配なぞ不要だ!」「この戦いが終わったら、一緒に[[クルト>《予言者クルト》]]たちが待つ温泉に行こうぜ。約束だぞ!」 月が輝く時 [[魔王と天使>《月と破壊と魔王と天使》]]が[[ダンスを踊る>シールド回収]] (訳:前回同様、影を消すために光を放つ[[《十・二・神・騎》]]ですが、今回はなぜか影が消えません。) [[魔王>デーモン・コマンド]]と[[天使>エンジェル・コマンド]]、それは運命の双子 [[影>闇]]と[[光]]、それも運命の双子 (訳:[[魔王>デーモン・コマンド]]と[[天使>エンジェル・コマンド]]、両方の力を同時に持つ[[キングマスター様>《月と破壊と魔王と天使》]]の前では、影と光は常に消えることがないのです。) クソッ、影が消えねぇ!これじゃ[[月光王国]]の奴らがどこから来るか分からねーぜ!! --- [[《モモダチ モンキッド》]] [[十二神騎>《十・二・神・騎》]]がいなかったら一瞬で全滅してましたね……。どうにか私たちで影を消す方法を考えましょう!---[[《イッスン・スモールワールド》]] 夜は孤独を連れてくるだろう 寂しげな月に心を奪われたのは誰だったのか (訳:[[《月と破壊と魔王と天使》]]の砲撃は[[十二神騎>《十・二・神・騎》]]を半壊させました。いよいよ[[《「正義帝」》]]が出撃します。) 愛は悲しみ、悲しみは喜び (訳:「正義帝」が攻撃を繰り返しますが、ダメージとならず、ただただ月光王国のキングマスターからは悲しみの波動が伝わってきます。) 恐れを知らぬ者よ 我にひれ伏すがいい 影はお前を決して離しはしない 月の光は遠く届くのだから (訳:[[攻撃]]が効かず、[[「正義帝」>《「正義帝」》]]はピンチです。) この世の儚さを消し続けよう いつか誰かに討たれる時まで (訳:「君は、本当はこんなことをしたくはないんじゃないのか!」と[[「正義帝」>《「正義帝」》]]が[[攻撃]]の手を止め[[月光王国]]の[[キングマスター]]に問いかけます。ですが、愛する心を[[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]に奪われてしまっている以上、その言葉が届くことは決してないのです。) 近づくほどに傷つける 自分が傷つくのが怖いから (訳:迷いながらも放った[[「正義帝」>《「正義帝」》]]の必殺の拳がついに[[月光王国]]の[[キングマスター]]にダメージを与えます。しかしその瞬間、[[オシオキムーン]]が発動して[[「正義帝」>《「正義帝」》]]の拳がそのまま自身に跳ね返ってきたのでした。) キミが正義を求めるなら悪になろう キミが悪を求めるなら正義になろう (訳:[[月と破壊と魔王と天使>《月と破壊と魔王と天使》]]への[[攻撃]]は、[[オシオキムーン]]によって[[「正義帝」>《「正義帝」》]]自身へと跳ね返ってしまうのです。) 定めの時は近い 聖者は盃をもって託宣を迎えるのだ (訳:影の中に潜む敵を追いかけて飛び込んだ世界で、[[モンキッド>《モモダチ モンキッド》]]と[[イッスン>《イッスン・スモールワールド》]]は見ました。外の世界で[[月光王国]]の[[キングマスター]]がいる位置に、シルエットだけが佇んでいるのを。) [[「正義帝」>《「正義帝」》]]が跳ね返ってきた己の拳に胸を貫かれる寸前、影をも呑み込む無限の闇が辺りに広がり、拳も闇に呑まれて消えた。すると[[月光王国]]の[[キングマスター>《月と破壊と魔王と天使》]]が突如として闇に向かって砲撃を放つ。その先から、[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]がぬるりと姿を現したのだった。 [[ゲンムエンペラー>《∞龍 ゲンムエンペラー》]]が[[「夢幻の無」>《夢幻の無》]]に影を呑み込ませ始めると、[[月光王国]]の[[キングマスター>《月と破壊と魔王と天使》]]は一際大きな影に入り、そのまま影ごといずこかに消えた。脅威が撤退したことを察知したか、[[ゲンムエンペラー>《∞龍 ゲンムエンペラー》]]は[[「夢幻の無」>《夢幻の無》]]を消して[[チームウェイブ]]の方角へと飛び去っていった。 **[[水]]文明 [#x0d476c5] さぁさぁ、早速ですが本日のラストシーン! ハッキングに失敗した[[メテヲシャワァ>《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]]様ですが、[[Instant Wave]]を今度こそ完全に消滅させるべく、スーパーコンピューターめがけて空から飛来しますぞ! さぁ、着弾まで、あと600秒。 ― [[《芸達者 ネタナラク》]] [[Instant Wave]]に[[「祝え!この物語の終幕を!」>《「祝え!この物語の終幕を!」》]]という謎の書き込みがあった。気になった[[《コンプライーグル》]]が発信元を解析すると、[[美孔麗王国]]の[[キングマスター>《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]]が[[チームウェイブ]]に向けて飛来中であり、599秒後に着弾することが判明したのだった。 [[メテヲシャワァ>《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]]が着弾するという情報を受けて、[[チームウェイブ]]の[[Instant Wave]]内では「世界消滅の瞬間にみんなでジャンプしようぜwww」と題された実況生放送が始まり、空前の大盛り上がりを見せていた。 着弾まで、あと450秒。我は[[メテヲシャワァ>《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]]のフィックスを[[ASAP>《ASAPプライオリス》]]でオミットしなければならぬ! そもそも、このままではお前たちもリジェクトされてしまうぞ!? ― [[《キング・マニフェスト》]] それこそ本望。我ら一瞬の輝きに命をかける者ゆえ。 ― [[《混沌紳士 トリックスタァ》]] 馬鹿な![[美孔麗王国]]の[[キングマスター>《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]]が自らチームウェイブのスーパーコンピューターに激突しようとしているだと!? — [[《モモダチ ケントナーク》]] あの質量がぶつかったら、スーパーコンピューターが破壊されるだけじゃすまないぞ!どうにかしてあと400秒以内に食い止めるしかない!! — [[《ゴールド・キンタックス》]] [[トリックスタァ>《混沌紳士 トリックスタァ》]]の相手は救援に来てくれた[[ケントナーク>《モモダチ ケントナーク》]]と[[キンタックス>《ゴールド・キンタックス》]]に任せ、[[マニフェスト>《キング・マニフェスト》]]は着弾地点に向けて全速力で走る。だが、[[《驚言廻し コミックリリヰフ》]]のすべらない話と[[《応援者 オシヤバミ》]]の誘い笑いに驚かされ、まんまと時間を取られてしまう。着弾まで、あと300秒。 着弾地点まであと一歩のところまで迫った[[マニフェスト>《キング・マニフェスト》]]。だが、そこには[[《絶対悪役 ヴィランヒヰル》]]が待ち受けていた。「邪魔をするなだと? 悪役が邪魔をするのなんて、当然じゃあないか」流星が降る最中、激闘を開始する二人。着弾まで、あと150秒。 [[ヴィランヒヰル>《絶対悪役 ヴィランヒヰル》]]を倒した[[マニフェスト>《キング・マニフェスト》]]。そしてついに[[「祝え、この物語の終幕を!」>《「祝え!この物語の終幕を!」》]]のセリフとともに[[メテヲシャワァ>《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]]が目の前まで迫る。[[マニフェスト>《キング・マニフェスト》]]はタキオン回線の速度で着弾地点に向かい[[バズレンダ]]のバリアで受け止めようとするが、ここまでの激闘でバズを使い果たしており、勢いを殺しきれない。着弾まで、あと1秒。 [[メテヲシャワァ>《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]]が着弾する刹那、無限の闇が一瞬にしてあたりに広がった。かと思えば、次の瞬間には黒い翼の[[ドラゴン]]、[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]が降臨し、燃え盛る巨大な火の玉と化した[[メテヲシャワァ>《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]]を受け止めたのだった。 [[ゲンムエンペラー>《∞龍 ゲンムエンペラー》]]に受け止められた[[メテヲシャワァ>《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]]は、突如として巨大なオーロラとなって世界を覆った。「本日の公演は以上となります。皆さんお気をつけてお帰りください」というアナウンスがどこからともなく流れ、場内の清掃が始まった。 [[ゲンムエンペラー>《∞龍 ゲンムエンペラー》]]は、コミットできていない[[《キング・マニフェスト》]]を一瞥すらすることなく、[[チームボンバー]]の方角へと飛び去っていった。その後、[[マニフェスト>《キング・マニフェスト》]]が投稿した謎のオーロラの写真は2兆バズを獲得し、[[Instant Wave]]内での最高記録として語り継がれることとなった。 **[[火]]文明 [#bbb518a3] 「前回は[[鎖>アバレチェーン]]の力を使わなかったからな。今度は本気で行かせてもらうぞ!」と[[暴拳王国]]の[[キングマスター]]、[[《剛力羅王 ゴリオ・ブゴリ》]]が再び[[チームボンバー]]に攻めてきた。 [[暴拳王国]]では強さがすべてであり、日々試合が行われ勝敗に応じてランキングが変動する。そしてキングマスターである[[剛力羅王 ゴリオ・ブゴリ>《剛力羅王 ゴリオ・ブゴリ》]]は、5万年連続で不動の1位であり続けた生粋のチャンピオンなのだ。 [[暴拳王国]]のクリーチャーたちは、鎖を通じて力を仲間から受け取れるので、数が多ければ多いほど強くなる。前回は単身乗り込んできた[[ゴリオ・ブゴリ>《剛力羅王 ゴリオ・ブゴリ》]]だったが、今回は仲間を大量に引き連れた本気モードなのだ。 [[暴拳王国]]の襲来に対し、[[《“KNG”メガヒット》]]はゲリラライブを敢行することでマジでボンバーなノリを高めて対抗した。仲間の力で強くなるのは、[[アバレチェーン]]だけではないのだ。 [[ゴリオ・ブゴリ>《剛力羅王 ゴリオ・ブゴリ》]]による大量のアバレチェーンが乗った一撃が、チームボンバーに対して放たれる。その一撃はU・S・Aたち100体を一気に吹っ飛ばした。 [[ダイナボルト>《爆龍皇 ダイナボルト》]]の超高速機動からの急襲に対し、ゴリオ・ブゴリは大量の[[アバレチェーン]]が乗った一撃を放つ。それを間一髪でかわしたかに見えた[[ダイナボルト>《爆龍皇 ダイナボルト》]]だったが、気づけばその身体には、痛々しい鎖の跡が刻まれていた。 なんで!? [[ダイナボルト>《爆龍皇 ダイナボルト》]]は鎖をよけたはず! ― [[《モモダチ キャンベロ》]] いや、見えなかったのかキャンベロ。あいつの鎖は……2度来る!! ― [[《オーシャン・ズーラシマ》]] [[ダイナボルト>《爆龍皇 ダイナボルト》]]はマジでボンバーな連撃を放つが、[[ゴリオ・ブゴリ>《剛力羅王 ゴリオ・ブゴリ》]]の分厚い鎖によって阻まれる。ゴリオ・ブゴリの攻撃は、鎖が2度来ることを見切ったダイナボルトがすべてかわし続ける。戦況は拮抗し、攻防が永遠に続くかのように思われた。 最初の一合で生まれた傷を庇って、[[ダイナボルト>《爆龍皇 ダイナボルト》]]の動きが乱れた。その隙に、[[ゴリオ・ブゴリ>《剛力羅王 ゴリオ・ブゴリ》]]は容赦なく全[[アバレチェーン]]が乗った鎖を叩きこむ。だが、そこに突如として割って入った存在があった。その名は、[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]] [[ゲンムエンペラー>《∞龍 ゲンムエンペラー》]]が生み出した[[「夢幻の無」>《夢幻の無》]]に、[[暴拳王国]]のクリーチャーたちは次々と飲み込まれていく。そんな中で[[ゴリオ・ブゴリ>《剛力羅王 ゴリオ・ブゴリ》]]が筋肉の力で踏みとどまると、[[漆黒の龍>《∞龍 ゲンムエンペラー》]]はそれ以上なにかしようとはせず、興味を失ったように[[チーム切札]]の方角へと飛び去っていった。 邪魔が入ったな、[[ダイナボルト>《爆龍皇 ダイナボルト》]]よ。そちらもその傷ではこれ以上戦えまい。仕切り直しだ、次の会う時は死力を尽くして戦わせてもらう。 -[[剛力羅王 ゴリオ・ブゴリ>《剛力羅王 ゴリオ・ブゴリ》]] **[[ジョーカーズ]] [#u9b7164d] [[ジャオウガ様>《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]が立ち上がるにはまだ早いかと。我らにお任せください。---[[《「疾風」の鬼 フウジン天》]] 必ずや[[モモキング>《勝熱英雄 モモキング》]]とやら、コロリと討ち果たしてご覧に入れよう。---[[《「迅雷」の鬼 ライジン天》]] [[チームボンバー]]と[[暴拳王国]]の交戦を聞き、救援に立ち上がる[[《勝熱英雄 モモキング》]]。だが、同時に[[チーム銀河]]と[[チームウェイブ]]も襲撃されていた! モモダチと[[《オーシャン・ズーラシマ》]]たちを3組に分け、仲間の救援に向かわせた[[モモキング>《勝熱英雄 モモキング》]]。しかし、そこに[[鬼札王国]]から[[《「疾風」の鬼 フウジン天》]]が攻めてきた。そう、戦力の分散こそが[[鬼札覇王連合]]の狙いだったのだ! 一人で攻めてきた[[フウジン天>《「疾風」の鬼 フウジン天》]]の風圧攻撃に苦戦する[[モモキング>《勝熱英雄 モモキング》]]。しかしそこに「我こそは北風の使者!」と名乗りをあげた者がいた!彼の名はA! [[《キタカゼマンA》]]だ!! [[キタカゼマンA>《キタカゼマンA》]]の吹かせる冷たい風により[[フウジン天>《「疾風」の鬼 フウジン天》]]の風圧攻撃は相殺されたが、[[フウジン天>《「疾風」の鬼 フウジン天》]]には体の周囲にまとわせた風の衣がまだあるのだ! なんとこの衣、熱風以外のあらゆる攻撃が通用しない! [[フウジン天>《「疾風」の鬼 フウジン天》]]の風の衣を脱がせるべく、「我こそは太陽の子! 人は呼ぶ、灼熱の使者と!」と名乗りをあげた者がいた! 彼の名はA! [[《バークアステカA》]]だ!! その瞬間、[[《ガラスのキッカー王子》]]のガラスの靴は溶けてしまった! [[キタカゼマンA>《キタカゼマンA》]]と[[バークアステカA>《バークアステカA》]]の熱風攻撃のあまりの暑さに、[[フウジン天>《「疾風」の鬼 フウジン天》]]は風の衣をたまらず脱皮!しかし途端に[[雷雲>《「迅雷」の鬼 ライジン天》]]が空を覆い始めた! [[フウジン天>《「疾風」の鬼 フウジン天》]]が「来い、[[ライジン天>《「迅雷」の鬼 ライジン天》]]!」と雷雲に吠える。すると稲光りとともに空が割れ、[[《「迅雷」の鬼 ライジン天》]]が出現! [[「疾風」>《「疾風」の鬼 フウジン天》]][[「迅雷」>《「迅雷」の鬼 ライジン天》]]コンビの攻撃が[[チーム切札]]を襲う! [[百鬼夜城>《鬼札ヶ島 百鬼夜城》]]には「[[鬼エンド]]」の力が込められた秘伝の鬼具、[[邪王門>《百鬼の邪王門》]]が存在する。[[フウジン天>《「疾風」の鬼 フウジン天》]]の危機を察知した[[ライジン天>《「迅雷」の鬼 ライジン天》]]は、[[邪王門>《百鬼の邪王門》]]を通って一瞬で駆けつけたのだった。 オレの風の衣を脱がせたいってんなら、もっと熱い風を用意しな! -[[《「疾風」の鬼 フウジン天》]] ワシと[[フウジン天>《「疾風」の鬼 フウジン天》]]のコンビネーションを見よ! これにかけては、[[鬼札王国]]でも右に出る者はおらぬ! ― [[《「迅雷」の鬼 ライジン天》]] 「[[疾風>《「疾風」の鬼 フウジン天》]]」と「[[迅雷>《「迅雷」の鬼 ライジン天》]]」の波状攻撃には[[キタカゼマンA>《キタカゼマンA》]]と[[バークアステカA>《バークアステカA》]]の熱風では太刀打ちできない! さらに[[モモキング>《勝熱英雄 モモキング》]]も風で視界を封じられた状態で刀を通じて[[ライジン天>《「迅雷」の鬼 ライジン天》]]の雷撃を浴びてしまい、行動不能に! もはや絶体絶命だ!! [[モモキング>《勝熱英雄 モモキング》]]が敗北を覚悟したその時、世界は唐突に無限の闇に包まれた。星も光もない、一面の漆黒。その漆黒がひび割れていき、まるで闇そのものと見紛うばかりに黒い翼が広げられた。無限の闇から生まれしその[[龍>ドラゴン]]の名は、[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]。 [[ゲンムエンペラー>《∞龍 ゲンムエンペラー》]]がまず[[フウジン天>《「疾風」の鬼 フウジン天》]]の方を見ると、その後ろに闇に満ちた空間、[[「夢幻の無」>《夢幻の無》]]が生まれた。[[フウジン天>《「疾風」の鬼 フウジン天》]]は何かを言いかけるも、その空間に飲み込まれ、二度と還ってくることはなかった。 相棒を失った[[ライジン天>《「迅雷」の鬼 ライジン天》]]は激昂し、[[ゲンムエンペラー>《∞龍 ゲンムエンペラー》]]に雷撃を放った。しかし無限の[[龍>ドラゴン]]に傷一つ付けることはできず、お返しとばかりに放たれた漆黒の翼の一撃によって[[ライジン天>《「迅雷」の鬼 ライジン天》]]は消し飛ばされたのだった。 [[ゲンムエンペラー>《∞龍 ゲンムエンペラー》]]は残っていた小型[[デモニオ]]たちを[[「夢幻の無」>《夢幻の無》]]に封じると、[[モモキング>《勝熱英雄 モモキング》]]を意味深に一瞥し、[[龍頭星雲>ドラゴンズ・ゼロ]]の方角へと飛び去っていった。[[モモキング>《勝熱英雄 モモキング》]]は、突然の助っ人に感謝するとともに、仲間を守る力を身につけるべく、[[新たな修行>《モモダチトレーニング!!!》]]を開始した。 [[フウジン天>《「疾風」の鬼 フウジン天》]]と[[ライジン天>《「迅雷」の鬼 ライジン天》]]が敗れたとの報告は、いよいよ[[ジャオウガ>《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]を本気にさせた。[[ジャオウガ>《鬼ヶ大王 ジャオウガ》]]が、[[鬼ヶ覇王>《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]が、ついに立ち上がる時が来た!! **参考 [#e25e106e] -[[十王篇]] -[[背景ストーリー]]