#author("2023-04-17T04:31:51+09:00","","") *&ruby(アタック){攻撃};できない [#t462374e] 相手[[プレイヤー]]や相手の[[クリーチャー]]への[[攻撃]]を制限する[[継続的効果]]。 この[[効果]]を生成する[[能力]]は[[デメリット]][[能力]]として扱われることが多い。 **攻撃できないクリーチャー [#lf3e296d] |アクア・ガード C 水文明 (1)| |クリーチャー:リキッド・ピープル 2000| |ブロッカー| |このクリーチャーは攻撃することができない。| |蒼天の守護者ラ・ウラ・ギガ C 光文明 (1)| |クリーチャー:ガーディアン 2000| |ブロッカー| |このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。| |神拳の超人(アヴァランチ・ジャイアント) SR 自然文明 (6)| |クリーチャー:ジャイアント 8000| |W・ブレイカー| |このクリーチャーは、クリーチャーを攻撃できない。| |このクリーチャーがブロックされた時、相手のシールドを1枚ブレイクする。| |魔獣星樹ギガゲドー C 光/闇文明 (3)| |クリーチャー:キマイラ/スターライト・ツリー 5000| |''ブロッカー''(このクリーチャーをタップして、相手のクリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)| |このクリーチャーは、プレイヤーを攻撃できない。| |自分のクリーチャーが出た時、自分のシールドを1つ手札に戻してもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない。| |このクリーチャーが破壊された時、自分の山札の上から1枚目をシールド化してもよい。| [[水]]と[[闇]]の[[ブロッカー]]は「攻撃できない」、[[光]]の[[ブロッカー]]は「相手[[プレイヤー]]を[[攻撃できない]]」を持つことが多い。 これらの[[能力]]を持つ[[クリーチャー]]は、通常より[[パワー]]が大きい傾向がある。 その特性を活かして、[[《エグゼズ・ワイバーン》]]のように[[殴り返し]]に特化した[[カード]]もある。 [[パワー]]が12000以上であることが重要な[[グランセクト]]にも多く見られる。[[インフレ]]もさることながら、12000という具体的な[[パワー]]ラインの存在から、過去の[[ブロッカー]]などよりも[[パワー]]の増加値が多めになっている。 -「攻撃できない」を相手[[クリーチャー]]に[[付与]]する戦略もある。「[[攻撃制限]]」「[[プリン効果]]」のページを参照。 ***〇〇しなければ攻撃できない [#te9311fb] |憤怒の猛将ダイダロス SR 闇文明 (4)| |クリーチャー:デーモン・コマンド 11000| |バトルゾーンにある、自分の他のクリーチャー1体を自分の墓地に置かなければ、このクリーチャーは攻撃することができない。| |W・ブレイカー(シールドを攻撃したとき、このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)| 攻撃の際に[[追加コスト]]を要求されるタイプの「攻撃できない」能力。 後述のようにルール上特殊な挙動をする。 非常に数が少なく、[[《憤怒の猛将ダイダロス》]]、[[《金剛の超人》]]、[[《三身の歩み 復器/フッキード・リカバリー》]]と数えるくらいしかいない。 ***○○であれば攻撃できる [#d9155389] |奇跡の予言者ラッキー・クルト UC 光文明 (1)| |クリーチャー:ライトブリンガー 1500| |H・ソウル| |E・ソウル| |ブロッカー| |このクリーチャーは、バトルゾーンに自分のエンジェル・コマンドまたはデーモン・コマンドがあれば、相手プレイヤーを攻撃できる。| 条件付きで''攻撃できないデメリットの一種''。 一見するとメリット[[能力]]に見えたり、普通攻撃できるクリーチャーにあらためて対象を攻撃できる旨が書かれた意味のない能力に見えたりするが、実際は「''○○でなければ攻撃できない''」と同じ効果。 その紛らわしさのためか、これも非常に数が少ない。 **ルール [#q847316f] -誤解されやすいが、''「相手プレイヤーを攻撃できない」能力はトドメの直接攻撃だけでなくシールドをブレイクすることもできない''。シールドはあくまでプレイヤーへの直接攻撃を強制的に防いでいるのであり、シールドそのものが攻撃対象となっているわけではないためである。 -「攻撃することができない」というのは「攻撃が不可能」という意味なので、[[《超神龍アバス・ノナリス》]]などが持つ「可能であれば攻撃する」といった[[攻撃]][[強制]]を受け付けず、特攻を免れられる。「相手プレイヤーを攻撃できない」と比較した場合、これが唯一の利点といえるだろう。 -「できない」は「できる」に勝つため、「アンタップしているクリーチャーを攻撃できる」状態のクリーチャーも、攻撃できない効果の影響下では、アンタップしているクリーチャーは攻撃できない。 -「[[クリーチャー]]は[[バトルゾーン]]に出た[[ターン]]は[[攻撃]]できない」という、[[ルール]]による[[攻撃]]制限もある。これを「[[召喚酔い]]」と言う。 --[[スピードアタッカー]]や[[進化クリーチャー]]、[[リンク>G・リンク]]した[[ゴッド]]、[[覚醒]]した[[サイキック・クリーチャー]]など、一部の[[クリーチャー]]は[[召喚酔い]]しない。 --[[召喚酔い]]も「攻撃できない」に含まれるため、[[《ダイヤモンド・ソード》]]などで無効化できる。(例外もあるため、[[注釈文]]には注意が必要。) -もちろん、このようにして[[召喚酔い]]を無視できても、攻撃できない効果を受けていれば当然攻撃はできない。 -既に[[攻撃中のクリーチャー>攻撃クリーチャー]]が、攻撃できない効果を受けても、その攻撃が中断されることはない。「攻撃宣言できない」というのが、正確なところだろう。 -[[《ダイヤモンド・カッター》]]などの一部の[[カード]]によって、この[[デメリット]]を無効にすることができる。(→[[ダイヤモンド状態]]) ***「〇〇しなければ攻撃できない」についてのルール [#rc285cdb] -[[クリーチャー]]が「〇〇しなければ攻撃できない」という[[能力]]を持っている場合、''「〇〇」の処理が可能な場合は攻撃宣言をすることができる''。 そして、攻撃宣言後に「〇〇」の部分の処理を行なってから[[攻撃]]する。 -このタイプは「〇〇」を行えば攻撃できるものの、「攻撃できない」の亜種として扱われ、以下のような特徴を持つ。 --''[[攻撃強制]]の影響を受けない''。「〇〇」の条件を強制的に満たして攻撃しなければならない、ということはない。 --上述の''[[ダイヤモンド状態]]によって無効にすることができる''。[[ダイヤモンド状態]]下では「〇〇」を行わずに攻撃ができるようになる。ただし、「〇〇」を能動的に行うことはできなくなる。 -紛らわしいが「〇〇''していなければ''攻撃できない」とは似て非なる存在。 あちらは能動的に「〇〇」を行うことはできず、他の処理や能力によって「〇〇」の条件を満たしていなければならない。 **その他 [#y867914c] -似た言葉に「[[攻撃されない]]」があるが、まったくの別物である。 **参考 [#w87d681e] -[[用語集]] -[[攻撃]] -[[攻撃されない]] -[[可能であれば攻撃する]] -[[攻撃制限]] -[[《アクア・ガード》]] -[[《蒼天の守護者ラ・ウラ・ギガ》]] -[[《神拳の超人》]] -[[《憤怒の猛将ダイダロス》]] -[[《奇跡の予言者ラッキー・クルト》]] &tag(用語集,攻撃できない,攻撃制限,相手プレイヤーを攻撃できない,クリーチャーを攻撃できない);