#author("2023-10-10T06:37:50+09:00","","")
#author("2023-12-06T11:30:38+09:00","","")
*&ruby(のうりょくご){能力語}; [#w78241bd]

似た特徴を持つ複数の能力に共通して付けられている接頭辞、あるいはそれがついた能力のことを表す俗称。

例えば[[G・ゼロ]]という[[能力]]は、「条件を満たすと[[コスト]]を支払わずに[[召喚]]できる」という点でどの[[カード]]も共通している。
同様に[[メテオバーン]]は、「[[進化元]]を指定のゾーンに置く」という性質を持っている。

ただし、これら能力語とその中身にあたる[[能力]]とは、厳密に関係があるわけではなく、あくまで名前がつけられているだけである。
例えば[[メテオバーン]]には上述の特徴があるが、実際には[[進化元]]を指定ゾーンに置くタイミングや、生みだす[[効果]]は各[[カード]]によってバラバラであり、さらに言えば[[進化元]]が置かれる場所も[[墓地]]が多いもののそれ以外の場所に置くものも存在する。このように細かな違いがあるが、全て「[[メテオバーン]]」という[[キーワード>キーワード能力]]に集約される。

[[進化]]全般も「指定された数の[[進化元]]が必要である」点は共通しているが、[[進化元]]の条件はそれぞれで異なっており、キーワードだけでは意味をなさない。

-「能力語」は公式用語ではない。公式では名前付きの能力を総称して「[[キーワード能力]]」とされるか、それに加えて名前を持たない能力もひっくるめて「特殊能力」とされるかである。
あくまでこの違いはプレイヤー間で勝手に決められたものであるため、普通にプレイする分には特に違いを覚える必要はない。
--能力語とキーワード能力のの呼び分けについて、「キーワード能力」は「''注釈文(カッコ書き)が無くても機能するもの''」だけを指して使われている。
能力語は逆に「注釈文(カッコ書き)が無いと機能しないもの」を指して使われる。
--簡単に言えば、「○○とは何ですか?」と訊かれた時に中身が一意に説明できるものはキーワード能力、できないものは能力語となる。
例えば「ブロッカーとは何ですか?」と訊かれたら「相手クリーチャーが攻撃してきた時にタップすると攻撃先を変更できる能力です」と能力の全体を説明できるのでキーワード能力、「マナ武装とは何ですか?」と訊かれたら「マナゾーンに何かの文明が何枚かあれば何かする能力です」としか言えないので能力語と判断できる。
ただし、「ニンジャ・ストライク7」「セイバー:ドラゴン」のように「何か」に入るものが全て書かれている場合は説明できるので能力語とは呼ばれない。条件の変数が含まれた一まとまりの能力名だからである。

-この定義に沿うと、[[覚醒]]((「どこかのタイミング」に、「何か」した(「何か」がある)時、このクリーチャーをコストの大きい方に裏返す(「どこかのタイミング」「何か」は「覚醒」の定義に含まれない。)))は能力語で[[解除]]((「このクリーチャーが離れる時、離れるかわりにコストの小さいほうに裏返す」の1文で完結している))は[[キーワード能力]]である。1セットになりやすい能力なので、違いを理解するのには最適だろう。

-ただし、テキストが全てのカードにおいて同じであるものであっても、それがカッコ書きで括られず、全てのカードに必ず示されているものについては能力語と呼ぶ事がある。
例えば、[[無月の門]]のテキストは全て「自分の魔導具が出た時、自分の魔導具をバトルゾーンと墓地から2つずつ選び、このクリーチャーを自分の手札または墓地からそれら4枚の上にコストを支払わずに召喚してもよい。」で統一されているが、これは書式上はカッコの中にないため「無月の門」という能力の[[注釈文]]ではなく、「無月の門」という語句で括られているテキストが全く同一の能力というだけである。したがって、無月の門は能力語とされる。
//--しかし無月の門同様の書式でありながらもテキスト省略の行われた[[アビスラッシュ]]という例もあり、現在ではこの区分けはますます曖昧になっている。再三繰り返すが、能力語と[[キーワード能力]]にゲーム上の差は一切存在しない。

-[[アビスラッシュ]]は、能力の説明がコロンで書かれているが、[[DM22-RP1]]の時点で鉤括弧で付与可能な能力(すなわち、[[キーワード能力]]と同格である扱い)としても利用されている。これは[[無月の門]]が能力語である根拠と矛盾しており、現在ではこの区分けはますます曖昧になっている。再三繰り返すが、能力語と[[キーワード能力]]にゲーム上の差は一切存在しない。

-能力語は、能力テキストの一部としてみなされない。そのため、「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる文章の前に能力語があっても、[[「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力]]として扱われる。これは、「能力語」に含まれない[[キーワード能力]]も同じ。

-[[ウルトラシールド・プラス]]や[[W・シールド・プラス]]、[[三人組ドロン・ゴー]]など1枚の[[カード]]しか持っていない能力語もある。既存の[[能力]]の[[上位>上位種]][[能力]]に多い。

-あくまで[[テキスト]]に固有名詞が書かれているものが能力語と呼ばれ、[[タップ能力]]などのような「カードテキスト上に存在しない俗称」は能力語と呼ばれることはない。

**能力語一覧 [#z2593319]
-[[G・ゼロ]]
-[[メテオバーン]]
--[[メガメテオバーン]]
-[[バイオ・K]]
-[[バイオ・T]]
-[[シールド・プラス]]
--[[スーパー・シールド・プラス]]
--[[ウルトラシールド・プラス]]
--[[W・シールド・プラス]]
-[[覚醒]]
--[[ループ覚醒]]
--[[メテオバーン覚醒]]
-[[リベンジ・チャンス]]
-[[覚醒リンク]]
--[[V覚醒リンク]]
-[[ドロン・ゴー]]
--[[ウルトラ・ドロン・ゴー]]
--[[クライマックス・ドロン・ゴー]]
--[[灼熱ドロン・ゴー]]
--[[三人組ドロン・ゴー]]
-[[フュリー・チャージ]]
-[[プラチナ・ドライブ]]
-[[光臨]]
--[[墓地光臨]]
--[[マナ光臨]]
-[[龍解]]
--[[龍回避]]
--[[スーパー龍解]]
-[[マナ武装]]
--[[多色マナ武装]]
--[[龍マナ武装]]
-[[革命]]
-[[禁断解放]]
-[[Dスイッチ]]
-[[ファイナル革命]]
-[[禁断機動]]
-[[侵略ZERO]]
-[[極限ファイナル革命]]
-[[禁断爆発]]
-[[ラビリンス]]
--[[マスター・ラビリンス]]
-[[マスター・メラビート]]
-[[マスター・W・メラビート]]
-[[無月の門]]
--[[無月の門・絶]]
--[[虚無月の門]]
--[[無月の門99]]
--[[無月の門・終]]
--[[夢幻無月の門]]
-[[破天九語]]
-[[G・G・G]]
--[[マスターG・G・G]]
-[[ミノまじかる]]
-[[5.S.D.]]
-[[罠金乱舞]]
-[[輪廻∞]]
-[[無敵虹帝]]
-[[超天フィーバー]]
--[[超超超天フィーバー]]
-[[マスターJトルネード]]
-[[DL-Sys]]
-[[マスター必殺トルネード]]
-[[虹帝双極∞]]
-[[罪・無月の∞罪]]
-[[マスターJGR]]
-[[零龍卍誕]]
-[[鬼タイム]]
-[[アバレチェーン]]
-[[オシオキムーン]]
-[[鬼エンド]]
-[[キリフダReVo]]
-[[シンカパワー]]
-[[シビルカウント]]

***進化 [#rf82e1e2]
#include(進化の一覧,notitle)

**参考 [#ac218579]
-[[用語集]]
-[[能力]]
-[[キーワード能力]]

&tag(用語集,能力,能力語);