#author("2024-06-06T16:46:49+09:00","","") #author("2024-10-11T21:01:22+09:00","","") *《♪なぜ&ruby(はな){離};れ どこへ&ruby(い){行};くのか &ruby(きみ){君};は&ruby(いま){今};》 [#top] |♪なぜ離れ どこへ行くのか 君は今 C 水文明 (3)| |呪文:マジック・ソング| |プレイヤーを1人選ぶ。そのプレイヤーは、自身の墓地のカードをすべてシャッフルし、山札の下に置く。| |カードを2枚引く。| [[DM23-RP2]]で登場した[[水]]の[[マジック・ソング]][[呪文]]。 [[プレイヤー]]を1人選んで[[墓地リセット]]する。その後2[[ドロー]]する。 [[墓地利用メタ]]でありながら[[唱える]]と逆に手札が増えるため[[息切れ]]に強い。当時[[トップメタ]]だった[[【絶望神サガループ】]]の対策として[[【ライオネル.Star】]]をはじめ多くの[[デッキ]]に採用された。 [[【アビス】>【黒単アビスロイヤル】]]にも[[刺さる]]。[[《お清めシャラップ》>《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]と同じく[[墓地利用]]デッキが[[環境]]に存在する限り使い続けられる呪文である。 [[コスト]]3[[ドローソース]]を必要とするデッキは往々にして[[ライブラリアウト]]に弱いため、自身の[[山札回復]]として使うこともできる。 ただ、自分の山札を能動的になくせるデッキなら[[《♪必殺で つわものどもが 夢の跡》>《der'Zen Mondo/♪必殺で つわものどもが 夢の跡》]]や[[《神の試練》]]で逆に[[敗北回避]]と[[追加ターン]]のアドバンテージに変換されることも少なくない。特に前者は《♪なぜ離れ どこへ行くのか 君は今》と共通で[[マジック・ソング]]であるためどちらも[[《Go! 韻句 Steady》]]など[[メクレイド]]8でアクセスでき、ライバルとなりうる。 **他のカード・デッキとの相性 [#kd7f4355] -[[《T・T・T》]]を採用できるデッキではそちらと合わせて3[[マナ]]の動きを8枚体制にできるため、体感的な使いやすさが上がる。 また、[[《ウォズレックの審問》>《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]で[[ピーピングハンデス]]された時、他のドローソースがあるとないとでは安定性が大きく変わる。 -[[手札誘発]]を多用する[[【青黒赤緑邪王門】]]では[[《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]よりも重宝される。[[《蒼狼の大王 イザナギテラス》]]で踏み倒すこともできる。 **環境において [#vad12e1c] [[DM23-RP2]]発売日から[[【白青赤鬼羅.Star】>【鬼羅.Star】#c3]]、[[【白青ライオネル.Star】>【ライオネル.Star】]]、[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]で結果を残した。 当時の[[【絶望神サガループ】]]は3ターンキルをチラつかせながら[[メタカード]]をあえて使わせることで相手の[[リソース]]を削っていく[[コントロール]]寄りのデッキだったため、使ってもリソースが減らないこの呪文は非常に刺さった。 [[【青黒赤緑邪王門】]]、[[【星龍ライベルモット】]]、[[アドバンス]]では[[【白青赤天門】]]、[[【ナウ・オア・ネバーループ】]]に採用された。[[【絶望神サガループ】]]にも[[ミラーマッチ]]対策で採用された。 発売翌日の[[CS>チャンピオンシップ]]では[[《凶鬼98号 ガシャゴン/堕呪 ブラッドゥ》]]と同時採用した[[【青単Drache der'Zen】]]が準優勝を果たした。 [[DM23-RP2]]発売前は3割強の上位入賞があった[[【絶望神サガループ】]]が[[DM23-RP2]]発売後には2割弱まで抑え込まれたが、間違いなくこのカードの影響はあるだろう。 『[[超CSV in 新潟>超CS]]』([[オリジナル]])ではベスト8に使用者がいなかったが、『[[超CSV in 大阪>超CS]]』([[オリジナル]])では4位入賞の白青[[【ライオネル.Star】]]に4枚採用されていた。 [[DM23-BD1]]期になると往時ほどは使われず、[[【白青ライオネル.Star】>【ライオネル.Star】]]や[[【白青赤鬼羅.Star】>【鬼羅.Star】#c3]]が主な居場所となる。 アドバンスでは[[【赤青アポロヌス】>【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】#nc4dc20f]]に採用される場合がある。 [[DM23-RP3]]期では、自身の1ターンで[[墓地利用]]を完結させて隙がない[[《堕∞魔 ヴォゲンム》]]型[[【青黒魔導具】]]、あるいは[[墓地利用]]は含んでいるが[[墓地リセット]]させてもデッキの本質は止まらない[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]([[《アーテル・ゴルギーニ》]])や[[【青赤マジック】]]([[《芸魔王将 カクメイジン》]])といったデッキタイプも多く、刺さらない相手には[[G・ストライク]]抜き[[《エナジー・Re:ライト》]]に等しいこの呪文は立ち位置が悪い。 追い打ちをかけるように[[DM23-EX2]]で登場した[[《パンドラの記憶》]]がコスト3ドロー呪文のシェアを奪ってきた。そちらは相手への干渉がない反面、自身の動きを強くすることに特化しており、多くの対面で腐らない3ターン目の初動として、4ターン目以降に手札を荒く使う特定のデッキで採用されている。 [[DM23-RP4]]期時点では、[[【青赤マジック】]]に5枚目以降の[[《氷柱と炎弧の決断》]]感覚で[[1枚積み]]かせいぜい2枚投入される程度。[[魔導具]]系統や[[アビス]]系統など刺さる対面はそれなりにあり、[[ミラーマッチ]]で[[《氷柱と炎弧の決断》]]に[[付与]]される[[S・トリガー]]を消すという役割もある。 [[DM24-RP1]]期時点でも[[【青赤マジック】]]における立ち位置は変わらない。2枚以上入れるデッキとしては、3枚採用した[[【白青ライオネル.Star】>【ライオネル.Star】]]の上位入賞事例がある。この頃の環境では、[[墓地肥やし]]と[[リアニメイト]]等の[[墓地利用]]がシームレスに繋がるデッキが当たり前で、墓地利用にタイムラグのあるデッキが[[【白青赤ゴスペル】]]程度しかないのが悩ましい。それでも、[[【青赤マジック】]]では0枚採用としてはいけない枠として依然根強い。[[《氷柱と炎弧の決断》]]の増量という意味合いも然ることながら、超ロングゲームとなった時のための[[山札回復]]としても有用な上、ミラーマッチにおける相手の[[《氷柱と炎弧の決断》]]を有効S・トリガーにさせないための墓地利用メタとしての性質もあるためである。 **その他 [#m0047cae] -[[《凶鬼98号 ガシャゴン/堕呪 ブラッドゥ》]]の呪文側の[[上位種]]。山札全体をシャッフルするか、墓地をシャッフルして山札の下に置くかの違いはある。 -[[カード名]]は[[《透明な工作員 コジェリ》]]の[[フレーバーテキスト]]に登場したハイクから取られている。 **[[サイクル]] [#ha12475c] [[DM23-RP2]]の非[[ツインパクト]]で種族を持つ呪文。闇文明には2枚ある上に、[[コモン]]ではない。 -[[《聖沌忍法 7r0y》]] -''《♪なぜ離れ どこへ行くのか 君は今》'' -[[《冥逝邪夢》]] -[[《邪招待》]] -[[《太陽との邂逅》]] -[[《ファンタジスタ・ライフ》]] **関連カード [#te1ed27a] -[[《エナジー・ライト》]] -[[《凶鬼98号 ガシャゴン/堕呪 ブラッドゥ》]] **[[フレーバーテキスト]] [#sdd0f59b] -[[DM23-RP2]]&br;'''「なぜ離れ どこへ行くのか 君は今」……2人をつないだハイクに続けて、[[Drache der'Zen>《Drache der'Zen》]]と[[Eine k'Reine>《Eine k'Reine》]]は互いを追いかけるように連作ハイクを紡いだ。「すれ違い かけ違えてた」「お互いよ 若かったのね」「だけど今 ここに来ている」「呼んだから 君が私を」2人1組のハイクは、離れた時間を埋め合わせるように続いた。''' -[[DM24-EX2]]&br;'''別れを詠ったそのハイクが、二人を再び出会わせる。''' **収録セット [#jfcb8817] -illus.[[KOUSAKU]] --[[DM23-RP2 「アビス・レボリューション 第2弾 忍邪乱武」>DM23-RP2]](60/74) --[[DM23-RP2X 「アビス・レボリューション 第2弾 忍邪乱武」超刺激パック>DM23-RP2X]](60/74) --[[DM24-EX2 「天下夢双!!デュエキングDreaM 2024」>DM24-EX2]](超45/超47) **参考 [#le126b34] -[[マジック・ソング]] -[[墓地リセット]] -[[山札回復]] -[[ドロー]] &tag(呪文,水文明,青単,単色,コスト3,マジック・ソング,マジック,墓地利用メタ,山札回復,ドロー,C,コモン,KOUSAKU,アビス・レボリューションブロック);