#author("2024-12-11T14:26:41+09:00","","")
#author("2024-12-11T14:27:35+09:00","","")
*《♪ハックより &ruby(いちじ){一時};ずらして じゅうとなな》 [#top]

|♪ハックより 一時ずらして じゅうとなな SR 水/闇文明 (13)|
|呪文:マジック・ソング|
|''ハイパーエナジー''(この呪文を唱える時、コストが異なる自分のクリーチャーを好きな数タップしてもよい。こうしてタップしたクリーチャー1体につき、この呪文のコストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない)|
|13までの数字を1つ選び、自分の山札の上からその枚数のカードを墓地に置く。その後、クリーチャーを1体、自分の墓地から出す。|
|''バラバラエティ3'':この呪文が、このゲーム中はじめて自分が唱えた《♪ハックより 一時ずらして じゅうとなな》なら、このターンの後に自分のターンを追加する。(コストが異なる自分のエレメントが3つ以上あれば、この呪文にこの能力を与える)|

[[DM24-RP4]]で登場した[[水]]/[[闇]]の[[マジック・ソング]][[呪文]]。

[[ハイパーエナジー]]を持ち、13枚までの範囲で[[山札]]から[[墓地肥やし]]できる上に[[クリーチャー]]1体の[[リアニメイト]]が付き、さらにこれがゲーム中初めて唱える《♪ハックより 一時ずらして じゅうとなな》なら、[[バラバラエティ]]3で[[追加ターン]]を得る。

[[リアニメイト]][[呪文]]ではあるものの、[[デッキ]]の約1/3である13枚も見れれば事前の[[墓地肥やし]]が満足に出来ていなくても目的のクリーチャーを引き当てられる可能性は十分に高い。既に[[山札]]が薄くなっていれば[[ライブラリアウト]]しない範囲に留めることができる柔軟性もある。
[[バラバラエティ]]も[[リアニメイト]]で1体[[クリーチャー]]が増えた後に参照するので唱えさえできれば見た目以上にフルスペックを発揮する要求値は低い。

この[[呪文]]を唱えるのには大量の[[マナ]]と[[クリーチャー]]の[[タップ]]を要求するものの、[[追加ターン]]獲得まで到達してしまえば全て起き上がるので実質タダで[[クリーチャー]]を呼び出せる。
変に凝ったコンボを考えなくとも、[[《ドリーム・ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]や[[《超神龍バイラス・カースド》]]などの[[S・トリガー]]封じを出して横に並んだクリーチャーと共に殴りかかればおおよそそのまま勝ってしまえるだろう。
まさに唱えれば勝利できる[[フィニッシャー]]に相応しい呪文と言える。

ただし問題もあり、この呪文で[[追加ターン]]を獲得できるチャンスは、最初に唱えた1回目の時のみである。1回目を唱えた時点で[[バラバラエティ]]3を達成していなければ、たとえ2回目に唱えた時に[[バラバラエティ]]3を達成できていたとしても[[追加ターン]]は得られない。
また、その性質上、他の追加ターン獲得呪文のように何度も唱え続けて無限[[追加ターン]]というのはできなくなっている。他に獲得手段がないなら、増えたその1ターンで確実に仕留めきらなければ相手にターンが帰ってしまう。
加えて、13という[[ハイパーエナジー]]込みでも高すぎるコストが目を引く。[[踏み倒し]]て唱えるのも視野に入る高コストだが、ただ無条件踏み倒しで唱えて[[追加ターン]]を確保するだけなら回数制限も条件指定も無い[[《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》]]が立ち塞がる。
呪文踏み倒し機構がなくとも[[クリーチャー]]の大量展開ができるデッキでも採用が検討できる、文字通りどんな[[クリーチャー]]も[[蘇生>リアニメイト]]できる、莫大な枚数の[[墓地肥やし]]ができるなどこのカードの強みを最大限に生かして運用したい。

[[リアニメイト]]先として[[《不死鳥縫合 ブラック・ビッグバン》]]とは相性が良く、[[山札]]を大量に削りながら着地するので即座に[[リアニメイト]]能力を発揮できる状況までお膳立てできる。

[[【4色万軍投】]]で使えば、例えば[[《とこしえの超人》]]、敢えて[[自壊]]を選ばないで場に残した[[コスト]]2初動自壊クリーチャー、その他コスト3とコスト4のGRクリーチャーで[[実質コスト]]5まで下げることができる。コストが2まで下がっている状況なら[[《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》]]での追加ターンを得るためにこれを安全にタップするのにも使える。

その他[[《アビスベル=覇統=ジャシン帝》]]や[[《マザーブレイン》]]など生きて帰って来るなら強いが出すのにも生存させるのにも難儀していた[[クリーチャー]]も[[踏み倒し]]つつ確実に[[エクストラターン]]で1ターン貰えるので、それらの[[ファンデッキ]]を組む際にも頼りになるだろう。

-[[マジック]]なので、[[《芸魔龍馬 バルバトチェス》]]の[[終極宣言]]や[[《アシスター・Mogi林檎》]]の[[コスト軽減]]に対応している。[[ハイパーエナジー]]でさらなる軽減も狙えるため、それらとの相性は悪くない。

-初となる[[ハイパーエナジー]]持ち[[呪文]]、また初となる[[闇]]の[[マジック・ソング]]である。

-最初に落とす枚数を宣言する必要があるため、「見切り発車で唱えて欲しいカードが落ちたら中断する」という動きがとれなくなっている。

-背景ストーリーにおいては、[[フミビロム>《楽しみの夜 フミビロム・パラダイス》]]が[[《邪脳の魔法陣》]]にされる今際の際に詠んだ辞世の句。彼はハイクの楽しさを思い出しながら、かつて侵略した文化にもまだまだ楽しみがあったのではないかと思い、この句を詠んだようだ(([[《魔誕楽識フミバーロ》]]より))。
--一見すると意味の分からないカード名だが、「ハック」を「8(と)9」と読み替え、8を-1、9を+1して「一時ずらす」と「7と10(10と7)」になる。
含まれた意味としては、「[[水文明]]を『ハック(侵略)』しようとした時、彼らと『一時』の交流を持つことにより目的を『ずらした』所、『17』字のハイクに目覚めた」というものであるとの解説が公式の動画で語られた。
--ハックとハイクで『一字』違いなのもおそらくかかっているだろう。

//**[[サイクル]] [#cycle]

**関連カード [#related]
-[[《楽識の夜 フミビロム》]]
-[[《魔誕楽識フミバーロ》]]

-[[《次元の嵐 スコーラー》]]
-[[《インフェルノ・ゲート》]]
-[[《堕∞魔 ヴォゲンム》]]
//**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
//-[[DM24-RP4]]&br;'''フレーバーテキスト'''

**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[MATSUMOTO EIGHT]]
--[[DM24-RP4 「王道篇 第4弾 悪魔神、復活」>DM24-RP4]](S8/S11)
//(㊙??/㊙24)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]
//--[[DMPP-00 第00弾「  」>DMPP-00]]

**参考 [#reference]
-[[マジック・ソング]]
-[[ハイパーエナジー]]
-[[数字選択]]
-[[墓地肥やし]]
-[[リアニメイト]]
-[[バラバラエティ]]
-[[追加ターン]]

&tag(呪文,水文明,闇文明,青黒,2色,多色,コスト13,マジック・ソング,マジック,ハイパーエナジー,数字選択,忌数13モチーフ,墓地肥やし,リアニメイト,バラバラエティ,バラバラエティ3,追加ターン,SR,スーパーレア,MATSUMOTO EIGHT,王道篇ブロック);