#author("2024-08-06T05:48:28+09:00","","")
#author("2024-10-12T16:30:25+09:00","","")
*《「&ruby(おれ){俺};」の&ruby(いただき){頂}; ライオネル》 [#fc4155d6]

|「俺」の頂 ライオネル VIC  無色 (10)|
|クリーチャー:アンノウン/ゼニス 13000|
|''ブロッカー''|
|''T・ブレイカー''|
|このクリーチャーが召喚によって出た時、自分の山札の上から1枚目をシールド化し、その後、自分のシールドを1つ相手に選ばせる。そのシールドをブレイクしてもよい。|
|自分のシールドゾーンにあるカードすべてに「S・トリガー」を与える。|
|''エターナル・Ω''(このクリーチャーが離れる時、かわりに手札に戻す)|

[[DMR-05]]で登場した[[ビクトリー]]を持つ[[無色]]の[[アンノウン]]/[[ゼニス]]。

[[手札]]に加える自分の[[シールド]]をすべて[[S・トリガー]]にする[[常在型能力]]と、自分の[[山札の上]]から1枚を[[シールドゾーン]]に置き、相手に選ばせた自分の[[シールド]]を、任意で[[手札]]に戻す[[召喚]]時限定の[[cip]][[能力]]を持つ。

単純に考えて、[[コスト]]を支払って出した場合は「1枚の[[カード]]を追加で[[コスト踏み倒し]]しつつ場に出る13000の[[T・ブレイカー]]」であるため弱いわけが無い。この効果で追加の[[ゼニス]]が出てきようものなら、確実にゲームエンドである。
[[ブロッカー]]能力自体は一長一短であるが、単純に[[常在型能力]]目当てで早期に設置した場合などに役立つ事だろう。

他の同弾収録の[[ゼニス]]に比べると、コスト踏み倒しで召喚しても、最低限の仕事はできるスペックなのが魅力。しかしその一方で召喚で出した際にこのカード単体は場や相手のリソースに干渉出来ず踏み倒し先に左右される点が痛い。
同じ[[常在型能力]]を持つカードといえば、5色必須であった[[《星龍パーフェクト・アース》]]が挙がる。
そちらと比較すると、
-[[除去]][[耐性]]をもつ
-[[マナ]]に縛られない

という利点はあるものの、
-ブロッカー破壊に引っかかる
-コストが2倍

という欠点もある。
いずれにしろ強力なことに変わりはない...のだがコストがコストなので速攻対面では踏み倒し呪文を使わないとほぼ間に合わず安定性に欠け、コントロール相手ではこのクリーチャーが出る頃にはマナも潤沢になっているはずでこのクリーチャーを除去して殴ればケア出来る為思ったよりもS・トリガー付与能力を生かすのが難しい。

[[召喚]]であれば良いので、何らかの方法でシールドから加わるカードに[[S・トリガー]]を付加しておけば、シールドから奇襲しつつ[[cip]]を使えることになる。[[《星龍の記憶》]]を用いた[[《マーシャル・クイーン》]]などに刺してみると面白い動きをするだろう。

**他のカード・デッキとの相性 [#h9e9d419]
-[[ブロッカー]]を持つことと[[シールド]]付加の[[能力]]から勘違いされやすいが、[[光]][[文明]]ではないため、[[《ヘブンズ・ゲート》]]から出すことは出来ない。
--とはいえ、上記の特徴と[[《偽りの名 オレオレ・ライオネル》]]等の存在から[[光]]が元になっていることは間違いないだろう。[[S・トリガー]]の付加も[[《星龍の記憶》]]という[[呪文]]があり、これも[[光]]である。

-[[《腐敗勇騎ガレック》]]には注意。先に[[ブロッカー]]を破壊してから[[ハンデス]]するため、折角[[破壊]][[置換効果]]を適用させたにもかかわらず、結局墓地に落ちてしまうことも。他の[[ゼニス]]と同じく[[《陰謀と計略の手》]]や[[《執拗なる鎧亜の牢獄》]]にも気を付けたい。

-[[【星龍ライベルモット】]]が成立すると展開補助手段として使われるようになった。[[《引き裂かれし永劫、エムラクール》]]を使って雑にワンショットしたり、並べたクリーチャーを[[《終末縫合王 ミカドレオ》]]のエクストラウィン能力で参照したりするのが主な用途。

-[[【ミラクルとミステリーの扉】]]の現役時代、好みに合わせて投入された。

**背景ストーリーにおいて [#weae8c9f]
-[[背景ストーリー]]では[[ゼニス]]のリーダー格であり、クリーチャー達が持つ「自分こそが一番」と言う思念が集まり生まれた存在。
だが[[鬼丸>《黄金世代 鬼丸「爆」》]]との死闘の結果、鬼丸との間に友情を結び[[真実の名>《真実の名 ラララ・ライオネル》]]に目覚め、それを裏切りと判断し処刑しようとする他の[[ゼニス]]と交戦することとなる。
そうした中で感情が芽生え[[光>《真実の名 ホワイト・オブ・ライオネル》]]の姿へと変化するが、その反動で[[闇>《偽りの星夜 ブラック・オブ・ライオネル》]]の姿も誕生する。

-伊原しげかつ氏によって描かれた[[背景ストーリー]]漫画『STORY OF DUEL MASTERS』のうち、エピソード2に相当する「〜覇王鬼丸伝編〜」では、第1話にて登場。
あらゆる存在を無に帰す絶大な力「絶無」を振るうも、鬼丸が[[《問答無用だ!鬼丸ボーイ》]]の姿から[[《黄金世代 鬼丸「爆」》]]へと[[進化]]を遂げたことで、「王鬼の爆剣」により両断された。
しかし肉体を失うも中枢である[[トライストーン]]として魂は残っており、ゼニスの本拠地である[[ニルヴァーナ・ゼニシア>《Dの頂点 ニルヴァーナ・ゼニシア》]]へと[[飛び去った>エターナル・Ω]]。
その後第4話で鬼丸と対面するも、その身は既に[[修羅丸>《真実の名 修羅丸》]]に討たれており、再戦を果たせぬ無念を告げながら崩れ落ちた。
しかし、最終話において自身の本当の願いが「ゼロの世界ではなく、戦士として誇り高く戦う」ことに気付いたために鬼丸が形見として拾った[[トライストーン]]の欠片から真実の魂と肉体を得た[[ライオネル・フィナーレ>《「獅子」の頂 ライオネル・フィナーレ》]]として復活。
自身と同じように真実の名に目覚めたアンノウンを率い、鬼丸と共に[[《「無情」の極 シャングリラ》]]と戦った。

-[[デュエチューブ]]では[[Deadman]]が「複数の個体が1つの『俺』という意識で統一されていたことが(教典によってオラクル達に)語られている」「これ7人いるけど全部『俺』。なのでオラクル全体の方針としては理想的な存在」と解説している。但しこの教典自体、[[サファイア・ペンダット]]の介入によって改竄されているため、オラクル側からは真偽が分からない。[[参考>https://www.youtube.com/watch?v=ZJ46l-zFOCs]]

**メディアでの活躍 [#hf4fbcb5]
-「マンガでわかるE2」ではアツトがユウ戦で使用。S・トリガーで[[《「命」の頂 グレイテスト・グレート》]]をコストを踏み倒し、ユウを追い詰めるも[[《鬼無双 カイザー「勝」》]]のガチンコ・ジャッジによって破壊された。

-アニメ「ビクトリーV」および漫画「ビクトリー」では[[百獣 レオ]]が使用。

**その他 [#t78b07bc]
//-登場当初は[[ゼニス]]を持つ、並びに[[無色]]の[[クリーチャー]]の中では珍しい[[常在型能力]]持ちだった。他には[[《「祝」の頂 ウェディング》]]などが存在する。
//そもそも無色ゼニスの代名詞であるエターナル・Ωが常在型能力だし、置物効果持ちゼニスも《「戦慄」の頂 ベートーベン》(エターナル・Ω付与)がわりとすぐ出てる

-DASHTVや[[タカヤマトシアキ氏のサイト>https://twitter.com/tata_takayama/status/1618549392340045825]]を見るとライオネルの鬣が金髪になっている。無色のイメージカラーである白を強調するために途中で変更になったのだろう。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#a3467113]

|「俺」の頂 ライオネル VIC  無色 (10)|
|クリーチャー:アンノウン/ゼニス 13000|
|ビクトリーアイコン|
|ブロッカー|
|召喚によってバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。その後、自分のランダムなシールドをひとつ見る。そのシールドを自分の手札に加えてもよい。|
|自分の手札に加えるシールドカードすべてに「S・トリガー」を与える。|
|T・ブレイカー|
|エターナル・Ω|

[[DMPP-18]]で実装。

[[cip]]での[[シールド回収]]対象は、[[《ラッキー・ダーツ》]]の変更と同じく相手ではなくゲームが選ぶようになった。また、中身を見て手札に加えるかシールドとして残すか決められるようになった。

TCG版では、手札に加えない場合はその中身を知ることもできなかったため、[[情報アドバンテージ]]の点で強化と言える。TCG版では起こり得た、誤って[[《DNA・スパーク》]]などの強力な[[S・トリガー]]を回収してしまう事故は起きない。

-Twitterでの初公開時は、[[cip]]能力が以下のテキストだった。
|召喚によってバトルゾーンに出た時、''自分のシールドが9つ以下なら、''自分の山札の上から1枚目をシールド化する。その後、自分のランダムなシールドをひとつ見る。そのシールドを自分の手札に加えてもよい。|
[[《英霊王スターマン》]]などと同様に溢れてしまう分をシールド化しない配慮であったが、シールド回収の能力が「[[その後]]」で結ばれているため、「『その後』の前の文が条件を指定していた場合」に該当し、このテキストではシールドが10枚の場合回収もできない。
テキスト修正により、シールドが10枚ある場合は、山札を無用に削ることにはなるが、シールド回収が無条件で実行できるようになった。

-[[DMPP-18]]のライオネル関連のカードでは、前述の「複数の個体が1つの『俺』という意識で統一されていた」という設定に基づいたフレーバーテキストが多数追加されている。ゼニスは何かしらの矛盾を抱えるという設定があるが、このことから察するに《「俺」の頂 ライオネル》の矛盾は「俺が一番という意識の化身でありながら、その『俺』が複数いる」ことだと思われる。

-[[メインストーリー]]や[[デュエマシティの日常]]にも登場している。詳細は[[ライオネル>ライオネル#character]]を参照。

**関連カード [#k03ef523]
-[[《偽りの名 オレオレ・ライオネル》]]
-[[《真実の名 ラララ・ライオネル》]]
-[[《真実の名 ホワイト・オブ・ライオネル》]]
-[[《偽りの星夜 ブラック・オブ・ライオネル》]]
-[[《「獅子」の頂 ライオネル・フィナーレ》]]
-[[《獅子頂龍 ライオネル》]]
-[[《「獅星」の頂 ザ・ライオネル》]]
-[[《「俺」の頂 ライオネル GS》]]
-[[《終末縫合王 ミカドレオ》]]
-[[《暗獅連結 グレイテスト・ネルザ》]]
-[[《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》]]
-[[《「俺獅」の頂天 ライオネル》]]
-[[《獅子英雄 ライオネル・モモキング》]]

-[[《星龍パーフェクト・アース》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#aff1f61e]
-[[DMPP-18]]&br;'''俺の頂天に立つ者、それが「俺」の頂なり。'''
-[[DM23-EX3]]&br;'''[[おのれ>《「俺獅」の頂天 ライオネル》]]を貫き、[[ゼロ>ゼロ文明]]の呪縛から逃れた[[ゼニス]]。'''

**収録セット [#xa8a6a3b]
***[[デュエル・マスターズ]] [#s6c84cbd]
-illus.[[Toshiaki Takayama]]
--[[DMR-05 「エピソード2 ゴールデン・エイジ」>DMR-05]](V1/V3)
--[[DMX-25 「ファイナル・メモリアル・パック 〜E1・E2・E3編〜」>DMX-25]](V4/V12)
--[[DMBD-06 「クロニクル・レガシー・デッキ2018 至高のゼニス頂神殿」>DMBD-06]](3/19)
--[[DM23-EX3 「アビス・レボリューション 外伝 邪神と水晶の華」>DM23-EX3]](TR6/TR15)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#ef6a1de6]
-CV:[[渡辺紘]]
-illus.[[Toshiaki Takayama]]
--[[DMPP-18 「ゴールデン・ビクトリー -天頂開戦-」>DMPP-18]]

**参考 [#offf37b3]
-[[アンノウン]]
-[[ゼニス]]
-[[ブロッカー]]
-[[召喚]]
-[[cip]]
-[[山札の上]]
-[[シールド追加]]
-[[シールド回収]]
-[[シールドカード]]
-[[S・トリガー]]
-[[付与]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[エターナル・Ω]]
-[[ビクトリー]]
-[[DASHゴールデンリスト]]
-[[無色]]
-[[ライオネル]]

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