#author("2024-08-16T21:46:29+09:00","","") #author("2024-09-14T18:27:27+09:00","","") *《「&ruby(ひつぜん){必然};」の&ruby(いただき){頂}; リュウセイ/「オレの&ruby(しょうり){勝利};だオフコース!」》 [#top] |「必然」の頂 リュウセイ SR 火文明 (10)| |クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ジャイアント・ハンター/ゼニス 12000| |''G・ストライク''| |''T・ブレイカー''| |自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。| |各ターンに一度、自分がゲームに負ける時、かわりに自分のハンターを1つ破壊してもよい。| |BGCOLOR(#ccd):| |「オレの勝利だオフコース!」 SR 火文明 (6)| |呪文:ジャイアント・スキル| |相手のクリーチャー1体につき、この呪文を唱えるコストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。| |パワー4000以下のクリーチャーをすべて破壊する。| [[DM23-EX1]]で登場した[[火]]の[[レッド・コマンド・ドラゴン]]/[[ジャイアント・ハンター]]/[[ゼニス]]と[[火]]の[[ジャイアント・スキル]][[呪文]]の[[ツインパクト]]。 クリーチャー側の《「必然」の頂 リュウセイ》は自軍全員[[スピードアタッカー]]化、そして、1ターンに1度だけ自分のハンターを犠牲にして[[敗北回避]]する能力を持つ。 呪文側の《「オレの勝利だオフコース!」》は4000全体火力に[[コスト軽減]]が付いたもの。 [[《サウザンド・スピア》]]に相手のクリーチャーの数分の[[コスト軽減]]能力がついたスペックである。この手の呪文は、除去したい相手のクリーチャーがいる時に唱えるものであるため、実質5マナ以下の[[呪文]]として使える[[《ミリオン・スピア》]]の[[完全上位互換]]。4マナで2体[[破壊]]できれば元は充分取れており、3マナ以下で唱えられる機会も少なくはないだろう。そのため、自分のクリーチャーを破壊する[[スーサイド]]で使うことも視野に入る。それでいて[[名目コスト]]は6なため、[[《超球の超人》>《超球の超人/父なるタッチダウン》]]や[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]の効果を受けない。 このカード1枚の存在によって、それまで全体除去が飛ぶ6マナ域に到達する前まで安心して溜めることができた[[【速攻】]]は、相手のマナ数+自軍の盤面の総数が6になった瞬間この呪文に怯えることを強いられる状況となった。しかも見切り発車するプランにも、クリーチャー側の[[G・ストライク]]が[[刺さる]]二段構えとなっている。 登場時の環境だと[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]と[[【緑単オービーメイカー】]]に刺さる。これらのデッキなら1マナで唱えられる状況もざらにあり、相手のフィールドをほぼ壊滅まで追い込める。[[《十番龍 オービーメイカー Par100》]]下でも[[プレイ]]できる、クリーチャーのみしか対象としないコスト軽減メタは無効という点も比較対象の[[《メガ・マグマ・ドラゴン》]]や[[《ボルシャック・スーパーヒーロー》>《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》]]には無い利点。 呪文側を無視して考えれば、火単色コスト10クリーチャーの時点で「出せばゲームに勝つ」ほどの性能が求められる(([[《超銀河竜 GILL》]]のまとめを参照))のだが、出すだけでは自身や味方で行うシールドブレイクと[[《不敗のダイハード・リュウセイ》]]の劣化気味の[[敗北回避能力]]しかないので力不足と言わざるを得ない。しかし、呪文側のおまけとして見れば、[[ドラゴン]]・[[コマンド]]・[[ハンター]]や[[パワー12000以上]]、[[ツインパクト]]や[[《巨大設計図》]]との連携ができる上に[[G・ストライク]]まで付いているので入るデッキはかなり多いだろう。 **他のカード・デッキとの相性 [#m38973c3] -残念ながらハンター呪文ではないため、[[《「勝利」の頂 カイザー「刃鬼」》]]の[[W・メクレイド]]で唱えることができない。先にメタを焼きつつ別のクリーチャーを着地させるプレイングは不可能。 -最大限活かすなら、[[《「勝利」の頂 カイザー「刃鬼」》]]と組み合わせると良い。その場合、まず[[ツインパクト]]で使い分けができることに加え、[[G・ストライク]]で気持ち程度の受け札になりながら[[W・メクレイド]]の当たりを増やせるという意味で役に立つ。ついでに[[ハンター]]繋がりでデッキに入る[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]が先に出ていれば1体の[[コスト軽減]]で6マナ召喚できるようになるなど、他の火単色コスト10と差別化することは不可能ではない。 --特に[[スピードアタッカー]]付与は[[ジャストダイバー]]を持つ[[《「勝利」の頂 カイザー「刃鬼」》]]には非常に嬉しい効果である。[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]や[[《閃光のメテオライト・リュウセイ》]]などのハンターと選択でぜひ入れたいところ。 -[[【青赤緑モルトNEXT】]]では呪文側を[[コスト軽減]]して唱え、[[ウィニー]]を一掃した上で[[《「助けて!モルト!!」》>《炎龍覇 グレンアイラ/「助けて!モルト!!」》]]で走り出す、という[[上振れ>振れ幅]]がある。 クリーチャー側はおまけに近いが[[《爆銀王剣 バトガイ刃斗》]]で出せることもある。 -[[【アマテラス・キリコ】]]では[[《神歌の歌姫 アマテラス・キリコ》]]で呼び出せる[[スピードアタッカー]]化手段にして[[コスト踏み倒しメタ]]対策ということで相性が良い。 **環境において [#a4f08a95] [[アドバンス]]では[[DM23-EX1]]発売日にこのカードを2枚採用した[[【青赤緑モルトNEXT】]]が[[CS>チャンピオンシップ]]優勝に輝いた。[[《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》]]は全抜きし、[[コスト踏み倒しメタ]]の処理はこのカードの呪文側と[[4枚積み]]の[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]に任せる構成だった。 [[オリジナル]]でもDM23-EX1発売日にこのカードを4枚採用した[[【青赤緑ブランド <NEXT.Star>】>【青赤緑モモキングRX】]]がCS(ただし32人規模)3位入賞を果たした。こちらも[[《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》]]は不採用。 【ガイアッシュ覇道】系統や[[【メクレイド刃鬼】]]などの[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]採用型基盤の場合、[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]での[[コスト軽減]]を活用する形でクリーチャー側をフィニッシュまでを凌ぐための延命手段や溜めるプランに使えないこともない。 [[《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》]]と入れ替わりになった理由としては、コスト軽減による取り回しの良さもさることながら、やはり[[G・ストライク]]で[[防御札]]になることが大きいか。また、[[《爆銀王剣 バトガイ刃斗》]]で踏み倒した場合のリターンの大きさもあちらにはない利点。コスト10のクリーチャーの能力としては若干控えめだが、[[《爆銀王剣 バトガイ刃斗》]]でついでのように出せるケースがあるなら話は別ということである。デッキの[[汎用性]]を損なわないスピードアタッカー化手段自体が貴重なのも大きく、それまでは[[汎用性]]や[[カードパワー]]に難のあるものが大半であり、[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]ですら年々進む[[インフレ]]によって[[パワーカード]]枠から外れていた。 [[《百鬼の邪王門》]]や、[[《邪神M・ロマノフ》]]などを使う除去・カウンター主体の【青黒赤サガ】においても、早速コスト踏み倒しメタ対策として投入されるに至った。[[ハンター]]であることを買われてか[[オリジナル]]の[[【カイザー「刃鬼」】]]でも早々に結果を残している。 『[[超CSV in 大阪>超CS]]』(オリジナル)準優勝の【青黒赤サガ】にも2枚投入されていた。 ただ、[[DM23-BD1]]発売から3週間程度が経過したアドバンスでは、元々[[【緑単オービーメイカー】]]と[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]程度にしか刺さらなかった上にそれらがあまり環境に存在しないようになり、特に[[【緑単オービーメイカー】]]にはまとまった数を採用しないと早期に手札に構えられないこともあって、採用を見送るケースも散見されるように。 状況次第での[[実質コスト]]の違い、除去範囲の差から、[[マジック]]サポートが受けられる[[《Napo獅子-Vi無粋/♪オレの歌 聞けよ聞かなきゃ 殴り合い》]]が既に他にあるにもかかわらず[[【青赤マジック】]]に1枚積みされるケースも。 [[DM23-EX2]]で[[【白青赤退化】]]が大幅強化されて環境に復帰すると、[[《頂上混成 ガリュディアス・モモミーズ'22》]]の溜めるプランのサポートとして除去に使われるようになった。この頃にはスーパーサブ枠となっていた[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]で呼び出せる範囲内であるのも魅力。 「[[全国大会2023>公式大会]]」準優勝の[[【赤黒緑アビス】>【黒緑アビス】]]にも3枚採用された。 -[[殿堂ゼロデュエル]]でも使われる。登場以降[[《飛翔龍 5000VT》]]と共にアンフェア[[即死コンボ]]とメタコントロールの2強環境に風穴を開けており、フェアデッキがある程度戦える環境を作っている。 **サイクル [#cycle] [[DM23-EX1]]の[[ジャイアント・ハンター]]/[[ゼニス]]と[[ジャイアント・スキル]]の[[ツインパクト]][[サイクル]]。[[エピソード1]]の[[ビクトリー]]を持つ[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]がモチーフ。 -[[《「合体」の頂 アクア・TITAAANS/「必殺!ジェット・カスケード・アタック!!」》]] -''《「必然」の頂 リュウセイ/「オレの勝利だオフコース!」》'' -[[《「根性」の頂 メチャデ塊ゾウ/「大親分、ここにあり!」》]] **関連カード [#card] -[[《オフコース・カイザー「龍」》]] -[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]] -[[《不敗のダイハード・リュウセイ》]] -[[《メガ・マグマ・ドラゴン》]] -[[《サウザンド・スピア》]] //**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text] //-[[]]&br;'''''' **収録セット [#pack] //***[[デュエル・マスターズ]] [#dm] -illus.[[Norikatsu Miyoshi]] --[[DM23-EX1 「大感謝祭 ビクトリーBEST」>DM23-EX1]](10/84) -illus.[[キッカイキ]] --[[DMART-19 「神アート RPD-ロールプレイングデュエマ リュウセイ・カイザーが転生したら勇者だった件」>DMART-19]](1/5) -illus.[[Norikatsu Miyoshi]]/[[Momoka Ito]] --[[DM24-RP3 「王道篇 第3弾 ゴールド・オブ・ハイパーエンジェル」>DM24-RP3]](TR/TR9) **参考 [#reference] -[[ツインパクト]] -[[レッド・コマンド・ドラゴン]] -[[ジャイアント・ハンター]] -[[ゼニス]] -[[G・ストライク]] -[[T・ブレイカー]] -[[スピードアタッカー]] -[[敗北回避]] -[[ハンター]] -[[破壊]] -[[ジャイアント・スキル]] -[[コスト軽減]] -[[火力]] -[[リュウセイ]] &tag(ツインパクト,クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト10,レッド・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,ジャイアント・ハンター,ジャイアント,ハンター,ゼニス,パワー12000,G・ストライク,T・ブレイカー,スピードアタッカー付与,無条件全体スピードアタッカー付与,各ターンに1度だけ,敗北回避能力,ハンターサポート,スーサイド,ジャイアント・スキル,コスト6,コスト軽減,火力,全体火力,パワー4000以下,除去,全体除去,破壊,全体破壊,リュウセイ,SR,スーパーレア,Norikatsu Miyoshi,キッカイキ); &tag(ツインパクト,クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト10,レッド・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,ジャイアント・ハンター,ジャイアント,ハンター,ゼニス,パワー12000,G・ストライク,T・ブレイカー,スピードアタッカー付与,無条件全体スピードアタッカー付与,各ターンに1度だけ,敗北回避能力,ハンターサポート,スーサイド,ジャイアント・スキル,コスト6,コスト軽減,火力,全体火力,パワー4000以下,除去,全体除去,破壊,全体破壊,リュウセイ,SR,スーパーレア,トレジャー,銀トレジャー,Norikatsu Miyoshi,キッカイキ,Momoka Ito);