#author("2023-08-19T15:24:50+09:00","","") #author("2024-05-12T15:16:21+09:00","","") *《「&ruby(こぶし){拳};」の&ruby(いただき){頂}; デシブコ・グーチーパ》 [#top] |「拳」の頂 デシブコ・グーチーパ VR 無色 (11)| |クリーチャー:アンノウン/ゼニス/スペシャルズ 21000| |Q・ブレイカー| |各ターンに一度、ジャンケンで負ける時、かわりに勝ったことにしてもよい。| |このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、相手と5回ジャンケンする。そのすべてに勝てば、自分はゲームに勝つ。 | |自分のクリーチャーがバトルに負ける時、相手とジャンケンしてもよい。自分が勝ったら、そのクリーチャーはそのバトルに勝つ。| |エターナル・Ω| [[DMEX-03]]で登場した[[無色]]の[[アンノウン]]/[[ゼニス]]/[[スペシャルズ]]。 [[ターン]]中一度だけ、[[ジャンケン]]の結果を書き換える[[能力]]を持つ。これにより、その下にある[[能力]]を運用しやすくなっている。 自分の[[クリーチャー]]が[[バトル]]に負ける時、[[ジャンケン]]に勝てばバトルに勝てるという[[常在型能力]]を持つ。 バトルした際に自分のクリーチャーが50%の確率で生き残る能力とも取れる。2番目の能力を使用すれば1回だけ100%勝てるので、[[《無敵城 シルヴァー・グローリー》]]同様小型クリーチャーを並べてからこのクリーチャーを[[バトルゾーン]]に出すと相手は[[攻撃]]しづらくなる。 しかし、最大の目玉は[[召喚]]時限定の[[cip]]。''ジャンケンに5回すべて勝てば[[エクストラウィン]]''というゼニスらしい非常に豪快な能力を持つ。 [[cip]]でエクストラウィンできる確率は3/16=18.75%(2番目の能力を適用できる場合)と非常に低いが、どんなに不利な状況でも、[[山札]]が残り1枚でも、[[召喚]]して[[ジャンケン]]にさえ勝てば[[エクストラウィン]]できる。 似た能力を持つ[[《JK神星シャバダバドゥー》]]と比べると、あちらは生き残りさえすれば勝利の賭けを毎ターン仕掛けることが出来るが、この[[クリーチャー]]は[[召喚]][[cip]]で直接勝利を狙えるので即効性があるのが違いであり強み。 重くて難しいが、[[エターナル・Ω]]を活用すればこのクリーチャーでも何度も挑戦できる。 もし真剣勝負に使うならパワー12000以上の無色であることを活かして[[【ゲイル・ヴェスパー】]]に入れると良い。【ゲイル・ヴェスパー】なら4体並べることも非現実的ではなく、後述のルールもあってそこそこ戦える。 **ルール [#rule] ***[[ジャンケン]]の処理について [#y3d6d6ed] [[デュエル・マスターズ]]における[[ジャンケン]]は「勝敗が決まるまでやって1回」となる。あいこは回数にカウントされない。 -ただし、「ジャンケンでグーを出した時」等の能力は、その手を出した回数[[誘発]]する。つまり、あいこの場合でも[[誘発]]する。 ***2番目の能力について [#he505e16] この能力は、[[ゲーム]]中行われるあらゆる[[ジャンケン]]の結果に適用できる。[[《S・マネーキ》]]の[[置換効果]]によって行った[[ジャンケン]]の結果にも適用できる。 -この能力は、この能力を持つ[[カード]]1枚につき1回適用できる。 -この能力を適用した場合、相手は[[ジャンケン]]に負けたことになる。しかし、[[置換効果]]は連鎖しないので、この能力をさらに適用することはできない。 --相手のこのクリーチャーの3番目の能力に対して適用すると、相手の[[エクストラウィン]]は必ず阻止される。 //自分がジャンケンに負ける時にしか適用できない。そう解釈しなければ、3番目の能力は、必ずどちらかのプレイヤーがジャンケンに勝つため、必ず条件達成されることになる。 ***3番目の能力について [#a4e55f76] あいこは[[ジャンケン]]回数にカウントされないので、あいこを挟んで5連勝しても[[エクストラウィン]]達成となる。 -このクリーチャーを4体並べた状態でこの能力を使うと、2番目の能力により「5連敗しなければ[[エクストラウィン]]達成」となる。その達成確率は31/32(96.875%)。ここまでして勝てなかったら泣いていい。 -「このクリーチャーを[[召喚]]して出す」[[無限ループ>ループ]]を証明できた場合、「[[ループ]]に[[ランダム]]要素が加わった際には最も望む結果まで省略することができる」ルールにより、[[エクストラウィン]]条件を達成した時点まで処理を省略できる。(2019年3月2日正式回答) -[[デュエパーティー]]においては、[[プレイヤー]]を1人指定して、そのプレイヤーと[[ジャンケン]]を5回行う。 ***4番目の能力について [#l6c87bb8] [[置換効果]]ではないにも拘らず、現在進行系の出来事を改変してしまう珍しい効果である。他には[[《オラマッハ・ザ・ジョニー》]]の「相手が呪文を唱えた時」などに存在する呪文[[打ち消し]]が該当し、そちらも即座に出来事を非[[置換効果]]で改変する。 この能力は、自分の[[クリーチャー]]が[[バトル]]に負けるイベントに対して、この能力を持つ[[カード]]1枚につき1回だけ適用できる。つまり、このクリーチャーが4体並んでいれば、自分の[[クリーチャー]]が1回[[バトル]]に負けるたびに4回まで[[ジャンケン]]できる。 -自分のクリーチャー2体で[[バトル]]した時も、この能力を適用できる。[[相打ち]]なら、それぞれ別のイベントとして扱うので、同じ[[カード]]の能力を適用できる。相打ちでない場合は、負ける側のクリーチャーに対してこの能力を適用し、バトルに勝つことになれば、他方のクリーチャーが負けることになる。そうしたら、後述の理由から、新たに負けることになったクリーチャーに対してもこの能力を適用できるため、同じカードの能力を適用できる。 -[[相打ち]]の場合、[[ターン・プレイヤー]]の[[カード]]の能力から順に適用する。 -この能力によって[[バトル]]結果が変更された場合、もう一方の[[バトル]]結果は、「バトルに勝つ」[[効果]]が適用されていなければ、変更される。変更前が[[相打ち]]でなかった場合、新たに発生するイベントとして扱い、新たにこの能力を適用できる。 --[[すべてのバトルに勝つ]]クリーチャーとの[[バトル]]に対してこの能力を適用し、[[ジャンケン]]に勝った場合、両方とも[[バトル]]に勝つ。 --ここで言う「バトルに勝つ」[[効果]]は、[[すべてのバトルに勝つ]]効果だけでなく、この能力によって[[バトル]]結果を変更する[[効果]]も含まれる。 この能力によって[[バトル]]結果が変更された場合、それ以上変更されることはない。 #region2(総合ルール115.3c){{ >>115.3c バトルに勝つという能力を持つクリーチャーはパワーに関係なくバトルに勝ち、相手のクリーチャーはバトルに負けます。双方がバトルに勝つ能力を持っていた場合、お互いにバトルに勝ち、バトルに負けたクリーチャーは存在しません。 }} -[[デュエパーティー]]においては、1回[[ジャンケン]]するたびに、新たに[[プレイヤー]]を1人指定して、その[[プレイヤー]]と[[ジャンケン]]を行う。 [[バトル]]相手の[[クリーチャー]]の持ち主を指定する必要はない。能力の適用条件に「相手」の指定が無いため。 **その他 [#other] -既存の[[ジャンケン]]カードと組み合わせる事で強力なシナジーを発揮する。[[《JK兜パッパラ・ベンケイ》]]などを置けば、こちらの[[cip]]でのジャンケンの度に心理戦を仕掛けつつ能力の発動も狙える。[[《JK大バクチ》]]では確実に[[クリーチャー]]数を倍増させられる。こうしたコンボ目的でデッキを組むのであれば、召喚時cipを利用せず積極的にコストを踏み倒すのも手である。 -実際にはほぼ起こり得ないが、相手の[[ジャンケン]]カードに対しては、[[ジャンケン]]に勝てなくする[[メタカード]]として機能する。 -[[パワー]]21000を誇り、[[ジョークカード]]の[[《「我」の極 エゴイスト》]]を除けば[[《「終」の極 イギー・スペシャルズ》]],[[《「命」の頂 グレイテスト・グレート》]]と並んで長年[[ゼニス]]トップだった。[[DMEX-16]]で[[《黒智縫合 レディオブ・ローゼルド》]]が登場してからはその地位を明け渡した。 -元ネタは応募期間と重なる2017年秋頃にSNSで拡散された「拳で抵抗する21歳」。名前を逆さ読みすると「コブシデ」、またイラストのポーズと拡散された動画内のポーズが一致する。さらにパワー21000、応募ハガキに書かれた「お互いのマナゾーンに置いてあるカードの枚数の合計が21枚ぴったり」という記述など、なかなか芸が細かい。なお、一般人をネタにした動画のパロディが大賞を受賞し、カード化までされてしまったことは一部で物議を醸したことを書き添えておく。 --「グーチーパ」とは応募ハガキによると「グーとしてもパーとしてもチョキとしても扱う」、つまり必ずジャンケンに勝つ手のこと。ジャンケンにおけるローカルルールのひとつと思われる。実際のカードでは2番目の能力に反映されている。 --イラストでグー・チョキ・パーをしている3体の配色はセガのアーケードゲーム「恐竜キング」や「ムシキング」を彷彿とさせる。 **関連カード [#card] -[[《JK神星シャバダバドゥー》]] -[[《超絶奇跡 鬼羅丸》]] **収録セット [#pack] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[hatapug]] -Design.木多健太 --[[DMEX-03 「ペリッ!!スペシャルだらけのミステリーパック」>DMEX-03]] --[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」>DMEX-08]](267/???) **参考 [#reference] -[[アンノウン]] -[[ゼニス]] -[[スペシャルズ]] -[[Q・ブレイカー]] -[[ジャンケン]] -[[置換効果]] -[[召喚]] -[[cip]] -[[エクストラウィン]] -[[バトル]] -[[エターナル・Ω]] ----- [[公式Q&A]] >Q.''《「拳」の頂 デシブコ・グーチーパ》''が2体います。このクリーチャーを召喚してバトルゾーンに出して5回ジャンケンする時、負けを2回勝ちに変えることができますか? A.はい、できます。各ターンに一度ジャンケンに負ける時勝ったことにできる能力は、いつのジャンケンという指定がないので好きなタイミングのジャンケンに適用できます。また、5回ジャンケンする能力はジャンケンの結果が置き換えられてもジャンケンそのものは置き換えられていないので同じ能力を複数回置き換えられないルールにはあたりません。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31808]] (2019.7.2) &tag(クリーチャー,無色,コスト11,アンノウン,ゼニス,スペシャルズ,パワー21000,Q・ブレイカー,ジャンケンで負ける時,置換効果,召喚限定cip,cip,ジャンケン,エクストラウィン,バトルに負ける時,すべてのバトルに勝つ,エターナル・Ω,・,VR,ベリーレア,hatapug);