#author("2023-03-05T23:44:10+09:00","","")
#author("2023-03-06T21:28:00+09:00","","")
*《インビンシブル・ナーフ》 [#l48dc8f3]

|インビンシブル・ナーフ P 火文明 (13)|
|呪文|
|5メートル以上離れた場所から、相手のシールドをナーフガンで5回射つ。ダーツが当たるたび、そのシールドを持ち主の墓地に置く。|

[[DMEX-08]]で登場した[[火]]の[[呪文]]。

5メートル以上離れた場所から相手の[[シールド]]に向かって''ナーフガンを5回打ち''、ダーツが当たったシールドを[[焼却>シールド焼却]]する。

4回以上ダーツを当ててようやく[[《インビンシブル・フォートレス》]]を上回る[[コストパフォーマンス]]となる。



-[[ナーフ]](Nerf)とは、イラストにも登場している玩具の銃であり、ウレタン製で先に樹脂で出来た弾頭の付いたダーツと呼ばれる弾丸を発射する。
なお、ゲーム界隈では、下方修正されることを意味するスラングとして「ナーフされる」というものがあり、これは「普通の銃がナーフガンになってしまうような弱体化」と言う意味合いである。
元々はMMORPGやFPSのプレイヤーの間で使われていた言葉だが、DCGにこの言葉が輸入されたことから日本語圏でも広く知れ渡るようになった。
発売元は[[Wizards of the Coast]]の親会社である[[Hasbro]]で、日本では2018年3月まで[[タカラトミー]]が販売していた((以降はHasbroの日本法人であるハズブロジャパン))。いずれもデュエル・マスターズとの関係が深い企業である。
--このカードの直接的な元ネタも、おそらく[[Magic:The Gathering]]に登場するプロモーションカード[[《Nerf War》>http://mtgwiki.com/wiki/Nerf_War]]だろう。
--効果は「相手の山札に向かって弾切れになるまでナーフガンを撃ち、山札から弾き飛ばされたカードを墓地に置き、その数の半分だけ相手にダメージ」というもの。直接火力と山札破壊を兼ね備えており、《インビジブル・ナーフ》よりも豪快な効果である。

-[[シールド]]を[[シールドゾーン]]から離す手段がこれしかない[[デッキ]]同士で戦う限定戦は、このカードを使った楽しみ方の1つ。狙いをつけやすいようにするために便宜上アルティメット・シールドセットを使うのも良いだろう。

**使用するにあたっての注意 [#j5f7b88c]

-[[ゲーム]]に関係の無い道具を使用するため、[[公認グランプリ]]や[[チャンピオンシップ]]などの競技性の高い大会では使用不可能。その他の大会でも、使用禁止になることはあるため、使用したいときは大会のルールをきちんと確認すること。

-大会が禁止していない限りは使用できるカードではあるが、それゆえにモラル的な問題が生じてしまう。あらかじめ了解があるならともかく、いきなり相手がこの呪文を唱えて、自分のカードにダーツを撃ってくるというのは快く思わない者も多いだろう。特にそのプレイヤーが自分の好きなキャラクターの[[スリーブ]]などを付けていた場合は、嫌悪感を抱かせてしまう恐れもある。
--対策としては、代用カードを使うことが挙がられる。代用カードの使用はルールに反しているだろうが、特別な処置として認めてくれないジャッジはいないだろう。いたらぶっ飛ばす。
//--対策としては、代用カードを使うことが挙げられる。代用カードの使用はルールに反しているだろうが、特別な処置として認めてくれないジャッジはいないだろう。

-当然だが、両プレイヤーが別々の場所で対戦する[[リモートデュエマ]]をする場合や、会場にパーテーション(感染対策の仕切り窓)が設けられている場合は、物理的な問題でこのカードは使えない。
-両プレイヤーが別々の場所で対戦する[[リモートデュエマ]]をする場合や、会場にパーテーション(感染対策の仕切り窓)が設けられている場合は、物理的な問題でこのカードは使えない。

-5メートル離れ、しっかりとシールドを狙えるスペースも必要なため、普通の家だと中々スペースを確保しづらい。使用する際は、きちんと5m以上の距離を置けるかきちんと確認したいところ。
-5m離れ、しっかりとシールドを狙えるスペースも必要なため、普通の家だと中々スペースを確保しづらい。使用する際は、きちんと5m以上の距離を置けるかきちんと確認したいところ。

-ルール上は定められていないが、撃たれる側は自分のシールドや山札などのカードは放した方がいい。そうしなければ、「当たった」「当たってない」という言い合いになったり、[[山札]]や[[マナゾーン]]のカードなどに当たって盤面がぐちゃぐちゃになることもある。
--使用するナーフが水を使うものの場合、当たらなくても防水スリーブを付けていないカードが濡れる事もあるので注意。

**ルール [#x852d9d6]

-ダーツは相手の[[シールド]]を目標にするよう記載されてはいるが、当たった[[シールド]]自体がどちらのものであるかは問われない。万一自分のシールドに当たってしまったとしても、問答無用で焼却されてしまう。
--後述の公式動画でも自分のシールドに誤って当ててしまい焼却しているシーンがある。

-当然だが、他で対戦しているプレイヤーのシールドに当たってもそのシールドは墓地に置かれない。
-他で対戦しているプレイヤーのシールドに当たってもそのシールドは墓地に置かれない。
--もし、大会でわざと隣で対戦している相手のシールドを目がけて撃つような行為を行えば、妨害行為と見なされて退場になる可能性がある。

//-[[要塞化]]した城は、[[シールドカード]]ではないので当たっても要塞化しているシールドは焼却されない。
//--極端な話、自分の全シールドを要塞化した城を設置すれば《ナーフ》による焼却の危険もなくなる。

**テクニック [#m23a4518]
-相手のシールドから5m離れていればいいので、自分のシールドとは距離が近くても問題ない。そのため、零距離から自分のシールドを確実に撃つことができる。
--とはいえ自分のシールドと相手のシールドが5m離れていることは基本的にありえないため、至近距離で撃ち込むには呪文解決の際にシールドを都合のいい位置に動かすというグレーな行為が必要になる。
--カードの効果解決前に特定のゾーンにあるカードを動かすことについては[[《Treasure cruise》]]が詳しい。

-水平方向に5m離れれば命中が困難だが、垂直方向に5m離れれば弾の軌道が放物線ではなくなるため当てやすくなるだろう。実現可能かどうかは聞かないで下さい。
-水平方向に5m離れれば命中が困難となるが、垂直方向に5m離れれば弾の軌道が自由落下となるため当てやすくなるだろう。

**その他 [#zd78564a]
-[[ナーフ]](Nerf)とは、イラストにも登場している玩具の銃であり、ウレタン製で先に樹脂で出来た弾頭の付いたダーツと呼ばれる弾丸を発射する。
なお、ゲーム界隈では、下方修正されることを意味するスラングとして「ナーフされる」というものがあり、これは「普通の銃がナーフガンになってしまうような弱体化」と言う意味合いである。
元々はMMORPGやFPSのプレイヤーの間で使われていた言葉だが、DCGにこの言葉が輸入されたことから日本語圏でも広く知れ渡るようになった。
発売元は[[Wizards of the Coast]]の親会社である[[Hasbro]]で、日本では2018年3月まで[[タカラトミー]]が販売していた((以降はHasbroの日本法人であるハズブロジャパン))。いずれもデュエル・マスターズとの関係が深い企業である。
--このカードの直接的な元ネタも、おそらく[[Magic:The Gathering]]に登場するプロモーションカード[[《Nerf War》>http://mtgwiki.com/wiki/Nerf_War]]だろう。
--効果は「相手の山札に向かって弾切れになるまでナーフガンを撃ち、山札から弾き飛ばされたカードを墓地に置き、その数の半分だけ相手にダメージ」というもの。直接火力と山札破壊を兼ね備えており、《インビジブル・ナーフ》よりも豪快な効果である。

//-[[シールド]]を[[シールドゾーン]]から離す手段がこれしかない[[デッキ]]同士で戦う限定戦は、このカードを使った楽しみ方の1つ。狙いをつけやすいようにするために便宜上アルティメット・シールドセットを使うのも良いだろう。

-デュエマコロシアムでは[[Deadman]]が[[《無限杖 フェニクジャーラ》]]の能力をフルに活用して4回発動した。「事前に練習した」と語っていたが、20発も打って、相手のシールドは2つしか割れず、自分のシールド2つに被弾してしまうという非常に悲しい結果となってしまった。[[《インビンシブル・フォートレス》]]なら間違いなく勝てていただろう。

-デュエマコロシアムでは[[Deadman]]が[[《無限杖 フェニクジャーラ》]]の能力をフルに活用して4回発動した。「事前に練習した」と語っていたが、20発も打って、相手のシールドは2つしか割れず、自分のシールド2つに被弾してしまうという非常に悲しい結果となってしまった。[[《インビンシブル・フォートレス》]]なら間違いなく勝てていたので皆さんあちらを使いましょう。

-「ダーツ」を用い[[《インビンシブル・フォートレス》]]のような[[シールド焼却]]をするというテキストは、[[《ラッキー・ダーツ》]]と《インビンシブル・フォートレス》の[[コンボ]]をモチーフにしていると思われる。
--以前[[DMEX-03]]に《インビンシブル・フォートレス》が再録された際にも、[[フレーバーテキスト]]でこのコンボが言及されていた。

-対面での対戦を前提とした[[カード]]である為、''オンライン大会といった非対面型の対戦だと、ナーフで相手の[[シールド]]を物理的に撃つ事ができず、処理がおかしくなってしまう''。新型コロナウイルス感染症の蔓延によるとばっちりを食らった[[カード]]の1枚である。
//-対面での対戦を前提とした[[カード]]であるため、''オンライン大会といった非対面型の対戦だと、ナーフで相手の[[シールド]]を物理的に撃つ事ができず、処理がおかしくなってしまう''。新型コロナウイルス感染症の蔓延によるとばっちりを食らった[[カード]]の1枚である。
//使用するに当たっての注意の項と重複する

**関連カード [#b1e7fc8f]
-[[《ラッキー・ダーツ》]]
-[[《インビンシブル・フォートレス》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#m8d15bfa]
-[[DMEX-08]]&br;'''警告:[[シールド]]をしっかり狙い、人や動物の目や顔に向けて撃たないでください。怪我や事故を防ぐために、ナーフ用にデザインされたダーツのみ使用してください。ダーツやブラスターを改造しないでください。対戦相手に当たった場合、[[ゲーム]]に敗北する場合があります。'''


**収録セット [#idb6be91]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.(無し)
--[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」>DMEX-08]](138/???)

**参考 [#ha5246d4]
-[[インビンシブル呪文]]
-[[シールド焼却]]

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[[公式Q&A]]

-効果について

>Q.''《インビンシブル・ナーフ》''を唱えた際、射ったダーツが自分のシールドに当たってしまいました。この場合、シールドは墓地に置きますか?
A.はい、墓地に置きます。自分のシールドに当てないよう、上手く狙ってください。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33229]](2020.2.10)

&tag(呪文,火文明,赤単,単色,コスト13,5メートル以上,ナーフガン,シールド焼却,・,P,レアリティなし,イラストレーターなし);