#author("2024-08-14T20:38:55+09:00","","")
#author("2024-10-29T23:57:23+09:00","","")
*《インフィニティ・ドラゴン》 [#hd1ff684]

|インフィニティ・ドラゴン R 火文明 (7)|
|クリーチャー:アーマード・ドラゴン 7000|
|自分のドラゴンがバトルゾーンを離れる時、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。そのカードがドラゴンまたはファイアー・バードであれば、自分のドラゴンはバトルゾーンを離れるかわりにとどまる。|
|W・ブレイカー|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''|

[[DM-22]]で登場した[[アーマード・ドラゴン]]。

自分の[[ドラゴン]]に[[置換効果]]による[[除去]]耐性を持たせる。
かつての[[【連ドラ】]]の[[必須カード]]であり、この[[カード]]の登場以降[[ドラゴン]]の耐久力が大幅に向上した。

運要素が強いがその分[[能力]]は強力で、[[《デーモン・ハンド》]]や[[《地獄門デス・ゲート》]]などの[[破壊]]はもちろん、[[《スパイラル・ゲート》]][[《魂と記憶の盾》]][[《父なる大地》]]など[[墓地]]以外への[[除去]]も防げる。

[[デッキ]]に投入する[[ドラゴン]]と[[ファイアー・バード]]の枚数の目安は合計30枚程度。この[[カード]]が収録された[[構築済みデッキ]]の[[DMC-36]]と[[DMC-49]]には32枚ずつ投入されている。

[[【連ドラ】]]をはじめとした、[[ドラゴン]]の比率が極端に高い[[デッキ]]では考慮に入れたい[[カード]]である。

**ルール [#n6594eb8]
かなり複雑でややこしい[[能力]]なので、対戦相手とは[[ルール]]の解釈において齟齬が無いようにしたい。特に「[[置換効果]]は同じイベントに1つしか適用できない」という原則はしっかりと把握するべきだろう。

//[[山札]]の1番上のカードを墓地に置く処理も「かわりに〜」を含む一文となるので[[置換効果]]の一部として扱われる。例を挙げるなら、
//-[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]や[[《夜露死苦 キャロル》]]をこの[[能力]]で[[山札]]から[[墓地]]に置いても、それらの[[置換効果]]を使用することは出来ない。よって、そのまま普通に[[墓地]]に置かれる。&br;また、[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]や[[《禁術のカルマ カレイコ》]]の[[置換効果]]も発動しない。
//-同時に複数の[[置換効果]]が適用される際、この[[能力]]を先に処理すると、たとえ「バトルゾーンにとどまる」が不発の場合でも、他の[[置換効果]]を使用することは出来ない。また、他の[[置換効果]]を先に処理した場合、この[[能力]]で[[山札]]の一番上を[[墓地]]に置くことは行われない。

----
1.「自分の山札の上から1枚目を墓地に置き〜」という部分は[[置換効果]]の一部に含まれる裁定である(([[《インフィニティ・ドラゴン》と《夢幻界廊 ヴァリアント》の置換効果について>http://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/rulchange-0050]]。リンク切れだがarchive.orgから確認可能))。そのため、この部分には他の[[置換効果]]を適用できない(「[[置換効果]]」参照)。
//例:[[ドラゴン]]である[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]がこのカードの[[能力]]で山札から墓地に置かれる場合、[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]の[[置換効果]]は適用できず、不発となる。

-具体的な処理は以下の通り。
++「自分の[[ドラゴン]]が[[バトルゾーン]]を離れることが予約される。
++それに割り込み自分の[[山札]]の1枚目を公開する。
++公開したカードは通常[[墓地]]に置かれる。それが[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]である場合、「[[置換効果]]は連鎖しない」という[[ルール]]に基づき、そのまま[[墓地]]にとどまる。
++公開した[[カード]]が[[ドラゴン]]または[[ファイアー・バード]]なので、自分の[[ドラゴン]]は[[バトルゾーン]]を離れずにとどまる。

-[[エラッタ]]の以前は、[[墓地]]に送る部分は[[置換効果]]でなかったため、そこに[[置換効果]]を挟むことは可能だった。
//-この部分に[[置換効果]]を適用できるにせよ、''全体では[[置換効果]]の一節として機能する''ため、他の効果に割り込んで処理されることになる。[[置換効果]]でありながら、あたかも[[連鎖]]しているかのような挙動をするので注意。

-[[《夢幻界廊 ヴァリアント》]]や[[《剣豪の覚醒者クリムゾン GENJI・XX》]]の[[置換効果]]もこの[[カード]]と同様の[[エラッタ]]が出され、全ての処理が[[置換効果]]の一部となった。

----
2.[[置換効果]]なので、[[能力]]の[[解決]]の最中にも適用される。
例:[[ドラゴン]]である[[《魔龍バベルギヌス》]]を[[バトルゾーン]]に出して[[自壊]]させる場合、[[破壊]]の直前に[[山札の上]]を確認する。それが[[ドラゴン]]や[[ファイアー・バード]]であれば、[[《魔龍バベルギヌス》]]は[[破壊]]されない。また、この時[[墓地]]に送った[[クリーチャー]]も[[リアニメイト]]できる。

-具体的な処理は以下の通り。
++[[《魔龍バベルギヌス》]]の[[cip]]能力により、[[プレイヤー]]をひとり選ぶ。その[[プレイヤー]]の[[クリーチャー]]を1体選び、破壊されることが予約される。
++対象が自分の[[ドラゴン]]である場合、自分の[[山札]]の1枚目を公開し墓地に置く。
++その[[カード]]が[[ドラゴン]]または[[ファイアー・バード]]であれば、自分の[[ドラゴン]]は[[バトルゾーン]]を離れずにとどまる。そうでなければ普通に[[破壊]]する。
++[[《魔龍バベルギヌス》]]以外の[[進化]]ではない[[クリーチャー]]1体を自分の墓地から[[バトルゾーン]]に出す。

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3.[[置換効果]]の適用は[[強制]]である。
自分の[[ドラゴン]]が[[無限アタッカー]]に[[バトル]]で負け続ける、[[パワー]]を0にされる、など「生き残っても[[破壊]]される」という状況になると、ドラゴンか[[ファイアー・バード]]が出る限り[[置換効果]]の処理を行う。こうなると[[山札]]が減り続け、挙句にその[[ドラゴン]]は[[破壊]]される。極端な話、山札が[[ドラゴン]]と[[ファイアー・バード]]のみの場合はそのまま[[ライブラリアウト]]で敗北してしまう。
-そのため、[[パワー低下]]による[[除去]]には滅法弱く、この[[能力]]を逆手に取られる事もある。[[汎用性]]の高い[[《威牙の幻ハンゾウ》]]あたりには注意しておきたい。特に[[エピソード3]]~[[ドラゴン・サーガ]]以降手軽に-7000以上の[[パワー低下]]をする方法が増えている上に、前述のように[[破壊置換効果]]のついでに[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]での山札回復が不可能になったことも向かい風。

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4.この[[置換効果]]の適用は1度だけである。
[[置換効果]]は単一のイベントに一つしか適用できないというルールがある。よって、この[[置換効果]]を適用しても[[ドラゴン]]か[[ファイアー・バード]]がめくれなければ普通に[[バトルゾーン]]を離れる。[[ドラゴン]]か[[ファイアー・バード]]が出るまで《インフィニティ・ドラゴン》の[[能力]]を繰り返す、ということはない。
-前述の通り[[パワー低下]]に対しては[[能力]]を適用し続けなければならない。[[置換効果]]によって[[バトルゾーン]]にとどまっても、[[パワー]]が0以下なのですぐに「[[破壊]]というイベント」が起こるからである。

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5.同時に他の[[置換効果]]も適用できる場合、どれか1つを選ぶ。
例:自分の[[ドラゴン]]に、[[《真実の王 ヴィオラ・ソナタ》]]や[[《「戦慄」の頂 ベートーベン》]]等による[[バトルゾーン]]を離れることを置き換える[[置換効果]]も付加されている場合、どちらの[[置換効果]]を使用するかを決めることができる。
-そちらの[[置換効果]]を使用した場合、[[山札]]の一番上を[[墓地]]に置く処理は《インフィニティ・ドラゴン》の[[置換効果]]の一部なので行なわない。[[《インフィニティ・ドラゴン》]]の効果を先に処理して不発だった場合、そちらの[[置換効果]]を使うということも不可能。

**環境において [#e27c4a02]
登場から[[【連ドラ】]]で広く使用された。

[[能力]]が強力で対処しづらいため、2008年4月15日より[[殿堂入り]]となった。[[火]][[単色]]のドラゴンでは初の殿堂入りである。「自分の"他の"ドラゴン」「置換効果の適用条件が『破壊される時』」等であればまだマシだったかもしれない。
その[[耐性]][[能力]]は当時としてはかなり強力で対処しづらいためか、2008年4月15日より[[殿堂入り]]となった。[[火]][[単色]]のドラゴンでは初の殿堂入りである。

[[殿堂入り]]当時[[【連ドラ】]]はそこまで環境で暴れていなかったため、[[プレイヤー]]の[[プレイング]]スキルと関係ない[[運ゲー]]化を防ぐための措置であったと見られる。
しかし、新作[[殿堂入り]]当時[[【連ドラ】]]はそこまで環境で暴れていなかったため、[[プレイヤー]]の[[プレイング]]スキルと関係ない[[運ゲー]]化を防ぐための措置であったと見られる。

[[DMX-13]]では[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]が登場。[[【連ドラ】]]における《インフィニティ・ドラゴン》の重要性は増したと言える。

[[革命編環境]]で登場した[[《S級不死 デッドゾーン》]]には非常に弱く、[[革命ファイナル環境]]では、[[ドラゴン]]の主戦力である[[革命チェンジ]]が不発に終わりかねないという点で、環境にそぐわず評価を落としていった。また、[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]などと同じく[[封印]]や[[置換効果]]への耐性はない。
しかし、[[革命編環境]]で登場した[[《S級不死 デッドゾーン》]]には非常に弱く、[[革命ファイナル環境]]では、[[ドラゴン]]の主戦力である[[革命チェンジ]]が不発に終わりかねないという点で、環境にそぐわず評価を落としていった。[[革命編]]での新たな除去手段である[[封印]]には無力なのも要因だろう。

後には、破壊以外なら無条件でバトルゾーンにとどまれる[[《気高き魂 不動》]]、回数に限定があるものの確実に場に留まることができる上に[[任意]][[効果]]でありカードパワーの高い[[《煌龍 サッヴァーク》]]、[[置換効果]]への耐性まで兼ね備えた[[《龍装者 ジスタジオ》]]が登場している。7[[マナ]]で[[スピードアタッカー]]も持たず、[[除去]]耐性を付与するだけのこの[[カード]]は立ち位置は相当厳しくなった。[[火]][[文明]]を活かさない限り、デメリットが目立つこの[[カード]]を採用する旨味はほとんどなくなった。

それでも[[殿堂解除]]に至らない理由は、やはり[[運ゲー]]化を防ぐためであること、さらには[[S・トリガー獣]]のドラゴンや[[ファイアー・バード]]、呪文としても扱える[[ツインパクト]]の登場により、デッキ内をほぼフルクリーチャーぎみに構築しやすくなったことが要因か。
-前述の通り効果が強制であり、パワー低下を利用したライブラリアウトが狙えてしまうため、「相手に能力を逆用されるのは初心者のゲーム体験として相応しくない」という側面も要因として考えられている。
//--上記のカードと異なりこのカードは[[クリーチャー]]ではなく[[ドラゴン]][[種族]]を守れるため、「[[【事前告知】4月8日の総合ルール記載変更に伴ったルール変更について>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31649/]]」の恩恵を受け、[[クリーチャー]]以外の[[ドラゴン]]が[[バトルゾーン]]から離れる時もバトルゾーンにとどまらせられるようになった。
//例えば[[ドラゴン・ワールド]]である[[《龍世界 〜龍の降臨する地〜》]]は[[コスト踏み倒し]][[能力]]を使用する時、自身を[[バトルゾーン]]から[[墓地]]に置く(=[[破壊]])のだが自分の《インフィニティ・ドラゴン》がバトルゾーンにあれば[[墓地]]に置くかわりにバトルゾーンに残せる。
//ビシット・アメッチが可能である以上、明言されていなかっただけでこちらも以前から可能であった可能性
後には、破壊以外なら無条件でバトルゾーンにとどまれる[[《気高き魂 不動》]]、回数に限定があるものの確実に場に留まることができる上に[[任意]][[能力]]でありカードパワーの高い[[《煌龍 サッヴァーク》]]、[[置換効果]]への耐性まで兼ね備えた[[《龍装者 ジスタジオ》]]が登場している。7[[マナ]]で[[スピードアタッカー]]も持たず、[[耐性]]を付与するだけのこの[[カード]]は立ち位置は相当厳しくなった。[[火]]を活かさない限り、デメリットが目立つこの[[カード]]を採用する旨味はほとんどなくなった。

それでも[[殿堂解除]]に至らない理由は、やはり[[運ゲー]]化を防ぐためであること、さらには[[S・トリガー獣]]のドラゴンや[[ツインパクト]]の登場により、デッキ内を[[《メンデルスゾーン》]]以外ドラゴンで統一した[[【連ドラ】]]を構築しやすくなったことが要因か。

別の考え方としては、前述の通り効果が強制であり、パワー低下を利用したライブラリアウトが狙えてしまうため、「相手に能力を逆用されるのは初心者のゲーム体験として相応しくない」という側面も要因として考えられている。

後に[[メクレイド]]の登場により、[[アーマード]]・メクレイドデッキにおけるスーパーサブとして再評価された。だが結局、[[【白赤アーマード】]]系統なら[[《鎧機天 シロフェシー》]]や[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]、[[《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》>《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》]]などフィニッシャーには困らず寧ろこれをわざわざ使う必要はないため、一瞬再評価されただけで元の評価に戻った。また、2体並べばという条件を満たせばわずか2マナの[[《星姫械 エルナドンナ》]]でも概ね同じことができる。

**メディアでの活躍 [#mb5a679e]
-漫画では「SX」番外編にて、[[切札 勝舞]]が[[天地 龍牙]]戦で使用。[[《紅神龍バルガゲイザー》]]の[[能力]]で登場し、その後は天地の[[《大宇宙シンラ》]]で[[マナゾーン]]へ送られる[[《紅神龍バルガゲイザー》]]をとどめようとしたが、[[山札の上]]が[[《地獄スクラッパー》]]だったため不発。

-漫画「ビクトリー」で[[切札 勝太]]が[[オンセン]]戦で使用。[[《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》]]の[[アタックトリガー]]に[[《ガイアール・カイザー》]]が狙われたが、能力で躱した。

-アニメ「ビクトリー」で[[切札 勝太]]が[[オンセン]]戦で使用。[[オンセン]]の[[《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》]]の[[アタックトリガー]]で[[《ガイアール・カイザー》]]と共に[[バウンス]]対象に選ばれ[[置換効果]]を適用。自身は[[手札]]に戻ってしまったが、[[《ガイアール・カイザー》]]を場に残し、次の[[ターン]]の[[覚醒リンク]]につなげた。しかし、ここでは[[能力]]が「自分の[[山札]]の1枚目を[[墓地]]に置く」ではなく「自分の[[山札]]の1枚目を[[表向き]]にする」であった。勝敗には関わりはないが、制作側のミスであろう。

**その他 [#r7c4dc36]
-インフィニティとは無限のこと。ドラゴンを無限に生き残らせることが可能なこのカードに相応しい名前である。
--[[神化編]]では「[[無>《白騎士の無限龍ウルフェリオス》]][[限>《無限超竜ボルザード》]][[龍>《無限龍ファタル・スパイラル》]]」の名を持つドラゴンが3体登場したが、[[超無限進化]]を持つ[[ドラゴン]]という意味合いでありこのクリーチャーとの接点は特にない。

-[[DM-22]]版の[[フレーバーテキスト]]は[[不死鳥編]]で[[ドラゴン]]が復活したこととこの[[クリーチャー]]の[[能力]]でドラゴンが[[とどまる]]ことのダブルミーニングになっている。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#z1f10e6f]

|インフィニティ・ドラゴン SR 火文明 (7)|
|クリーチャー:アーマード・ドラゴン 7000|
|自分のドラゴンがバトルゾーンを離れた時、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。そのカードがドラゴンまたはファイアー・バードであればバトルゾーンに出し、それ以外であれば自分の墓地に置く。|
|W・ブレイカー|
|BGCOLOR(white):※[[各プレイヤーの1ターン中、効果の適用を9回までとする。]]|

[[DMPP-07]]で実装。
[[レアリティ]]が[[スーパーレア]]に昇格し、能力が置換効果による[[耐性]]ではなくなったが、バトルゾーンに残るかわりに表向きにしたドラゴンかファイアー・バードを出せるようになった。

TCG版の強みであった自分のドラゴンに除去耐性を与えつつ、能力の根源となるこのクリーチャー自身にも耐性があるという面は損なわれてしまった。
バトルゾーンをとどまるのと、新たに別のクリーチャーが登場するのでは[[召喚酔い]]の有無があるため、トドメを刺したいターンに召喚する旨味は消え去ってしまった。
[[フィニッシャー]]級のドラゴンに[[離れた時]]はそれより弱いクリーチャーが捲れる可能性の方が高いため大した恩恵は望めない。しかし、小型のドラゴンに適用された場合[[フィニッシャー]]級のドラゴンに化ける可能性ができた。
また、[[《黒神龍メギラ》]]や[[《黒神龍ゾルヴェール》]]のような[[ブロッカー]]持ちの[[ドラゴン]]を大量に入れ、[[チャンプブロック]]で延々とブロッカーを展開し続ける厄介な防御壁を築くこともできなくはないだろう。

[[《幻想妖精カチュア》]]の[[タップスキル]]で《インフィニティ・ドラゴン》を踏み倒し、ターン終わりの破壊を利用してドラゴンまたはファイアー・バードを再充填する、[[《黒神龍メギラ》]]や[[《黒神龍ゾルヴェール》]]など[[自壊]]しやすいドラゴンをキーに能力を発動させるなどのコンボ向きな性質になったといえる。

難易度は高くなるが、2体以上《インフィニティ・ドラゴン》を着地させることができてしまえば、[[離れた時]]能力が重複してトリガーするため、ドラゴンが除去されたら、むしろクリーチャーが増えていくなんてこともある。

[[《バザガジール・ドラゴン》]]のように毎ターン手札に戻るドラゴンを出すと、毎ターンドラゴンかファイアー・バードを踏み倒すチャンスが得られる。

[[《神滅竜騎ガルザーク》]]や[[《蒼神龍メタモルフィース》]]ような[[pig]]は両方の能力を発動できるため、ぜひ横に並べておきたい。

//逆に、このカードが存在することで[[《紅神龍ガルドス》]]は登場が見込めなくなった。
//現状使用率は低いため、《紅神龍ガルドス》が登場しても環境破壊にならないと判断されれば登場するかもしれない

-TCG版では[[パワー低下]]でドラゴンが破壊されると山札が一気に削られることになっていたが、デュエプレでは特にそのような弊害は発生しない。無論、「パワー低下という弱点を加味しても除去耐性を求める」のと「パワー低下だろうが、ドラゴンが離れるたびに別のクリーチャーを補充する」のとでは全く性質が異なるので、この点が採用理由になることはない。

-各ターンに1回しか発動しなくなった[[《百発人形マグナム》]]は、[[cip]]や[[pig]]を活用できるならむしろ相性が良い。ドラゴンが離れたことで1体を踏み倒し、《マグナム》効果でドラゴンを破壊すれば、再び1体を踏み倒すことができる。

-能力の性質としては、TCG版の[[《インフィニティ・刃隠・ドラゴン》]]に近い。

-[[封印]]という除去のないデュエプレでは、除去される時は確実に1回は[[離れた時]]能力が保証されているが、[[DMPP-07]]までのカードでは構築難易度が高く、出た時点ではなにも効果がないコスト7のクリーチャーでは環境の速度からして遅いのであまり使われていない。[[【カチュアシュート】 (デュエプレ)]]ならタイムラグなしで効果を使えるが、そのデッキはドラゴンでもファイアー・バードでもないクリーチャーや呪文を多用するため踏み倒しの成功率には期待できず、やはり採用されない。しかし、デッキの殆どをドラゴンにしたデッキが使える[[スタートチャージ10]]では人気だった。

-山札の一番上を表向きにして、それがドラゴンでありバトルゾーンに出そうとしたが、進化元がないため出せずに終わったカードは、墓地に置く対象とならず山札の一番上に戻る。

-2023月11月22日メンテナンス後よりループ適用への対策として、各プレイヤー1ターン中の効果の適用が9回までに変更された(([[【11月28日更新】メンテナンス終了のお知らせ(Ver.3.7.0アップデート)>https://dmps.takaratomy.co.jp/news/7736]]))。
--最も簡単な進行不能ループには、自分の残り山札をすべてドラゴンにしながら最大マナを極限まで減らし、相手の[[《制御の翼 オリオティス》]]で場と山札を循環するというものがあった。進行不能ループを起こせる組み合わせは他にもある。
//自分は《インフィニティ・ドラゴン》を出していて山札が[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]のみ(パワー9000以下[[マナ送り]]でループを抜けられない場合は[[《緑神龍ディルガベジーダ》]]も可能)で、相手の[[《ウソと盗みのエンターテイナー》]]
//--自分のバトルゾーンの《インフィニティ・ドラゴン》、山札に[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]2枚以上とその他ドラゴンのみ、相手のバトルゾーンに[[《ウソと盗みのエンターテイナー》]]の条件で無限ループが発生する。

**関連カード [#c589475b]
-[[《インフィニティ・刃隠・ドラゴン》]]
-[[《剣豪の覚醒者クリムゾン GENJI・XX》]]
-[[《夢幻界廊 ヴァリアント》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#s07ebb31]
-[[DM-22]]&br;'''世界が龍の力を必要とする限り、龍は何度でも蘇る。'''
-[[DMC-36]]、[[DMPP-07]]&br;'''炎の翼が大空に舞い上がる時、竜はその運命を超え、無限の存在となる。'''
-[[DMC-49]]&br;'''赤き翼の輝きが消えぬ限りに、竜が倒れることはない。'''
-[[DMX-09]]&br;'''[[ドラゴン]]ッ!そして[[ファイアー・バード]]ッ!その友情が永遠ともいえる布陣を作り上げたのだっ!'''
-[[DMX-16]]&br;'''俺様を[[どかす>離れる]]ことが貴様にできるかな? ---インフィニティ・ドラゴン'''

**収録セット [#dce1e080]
***[[デュエル・マスターズ]] [#x05838f2]
-illus.[[gel]]
--[[DM-22 「不死鳥編 第4弾 超神龍雷撃(ザ・ドラゴニック・ノヴァ)」>DM-22]]
--[[DMC-36 「ヘヴン・オブ・ドラゴン」>DMC-36]]
--[[DMC-49 「フォース・オブ・ドラゴン」>DMC-49]]
--[[DMX-09 「デッキビルダー鬼DX ガンバ!勝太編」>DMX-09]]
--[[DMX-16 「超王道戦略ファンタジスタ12」>DMX-16]]

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#i4e01a3d]
-CV:[[宮本誉之]]
-illus.[[gel]]
--[[DMPP-07 「超神星爆誕 -GATE OF DISASTER-」>DMPP-07]]

**参考 [#af1cf0ef]
-[[アーマード・ドラゴン]]
-[[ドラゴン]]
-[[除去置換効果]]
-[[墓地肥やし]]
-[[ファイアー・バード]]
-[[とどまる]]
-[[W・ブレイカー]]

-[[【連ドラ】]]

-[[殿堂入り]]
-[[各プレイヤーの1ターン中、効果の適用を9回までとする。]]

----
[[公式Q&A]]

-1つ目の能力について

>Q.自分は[[《鬼槍の一撃》]]を「鬼タイム」能力が発動している状態で唱えました。相手の[[《超奇天烈 マスターG》]]や''《インフィニティ・ドラゴン》''の「破壊される時」の能力はどうなりますか?
A.[[《鬼槍の一撃》]]の「鬼タイム」能力は、離れない効果を無視するので、「離れる時」「破壊される時」のような置換効果を解決できず、山札の上から1枚目のカードを見たり、墓地に置くこと自体できなくなります。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34214]](2020.9.18)

>Q.''《インフィニティ・ドラゴン》''で攻撃する時、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]の「革命チェンジ」能力の宣言をしました。''《インフィニティ・ドラゴン》''は「離れる時」の能力を持っていますが、処理はどうなりますか?
A.「革命チェンジ」は失敗となり、''《インフィニティ・ドラゴン》''の能力は解決せず、''《インフィニティ・ドラゴン》''で攻撃を継続します。&br;''《インフィニティ・ドラゴン》''が持つ能力のように、効果を解決した結果、バトルゾーンを離れる可能性がある場合でも「革命チェンジ」による入れ替えは失敗となります。山札の上から1枚目を墓地に置くこともありません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39036]](2020.12.3)

&tag(クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト7,アーマード・ドラゴン,アーマード,ドラゴン,パワー7000,ドラゴンサポート,離れる時付与,ファイアー・バードサポート,とどまる,W・ブレイカー,・,終音「ん」,殿堂入り,R,レア,gel,クリーチャー (デュエプレ),火文明 (デュエプレ),赤単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト7 (デュエプレ),アーマード・ドラゴン (デュエプレ),ドラゴン (デュエプレ),パワー7000 (デュエプレ),ドラゴンサポート (デュエプレ),離れる時付与 (デュエプレ),ファイアー・バードサポート (デュエプレ),墓地肥やし (デュエプレ),W・ブレイカー (デュエプレ),SR (デュエプレ),スーパーレア (デュエプレ),gel (デュエプレ));