#author("2022-09-06T16:50:36+09:00","","")
#author("2023-05-05T20:40:22+09:00","","")
*《エンペラー・ギュルム》 [#j1ad1847]

|エンペラー・ギュルム VR 水文明 (5)|
|進化クリーチャー:サイバーロード 7000|
|進化:自分の「サイバー」と種族にあるクリーチャー1体の上に置く。|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、自分の山札の上から、クリーチャーが出るまでカードを表向きにする。そのクリーチャーをバトルゾーンに出し、その後、表向きにした残りのカードを好きな順序で山札の一番下に置く。|

[[DM-32]]で登場した[[サイバー]][[進化]][[サイバーロード]]。

[[離れた時]]に[[山札]]をめくって最初に出た[[クリーチャー]]を出すことができる。
出した時か離れた時か、[[進化]]を出せるかなどの違いはあるが、[[スペック]]はまさに小型版[[《エンペラー・キリコ》]]である。

[[進化元]]の[[ディスアドバンテージ]]が辛い[[進化クリーチャー]]にとって、このタイプの[[能力]]は噛み合わせがよく、基本的に損のない使いやすい[[カード]]。
[[水]]系[[ビートダウン]]においては[[《エンペラー・マルコ》]]との[[スロット]]勝負であったが、あちらが[[《超電磁コスモ・セブ Λ》]]に淘汰されて以降は目立った活躍はしていない。
どこでも離れればコスト踏み倒しが起動するので、[[サイバー]]軸の[[中速ビートダウン]]や[[コンボ]]デッキに入れるのもいいかもしれない。[[《スーパーハッカー サイバー・クーン》]]との相性も良い。
登場当初は[[サイバー]]軸の[[中速ビートダウン]]や[[コンボ]]デッキへの採用が検討できた。[[進化元]]の[[ディスアドバンテージ]]が辛い[[進化クリーチャー]]としては、[[除去]]されても後続を[[山札]]から出す事で損害を軽減できるのがありがたく、打点として運用が十分可能であった。《エンペラー・ギュルム》自身も[[踏み倒し]]効果の対象である点も嬉しい。

時代が進むと、単純な打点として利用するには物足りないスペックとなってしまった。そのため、能動的に場から離す事で大型[[クリーチャー]]を踏み倒す運用がメインとなっていった。場から離す手段としては[[《マジカル・ポット》]]を使う、[[革命チェンジ]]を使うなど少なくはないものの、上述の[[《エンペラー・キリコ》]]と同じく軽量の[[進化元]]クリーチャーが捲れてしまうリスクが常にあり、[[山札操作]]が必須となるのが難点であった。

しかし、[[王来MAX]]において[[シンカライズ]]持ち[[タマシード]]が登場すると状況が一変。[[デッキ]]内のクリーチャーを《ギュルム》と踏み倒したいクリーチャーだけにする事が可能となり、[[山札操作]]せずに安定して大型クリーチャーを踏み倒せるようになった。また、[[《バイケンの海幻》]]は相手の[[ターン]]にこのクリーチャーを踏み倒し、ターンの終わりに[[バウンス]]する[[デメリット]]で[[離れた時]][[能力]]を使うことができ非常に相性が良い。

-[[《メガ・イノポンドソード》]]は[[タマシード]]と同様に、[[デッキ]]内に進化元を入れずに《ギュルム》の進化元を確保できるカードの一つ。

-[[《スーパーハッカー サイバー・クーン》]]とは相性が良く、あちらの[[踏み倒し]]の代償としてこの[[クリーチャー]]を選択する事で、さらに多くの展開が可能になる。

-[[表向き]]にした[[カード]]が[[進化元]]のない[[進化クリーチャー]]だった場合、それを[[山札の上]]に裏向きで置き、他の[[カード]]を好きな順序で[[山札の下]]に置く、という裁定が出ている。

-「[[表向き]]」なので[[ライブラリアウト]]の心配は皆無に近い。[[表向き]]にされたが場に出ていない[[カード]]はまだ[[山札]]の一部なので、[[山札]]すべてが[[表向き]]になっても''効果終了時に山札がなくならないと[[ライブラリアウト]]にならない''という裁定が出ている。最後に[[表向き]]にした[[カード]]を戻すため、ほぼ山札切れはないだろう([[《アクアン》]]などは[[手札]]に加わるか[[落ちる]]かなので、[[効果]]終了時は確実に[[山札]]が-5される)。

-[[進化]]して即[[攻撃]]する際に[[バトルゾーン]]から離すことができる[[革命チェンジ]]とは好相性。
-[[山札操作]]と[[シナジー]]するのだが、誘発条件が「場を離れた時」なのでタイミング的にやや扱いにくい[[コンボ]]である。[[《ミラクル1 ドレミ24》]]と[[革命チェンジ]]しつつ[[《ブレイン・ストーム》]]を[[唱える]]といった形が無難か。

-[[《バイケンの海幻》]]の登場によって再評価された1枚。呼び出した[[ターン]]の終わりに[[バウンス]]する[[デメリット]]のおかげで、狙って[[離れた時]][[能力]]を使うことができる。

-[[山札操作]]と[[シナジー]]するのだが、誘発条件が「場を離れた時」なのでタイミング的にやや扱いにくい[[コンボ]]である。[[《転生スイッチ》]]で[[《電脳決壊の魔女 アリス》]]と入れ替える等の手もあるが、自身が[[進化クリーチャー]]なので安定させづらいか。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#nadd5cc3]

|エンペラー・ギュルム R 水文明 (5)|
|進化クリーチャー:サイバーロード 7000|
|進化-サイバー|
|W・ブレイカー|
|バトルゾーンを離れた時、自分の山札から、ランダムな進化でないクリーチャー1枚をバトルゾーンに出す。その後、山札をシャッフルする。|

[[DMPP-13]]で実装。[[レア]]に降格したが、山札から直接ランダムな非進化が選ばれるようになった。

このため、[[山札操作]]で狙ったクリーチャーを出すことができなくなった。
進化クリーチャーは出せなくなっているが、進化元があったら強制で出し、進化元がないと不発になってしまう融通の利かなさが解消されたのはメリットだろう。

これ自身が[[進化クリーチャー]]であるため、[[《蒼神龍メタモルフィース》]]とは異なり軽量進化元などが踏み倒されることも多々あるだろう。

[[サイキック・クリーチャー]]を進化元にすれば山札にある進化でないクリーチャーを削減することができるが、[[DMPP-13]]時点ではコスト5の呪文で出せる[[《時空の尖塔ルナ・アレグル》]]しかサイバーがいないので、スムーズに進化はできない。

-[[カードのCVに愛の戦士を起用する動画>https://youtu.be/9a-k_XRZPjY]]で存在が公開された。フレーバーテキストも、氏の好んで使う「救済」の文字が入っている。

**関連カード [#i36dc70d]
-[[《転生プログラム》]]
-[[《斬隠オロチ》]]

-[[《蒼神龍メタモルフィース》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#dee7711e]
-[[DMPP-13]]&br;'''君を救済するためなら、僕は何者にでもなれるんだよ。――エンペラー・ギュルム'''

**収録セット [#o4187f5f]
***[[デュエル・マスターズ]] [#cb061be3]
-illus.[[hippo]]
--[[DM-32 「神化編(エボリューション・サーガ) 第1弾」>DM-32]](4/110)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#n240bb77]
-CV:[[愛の戦士]]
-illus.[[hippo]]
--[[DMPP-13 「超次元開放 -PSYCHIC SHOCK-」>DMPP-13]]

**参考 [#b2eedf4c]
-[[サイバーロード]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[サイバー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[離れた時]]
-[[山札の上]]
-[[クリーチャー]]
-[[表向き]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[山札の下]]

&tag(進化クリーチャー,クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト5,サイバーロード,サイバー,パワー7000,進化,進化:サイバー,W・ブレイカー,離れた時,コスト踏み倒し,・,VR,ベリーレア,hippo,進化クリーチャー (デュエプレ),クリーチャー (デュエプレ),水文明 (デュエプレ),青単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト5 (デュエプレ),サイバーロード (デュエプレ),サイバー (デュエプレ),パワー7000 (デュエプレ),進化 (デュエプレ),進化:サイバー (デュエプレ),W・ブレイカー (デュエプレ),離れた時 (デュエプレ),コスト踏み倒し (デュエプレ),・ (デュエプレ),R (デュエプレ),レア (デュエプレ),hippo (デュエプレ));