#author("2023-07-25T16:59:39+09:00","","") #author("2023-08-17T12:19:15+09:00","","") *《カモン・ビクトリー》 [#h465cc84] |カモン・ビクトリー P 水文明 (3)| |呪文| |S・トリガー| |E2(エピソード2)またはE3(エピソード3)のブースターパック1袋を開封し、その中から1枚選んで手札に加える。残りを自分のコレクションに加える。| |BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※グランプリでは使用禁止カード''| [[DMX-12]]で登場した、衝撃的な[[効果]]を持つ[[呪文]]。 その効果はなんと、「その場で[[ブースターパック]]を開封し、その中から1枚を手札に加え、他を[[コレクション]]に追加する」という斬新かつユニークなものとなっている。このカードを使う場合は当然指定のパックを入手しておく必要がある。要するに''1回[[呪文]]の[[効果]]を使うごとに150円以上かかる''という、現実でコストがかかる[[呪文]]ということになる。 [[ブラック・ボックス・パック>DMX-12]]のジョーク[[エキスパンション]]としての側面を象徴する1枚である。 この呪文によって開封できるパックは下記の物である。 -[[DMR-05 「エピソード2 ゴールデン・エイジ」>DMR-05]] -[[DMR-06 「エピソード2 ビクトリー・ラッシュ」>DMR-06]] -[[DMR-07 「エピソード2 ゴールデン・ドラゴン」>DMR-07]] -[[DMR-08 「エピソード2 グレイト・ミラクル」>DMR-08]] --[[DMR-08S 「エピソード2 グレイト・ミラクル 〜セブン・ヒーローVer.〜」>DMR-08S]] -[[DMR-09 「エピソード3 レイジVSゴッド」>DMR-09]] -[[DMR-10 「エピソード3 デッド&ビート」>DMR-10]] -[[DMR-11 「エピソード3 ウルトラVマスター」>DMR-11]] -[[DMR-12 「エピソード3 オメガ∞マックス」>DMR-12]] -[[DMX-08 「激熱!ガチンコBEST」>DMX-08]] -[[DMX-11 「大決戦オールスター12」>DMX-11]] -[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」>DMX-12]] -[[DMX-13 「ホワイト・ゼニス・パック」>DMX-13]] -[[DMX-14 「最強戦略パーフェクト12」>DMX-14]] -[[DMX-15 「フルホイルVSパック 仁義無きロワイヤル」>DMX-15]] また、おまけ程度に[[S・トリガー]]を持っているが、ゲームエンドになりかねない状態で[[シールド]]からこれが来た場合には、[[DMX-08]]や[[DMX-12]]、[[DMX-14]]の中にある[[ニンジャ・ストライク]]持ちカードが相手のターンに使用できる防御手段となる。 こう考えると、意外にも実用性は無いこともない……といったところ。 **ルール [#f8b214d8] [[《カモン・ビクトリー》]]の公式の裁定は以下の通り。 -[[競技イベントルール>デュエル・マスターズ競技イベント運営ルール]]の制定に伴い、「''ゲームの開始前に、使用するデッキと超次元ゾーンのカードおよびプレイマット以外は机の上に置いてはならない''」こと、「''机の上にないものを使用することはできない''」ことが定められたことがあった。したがって、競技性の高いイベントでは''未開封の[[ブースターパック]]を用意できなく''なり、''実質的に使い物にならないケースが存在する''。以下のルールは[[デュエ祭]]等、競技性の低い大会での使用を前提とする。主催者がOKを出せば使えるぐらいの認識で構わないだろう。 --この《カモン・ビクトリー》に関する規定は2015年7月22日制定時には記述されていたが、同年9月19日改定時には削除されている。したがって第一回[[公認グランプリ]]では厳密に適用されていたが、それ以降は[[競技イベントルール>デュエル・マスターズ競技イベント運営ルール]]としては特に制約はないことになる。その後グランプリでの使用禁止カードに指定された。 -この[[呪文]]を唱え、カードを[[ブースターパック]]から手札に加える時、&br;[[デッキ]]に[[スリーブ]]などを使用している場合、''加えるカードをデッキと同じスリーブに入れなければならない。''&br;また、スリーブを準備できない場合は、''デッキすべてのカードをスリーブから抜き、加えるカードと同じ状態にしなければならない。'' -この呪文を唱えて手札に加える際、そのカードは''[[殿堂入り]]若しくは[[プレミアム殿堂]]でも構わない''。例えばデッキの中に元々[[《斬隠オロチ》]]が1枚入っている状態で[[DMX-12]]を開封し、その中から[[《斬隠オロチ》]]を手札に加えて2枚にすることが可能である。当然、[[《無双竜機ボルバルザーク》]]を加えても''そのデュエルの間''は問題なく使用できる。 -上記と同じくして、デッキの中に4枚組み込んでいるカードと同じもの(例えば[[《フェアリー・ライフ》]]など)を手札に加えて''総数が5枚以上''になってもそのデュエルの間であれば問題はない。&br;当然、そのデュエルが終了した後には''デッキから抜かなければならない。'' -[[ブースターパック]]を用意していない場合、[[空撃ち]]になる。文面上は[[強制]][[効果]]に見えるが、別段購入を強要するものではない。相手の[[《カモン・ビクトリー》]]を[[《無限王ハカイ・デストロイヤー》]]で踏んだ場合にこれがかかわる。 -非売品である[[DMR-07コロコロVer.]]は対象外である。 -ブースターパックの所有者とこの呪文を唱えたプレイヤーは同一でなければならない。[[《陽炎の守護者ブルー・メルキス》]]等を用いて相手のカモン・ビクトリーを唱えた場合、相手の用意したパックを奪って自分のモノにする、といったことはできない。 **その他 [#e497b631] -このカードの元ネタとなっているのは、[[Magic:The Gathering]]に登場する《Booster Tutor》であろう。このカードと同じようにブースターを開封し、その内1枚を手札に加える能力を持つ。このカードとの相違点としては、あちらはどのパックを開封するかが制限されていないことと、ジョークカードであるため公式の試合では使用できないことが挙げられる。 -[[イラスト]]で開封している[[ブースターパック]]は[[エピソード2]]最初の[[DMR-05 「エピソード2 ゴールデン・エイジ」>DMR-05]]である。また、1番手前のカードはこの呪文の通り[[ビクトリー]]である[[《「俺」の頂 ライオネル》]]である。 -性質上、''[[エピソード2]]と[[エピソード3]]の[[エキスパンション]]が全て[[絶版]]になると使い物にならなくなる''ため、事実上の使用期間限定[[カード]]である。[[デュエル・マスターズ]]における[[エキスパンション]]の生産期間は発売後2年間のため、[[エピソード3]]の発売年からさらに2年経過する2016年度以降はこの[[カード]]の使用は困難となるであろう。将来このカードを愛用し続けるつもりであれば、手に入る内に効果対象のパックを買い溜めしておくと良い。そして遂に[[エピソード2]]と[[エピソード3]]の[[エキスパンション]]が全て[[絶版]]してしまった。 -[[エピソード2]]と[[エピソード3]]の[[エキスパンション]]は全て[[絶版]]になっているため、使用するのは困難となっている。 -パックを一度に多く入手することができる[[箱買い]]と相性が良い。買ってきたパックを、ゲームの中で剥いていくのも一興だろう。 -[[殿堂入り]]及び[[プレミアム殿堂]]に指定されてはないものの、大型の非公認大会などではイカサマや金銭面でのトラブル防止のために使用禁止とされている場合が多い。 -漫画「Duel Masters Rev.」にて、[[未来>虹矢 未来]]が黒澤[[世観>《神人類 ヨミ》]]に憑依された[[愛実>白鳥 愛実]]戦で使用。[[《真実の名 アカデミー・マスター》]]の[[能力]]で2回発動させた。またその際、デュエルゾーンに荻原連炎と霧谷愛利子を呼び出し、[[ブースターパック]]を受け取っている。 **関連カード [#t7e79f82] -[[《カモン・レジェンド》]] -[[《「俺」の頂 ライオネル》]] **収録セット [#pa176bd5] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[IronPot]] --[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」>DMX-12]] **参考 [#v81991c3] -[[S・トリガー]] -[[エピソード2]] -[[エピソード3]] -[[ブースターパック]] -[[手札補充]] -[[コレクション]] -[[DMR-05 「エピソード2 ゴールデン・エイジ」>DMR-05]] &tag(呪文,水文明,青単,単色,コスト3,S・トリガー,開封,サーチ,コレクション,・,P,レアリティなし,Iron Pot,拡張パックを開ける);