#author("2024-09-05T08:46:32+09:00","","")
#author("2024-09-16T09:45:30+09:00","","")
*《ガイアクラッシュ・クロウラー》 [#w0f040e6]

|ガイアクラッシュ・クロウラー VR 水文明 (7)|
|クリーチャー:アースイーター 6000|
|誰も、自分自身のマナゾーンの呪文カードをアンタップできない。|
|W・ブレイカー|

[[DM-16]]で登場した[[アースイーター]]。全員の[[マナゾーン]]の[[呪文]]を[[アンタップ]]できなくする。

基本的に相手はマナを使い切ってくるようにプレイするため、このクリーチャーがデッキにあるのを知らずに戦っていたなら、いきなり一斉マナロックを仕掛けることが可能。
このような場合、相手を[[除去]]札を使うことすら困難な状況に追い込めるため、相手が[[呪文]]を多用する[[デッキ]]なら詰みにする程の[[ロック]]をかけることもできる。

しかしそれ以外の相手だとタダの[[ファッティ]]になりかねないため、採用する際は的確な[[メタ]]読みが大切。
デッキや状況によっては逆に自分が詰みかねないため、慎重な運用が求められる。

その特異な能力ゆえ、時代によって環境に顔を出したり引っ込めたりするカードである。

**他のカード・デッキとの相性 [#le5f47a2]
-[[【除去コントロール】]]系デッキ等は主に[[呪文]]を多用するため、[[マナ加速]]の段階で[[マナゾーン]]に[[呪文]]を落としやすい。こういった相手に対して使うと、下手な[[ランデス]]よりもよほど効き目があるだろう。

-自分も効果の影響を受けるため、なるべく[[フルクリーチャー]]気味のデッキに採用すると良いだろう。特にこのカードを踏み倒せる[[【サイバー・G・ホーガン】]]とは好相性である。

-[[《停滞の影タイム・トリッパー》]]、[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]など相手のマナを[[タップイン]]させるクリーチャーとは相性が良い。一緒に並んだ場合、相手に[[呪文]]をうかつにマナに置けないという心理的[[ロック]]をかけることができる。それを見越して更に[[《封魔ゴーゴンシャック》]]や[[《爆鏡 ヒビキ》]]等の呪文メタクリーチャーを用意しておくと相手からすれば非常に厄介である。

**環境において [#g9b8e448]
古くは[[【バジュラズブルー】]]の[[ミラーマッチ]]対策たるサブ[[フィニッシャー]]として使われることもあった。

[[覚醒編環境]]では、トップメタが[[【超次元コントロール】]]、[[【不滅オロチ】]]など呪文主体で動くデッキが多かったため、このカードがそれらのデッキへのメタカードとして採用されることが多くなった。長い間使われることがなかっただけにここに来てようやくといったところである。こちらほど使用頻度が低かったわけではないが、似たようなカードに[[《封魔ゴーゴンシャック》]]などがある。
[[覚醒編環境]]では、トップメタが[[【超次元コントロール】]]、[[【不滅オロチ】]]など呪文主体で動くデッキが多かったため、このカードがそれらのデッキへのメタカードとして採用されることが多くなった。長い間使われることがなかっただけにここに来てようやくといったところである。
こちらほど使用頻度が低かったわけではないが、似たようなカードに[[《封魔ゴーゴンシャック》]]などがある。

中でも、同じ水文明かつコスト8未満のクリーチャーを展開でき、構築上呪文がほぼ入らない[[【サイバー・G・ホーガン】]]との相性はかなり良く、優先的に採用された。

[[エピソード3]]にて種族を除けば上位互換である[[《害悪のカルマ スタバック》]]が登場した。[[《戦攻のイザナイ アカダシ》]]など、種族を考慮しなければそちらに出番を譲ることになるだろう。

[[双極篇]]から[[クリーチャー]]でもあり[[呪文]]でもある[[ツインパクト]][[カード]]が登場。このカードの範囲も広がり強化された。自分がこのクリーチャーの[[ロック]]に引っかからないようにするため、あえて[[ツインパクト化]]されていないクリーチャーを使うプレイヤーもいる。

**その他 [#yfc684db]
-[[カード名]]は「ガイア(gaia: 地球)」+「クラッシュ(crush: 押しつぶす)」。しかし、ぎなた読みで「ガイアク+ラッシュ([[害悪>《害悪のカルマ スタバック》]][[ラッシュ>《アストラル・ラッシュ》]])」と呼ぶネタもある。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#n7de10c2]
|ガイアクラッシュ・クロウラー VR 水文明 (6)|
|クリーチャー:アースイーター 6000|
|W・ブレイカー|
|水以外の呪文を唱えるコストは2倍になる。|

[[DMPP-05]]で実装。マナをタップするという概念が存在しないため効果が一新され、コストも1軽くなった。
水以外の呪文のコストを倍にするようになり、方向性こそ異なれど元と同じく呪文の手打ちを強く妨害する。自分も効果の影響を受けるところも同じ。
特に[[《デーモン・ハンド》]]などの元コストが重い呪文は、コストを支払ってのプレイが非常に難しくなる。

コストが下がったことで相手の[[《ヘブンズ・ゲート》]]等に間に合わせやすくなり、召喚した次のターンに自分の[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]の召喚に繋げることもできる。全体的には強化されたと言っていいだろう。

[[S・トリガー]]で唱える呪文には[[コスト加重]]が無意味なため、[[《聖霊王アルカディアス》]]のように[[S・トリガー]]封じも兼ねた強固なロックは見込めないので注意。

環境では、[[【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)]]が[[《フェアリー・ライフ》]]や[[《ブレイン・チャージャー》]]を採用するため召喚が間に合うかが微妙で、仮に間に合ったとしても[[水]]を含む[[《英知と追撃の宝剣》]]に[[コスト加重]]が効かないという理由もあり、あまり使われていない。

-コストが下がったおかげで[[準バニラ]]に近いスペックになったため、デッキによっては呪文妨害効果はオマケ程度に考えて「[[《エクストリーム・クロウラー》]]で戻されないアタッカー」として使ってもいいかもしれない。

-[[《スパイラル・スライダー》]]の効果範囲に入ってしまっている点は注意。ただ、[[《スパイラル・スライダー》]]を採用するデッキは[[速攻]]がほとんどなので、鉢合わせることは少ない。

-複数体出せば効果は重複する。2体並べばコストは4倍、3体並べば8倍、4体並べば16倍にまでなる。こうなるとデッキ枚数の都合上、元コストが3以上の水以外の呪文は手打ちが不可能になる。
また、相手の《ガイアクラッシュ・クロウラー》も含めるので、最大8体並べばコストは256倍になる。ただし、デュエプレでのコストの上限は99であり、コストを倍増させた結果100を超えた場合には、99として扱われる。[[引用元>https://dmps.takaratomy.co.jp/faq-cardrule/no-0074]]

**関連カード [#y9d5a308]
-[[《害悪のカルマ スタバック》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#oc38137a]
-[[DM-16]]、[[DMPP-05]]
'''ガイアクラッシュ・クロウラーが通った後には[[呪文]]のかけらも残らない。'''

**収録セット [#o50596d7]
***[[デュエル・マスターズ]] [#l81486b2]
-illus.[[Norikatsu Miyoshi]]
--[[DM-16 「転生編 第3弾 魔導黙示録(オリジン・オブ・パーフェクト・ギア)」>DM-16]](2/55)
***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#edf2bca9]
-illus.[[Norikatsu Miyoshi]]
--[[DMPP-05 「永遠の戦渦 -VORTEX OVERLOAD-」>DMPP-05]]

**参考 [#he3d2902]
-[[アースイーター]]
-[[アンタップ]]
-[[ロック]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[コスト加重]]

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