#author("2024-08-28T22:32:34+09:00","","") #author("2024-10-28T10:57:47+09:00","","") *《サイバー・&ruby(ジェイ){J};・イレブン》 [#ma7d5a9b] |サイバー・J・イレブン SR 水文明 (11)| |クリーチャー:サイバー・コマンド 11000| |M・ソウル| |W・ブレイカー| |バトルゾーンに自分の水のクリーチャーが11体以上あれば、自分はゲームに勝利する。| [[DM-38]]で登場した[[M・ソウル]]持ちの[[重量級]][[サイバー・コマンド]]。 [[エクストラウィン]][[能力]]を持つ4体目の[[クリーチャー]]。 特殊勝利条件は「自身を含めた[[水]]の[[クリーチャー]]11体以上を同時に[[バトルゾーン]]に存在させること」となる。 自身が11[[マナ]]と非常に重く、その上[[バトルゾーン]]に出す必要がある[[水]]の[[クリーチャー]]は自身を含めて最低でも11体とかなり多い。 こちらが大量に展開をすれば当然相手も[[除去]]を狙ってくるはずであり、それだけの[[クリーチャー]]を[[除去]]されずに複数[[ターン]]かけて並べられるなら大抵はそのまま殴り勝てるので、やはり[[専用デッキ]]の構築は必須だろう。 [[超次元]][[呪文]]や[[連鎖]]を交えて[[クリーチャー]]を展開するか、[[《超電磁トワイライトΣ》]]などの[[能力]]で[[クリーチャー]]を無限に展開する[[コンボ]]に組み込むのがいいだろう。 -特に小型クリーチャーを大量展開できる[[GR召喚]]とは相性がよい。[[超GR]]に水の[[GRクリーチャー]]を10枚以上採用して[[《煌銀河最終形態 ギラングレイル》]]を唱えれば、それだけで達成できる。 -また、これは相手のデッキ構成に賭けるしかないが、相手が[[《イッツ・ショータイム》]]を唱えた時にこのクリーチャーを含む11体の水のクリーチャーを並べられれば、相手の[[フィニッシャー]]を出させることなく[[エクストラウィン]]できる。 -または、召喚されると相手に[[追加ターン]]を許すが手札からクリーチャーを大量展開できる[[《正体不明》]]を使い、このクリーチャー+[[《正体不明》]]+追加の9体で[[エクストラウィン]]するという手もある。この方が上記の[[《ギラングレイル》>《煌銀河最終形態 ギラングレイル》]]より2マナ軽く行える。 登場から間もなく[[【サイバー・J・イレブン】]]が開発され、[[《超電磁トワイライトΣ》]]軸以外のパターンも考案されるなど、[[カードプール]]の変化に応じて日々改良を続けている。 [[カードプール]]の増加に応じて[[デッキタイプ]]が増えるのは他の[[エクストラウィン]]を狙う[[デッキ]]も同様だが、《サイバー・J・イレブン》は条件が「大量に展開をすること」と比較的単純であり、より多様な構築が考えられるのも魅力の一つ。 達成難度の高さから[[環境]]レベルには達していないが、[[エクストラウィン]]が決まった時の爽快感は他では味わえないものがあり、根強いファンがいる[[カード]]でもある。 現在では[[《不死鳥縫合 ブラック・ビッグバン》]]を使って大量展開すれば比較的簡単にエクストラウィン条件を達成できる。[[【青黒闇王ゼーロ】]]のような水を含む[[ウィニー]]を大量に採用した[[墓地肥やし]]基盤ではある程度の実用性があるだろう。『[[DMGP2024-2nd>公認グランプリ]]』Day2の[[オリジナル]]部門ベスト8の[[【青黒緑ゼーロ】>【青黒緑ゼーロベン】]]にフィニッシャーとして採用された事例もあり、フィニッシャーとしては飛び抜けて強い訳ではないが、デッキや基盤の強ささえ確保されれば大型大会でもそれなりの実績を出すポテンシャルはあると言える。 現在では[[《不死鳥縫合 ブラック・ビッグバン》]]を使って大量展開すれば比較的簡単にエクストラウィン条件を達成できる。[[【青黒闇王ゼーロ】]]のような水を含む[[ウィニー]]を大量に採用した[[墓地肥やし]]基盤ではある程度の実用性があるだろう。 **ルール [#fbb36e98] -[[《ケロヨン・カルテット》]]や[[《偽りの名 iFormulaX》]]と違い、[[バトルゾーン]]を確認するタイミングが指定されていない。つまり、[[継続的効果]]としての[[エクストラウィン]]であり、[[能力]]の[[解決]]中に一瞬だけ条件を満たしただけでも勝利が確定する。 --例えば、[[《神羅ヘルゲート・ムーン》]]の[[能力]]で《サイバー・J・イレブン》を含む11体の[[水]]の[[クリーチャー]]を出した場合、相手の[[クリーチャー]]を出す処理の前に勝利する。 -この[[能力]]で[[エクストラウィン]]が得られる状況の例は以下。 --11体目の[[水]]の[[クリーチャー]]を[[バトルゾーン]]に出した時。 --[[《ロイヤル・ドリアン》]]の能力で[[進化クリーチャー]]から[[水]]の[[クリーチャー]]が出てきた時。 --[[覚醒リンク]]や[[G・リンク]]が解除されて[[クリーチャー]]数が増えた時。 --[[《電影封魔ラルファス》]]や[[《極みの香!イタダキマツタケ》]]の[[能力]]で[[文明追加]]をした時。 -[[《光霊姫アレフティナ》]]と同様、[[常在型能力]]による[[エクストラウィン]]なので、[[《不敗のダイハード・リュウセイ》]]や[[《完全防御革命》]]で防ぐことはできない。 -自分の[[山札]]の[[カード]]が1枚しかない時に、[[バトルゾーン]]に自分の[[《サイバー・J・イレブン》]]と[[水]]の[[クリーチャー]]が10体おり、その山札の最後の1枚から[[水]]の[[クリーチャー]]が[[《ホーガン・ブラスター》]]によって出ようとした時、自分は[[ライブラリアウト]]でゲームに負ける。出そうとしたクリーチャーが[[保留状態]]になった時点で、[[バトルゾーン]]に出るより前に[[山札]]が0枚となり、[[ライブラリアウト]]が確定するため。([[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42131/]]) //-[[バトルゾーン]]に自分の[[《サイバー・J・イレブン》]]と[[水]]の[[クリーチャー]]が10体いる、かつ自分の[[山札]]の[[カード]]が1枚でしかなく、その[[カード]]が[[水]]の[[クリーチャー]]の時に、[[《ホーガン・ブラスター》]]を[[唱え>唱える]]てその[[水]]の[[クリーチャー]]を[[バトルゾーン]]に出した場合、[[《サイバー・J・イレブン》]]による[[エクストラウィン]]と[[ライブラリアウト]]による敗北が同時に発生するが、この場合[[エクストラウィン]]が優先されて自分はゲームに勝つことになる。[[デュエル・マスターズ]]では勝利と敗北が同時に発生している場合、勝利が優先されるという[[ルール]]から。 //できなくなった。→https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42131/ -[[バトルゾーン]]に[[《ジャッジCREWニー》]]1体、お互いの《サイバー・J・イレブン》と[[水]]の[[クリーチャー]]が11体以上ずついる時に、[[《ジャッジCREWニー》]]が[[バトルゾーン]]を離れた場合、お互いの《サイバー・J・イレブン》の[[エクストラウィン]][[効果]]が発生するが、この場合[[ターン・プレイヤー]]が勝利する。 --これは正式回答だが、現在《サイバー・J・イレブン》の[[エクストラウィン]][[効果]]は[[状況起因処理]]だと開発から定義されるようになっている。そして、[[状況起因処理]]による敗北が両[[プレイヤー]]に同時に適用された場合、[[両者敗北]]になるという正式回答が2019年12月に事務局から出されている。そのため、[[エクストラウィン]]が同時に発生した場合も、両者勝利になるという[[裁定]]変更が今後下る可能性も十分にある。これは[[《光霊姫アレフティナ》]]も同様である。 **その他 [#j1f84335] -[[光]]と[[闇]]の[[クリーチャー]]を[[水]]化できる[[《ペイント・フラッペ》]]との相性はいい。他にも大量に[[リアニメイト]]できる[[《神羅ヘルゲート・ムーン》]]と組み合わせるのも面白い。 -自身の[[スペック]]自体は11[[マナ>マナコスト]]にしてはおとなしいが、ある程度の[[パワー]]を持つことで[[火力]]や[[パワー低下]]への[[耐性]]があり、[[エクストラウィン]]を狙いやすいとは言える。[[シールドゾーン]]や[[マナゾーン]]に送られたり、[[全体除去]]や[[確定除去]]には弱いがこればかりは仕方ない。 -名前の「J」はトランプのJ(11)だろう。さらに[[コスト]]が11、[[パワー]]も11000と、どこまでもイレブンな[[クリーチャー]]である。さらに、サッカーのJリーグとも掛けられているのかもしれない。JリーグにおけるJはJapan(日本)の頭文字だが、サッカーは11人1組で行うスポーツであり、チームやグループを○○イレブンと呼ぶことも多い。また、後に[[DMX-12]]で登場した[[《逆転の精霊ヘブンイレブン8210式》]]も11づくしな性能になっている。 --ただし、収録された[[エキスパンション]]である[[DM-38]]の発売日は2010年12月18日であり、おしいところで年度の下二桁は11でなく10である。 -この[[カード]]のイラスト内には[[DM-38]]までに登場した[[連鎖]]関連の[[能力]]を持つ[[クリーチャー]]''11体''すべてが描かれている。しかし、[[《増殖防御オンバル・チョコザイカー》]]は[[光]]の[[クリーチャー]]であるため、残念ながら[[文明追加]]でもしなければ《サイバー・J・イレブン》の[[効果]]で[[エクストラウィン]]することはできない。 -[[能力]]とマッチしつつストーリー性も感じられるその[[フレーバーテキスト]]は名[[テキスト]]と名高い。また、文字数も11文字である。 --[[DMEX-08]]では[[エクストラウィン]]を持つ[[カード]]が多く[[再録]]されており、その中で[[フレーバーテキスト]]を持つ[[カード]]は揃ってこの[[カード]]のセリフをつぶやいている(中には[[裏切者>《偽りの名 iFormulaX》]]もいるようだが)。 **[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#xdcc7dee] |サイバー・J・イレブン SR 水文明 (11)| |クリーチャー:サイバー・コマンド 11000| |W・ブレイカー| |シンパシー:クリーチャー| |自分のターン終了時、クリーチャーが11体以上あれば、自分はゲームに勝利する。| [[DMPP-15]]で実装。[[M・ソウル]]が削除、[[シンパシー]]が追加され、[[エクストラウィン]]能力が自分のターン終了時の[[誘発型能力]]になった。 また最大の変更点として、[[デュエプレ]]ではお互いのプレイヤーが[[バトルゾーン]]に自分の[[クリーチャー]]を7体までしか出せないため、エクストラウィン達成にクリーチャーが文明問わず自分と相手を合わせて11体必要となった。 自分が最大7体バトルゾーンに出ていても相手のクリーチャーが最低でも4体は必要。逆に相手のクリーチャーが7体いれば、こちらは4体で十分になる。 [[相手依存]]寄りな能力になったものの、このカードをチラつかせるだけで心理的[[ロック]]で[[展開]]を牽制できる。 相手にプレッシャーを与える目的で[[1枚積み]]にして、墓地かマナゾーンに置くのもいいだろう。 [[サイバー]]デッキのサブフィニッシャーとしては勿論、クリーチャーの文明指定がなくなった為マナが伸びるデッキへの採用も検討できる。 -[[《超電磁トワイライトΣ》]]のコンボデッキで採用すれば、[[《クラゲン》]]と[[《サイバー・G・ホーガン》]]のコンボで自分の場を7体埋めることができ、なおかつ相手は4体未満になるように[[S・トリガー獣]]を使わないと負けるという状況に持ち込める。 よしんば相手にターンを渡しても、クリーチャーを[[横並び]]すると負けるという実質の[[ロック]]として機能する。バトルゾーンの《サイバー・J・イレブン》が除去されても、手札にあればシンパシーで少ないマナで再着地ができる。 -[[《緑神龍ガミラタール》]]を使えば、3体までなら大丈夫と思っている相手に対して不意打ちで4体目を引きずり出しての[[エクストラウィン]]が狙える。あるいは[[マナゾーン]]に1枚置いて見せつけるだけでも、相手の展開への牽制を強めることができるだろう。 尤も、自分の場に7体クリーチャーがあるなら自分も《ガミラタール》を出す隙間がないという問題と直面するのだが。 --[[《驚天の超人》]]は《ガミラタール》の上位種のような能力を持つが、踏み倒しをするかは相手プレイヤーの任意であるためこのカードのサポートにはならない。 -秀逸で人気の[[フレーバーテキスト]]はデュエプレでも続投。 --TCG版は味方に感謝を述べる、あるいは《サイバー・J・イレブン》の独白という雰囲気があったが、相手の頭数を含むようになったことから、相手に敬意を示す、もしくは[[「己のクリーチャーが敗北させるのだよ!」>《アクア・マスター》]]のような煽りと解釈できるようになり話題になった。 --もちろん[[エクストラウィン]]成立時には[[フレーバーテキスト]]の台詞をそのまま喋ってくれる。[[ダイレクトアタック]]時のボイスもフレーバーが元ネタになっているが、その内容は「''一人でも勝てる!''」というあんまりなもの。 ***環境において [#tb78ee3c] [[DMPP-16]]期には、相手がクリーチャーを大量展開してくるデッキへの安全なフィニッシュ手段として[[《秋風妖精リップル》]]からサーチするために[[【Nエクス】 (デュエプレ)]]にピン挿しされることもあった。 [[DMPP-20]]期には、主に[[【トリガーミケランジェロ】>【トリガーミケランジェロ】 (デュエプレ)]]で使われた。除去耐性を持つ[[《光器パーフェクト・マドンナ》]]を並べておけば頭数に入れられる。相手が突破しようと横並べをしてきたタイミングで出せば突然の勝利が狙える。 [[DMPX-01]]期の[[All Division]]では[[【グレートメカオー】>【グレートメカオー】 (デュエプレ)]]にミラー対策などで1~2枚ほど採用されるケースが増えた。 **関連カード [#x505356f] -[[《逆転の精霊ヘブンイレブン8210式》]] -[[《ドリル変怪 <サイバー.鬼>》]] -この[[カード]]に描かれているクリーチャー --[[《サイバー・G・ホーガン》]] --[[《サイバー・T・クラウン》]] --[[《電脳大河バタフライ・ブランデ》]] --[[《龍聖大河・L・デストラーデ》]] --[[《封魔ベルアリタ》]] --[[《タラリラ・クロウラー》]] --[[《アクア・ジェスタールーペ》]] --[[《ペロリ・ハット》]] --[[《電脳王機タコ・ジュランゾ》]] --[[《増殖防御オンバル・チョコザイカー》]] **[[フレーバーテキスト]] [#ab329bf0] -[[DM-38]]、[[DMEX-08]]、[[DMPP-15]]&br;'''みんなと戦えてよかった。――サイバー・J・イレブン''' **収録セット [#bd0a5818] ***[[デュエル・マスターズ]] [#j693ea37] -illus.[[Katora]] --[[DM-38 「覚醒編 第3弾 超竜VS悪魔(エンジェリック・ウォーズ)」>DM-38]](S1/S5) --[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」>DMEX-08]](269/???) ***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#e044936e] -CV:[[中西正樹]] -illus.[[Katora]] --[[DMPP-15 「超覚醒嵐舞 -FIRESOULS DUELIST-」>DMPP-15]] **参考 [#x0b20660] -[[サイバー・コマンド]] -[[M・ソウル]] -[[W・ブレイカー]] -[[バトルゾーン]] -[[水]] -[[クリーチャー]] -[[エクストラウィン]] -[[【サイバー・J・イレブン】]] //---- //[[公式Q&A]] &tag(クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト11,サイバー・コマンド,サイバー,コマンド,パワー11000,M・ソウル,ソウル,W・ブレイカー,11体以上,エクストラウィン,・,終音「ん」,SR,スーパーレア,Katora,クリーチャー (デュエプレ),水文明,青単,単色 (デュエプレ),コスト11 (デュエプレ),サイバー・コマンド (デュエプレ),サイバー (デュエプレ),コマンド (デュエプレ),パワー11000 (デュエプレ),W・ブレイカー (デュエプレ),シンパシー (デュエプレ),11体以上 (デュエプレ),エクストラウィン (デュエプレ),・ (デュエプレ),終音「ん」 (デュエプレ),SR (デュエプレ),スーパーレア (デュエプレ),Katora (デュエプレ));