#author("2025-06-07T16:47:05+09:00","","")
#author("2025-06-16T18:12:18+09:00","","")
*《ジョリー・ザ・ジョニー》 [#top]

|ジョリー・ザ・ジョニー MAS 無色[ジョーカーズ] (7)|
|クリーチャー:ジョーカーズ 10000|
|''スピードアタッカー''|
|''マスター・W・ブレイカー''(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする。このクリーチャーが出たターン、各ブレイクの前に、相手のクリーチャーを1体破壊する)|
|バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが5枚以上あれば、このクリーチャーはブロックされず、攻撃の後、相手のシールドもクリーチャーもなければ、自分はゲームに勝つ。|

[[DMRP-01]]で登場した[[マスターカード]]の[[ジョーカーズ]]。 

[[《ジョニー・ザ・ビギニング》]]を、マナコストや基本的な能力をそのままに、[[パワー]]も[[ブレイク]]数も倍加させたようなスペックである。

疑似スピードアタッカーも完全なる[[スピードアタッカー]]に置き換わっており、条件付きで[[ブロックされず>ブロックされない]]、攻撃の後、相手の[[シールド]]や[[クリーチャー]]がなければ[[エクストラウィン]]も可能。

[[ブレイク]]しながら、最大で2体まで[[破壊]]ができるため、[[ビートダウン]]の詰めとしてはかなり優秀な部類に入る。その上、[[アンブロッカブル>ブロックされない]]効果を発揮するため防ぐことが難しい。

相手の[[シールド]]が関与する[[エクストラウィン]]は、[[コンボデッキ]]では不適格だろうが、[[革命0トリガー]]をついでのように対処しながら一方的に勝てる可能性が残る点で強力と言える。
ジョーカーズの数は自分も含められ、かつマナゾーンも数えられるため達成難易度は比較的易しい。

このクリーチャーを語る上で特筆すべきなのは、何と言っても[[《破界秘伝ナッシング・ゼロ》]]との相性の良さである。この[[クリーチャー]]が入る[[【ジョーカーズ】]]は無色だけで構築することができるため、《ナッシング・ゼロ》と組み合わせることで、相手がシールドの追加を行っていない限りは[[シールド]]を空にできる上、相手[[クリーチャー]]もほとんどの確率で全滅させることができる。しかも、[[アンブロッカブル]]によってブロッカーに邪魔されることもないので、凄まじい[[攻撃]]力の高さを有する。

しかし、このようなバトルゾーンへの殲滅力と高[[打点]]を持ってしても安定して勝利に直結できないのが現代デュエマ。
バトルゾーンに自分のクリーチャーが0の状態からでも、大量[[展開]]からの[[ワンショットキル]]が珍しくない現代では、[[S・トリガー]]からの痛烈な[[カウンター]]を喰らいやすいのが実情である。

**ルール [#rule]
-[[マスター・W・ブレイカー]]についてのルールに関しては当項目を。

-[[エクストラウィン]][[能力]]は「[[攻撃の後]]」に[[トリガー]]するため、「[[攻撃の終わり>攻撃終了ステップ]]」に[[トリガー]]する[[キリフダッシュ]]およびそれによって新たに[[トリガー]]する[[能力]]や[[効果]]の後で解決される。そのためこの[[クリーチャー]]の[[攻撃]]で相手の最後の[[シールド]]を[[ブレイク]]した時に[[S・トリガー]]で相手の[[クリーチャー]]が出たとしても[[キリフダッシュ]]でそれらをすべて除去できれば[[エクストラウィン]]は成立する。
また、こうして出した[[ジョーカーズ]]によって[[ジョーカーズレベル]]の条件を満たすことができる。
--相手の[[シールド]]が1枚も無い状況なら、相手[[クリーチャー]]を[[攻撃]]して相手[[クリーチャー]]を全滅させても[[エクストラウィン]]は成立する。[[《ソーナンデス》]]と[[《ドンジャングルS7》]]を用いた[[コンボ]]ならそういう状況も作れなくはない。相手の[[革命0トリガー]]を阻止できるため覚えておいて損は無いテクニックだろう。
--[[ジョーカーズレベル]]は[[エクストラウィン]]能力の[[トリガー]]時、[[シールド]]と[[クリーチャー]]の数は[[エクストラウィン]]能力の[[解決]]時に参照する。[[ブロックされない]][[常在型能力]]とセットで1つの能力テキストにまとめてあるために参照タイミングのずれが生じている。
(類似例:[[《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》]])
以下に具体例を示すが実用上の差異はほぼ無い。
---[[《銀河大剣 ガイハート》]]が[[龍解]]した場合、[[《お願い!デッキー》]]がいても[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]は[[ジョーカーズレベル]]の条件にカウントできないが、「龍解した時」の能力で相手クリーチャーを除去してから[[エクストラウィン]]を達成できる。

-条件次第で[[アンブロッカブル]]にはなるものの、[[メタリカ]]の[[攻撃曲げ]]や[[《黒神龍オドル・ニードル》]]のような「[[クリーチャー]]を[[可能であれば攻撃する]]」能力にはちゃっかり引っかかる。
--実際にYouTube公式チャンネル「ジョーデキチャンネル」では、[[ラーメン仙人]]([[タカラトミー]]社員)率いる[[メタリカ]]軍団が、[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]を操る[[ダイキ>デュエマボーイ ダイキ]]を苦しめた。

**環境において [#meta_game]
[[《破界秘伝ナッシング・ゼロ》]]との相性のよさから、初期の[[【ジョーカーズ】]]では必ずと言って良いほど投入されたものの、あまり活躍できなかった。
あらかじめ出された[[《異端流し オニカマス》]]には対処できず、[[S・トリガー]]で出た[[《閃光の守護者ホーリー》]]や[[《終末の時計 ザ・クロック》]]などで防がれると負けるというパターンが多発したのである。同時期に登場した[[スーパー・S・トリガー]]の存在も向かい風となり、[[《破界秘伝ナッシング・ゼロ》]]によって全てのシールドを割れることが逆に仇になっていた。さらにフルスペックは[[《破界秘伝ナッシング・ゼロ》]]が無いと出せず、必然的にデッキの枠を食うことになる。[[《ヤッタレマン》]]で軽減しても重く感じるコストもキツくなった。そのため、[[ビートダウン]]プランは1コスト軽い上に、《ナッシング・ゼロ》も必要ない[[《超特Q ダンガンオー》]]を使用するケースが増えていき、このカードはデッキにおける絶対的なフィニッシャーではなくなった。

後に[[《ジョジョジョ・マキシマム》]]が登場し、[[S・トリガー]]にはある程度強くなり、[[エクストラウィン]]も決めやすくなった。だが[[《ジョジョジョ・マキシマム》]]というサポートを手札に溜め込む必要があることには変わりなかった。しかも、[[《ジョジョジョ・マキシマム》]]が手札にあっても、あちらの[[G・ゼロ]]の発動条件が満たせないことも多々あり、安定性に欠けていた。さらには[[《ジョジョジョ・マキシマム》]]と同時期に登場した[[《卍 デ・スザーク 卍》]]の[[タップイン]]の能力の前では、[[スピードアタッカー]]も[[マスター・W・ブレイカー]]も完全に無力化してしまう。それならば可能な限り早期に出したいところだが、7コストという重さゆえ間に合わないことが多々あり、やはりより軽い《ダンガンオー》の方が環境に適していた。

そして、[[DMRP-05]]で[[《ジョット・ガン・ジョラゴン》]]が登場。あちらは、同[[コスト]]でありながら自力で[[コスト軽減]]ができる上、様々な能力を使うことができるため、[[除去]]だけのこちらと違って幅広い行動が取れる。また、[[《破界秘伝ナッシング・ゼロ》]]が[[殿堂入り]]に指定されたこともあり、[[双極篇]]の[[【ジョーカーズ】]]への出番は無かった。

**アニメ・漫画での活躍 [#anime_comic]
-[[切札 ジョー]]が生み出した最初の[[ジョーカーズ]]として、アニメ「デュエル・マスターズ(2017)」から登場。「引き金は二度引かねぇ、一発が全てだ!」が決め台詞で、ジョーがいつも見ている作中劇「風のガンマン」の登場人物がモデルとなっている。登場からしばらくは決め台詞以外の言葉を発せず地味だったが、逃亡した[[《バレット・ザ・シルバー》]]を探すために置き手紙を残してからは普通に喋るようになった。ジョーに対して信頼する様子を見せていたが、宿敵を倒すためにジョーを[[《ジョット・ガン・ジョラゴン》]]に任せ、旅に出た。
その後、「胸に傷をつけた宿敵」はジョーが考えた設定であり、そもそも存在しなかったことが明かされた。

-アニメ「デュエルマスターズ!」では第28話で再登場。過去に[[《メッサー・シュミット》]]に胸を傷つけられたことが明かされた。第35話ではそのメッサー相手に、自然文明を守るため闇文明工場に侵入していた[[ジョー>切札 ジョー]]と再び共闘することになる。メッサーに勝利した後に、実はジョニーの胸の傷はメッサーではなく他の誰かによってつけられたこと、さらにメッサーは人質を取られていたため、やむなく闇文明にしたがっていたことが判明する。ジョニーは、メッサーの人質の救出と工場の破壊のため、再びジョーと行動を共にすることになった。その際、メッサーから託されたボウガンを元に、ジョーはジョリーに新たな力を与え[[《オラマッハ・ザ・ジョニー》]]へとパワーアップさせた。

-初登場時は口笛とともに崖の上から颯爽と現れる描写だったが、それ以降は空中戦艦のカタパルトから発進する形となっている。

-武器は巨大バズーカと二丁拳銃の2パターンがある。[[マスター・W・ブレイカー]]ではどちらも使用している。ちなみにバズーカは[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]時代からの得物である。

-馬の名前は[[シルバー>《バレット・ザ・シルバー》]]で、アニメではそちらが[[《バレット・ザ・シルバー》]]として登場して以降は、《シルバー》に乗らず単体での登場が多くなった。

-[[超天篇]]に放送されたアニメ『デュエル・マスターズ!!』にて機械の体である為に泳げないことが発覚し、ジョーとの二度目の別れの際に「[[水文明]]に気をつけろ」と忠告したのはこの為である。この事はアニメでのみ登場したジョニーの兄である[[《ジョリー・ザ・ジョルネード》]]から語られたが、生みの親であるジョーはこのことを知らなかった。その後、暴走するジョラゴンを制御する竜騎士[[《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》]]として再び旅に出た。

-[[王来MAX]]に放送されたアニメ『[[キングMAX>デュエル・マスターズ キングMAX]]』および漫画『キング』終盤でジョーカーズ星が破壊され意気消沈するジョーの前に三度帰還。銀河の果てで[[身につけた力>S-MAX進化]]を使い[[《MAX・ザ・ジョニー》]]となった。
『キングMAX』第17話(最終話)では描写は無いものの元に戻っており、[[キラ]]戦のフィニッシャーになった。

-[[アビス・レボリューション]]に放送されたアニメ『[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』では第47話で[[ヒーローウガタ>ウガタ]]が[[斬札 ウィン]]戦で使用。声優はジョー編と同様に小林氏が続投している。
[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]、[[《龍覇 グレンモルト》]]に次ぐ3枚目のヒーローカードとして[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]の効果で踏み倒される。ジョーカーズ専用デッキではない構築ながらも、ジョニー自身と踏み倒し前に召喚した[[《ヤッタレマン》]]と[[《スゴ腕プロジューサー》>《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》]]、《スゴ腕プロジューサー》の[[GR召喚]]効果で出された[[《バツトラの父》]]、更に事前にマナチャージされた[[《勝熱英雄 モモキング》]]を合わせ[[エクストラウィン]]の発動条件を満たし最後のシールドをブレイクしたが、[[S・トリガー]]で発動した[[《冥王の牙》]]の[[スーパー・S・トリガー]]により、墓地の[[《アビスベル=覇統=ジャシン帝》]]が[[リアニメイト]]され、エクストラウィン効果は不発に終わった。

-主人公の切り札経験クリーチャーとしては、[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]時代も合わせると上記の通りアニメの勝太編、ジョー編、ウィン編のラストデュエマで形や使用者の違いはあれど3連続出演している。

**その他 [#others]
-アニメの[[《メッサー・シュミット》]]戦において、[[《ジョット・ガン・ジョラゴン》]]と共にジョーの切り札として使われたが、能力的には《ジョラゴン》との相性はいいとは言えない。

-[[革命0トリガー]]のみを防御手段として採用しているデッキに対して、強烈なメタを張ることができるため、これらのデッキは戦略の見直しをせざるを得ない。[[環境]]をかき乱すには十分なスペックと言える。

-余談であるが、「ジョジョの奇妙な冒険 7部 Steel Ball Run」の主人公の名前はジョニィであり騎手であるが、このカードも名前を省略すると「ジョジョ」となる。このクリーチャーはそのオマージュ、もしくはパロディであろうか。

-デュエマ15年の掟を打ち破り、ついに基本拡張パックで登場した[[パワー]]10000丁度のクリーチャーである。[[《10月》]]の存在が無ければより特別感が増していたのだろうが、こればかりは[[2016カレンダー]]の都合上仕方が無いものだろう。
このカード以降、[[パワー]]10000のステータスは[[ジョニー]]およびその派生[[クリーチャー]]がよく持っており、[[パワー]]10000は[[ジョニー]]の象徴として扱われているようだ。
デュエル・マスターズの常識を破壊する[[ジョーカーズ]]のリーダーであることが、これまでの常識を覆す[[パワー]]によって表されているともとれる。

-[[DMRP-01]]には1BOXに必ず2枚入っている。[[DMSD-01]]と合わせて、新シリーズの目玉である[[ジョーカーズ]]をまともに組みたい人に親切な仕様である。

-カード名を日本語に意訳すると「陽気なジョニー」。もっとも、アニメ・漫画の作中ではクールで寡黙なキャラクターとして描かれている。
--ただし、それを表したいのであれば本来「ジョニー・ザ・ジョリー」の語順が正しい。
例えば「[[ソニック・ザ・ヘッジホッグ>《轟速 ザ・レッド》#jce71553]]」は「ハリネズミ(hedgehog)のソニック」であるし、「[[ジャバ・ザ・ハット>《ジャババ・ハット》]]」は「ハット族のジャバ」である。
[[《ジョリー・ザ・ジョルネード》]]の存在や[[名付けた時>《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]のジョーが当時小学2年生だったことを考えると、意味のある英文ではなく単なる苗字という可能性もある。

-公式20周年PVにて[[ジョラゴン>《ジョット・ガン・ジョラゴン》]]と共に[[カツキング>《武闘将軍 カツキング》]]と闘っている様子が見られる。

-[[DM23-EX2]]にてこの[[クリーチャー]]を素体とする初の[[ジョーカーズ]]の[[ディスペクター]][[《頂上電融 ジョルト・ザ・ジョクスト4th》]]が登場する。[[王来篇]]のアニメなどの各種メディアでは[[ジョーカーズ]]とそのマスター[[切札ジョー]]は[[ディスペクター]]の敵対関係にある[[レクスターズ]]として戦う為、彼らに対しての「ディスペクト」の度合いが強いものとなってしまった。

-「原点回帰」をコンセプトとして新主人公の相棒[[クリーチャー]]をデザインするにあたり、[[デュエル・マスターズ]]を象徴する能力である[[S・トリガー]]から「トリガー→引き金→ガンマン」と連想してデザインされた。
決め台詞の「引き金は二度引かねえ」もこの過程で生まれ、そのセリフ通り「1回の[[攻撃]]で相手の[[クリーチャー]]、[[シールド]]、[[プレイヤー]]全てを撃ち抜く」切り札として実装されている。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#plays]

|ジョリー・ザ・ジョニー MAS 無色[ジョーカーズ] (7)|
|クリーチャー:ジョーカーズ 10000|
|スピードアタッカー|
|マスター・W・ブレイカー|
|バトルゾーンに出た時、ゲーム外から《アリゾナ・ヘッドショット》、《ジョジョジョ・ゼロショット》のいずれか1枚を手札に加える。|
|バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが5枚以上あれば、このクリーチャーはブロックされず、攻撃の後、相手のシールドもクリーチャーもなければ、自分はゲームに勝つ。|

[[DMPP-31]]で実装。

新たに[[cip]]で[[ゲーム外]]から手札補充する効果を得た。
手札に加えられるカードは、[[《アリゾナ・ヘッドショット》]]か[[ゲームオリジナルカード]]の《ジョジョジョ・ゼロショット》のどちらか1枚。

[[DMPP-31]]期では基本的に【無色ジョーカーズ】のフィニッシャーとして考えるなら[[《超特Q ダンガンオー》]]に分があり、運用法も《ジョジョジョ・ゼロショット》で一気に勝負を仕掛けるというよりは先達の[[ウィニー]]で刻んで先に[[S・トリガー]]を踏んでおきながら、確率的にこれ以上[[S・トリガー]]を踏まないという公算の高いタイミングで出して[[除去]]と[[エクストラウィン]]で詰めるという使い方がメイン。
一方で、盤面制限のシステムから早期に大量殲滅が決まった時の恩恵がTCG版より相対的に大きい。つまり、相手を大量殲滅した時点で十分な[[アドバンテージ]]となるという面が、もしこのカードを採用する場合に大きなセールスポイントとなる。

-[[DMPP-31]]実装時点では[[ジョーカーズ]]の[[カードプール]]が狭くめぼしい[[フィニッシャー]]が《ダンガンオー》《ジョリー・ザ・ジョニー》くらいで拡張性が低いこと、[[《消王ケシカス》]][[《ジョジョジョ・マキシマム》]]のような[[S・トリガー]]対策になるカードが実装されず受けの厚いデッキに手を焼くこと、同時期に台頭した[[メタリカ]]デッキの[[攻撃曲げ]]、[[《絶対の畏れ 防鎧》]][[《気高き魂 不動》]]などが[[重い]]ことなどから【無色ジョーカーズ】があまり環境に適合できていない。活躍はカードプールの追加やプレイヤーの開拓次第か。
-[[DMPP-31]]実装時点では[[ジョーカーズ]]の[[カードプール]]が狭くめぼしい[[フィニッシャー]]が《ダンガンオー》《ジョリー・ザ・ジョニー》くらいで拡張性が低いこと、[[《消王ケシカス》]][[《ジョジョジョ・マキシマム》]]のような[[S・トリガー]]対策になるカードが実装されず受けの厚いデッキに手を焼くこと、同時期に台頭した[[メタリカ]]デッキの[[攻撃曲げ]]、[[《絶対の畏れ 防鎧》]][[《気高き魂 不動》]]などが[[重い]]ことなどから【無色ジョーカーズ】があまり環境に適合できていない。
--後に【無色ジョーカーズ】自体は[[《「誣」の頂 ウェディング・イノセンス》]]を取り込み環境に適応したものの、その結果《ウェディング》にフィニッシャーとしての制圧力で劣るこのクリーチャーは自由枠にまで落下してしまった。

***付属カード [#attached]

|アリゾナ・ヘッドショット P 無色[ジョーカーズ] (5)|
|呪文:ジョーカーズ|
|バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが10枚以上あれば、この呪文は「アタック・チャンス:《ジョリー・ザ・ジョニー》」を得る。|
|相手のエレメント1つを山札の一番下に置く。|

[[ジョーカーズレベル]]10で「[[アタック・チャンス]]:《ジョリー・ザ・ジョニー》」を得るようになり、[[カード指定除去]]が[[エレメント]]指定除去に変更された。

//-細かなことだが、TCG版で「バトルゾーンにある[[エレメント]]」に対応する本来の[[単位]]は「Xつ」である。といえども、デュエプレでは旧[[カード指定除去]]で「バトルゾーンのカード1枚」と言いつつ進化元ごと動いて結果的にカード2枚以上動くことがありうるのが当然だったので、デュエプレにおいては明確な誤植とは言い難い。

-公式カードリスト更新前は「相手のエレメント1''枚''を」と誤植があったが、カードリストでは「相手のエレメント1つを」に直っている。

//TCG版で「エレメントを1枚」の表記は、バトルゾーン以外から呼び出す《蒼狼の次元院 アマテラス》でのみ確認できる

|ジョジョジョ・ゼロショット P 無色[ジョーカーズ] (7)|
|呪文:ジョーカーズ|
|バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが10枚以上あれば、この呪文は「アタック・チャンス:《ジョリー・ザ・ジョニー》」を得る。|
|自分の山札の上から3枚を表向きにする。こうして表向きにしたジョーカーズ1枚につき、このターン、自分のクリーチャー1体はシールドをさらに1つブレイクする。その後、表向きにしたカードをすべて、ランダムな順番で山札の下に置く。|

[[《破界秘伝ナッシング・ゼロ》]]の調整版のようなスペック。
そちらと違い、[[アタック・チャンス]]の条件が[[無色]][[クリーチャー]]から[[ジョーカーズレベル]]10の時かつ《ジョリー・ザ・ジョニー》が攻撃する時に、またサポート対象が[[無色]]から[[ジョーカーズ]]になっている。

[[DMPP-31]]期時点の環境では、実際に回してみると「ジョーカーズレベル10の達成が意外と難しい」という否定意見がよく聞かれ、《ジョリー・ザ・ジョニー》があまり評価されない一因となっている。

-[[カード名]]は[[《ジョジョジョ・ジョーカーズ》]]や[[《ジョジョジョ・マキシマム》]]の「ジョジョジョ」、[[《破界秘伝ナッシング・ゼロ》]]の「ゼロ」、[[《アリゾナ・ヘッドショット》]]の「ショット」を含み、それぞれの[[イラスト]]に《ジョリー・ザ・ジョニー》が描かれている。
単語としては英語の慣用句である「one-shot((一度きりのチャンス。意訳することで「一発がすべてだ」になる))」のもじりになっており、さらに無色カードを3枚捲ることでカードゲーム用語の「[[ワンショット]]」も可能になる。
--[[ワンショット]]の〆となる[[ダイレクトアタック]]の前に[[エクストラウィン]]することを指して、ワンの前=ゼロショット、という解釈もできる。

**関連カード [#related]
-''PREV''
--[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]

-''NEXT''
--[[《メラビート・ザ・ジョニー》]]

-[[《ゴールデン・ザ・ジョニー》]]
-[[《マキシマム・ザ・ジョニー》]]
-[[《オラマッハ・ザ・ジョニー》]]
-[[《ブラッキング・ザ・ジョニー》]]
-[[《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》]]
-[[《ジョニー・ザ・ビギニング》]]
-[[《ジョリー・ザ・ジョニー・ザ・ダッシュ》]]
-[[《ジョニー&ジョラゴン 〜Jの意志〜》]]
-[[《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》]]
-[[《ジョニー-MAX》]]
-[[《MAX・ザ・ジョニー》]]
-[[《ジョリー・ザ・ジョニー Final》]]
-[[《MMM-ジョーキング》]]
-[[《頂上電融 ジョルト・ザ・ジョクスト4th》]]
-[[《王道の弾丸 ジョリー・ザ・ジョニー》]]
-[[《ハイパー・ザ・ジョニー》]]
-[[《夢の弾丸 ジョリー・ザ・ジョニー》]]

-[[《バレット・ザ・シルバー》]]
-[[《ジョリー・ザ・ジョルネード》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《テキサス・ストーム》]]
--[[《破界秘伝ナッシング・ゼロ》]]
--[[《アリゾナ・ヘッドショット》]]
--[[《ジョジョジョ・マキシマム》]]
--[[《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》]]
--[[《夢のジョー星》]]
--[[《自由の逆転撃》]]

-[[《頻波羅 ビリヤ棒ド》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DMPP-31]]、[[DMPD-11]]&br;'''引き金は二度引かねぇ。一発が全てだ!――ジョリー・ザ・ジョニー'''(《ジョリー・ザ・ジョニー》)
'''さぁ、覚悟は出来たか?――ジョリー・ザ・ジョニー'''(《ジョジョジョ・ゼロショット》)
'''オレこそが、西部の赤き風、ジョリー・ザ・ジョニー!オレの弾丸は百発百中、 どんなものでも撃ち抜くぜ!――ージョリー・ザ・ジョニー'''(《アリゾナ・ヘッドショット》)
-[[DMPP-31]]([[Sec1>シークレットカード]])&br;'''逆風も風のうち・・・オレが、追い風に変えるぜ!'''(《ジョリー・ザ・ジョニー》)
'''オレの風、吹いて来やがったぜ! ――ジョリー・ザ・ジョニー'''(《ジョジョジョ・ゼロショット》)
'''この一発に懸ける・・・! ――ジョリー・ザ・ジョニー'''(《アリゾナ・ヘッドショット》)
-[[DMPP-31]]([[Sec2>シークレットカード]])&br;'''ジョリー・ザ・ジョニー、参ジョー!'''(《ジョリー・ザ・ジョニー》)
'''コイツを食らいな・・・! ――ジョリー・ザ・ジョニー'''(《ジョジョジョ・ゼロショット》)
'''渇いた大地に、一発の銃声がこだまする。'''(《アリゾナ・ヘッドショット》)

**収録セット [#pack]
***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[YOICHI ITO]]
--[[DMRP-01 「デュエル・マスターズ 新1弾 ジョーカーズ参上!!」>DMRP-01]](M1/M1)
--[[デュエル・マスターズ極ジョー!!ゴールデンマスターパック]](新規イラスト)(1/3)
--[[DMEX-19 「マスター・ファイナル・メモリアル・パック」>DMEX-19]](M23/M40)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
-CV:[[小林親弘]]
-illus.[[YOICHI ITO]]
--[[DMPP-31 「自由の弾丸 -HERE COMES NEW WORLD!!-」>DMPP-31]](通常)([[Sec1>シークレットカード]])([[Sec2>シークレットカード]])
--[[DMPD-11 「ジョーのジョーカーズ・アライブ!」>DMPD-11]]

**参考 [#reference]
-[[ジョーカーズ]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[マスター・W・ブレイカー]]
-[[ジョーカーズレベル]]
-[[ブロックされない]]
-[[攻撃]]
-[[エクストラウィン]]
-[[マスターカード]]

-[[ジョニー]]

&tag(クリーチャー,無色,コスト7,ジョーカーズ,パワー10000,スピードアタッカー,マスター・W・ブレイカー,W・ブレイカー,ジョーカーズサポート,ジョーカーズレベル,ジョーカーズレベル5,ブロックされない付与,攻撃の後,エクストラウィン,《ジョリー・ザ・ジョニー》,・,ジョニー (名称カテゴリ),ジョニー,MAS,マスターカード,YOICHI ITO,クリーチャー (デュエプレ),無色 (デュエプレ),コスト7 (デュエプレ),ジョーカーズ (デュエプレ),パワー10000 (デュエプレ),スピードアタッカー (デュエプレ),マスター・W・ブレイカー (デュエプレ),W・ブレイカー (デュエプレ),cip (デュエプレ),ゲーム外から (デュエプレ),手札補充 (デュエプレ),ジョーカーズサポート (デュエプレ),ジョーカーズレベル (デュエプレ),ジョーカーズレベル5 (デュエプレ),ブロックされない付与 (デュエプレ),攻撃の後 (デュエプレ),エクストラウィン (デュエプレ),《ジョリー・ザ・ジョニー》 (デュエプレ),・ (デュエプレ),MAS (デュエプレ),マスターカード (デュエプレ),シークレットカード (デュエプレ),YOICHI ITO (デュエプレ));

&tag(呪文 (デュエプレ),無色 (デュエプレ),コスト5 (デュエプレ),ジョーカーズ (デュエプレ),ジョーカーズサポート (デュエプレ),ジョーカーズレベル (デュエプレ),ジョーカーズレベル10 (デュエプレ),アタック・チャンス付与 (デュエプレ),アタック・チャンス:《ジョリー・ザ・ジョニー》付与 (デュエプレ),除去 (デュエプレ),単体除去 (デュエプレ),確定除去 (デュエプレ),エレメント指定除去 (デュエプレ),山札送り (デュエプレ),単体山札送り (デュエプレ),山札の下送り (デュエプレ),・ (デュエプレ),P (デュエプレ),レアリティなし (デュエプレ),シークレットカード (デュエプレ),YOICHI ITO (デュエプレ));

&tag(呪文 (デュエプレ),無色 (デュエプレ),コスト7 (デュエプレ),ジョーカーズサポート (デュエプレ),ジョーカーズレベル (デュエプレ),ジョーカーズレベル10 (デュエプレ),アタック・チャンス付与 (デュエプレ),アタック・チャンス:《ジョリー・ザ・ジョニー》付与 (デュエプレ),山札公開 (デュエプレ),ジョーカーズサポート (デュエプレ),追加ブレイク (デュエプレ),山札操作 (デュエプレ),・ (デュエプレ),P (デュエプレ),レアリティなし (デュエプレ),シークレットカード (デュエプレ),ゲームオリジナルカード (デュエプレ));