#author("2023-10-24T11:50:25+09:00","","")
#author("2024-02-22T14:08:59+09:00","","")
*《ゼンメツー・スクラッパー》 [#z109a4e0]

|ゼンメツー・スクラッパー P 火文明 (3)|
|呪文|
|S・トリガー|
|相手のパワー2000以下のクリーチャーをすべて破壊する。|

[[DMEX-02]]で登場した[[火]]の[[S・トリガー]][[スクラッパー]][[呪文]]。

相手の[[パワー]]2000以下の[[クリーチャー]]をすべて[[破壊]]する[[効果]]を持つ。

[[《スーパーバースト・ショット》]]の[[完全上位互換]]。なんと6[[マナ]]から3[[マナ]]まで減っており、時代の流れによる[[インフレ]]を感じることができる一枚となっている。ここまで軽ければ[[手打ち]]もしやすい[[サイズ]]だろう。
[[パワー]]2000以下の[[ウィニー]]を多用する[[【ジョーカーズ】]]や[[【赤単ブランド】]]、[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]などに[[刺さる]]他、[[一撃奪取]]や、虹彩奪取、一番隊[[サイクル]]にも有効。

**環境において [#y0a40901]
[[アンタッチャブル]]の[[《異端流し オニカマス》]]を[[除去]]できることが大きな評価点であり、[[双極篇環境]]では[[【ドギラゴン剣】]]などで採用されている。[[《龍装者 バルチュリス》]]から走り出す直前に[[唱える]]ことが多かった性質上、これを唱えるころには5マナ程度貯まっていることがざらであったため、[[《タイム3 シド》]]による[[コスト加重]]1体分程度なら何とかなった。対[[《異端流し オニカマス》]]だけ考えれば当時火の除去の中で間違いなく頂点に立つ対策札であった。

[[双極篇環境]]の[[メタゲーム]]では3[[コスト]]にしては刺さる[[範囲>火力]]がなかなか広いが、刺さらない[[デッキ]]も多数存在することも確かなので、序盤からマナゾーンに置かれることも珍しくなかった。

かつては[[【デ・スザーク】]]でも焼ける[[魔導具]]が多いので有効ではあったが、先に登場した[[無月の門・絶]]を持つ[[《卍月 ガ・リュザーク 卍》>《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]の台頭で大して刺さらなくなり、[[《追憶人形ラビリピト》]]に対する有効打くらいにしかならなくなった。しかも《ラビリピト》によって、手札から落とされることも。

[[超天篇環境]]になると[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]が[[殿堂入り]]に指定された影響であまり真剣勝負で見かけられないカードとなった。多くの[[デッキ]]に採用される[[GRクリーチャー]]もパワー3000以上のものばかりで、一気に[[腐り>腐る]]やすくなった。

後に、パワーラインが軒並み2000の[[マナドライブ]]を持った[[GRクリーチャー]]が多数登場したが、[[《ジョジョジョ・マキシマム》]]や[[《音精 ラフルル》]]で呪文そのものを[[ロック]]されることや、[[《終末の時計 ザ・クロック》]]をケアするために[[《「本日のラッキーナンバー!」》>《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]でついでのように封じられることが多くなり、[[S・トリガー]]としての機能は失ったも同然になっている。[[手打ち]]をするにも[[マッハファイター]]や通常[[火力]]、[[《メガ・マグマ・ドラゴン》]]などで事足りることが多いため、環境からはめっきり姿を消している。

[[DMBD-13]]で同じく2000全体火力が付いた[[《最終決戦だ!鬼丸ボーイ/超次元オニシュラ・ホール》]]が登場しているが、[[汎用性]]はそちらの方がはるかに高い。

[[DMBD-15]]で[[革命チェンジ]]系統の[[デッキ]]における鉄板の[[《異端流し オニカマス》]]対策である[[《ボルシャック・サイバーエクス》]]が登場。[[【ドギラゴン閃】]]成立後も、より[[汎用性]]が高いそちらが優先されるようになった。さらに[[《Disノメノン》]]が登場すると、[[軽量級]]の[[《異端流し オニカマス》]]対策としての立場も失った。

一応[[DMEX-18]]発売から約3週間が経過した[[オリジナル]]の[[チャンピオンシップ]]を、これを2枚入れた[[【白青赤鬼羅.Star】>【鬼羅.Star】#c3]]が4位入賞している。[[【我我我ブランド】]]の1コストウィニー対策であるが、[[手札補充]]により増えた手札から後続を吐き出してくるため過信は禁物であった。

総じて軽いなりに腐りやすい面は否めず、元々の[[汎用性]]は低い部類にあるため、評価が環境に大きく左右されやすいカードである。活躍していた時というのがあくまでどうしてもこのカードがないと対処に困るカードやデッキが環境にあった時であるということは見逃せない。
総じて軽いなりに腐りやすい面は否めず、後発の競合と比べると過渡期と呼べる[[スペック]]で、元々の[[汎用性]]は低い部類にあるため、評価が環境に大きく左右されやすいカードである。活躍していた時というのがあくまでどうしてもこのカードがないと対処に困るカードやデッキが環境にあった時であるということは見逃せない。

後に呪文側が同コストで遥かに[[除去]]として汎用性の高い[[《Napo獅子-Vi無粋/♪オレの歌 聞けよ聞かなきゃ 殴り合い》]]が登場。

**その他 [#mc261146]
-この[[カード]]を使う際、あまり早打ちしない方が良い。そうでないと、2匹目の[[《異端流し オニカマス》]]が出た時などに難儀してしまう。

-[[カード名]]は[[パワー]]''2''000以下の[[クリーチャー]]を''全滅''させるからゼンメ”ツー”なのだろう。

-[[カード名]]に「[[スクラッパー]]」を含む[[カード]]としては珍しく、[[《地獄スクラッパー》]]のような割り振り[[火力]]ではない。

-[[フレーバーテキスト]]では[[《“轟轟轟”ブランド》]]が「曲がったことは許さない」人物であると評されているが、[[《制御の翼 オリオティス》]]は実際の[[ゲーム]]上[[マスターG・G・G]]による早出しを「[[不正]]≒曲がったこと」と見做してくる。

**関連カード [#a48fa034]
-[[《スーパーバースト・ショット》]]
-[[《ハンマー・ストライク》]]
-[[《火焔タイガーグレンオー》]]
-[[《最終決戦だ!鬼丸ボーイ/超次元オニシュラ・ホール》]]
-[[《堕悪の覇王 シャークウガ/闇の魔改造》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#da4afca6]
-[[DMEX-02]]&br;'''常に[[進化]]を続ける[[火文明]]の[[マスター>マスターカード]]!情に厚く、曲がったことは許さない、漢の中の超・漢!それが[[“轟轟轟”ブランド>《“轟轟轟”ブランド》]]だぁぁぁ!!!'''

**収録セット [#zf9ae0b5]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Miyamoto Satoru]]/[[otumami]]
--[[DMEX-02 「デュエマクエスト・パック 〜伝説の最強戦略12〜」>DMEX-02]]

**参考 [#wf8baaf5]
-[[S・トリガー]]
-[[火力]]
-[[破壊]]
-[[全体除去]]

-[[スクラッパー]]

&tag(呪文,火文明,赤単,単色,コスト3,S・トリガー,火力,全体火力,パワー2000以下,除去,全体除去,破壊,全体破壊,・,スクラッパー,P,レアリティなし,Miyamoto Satoru,otumami);